むみむしゅう
いわれたらさびしい
くちびるうすい
やせたはだ
はしたないようにもみえた
しなだれかかっておしゃく
ゆびきれい
かたくなる
ごろくにん
...
自称詩人は
高い確率で
犯罪者であると
NPO法人「自称詩人の家族」が
発表した
一昨年中野で発生した
女子中学生失踪事件も
23歳の自称詩人が
「私は詩人だが、送ろうか?」
と ...
ぼくは師匠にうでを見込まれて
理髪店を一軒任されるようになった
へたくそが髪を切ると、髪が伸びるとそこだけ浮いたようになる
師匠に教わったやり方だとそうはならなかった
髪の毛と ...
灰色の薄明の底に
灰色の湖が静かにひろがる
その汀にひとり佇んでいる
灰色の薄明は薄明のまま
明けることも暮れることもない
灰色の湖はただ静かだ
誰の 何の気配もない
ただこの場 ...
小川がさらさらと流れていく
時の移ろいを
知ってか 知らずにか
気ままにさらさらと
聴こえるのは それは遠い日
遠い日に見た沈む夕日が
ぽっちゃっと音を立てて ほら
最後の光のしっぽ ...
足りないから 足してゆく
多すぎるから 引いてゆく
どちらがたやすくできるか
知っているかと
こどもたちに質問をしたら
本気の二者択一が返ってくる
ただの思いつきクイズなんだけど
...
「酒たばこシンナー遊びは身の破滅」
いきなり飛び込んでくる。誰も見向きもしなくなった看板だが、私にはぐっと来た。
交差点、ちょっとしたバスの待合所がある。何度も通った道にも関わらず ...
いじめられてる少年を見た
町の外れのバス停で つい
途中なのに 降りてしまった
いじめている少年を見た
まだ、間に合う
直感したから 手に握らせた
キャンディーだった
キャラメルやチ ...
160327
根羽ならぬのか毛声に
根羽ならぬのか毛声に
ネバナラヌノカケゴエニ
ギボンの雌が悲鳴をあげて
軍舟の上に落ちてきた
子を攫われた悲しさに
腸が割けたと ...
これは植物由来成分配合弱酸性無香料で敏感
肌にも赤ちゃんの肌にも使える人にやさしい
化粧品ですとうたわれたりおどらされたりし
ているあいだにシアバター・ワセリン配合に
シアワセを見つけたりする ...
団欒の横
座椅子に座り
静かにみかんを剥いている
今日どこかへ出かけたことも
娘の顔も
忘れたよと笑う
テレビの映像は意味を失くし
新聞は取りに行くだけの紙になり
積み重ね ...
このつぼみ桜の中で
咲かないつぼみは
あるのだろうか
わたしは咲かないつぼみ
いいつぼみだと言われながら
今年も咲くことができなかった
桜は自分の力で咲くのだろう
うらやましい
木の枝が先端から腐り始める
雲はその重たい体を
大儀そうに持ち上げている
光は決して明るくなく
まぶしいとしか感じられない
意識にはあぶくが混じり
まなざしは途切れてばかり
体も ...
春一つにっぽんの目と耳が待つ
子と母とその母と会う春の川
春の風父さん遺すバーバリー
ライラック同じ匂いの母子連れ
パリ行きのチケットリラの花薫る
い ...
小さな穴を掘って
小さな埋葬をした
小さなかなしみに
小さな花を供えた
小鳥には翼があるから
虫のようには眠れないだろう
空を忘れてしまうまで
地中で長い長い夢をみるだろう
...
その肩を掴んで、
どこまでも歩いた。
思念が浮かんでは、
沈みを繰り返した。
私は痛む胸を押さえながら、
水のなかに深く沈む。
たくさんの目が、
目のなかの目を見つめている。
目の ...
少子化対策だからと言って
アホカップルの子供ばかり増えても
日本のために良くないし
生まれてくる子供も
酷い目にあわされることが確実なので
妊娠が判明した段階で
胎児一人につき5000万円 ...
紫が、れん・煉瓦。
かすか(に)ふえかさ・かさなって、
わたしら、また、ねね・ねむ・眠たくなる
のろい、泡の、すきとおったまぶ・目蓋
(に)ハリガネの蚊が
お ...
聖オホーリオは暗闇に差し込んできた光に目をこらした
愛だった
セント・オホーリオのどん底の2 ...
何かの気配に目という耳を澄ますと、
背後に誰かの指をみた。
振り返ると、
目から耳を、
耳から指を、
指先から声を垂らした、
私が立っていた。
私の指先から垂れる声は、
ひどく力な ...
依存性とは外的な要因が大きく作用してしまうものである。いくら遺伝子の魔術によって勧誘されようにも、実際に巡り合わなければ誘惑されることもないのだ。
澄んだ青空のもとで長時間待たされる。これ ...
*
中学の頃の話だ。近所のセントバーナード犬をよく散歩させていた。
図体は巨大なくせに子犬に勇ましく吠えられると、かならずいそいそと私の方へ戻ってくるような気弱な(あるいは優しい)奴 ...
僕がいくら部屋に閉じこもって
この部屋の空気を濁したって
窓を開けた先の空気は澄んでいる
そういうものだよね
いくら夏の砂つぶを挟んだままのサンダルを
玄関に置いていたって
誰も僕を連れ出 ...
破裂弾の様な狂気の寝起き姿で歯を磨く君の覚醒を感じた私は私ではないまま無防備な姿で小さく寝息を立ててる真実の狂姫だ。二本の脚が限りなく連鎖して朝陽に濡れ乍らまだ拭い切れてないアダムの筋 ...
縄跳びに入れない跳べない桜
初桜僕はどこに来たんだろう
姥桜絶望的に横たわる
「誠に勝手ながら…」
とくれば、こう続くのが世の倣いである。
「○○日と○○日は、お休みさせて頂きます」
大型連休、盆休み、正月の他、不定期で休むときなどにも、よく見かける。こん ...
幸せはいつか
カケラを変えてしまう
悲しみはいつか
色褪せてしまう
記憶はいつか
眠ってしまう
だからカタチにして残す
僕はもう
今をなくしたくはないから
...
未来より
過去を考える
青い
意味を失った時間が流れていく
意味を失った感情が流れていく
継ぎ接ぎの体で
継ぎ接ぎの体で
水から出て行こう
火から出て行こう
幻聴を剥がして
何処か ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
妖婦の教え
吉岡ペペロ
自由詩
2
16/3/27 22:25
田中蛸男「サークルのノリ」
花形新次
自由詩
2
16/3/27 22:00
特権
吉岡ペペロ
自由詩
1
16/3/27 21:36
灰色景
塔野夏子
自由詩
4*
16/3/27 21:29
小川の夜
もっぷ
自由詩
5
16/3/27 21:12
夢のしおり
〃
自由詩
4*
16/3/27 20:53
ビューティー・メッセージ
カンチェルス...
散文(批評...
1
16/3/27 20:41
お菓子の魔法
もっぷ
自由詩
2*
16/3/27 20:37
歌ったり踊ったりしているあいだに
あおば
自由詩
4*
16/3/27 18:24
歌ったり踊ったりしているあいだに/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
5*
16/3/27 17:27
みかん
yaka
自由詩
3
16/3/27 17:10
つぼみ桜がうらやまし
イオン
自由詩
0
16/3/27 16:43
風邪
葉leaf
自由詩
2
16/3/27 15:40
「西へ西へ」 2016.03(八句)
もっぷ
俳句
2
16/3/27 15:12
つばさ
yo-yo
自由詩
9*
16/3/27 14:38
海を噛む
あおい満月
自由詩
2
16/3/27 14:36
やはり妊娠税は必要だ
花形新次
自由詩
0
16/3/27 13:56
nemuri
草野春心
自由詩
0
16/3/27 13:29
聖オホーリオの偶像
TAT
自由詩
1
16/3/27 13:09
指先の声
あおい満月
自由詩
4*
16/3/27 12:43
ニコチンよ永遠に
アラガイs
自由詩
10*
16/3/27 5:16
ぜんぶ
ハァモニィベ...
自由詩
2*
16/3/27 2:49
十代の腐臭
うみこ
自由詩
2*
16/3/27 2:20
『「深層放射」=「空喰い女」』 (百四十字詩) ★Odb ...
ハァモニィベ...
自由詩
2*
16/3/27 1:50
縄跳びに入れない跳べない桜
北大路京介
俳句
1
16/3/26 23:48
初桜僕はどこに来たんだろう
〃
俳句
0
16/3/26 23:47
姥桜絶望的に横たわる
〃
俳句
0
16/3/26 23:47
貼り紙世界の果て
カンチェルス...
散文(批評...
1
16/3/26 23:43
僕のカケラ
幸絵
自由詩
0
16/3/26 23:42
ブルー・ノスタルジー
ゴースト(無...
自由詩
3*
16/3/26 22:43
1662
1663
1664
1665
1666
1667
1668
1669
1670
1671
1672
1673
1674
1675
1676
1677
1678
1679
1680
1681
1682
1683
1684
1685
1686
1687
1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
1695
1696
1697
1698
1699
1700
1701
1702
4.49sec.