もう会うことのない友人から
私の元に毎年来る年賀状
この世のどこかにいる二人目の子供の笑顔
私は 別に 知らなくても良かった
異世界の事実を知らせるために
けだるい朝
仕事に行くのもおっくうで
とりあえずコーヒーでも飲んでみる
そういえば
全てのものには重さがあった
部屋のサッシのガラスにも重さがあるし
この蛍光灯にも重さがある
...
草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀

はじめに言っておくとこれはキックだ
蹴っ飛ばすことによって動き出す情報の速度を示すための準備だ
テーブルをまわす動作が洗練されていく中華料理店のための ...
悲しみの数だけ微笑みを
そんな願いが虹を創るの?...
神様はいつも何も答えずに
空は捻くれ厚い曇を呼ぶ

今夜も雨がこの街を冷やしてる
正しい温もり持つひとを
試すように降り頻るよ
...
眠れない夜が不気味に笑っている 私は部屋の隅にあった、
鍵穴のような小さな穴を覗く。
ぐりぐりぐりぐり、
視線の針先が穴をまさぐる。
私はその触覚が擦れあう音のような、
快感に歓喜する。
ぐりぐりぐりぐり、 ...
自分の外側にぴったり貼りついている世界を
引き剥がしてゆく
すると
自分の内側にぴったり貼りついていた世界も
剥がれ落ちてゆく
すっかり引き剥がし終え
剥がれ落ち終えて自由になった
と思 ...
愛することにヤマアラシのジレンマを感じ始めたら 
その愛は息をするにも辛くなり 
手放すことも出来ず 
ただただしぼんで枯れていくのを
見守っていなければならないの? 
次第に冷えていく愛を ...
故郷
遠く離れて
帰ることのできない場所

ただいま
朧な思出のなかで
ひとり呟いてみる

迎える声が
響くことはない
おかえり

形にならないものたちが
消えてしまわないよ ...
「こんな痛さなら毎日でもいいかも」

雪を踏みしめてやっと校門にたどり着いたら雪玉が顔に飛んで来た…

当たらない様に君に雪玉を投げ返しながらそう思った
手のひらにヒヨコのおもちゃ雪月夜 2回目の迷子の知らせ牡丹雪 寒がりで冷え性の雪女でも生姜食べれば良いよとタモリ 雪を含んだ荒れ狂った風がふくとき
懺悔をすることにしている

だれにも聞こえない声で
してしまった罪を告白する

あしはますます重くなり
背中は痛いほど冷たくなるのに
心だけがぽっかり ...
憲法を改正して
1条を
「天皇は神聖にして侵すべからず」にしたい
国民主権や基本的人権の尊重は削除
9条は大幅に変更して
有りとあらゆる殺戮兵器の保有を認め
兵役を義務化したい

核兵 ...
ぎぼうしゅの咲く頃
おばあちゃんを 思い出す

上の橋の欄干には
玉のような 不思議なソフトクリームが
乗っかっちょん

舐めても 冷たくない
それは 真夏の安らぎ

せせ ...
    きょうは「大寒」ですと
テレビの気象予報士が言っている

       どうりで 昨夜は
      ゆめまくらのなかで
        ウラノスからの
     純白な結晶をむす ...
あの日みた風景は

いつだって忘れてない
それはきっと幸せなのだろうか

自身を辛くさせてるだけではないのだろうか

大きな果てしない空を仰いで

白い素肌が赤くただれた

大き ...
「砂場の中に、小さなスコップが埋もれている。」
幼い頃
父と遊んだ記憶と共に。
足跡を辿りたくて・確かに存在する思い出を取り返したくて
私は無心に穴を掘る。
「お父さん。お父さん。」 ...
ピークだ!

見上げれば
樹木生い茂る急傾斜の山道の先 雪を被った一際高い平らな山影
鉛と化した両脚 スッと軽くなり
速足半ば駆け足 息切らし到着
してみれば またしても山腹の丘 泰然と平 ...
沈黙を恐れるということは
実は伝わっちゃっているということを薄々知っているからではないか
そういう意味でこれからSNSは廃れるだろう
人々は自分たちがテレパシーを使えるということを
それが自分 ...
「自尊心よりも、自分が期待されている役割を読み取り、それに近付くために努力を惜しんでいないということか。」
「そう。志はとても高いわ。私のみてきた数多の訓練生と比べれば一目瞭然。あなたも感じているん ...
言葉が
みちを歩いている
道先の
小さき花とであい
言葉は
それを喜びと感じる

言葉は
鳥とであい
空に恋をする

こころは
言葉の
指揮をとり

幾年の
こ ...
寒いです、こんな時に釣りへ行くやつは馬鹿野郎です。
このボクも何を隠そう大馬鹿野郎なんですが、さすがに今回は釣りをあきらめました。

それで家で悶々としているうちに、そろそろお昼時です。
近い ...
そいつのことを「はんだめん」と呼んでいる
そいつは自分のことを 「たぬき」と自称している

初めて「半田麺」と云う食べ物を知った時は
なぜまた溶接面を商品名にするとはなんと奇抜で夢のある ...
これは始発ですかと尋ねると
彼は首を横に振る
そうか僕は遅刻したのか

車内は冷房効いてますかと彼に尋ねると
入っているのは暖房だという
そうか今は冬であったか
かつてできたことのなかった 恋人
そんな友人が 婚活でできた 女の子
二人は手をつないで 夜の街へ
とても恥ずかしがり屋だった二人の手のひら
今 春を生きるかつての手のひら
ログ履歴をずっと見ている
ある人間
(仮にミッキー吉野家としておこう)
の他人の投稿に対する動向チェックだ
先ず、21:23:00に
キンタマ王子清介の
1500字にも上る
超クソ投稿を ...
うっかり本当のことを言うと

叩かれる世界に於いて

自分を殺して暮らすのは

全く俺らしくないので

本当のことを言おうとしたが

今朝起きたら

どうでも良くなった
...
鋳掛屋は大阪付近では昭和40年代まで見かけたのだとネットには書いてある。西暦に直せば1965年から70年くらいの期間、日本国が美しい国から、あまり美しくない、やけに忙しく伝統を捨てて、国土開発の名の破 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
一枚の年賀状番田 自由詩116/1/22 9:56
重さ葉leaf自由詩416/1/22 4:56
草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀rabbit...自由詩316/1/22 3:51
虹が架かる夜颯太@自由詩1*16/1/22 0:13
眠れない夜が不気味に笑っている北大路京介自由詩716/1/21 23:22
針先あおい満月自由詩616/1/21 22:58
悪 夢塔野夏子自由詩2*16/1/21 22:19
冬の夜と氷の朝文字綴り屋 ...自由詩016/1/21 22:14
故郷くろねこ自由詩0*16/1/21 21:56
初雪しょだまさし自由詩016/1/21 21:52
手のひらにヒヨコのおもちゃ雪月夜北大路京介俳句316/1/21 21:15
2回目の迷子の知らせ牡丹雪俳句216/1/21 21:15
寒がりで冷え性の雪女でも生姜食べれば良いよとタモリ短歌116/1/21 21:14
白の世界朧月自由詩216/1/21 21:07
新年だもの、夢を語ったっていいじゃない花形新次自由詩016/1/21 19:55
小葉擬宝珠  コバギボウシ藤鈴呼自由詩2*16/1/21 19:54
風と光の変奏(六)信天翁自由詩116/1/21 19:43
淡い日々斎藤 九自由詩116/1/21 18:33
鋳掛屋梓ゆい自由詩5*16/1/21 16:39
魂の営みたけし自由詩3*16/1/21 15:58
西暦3000年馬野ミキ自由詩316/1/21 14:19
Miz 13深水遊脚散文(批評...1*16/1/21 13:02
空還し溶融自由詩116/1/21 12:38
熱々、おじやうどん。atsuch...散文(批評...3*16/1/21 12:09
鋳掛屋るるりら自由詩15*16/1/21 10:21
汽車(JR)縷々流 縷々自由詩216/1/21 9:51
初めての春番田 自由詩216/1/21 9:32
詩投稿サイト運営者の誘惑花形新次自由詩016/1/21 8:21
本当のこと颯太@自由詩0*16/1/21 5:37
鋳掛屋あおば自由詩8*16/1/20 23:36

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