本当の自分になろうと藻掻く日々自分自身を受け入れる日々

少しずつ薄暗い空晴れていく梅雨と梅雨の間の晴れ間

耳澄まし鳥の囀り聞いている話しかけられている気がする

久々にハーモニカ吹き懐 ...
元カレのTシャツで牛乳拭いている 値札ついたままのぬいぐるみと話している クーポン使ったせいかポテト冷めている 友達にもう戻れない君といるやけに激しい風が吹いてる ブスだって美人局かもしれないなやけに激しい風が吹いてる 乾電池直列にして豆球の限界を知るごとき失恋 友人から興味深い話を聞いた

音楽にも創作にも言えたことだけど、物を作る際、何かの真似をしたがる。
真似をした結果、原作か真似した側どちらかが廃れる。らしい

勿論原作とは、文章に限らず音楽 ...
鳥の羽ばたく音が聞こえる。部屋の中で。その鳥はとても大きく、翼を広げた影には戦闘機の機影のような威圧感さえ感じさせる。空気を鉄の塊にして叩きつけるような、猛烈な羽ばたき ... 誰かに思われている
と知ったときの喜びは
生きている中で最高のものだ
例え相手が同性だったとしても
例えそれが熟女キャバクラの
同い年のやすよさんだったとしても

昔から
突然好きだと ...
 
砂漠の真ん中で
洗濯機が回っている
インド綿のシャツを着た官吏が
時々中を覗きにやって来る
 
飛行機が上空を通過する
やり場のないコウモリ傘や
目新しい嘘を乗せて
 
真夏日 ...
パブミラーみたいな青空に
 
幾条もの電線が、擦り傷のように付いている。
 
パブミラーみたいな青空に
 
並ぶボトルのようにビルが立っている。
 
電柱がバースプーンのように世界 ...
レンゲ畑に雨が降る。
 
レンゲ畑に雨が降る。
 
背後の山は、雲に溶け
 
アブサンみたいに乳化する。
 
レンゲ畑に雨が降る。
 
レンゲ畑は誰もいない。
 
誰 ...
この両の脚が踏みしめるここがどこで
 
その先が何処に向かい、何処を目指してるのかを
 
完全に理解出来ている冒険者は、
 
一体どれだけいるだろう?
 
 
 
毎日が一生 ...
人々の行き交う、東京駅の構内。

黒く髪を染めた
赤い靴の、ちっこいお婆ちゃんが
赤い傘を、杖にしながら
白い化粧の頬を、ゆるませ
何ごとかを唱和しながら
ゆるり…ゆるり…進んで行く
...
夜に耐え

夜に泣き

それでも朝を迎える

おはよう

いつかは覚めるものさ

眠れずとも

必ず朝は来る
目的があるときは
痛いところがあっても
気力をだして頑張るのに
余裕ができると
痛いところを探し始める

今日は腕が痛い
腰が痛い
布団の中で
朝すでに頭が痛い
どこか他に痛いとこ ...
いつから眠っていたのだろう
喉が渇いて目が覚めた
タイマーの切れた扇風機が
気難しそうに押し黙っている

枕にしていた右腕に
畳の跡と焼けつく痺れ
汗ばんだシャツの裾を振る
庭木の蔭か ...
サーバーの移行にともない
おまえのクソ作品を
ごみ箱に棄てようとしましたが
大量のおまえのクソ作品をごみ箱に
棄てるという行為に
私の貴重な時間を1秒でも割かれるのが
おまえのクソ作品を放 ...
え~、今回ゲストでお呼びした町田さんが
中也さんのことを書いて、朗読して
僕等も5人で、中也さんの詩を、朗読して
会場のみなさんも!聞いて下さり
どうやらこの会場に訪れた
空気中に漂う中也さ ...
気持ちいいことなら
ずっとやっていたい
ただ、気持ちいいことが
何なのか分からなくなってきている

「気持ちいいことは
気持ちいいことと掛け合わせると
倍以上気持ち良くなる」

仮に ...
目線の先に、踏み台は置かれ
ゆっくりと腰を沈めて
砂に指先を、ふれる。

――僕は、何処まで翔べるだろう?

自らの心音に、少し震えながら
あの笛の鳴り響く時を、待つ。

前方に、顔 ...
踏まれた影は
足裏を剥がれ
午後の陽なたに取り残された

じりじり
地面に焼きついて

暗室に水を滴らせ
白く感光する
幼年の記憶

影を踏んだ子は
逃げていく

どこまで ...
ジャンボくじ買うて寝ず見るアホの夢
良い夢を見ようと
集中していたら眠れなくなった



仕方がないので
起きようとしたが
眼が裏返っていて
何も世間が見えない

暗転した中、手探りで
部屋の灯りのスィッチを ...
家を背負っているのではない
としても
先祖代々の戒名が殻に閉じ込められ
捨てることなど出来無い重み

ああ
家を捨てたナメクジよ
お前は…
150606


めがねの度が合わなくなってきた
またお金がかかるわね
本を買うお金がこうして消えて
めがねをかける必要の無い
兄弟姉妹が羨ましいと思う
そ ...
 疋田龍乃介の作品を読んでいると、使われている単語の意味が攻撃的だったり、構文が逸脱的だったりして、漠然と「暴力的である」と感じる。ところで、疋田の詩の暴力性とは実際どのようなものだろうか。それは意味 ... しとしとと静かに雨が降ったら

庭に咲く矢車菊でもつんで、

過去の男の想ひ出を断ちます。

ハーブティーがゆっくり香りだした頃に
 
傘もかわかない間に

また 雨がふる

あなたの瞳に 雨がふる




 
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
本当の自分夏川ゆう短歌015/6/9 6:14
元カレのTシャツで牛乳拭いている北大路京介自由詩1115/6/9 0:22
値札ついたままのぬいぐるみと話している自由詩715/6/9 0:20
クーポン使ったせいかポテト冷めている自由詩615/6/9 0:20
友達にもう戻れない君といるやけに激しい風が吹いてる短歌315/6/9 0:19
ブスだって美人局かもしれないなやけに激しい風が吹いてる短歌215/6/9 0:18
乾電池直列にして豆球の限界を知るごとき失恋短歌415/6/9 0:17
創作と廃れ斎藤 九散文(批評...015/6/8 23:34
巨大な羽ばたきのビートホロウ・シカ...自由詩2*15/6/8 23:16
喜び花形新次自由詩015/6/8 22:59
真夏日たもつ自由詩1315/6/8 22:50
パブミラーみたいな青空に元親 ミッド自由詩115/6/8 22:25
レンゲ畑に雨が降る。自由詩015/6/8 22:24
冒険者自由詩1*15/6/8 22:22
赤い靴のお婆ちゃん     服部 剛自由詩415/6/8 21:53
グッドモーニングヒーロー秋也自由詩115/6/8 21:52
痛さを探す猫じろう自由詩115/6/8 21:21
真夏青井自由詩115/6/8 20:55
お知らせ花形新次自由詩015/6/8 20:39
日本の詩祭・朗読ステージ―町田康氏とのかけあいより―服部 剛自由詩415/6/8 20:33
気持ちA花形新次自由詩015/6/8 20:19
笛の音服部 剛自由詩315/6/8 20:03
影踏み鬼Lucy自由詩13*15/6/8 16:05
ジャンボくじ買うて寝ず見るアホの夢奥畑 梨奈枝川柳215/6/8 12:10
……とある蛙自由詩6*15/6/8 11:56
カタツムリイナエ自由詩18*15/6/8 11:55
眼鏡。あおば自由詩6*15/6/8 9:20
疋田龍乃介詩集『歯車VS丙午』について葉leaf散文(批評...215/6/8 4:18
忘れな草飛翔自由詩015/6/8 3:45
雨模様殿上 童自由詩14*15/6/8 0:42

Home 戻る 最新へ 次へ
1852 1853 1854 1855 1856 1857 1858 1859 1860 1861 1862 1863 1864 1865 1866 1867 1868 1869 1870 1871 1872 1873 1874 1875 1876 1877 1878 1879 1880 1881 1882 1883 1884 1885 1886 1887 1888 1889 1890 1891 1892 
加筆訂正:
のろいのために/片野晃司[15/6/9 6:04]
文字化けするかどうかテスト
水性サンドイッチ/瑞海[15/6/8 21:34]
6/8 題名を改訂しました
4.27sec.