生ゴミを巻き戻す
誰かの家にすっとんで
黄色いリンゴに巻き付くリンゴの皮!
片手間!
投げ返してこない
ゴミ捨て場を選ぶことだ
ちゃんと扱えたこと
ないがしろにするのが 立派 ...
秋の公園に朝がきて
木漏れに異常なほど光さす
鈍い振り子の風が落ち葉を巻き上げる
はじめてきづいたのだけど
公園にはたくさんの人がいる
手をつないで目を細めている
でもなぜ?
巨木たちは ...
神宮前の小橋で懐かしのフォークソング唄う人
懐かしの?
わたしは懐かしのを知らない
知らない懐かしを知ったふりして心縮めていたの
右肩横をかすめて通りすぎた黒服男はも ...
こうして ふたりして
笑っている ときでさえ
ふと
悲しい想いに なることがある
ぼくの 前から
きみが 突然 見えなくなって
しまいそうな
そんな 気がして
遠い海の うねり ...
こんがらかったきみの髪に
巻きつかれたぼくの指で
ふたりの悲しみを
解いてみよう
いろんなところで道草をくい
いろんなところで道に迷いながら
いま やっと きみに辿りつけた
これ ...
臨月する、補色
、の
子宮に、
漂う
百年の孤独
私は風邪で寝込んでいた
友達の誰もいない街で
言葉を無くした
フトンの上で
あまり眠れるというわけでもないまま
何かを感じていた
しばらくして起き上がると
イスに座って
窓からの風に吹 ...
水の昏さを溜めてゆく瞳に
追憶のかたちとして映る睡蓮
青い闇の底
鍵盤が滴る
それらを奏でる指たちは
烏座の方角からやってくる
遠くにたたずむほの白い光圏の
愁いと呼応するカーテンの揺らめき
漂う柑橘の花の香が
ふとひと ...
水の流るる音を聴きながら
目を閉じると
深い山奥へと魂が運ばれる
まだ誰も見た事がない
苔に覆われた岩々が
小さな水滴を生み出す
どんな物語もかなわない
始まりの世界
これから何が ...
歯ブラシが知らないうちに増えていたやけに激しい風が吹いてる
一休のトンチのせいで大惨事やけに激しい風が吹いてる
こんなにもAV観てる俺なのに一度も見ないSEXの夢
コカ・コーラ0、午後の紅茶ノンカロリー紙パック500、ヘルシアウォ―ター
スクラロース、アセスルファムK、人口甘味料
何百倍の乾坤一甘
シャブ、ヘロイン、LSD
いえい、いえい ...
{引用=(わたしには言いたいことって一つしかなかった)}
全てであって唯一であって
たとえて神さま宛ての一度きりの手紙だとして だから
たくさんを考えてたくさんを削ってみて
「伝わる」って ...
よくわかるのだけど
しんたいかんかくのことばへのへんかん
そして
「※それ」へのきょうかんへのかつぼう
よくわかるのだけど
わたしは
その先を知りたいんです
なぜ、なんのために、自分を削 ...
戦争のない平和な時代らしい
確かに平和な世界には戦争はない
待合室のテレビがNHKであることに
神経質に抗議している男がいて、
受付の年配の女性がやんわりと聞いていた
祖父は紫電改の ...
満天の星空を見て
思い出す
澄んだ思い出
済んだ思い出
風が髪に纏わり付いて
香りを運ぶと春
長い睫毛が絹の肌にかかり
スカートを脱ぐと夏
手と手がゆったり合わさり
頬を赤らめる ...
アボリジニより
イルカが好きな
オーストラリアン
ラリルレラリラ
アラブ人より
イルカが好きな
アメリカン
アメミムメモアモ
今夜パーティーで
盛り上がろうぜ
さあ、ヒ ...
巨乳は
巨乳を隠したがるし
貧乳は
パッドを入れやがるし
一体、何を信じればいいのか・・・
私は疲れてしまったんです
疲れ果ててしまったんです
僕には
返す言葉が見つからなかった
...
今日を捨てる人に
終わらない明日をあげよう
まあ、あっという間と言うか
もともと才能があったんですね
いつ実行するかだけの問題で
たまたま、タイミングが
合ったということです
普通のことです
それでもビリが大学合格したなんて
...
たとえばある種の硝子を隔てて
見つめても そこには世の冷たい写しと
見飽きた己の顏しか見いだせないのだが
硝子の向こう 不可知な領域からは
こちらの姿が逐一観察できるように
ひと筋の時の ...
「ねぇ なんで喋れないの?」
染めたこともないのだろう
黒髪に浮かぶ 天使の輪が揺れて
不思議そうに彼女が私を見た
ほんの気紛れだった
クラスメイトの誰とも関わらず
自分の ...
どこまでも高く
伸ばした指先に触れる
刹那の瞬きは
永遠に似ている
掌から足の先まで
私の小さな宇宙を
射抜くには余りある
輝きの奔流を一身に受け
まだ見ぬその向こう側へと
...
すべての昨日が置き去りだ
剥いだ蒲団は生暖かい
申し訳ないではない
悔しいではない
可哀想ではない
申し訳ないしかない
悔しいしかない
可哀想しかない
言葉の生む貧しさよ
...
かけるにはまるい枠がふたつほど必要です
わくわくないとお目こぼし落ちこぼれる体
だから決して眼鏡をひらいてはなりません
めがね
めがわ。
めが。わ
め。がわ
ぬがわ
一つ、まる ...
屋上の鍵を開けてほしい。
それはどこでもよくって、たとえば学校、病院、あるいは都会、夜の空。
どこでもいいから、逃がしてほしかった。
青春とか、出来合いの言葉でなぐさめないで、あなたの情熱で、思 ...
顔 鏡に映った自分の顔
腫れぼったく目が赤い
二日酔いの
こんな時間に起きた
己の欲望に負けた人間の顔
若いころは内面が空虚で空虚で
見てくれで勝負するしかなかった
から小奇麗にして ...
足元が覚束ない
上からも下からも
鋭く冷えた光が照り
つけ
涙があまりにも直線的に流れてくる
その必要はないのに
空気はとてもきれいだ
何も犠牲にする必要はない
薄暗い天井が
安 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
速い朝
nemaru
自由詩
1*
15/6/8 0:32
恐怖と悲しみ
なをり
自由詩
4+
15/6/7 23:15
木漏れて
芦沢 恵
自由詩
16*
15/6/7 22:37
愛歌・序章《夏》 きみは もうすぐ二十歳(はたち)
南無一
自由詩
2
15/6/7 22:30
愛歌・序章《春》 こんがらかったきみの髪に
〃
自由詩
1
15/6/7 22:26
西瓜
草野大悟2
自由詩
1
15/6/7 22:07
誰も知らない日
番田
自由詩
1
15/6/7 22:04
睡 蓮
塔野夏子
自由詩
2*
15/6/7 21:46
五月の夜
〃
自由詩
2*
15/6/7 21:45
流るる水
猫の耳
自由詩
3
15/6/7 21:36
歯ブラシが知らないうちに増えていたやけに激しい風が吹いてる
北大路京介
短歌
3
15/6/7 21:32
一休のトンチのせいで大惨事やけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
1
15/6/7 21:31
こんなにもAV観てる俺なのに一度も見ないSEXの夢
〃
短歌
2
15/6/7 21:30
デスワーク
秋也
自由詩
0
15/6/7 20:41
(2015.06.07) 往復書簡840)
もっぷ
自由詩
3
15/6/7 19:56
ヴェクサシオン「騙されながら騙している(かのように)」
〃
自由詩
2
15/6/7 19:50
紫電改
じぇいぞろ
自由詩
1
15/6/7 19:02
水性サンドイッチ
瑞海
自由詩
3*
15/6/7 18:53
イルカ肉でBBQ
花形新次
自由詩
0
15/6/7 18:46
いつかきっと
〃
自由詩
1
15/6/7 18:15
終わらない
リィ
自由詩
3*
15/6/7 16:49
学年トップの女子高生が一年で猟奇殺人犯になるまで
花形新次
自由詩
2
15/6/7 14:54
長くも短くもなく終わりも始まりもまた
ただのみきや
自由詩
18*
15/6/7 14:08
女子高生と人魚
愛心
自由詩
4
15/6/7 12:18
スターライト
404 no...
自由詩
1*
15/6/7 5:51
エスキス14
宣井龍人
自由詩
6*
15/6/7 2:00
眼鏡。/即興ゴルコンダ(仮)投稿.43
こうだたけみ
自由詩
2*
15/6/7 1:34
嫌いになってよ
ユッカ
自由詩
5
15/6/7 1:26
夜中に目が覚めて
りゅうさん
自由詩
3
15/6/7 0:43
安心しすぎた夜
noman
自由詩
1
15/6/6 23:54
1853
1854
1855
1856
1857
1858
1859
1860
1861
1862
1863
1864
1865
1866
1867
1868
1869
1870
1871
1872
1873
1874
1875
1876
1877
1878
1879
1880
1881
1882
1883
1884
1885
1886
1887
1888
1889
1890
1891
1892
1893
加筆訂正:
随筆 2014
/
結川菜青
[15/6/7 19:13]
おかし→をかし
長くも短くもなく終わりも始まりもまた
/
ただのみきや
[15/6/7 17:56]
最後のほうの 「静止 して」 の一行前の「気持ち」を「つもり」に変えました。
長くも短くもなく終わりも始まりもまた
/
ただのみきや
[15/6/7 15:57]
誤字修正しました。
4.19sec.