いないいない 紙飛行機 夜を往く 縹色の霊 蘇生(された) 独り言.14 奇妙な日 虚空 水面(を) ふわふわタッチ falling stars 古いCD 知らないじじいが家 ... 僕らが
何か捨てるとき
それは、つまり
隠したに過ぎないことが多い

捨てられたゴミ
魚の骨や 紙屑や
溶けた誕生日のローソクは
今もどこかに
必ず、ある
土のなかや 空気のなか
...
身籠って 産み落として
遠のいていった 円の扇子

縹色に染めた夜空を次元のフィルターに通して
オパールが形を整えてゆく 円から欠け円へ満ちる

側面と円柱と竹のよう

東へ西へ梯子に ...
家計は火の車
その火の車を売って
お金にしたらいいのに
祈り続けよう
私が人間性を取り戻すまで
祈り続けよう
私が歓喜を取り戻すまで
今言葉は意味の枠を超え
蒼い虚空へと翔び立つ
私の害を超え
私の憎しみを超え
私の苦しみを超え
人間性は ...
コップのなかに嫉妬が黴のように胚胎する
繰り返し繰り返された僕のなかの苦しみが熱い
折り込まれた唇が放火する
どんな夏も愛さなかった水が沸騰する

土手の夕凪に
あの影は やはり現れない
...
昔CDが売れていた頃
私はステージに立ちたかった
人の心を動かす歌詞で
歌を歌いたかった
みずから の
からだを つかいきった ら
今日は、からだぜんぶで 床を かんじてみよう か

床の飴色は頬に ひんやり 
水飴にもなれないまま 
わたしの良からぬ電気を逃がすように アース ...
「前を見て進んでますか?」そんな問い聞こえてきそう曇った夜空

湖に映った僕は揺れているもう一人いる僕が微笑む

川の水汚れはなくて透き通る石斑魚は早い動きを見せる

初恋の人に久々に逢っ ...
色彩を失った街の
無個性な大群のなかに
歩くぼくは
生き損ねた一生物
孤独に気づいた時
時間は止まり
空間を彷徨い
いくべきあてもない
社会の僕(しもべ)である

生き恥晒すために ...
双子だった祖母方のまたいとこはすこし胸が大きい
潤んだ神秘的な瞳は深くて
同い年なのに
大人に見える
意味深な暗号のように念仏がくりかえされるなか
むかし いっしょに あそんだはず ...
みたされて游ぐからだの陰を彫る 夕立に似た匂いの指先 どうしたって女のだから肌をしめつけて日陰を歩きたい。という思惑とはべつに梅雨を無視して日差しは降り注ぐし、あっという間に色褪せる紫陽花にはぞっとさせられる。それは美しさであって、自分ではないというのに ... この先には 庭があり
庭の先には 塀があり
塀の先には 道があり
道の先には 川があり
川の先には 海があり
海の先には 浜があり
浜の先には 道がある

この先には なにもかも
...
ダンデライオンを
口に隠してキスをしたら
あなたは苦味に驚いて離れようとしたから
顔を抑えて あなたの口に移してあげた

慌ててむせながら吐き出した

私は「体にいいらしいよ」と教えてあ ...
木漏れ日が飽和していた。梅雨の晴れ間の日差しを歩いていた。
髪の毛やスーツは熱をおびてゆくのに、からだの芯というか、心臓というか、食道あたりというか、からだのどこかが冷えているような気がして息切れし ...
Equality / 壊れた文房具

後ろへ後ろへ回される答案用紙
それを見て私達の時代もきっと未来に先送り?なんて顔してる君に消しゴムを当てて振り返らせる
「ねぇ 二人で答えあわせしない?」 ...
四つの日キリンをみながら頬張った母のおむすび東北の味


時計みて思い出すほど時間とは遠くにあって想うものかも


味噌まぶし俵のかたち海苔はなしおふくろの味もう二度と無し
終わりよければすべてよし
終わりよくなくても
途中までよければよし
途中がだめなら始めがよければよし
始めも・・なら、準備がよければよし

つまりすべてよし、

よし。
何もしなくとも
腹は減る
爪楊枝咥えるにも
銭がいる
腹が鳴るたび
苛ついて
何もしなくとも
腹が減る

何もしなくとも
税はくる
督促の手間
知る由もなく
ゼイゼイゼイ
...
生きててつまらないかい?
まだわかりません
生きてる途中なので
... ... 冷たい窓ガラスに
一匹のヤモリがいた
わたしとヤモリは
互いの存在を
ほんの一瞬で認め合う
空気がほんの少しだけ
動いた気がした
目が合ったのだよ
確かに
あの時

人間と虫
...
キリストよ、早く降りてこい!危ないぞ!”

と教会の屋根の先端で十字架に張り付いたままのキリストの自殺行為を一応止めたのは禿げ頭の吟遊詩人である。
彼は文字通りあの神の国、或いはこどもの国に禿 ...
「食べる事は、最高の幸せ。」だと
病気の父を見て思う。

炊き立てのご飯と葱納豆。

よく噛んで食べて
完食出来るという事は
何よりも尊いと
味付けの薄いお粥を父に差し出した。

...
「人の、役に立つ事を考えなさい。」

ある晩
淹れたてのお茶をすすりながら
父は諭すように言った。

今でも
(何があるのか?何なのか?)を片隅に置いて
職場の受話器を取り
職場のパ ...
ひとつ足りないと
この団子は出来ません。

(あんこ・ごま・きなこ・ずんだ・醤油・みたらし・よもぎ。)

たくさんの味のものを食べても
お腹がいっぱいになったとは思えないのです。

「 ...
耳をふさいだ
魚をたくさん入れたバケツをひっくり返したように
空は近距離で
青かった
今夜あたりが祭りの頂点か?
ぼくは彼女の心を缶詰に入れて
持ち歩きたい気分だった
完全に ...
太りすぎて
ウエスト周りを気にしている
ボクもアナタも社会も地球も

あふれる物資を
自分の中に投げ込んでみても
消化しないことばかり
なのにどんどん食べている

痩せの大食いがいつ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
銀河 2015/6/30/18:54アラガイs自由詩10*15/6/30 18:55
いないいないもり自由詩1*15/6/30 18:14
縹色の霊朝焼彩茜色自由詩14*15/6/30 15:29
独り言14リィ自由詩0*15/6/30 12:23
虚空渡辺亘自由詩115/6/30 11:13
水面伊藤 大樹自由詩215/6/30 10:52
古いCD番田 自由詩015/6/30 9:59
みずからるるりら自由詩19*15/6/30 8:43
初恋夏川ゆう短歌115/6/30 6:11
晩酌鵜戸口利明、自由詩115/6/30 3:38
血縁自由詩21*15/6/30 1:55
夕立はるな短歌215/6/30 0:05
散文(批評...215/6/29 22:54
庭2自由詩315/6/29 22:44
forget me,not,forget-me-notはて自由詩1*15/6/29 21:33
和解吉岡ペペロ自由詩215/6/29 21:22
Equality / 壊れた文房具自由詩1*15/6/29 20:37
四つの日 (三首)もっぷ短歌4*15/6/29 19:15
よしもり自由詩2*15/6/29 18:52
穀潰哀歌自由詩2*15/6/29 18:33
途中リィ自由詩015/6/29 17:46
無題TAT俳句015/6/29 14:09
短歌015/6/29 14:00
跳躍そらの珊瑚自由詩16*15/6/29 11:56
感電A-VOW自由詩215/6/29 6:05
反面教師。梓ゆい自由詩115/6/29 5:54
父の慮り。(おもんぱかり。)自由詩215/6/29 5:38
串団子。自由詩115/6/29 4:31
太陽とデニムオダカズヒコ自由詩1*15/6/29 2:16
ウエストサイズストーリーイオン自由詩1*15/6/28 22:02

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加筆訂正:
「ハメルーンの笛」に曳かれて/イナエ[15/6/29 4:25]
タイトル一部変更
4.44sec.