ウンコの拭き方については
未だに議論が続いている
後ろから手を入れて後ろに引くか
前から手を入れて前に引くかだ
これが女性だと
衛生上、後ろからが普通なのに対し
男性の場合は前からでも
...
実家に帰り、午睡をする。
窓外で
うらかな陽に照らされたポストが
かたっと音をたてる。
配達夫のバイクの音は遠ざかる。

そんな風に僕はいつも
待っている
昨日も、今日も、これからも
...
多くの人が溢れる街
私が この街に暮らして何年だろう
今 私に帰る場所は だけど 無い
そんな光を見ている 今の 私がいた


ロンバケのやっていた 昔見たことのある場所
隅田川の畔の深 ...
鎌倉の朝は、なぜか散歩がしたくなる。
低い緑の山間から
燦々と顔を出す陽をあびようと
玄関のドアを、開く。

日頃住む街よりも
澄んだ風を吸いこみ
図書館の庭に足を踏み入れ
ベンチに腰 ...
天井一面に桔梗の花が咲いているという
わたしはそういうものが見える性質ではないので
驚いて友人に聞いてみると
特に悪いものではないらしい
おそらく先祖の誰かが好きだったのでしょう
たまには本 ...
あまいとおもっていた
あなたの言葉は
いまでもわたしの喉をふさいでいる
目の内側から金色がおしよせて
まもなく手も足もうごかなくなる
キンタマ王子も
今年で82歳になった
いい加減、王子でもないだろうと
みんなに陰口を叩かれても
父親のキンタマ大王が
生きているのでどうしようもなかった

歳を取ると
キンタマ袋も
...
一人の男がバイクに乗って走り出す。
走り出す前に、ガソリンを撒いて火をつける。
火をつける前に、タイヤを外す。
タイヤを外す前に、橋からダイブする。
橋からダイブする前に、新聞をとる。
新聞 ...
指を折って数えて間違えている キンタマ王子は
小谷実可子の大ファンなので
(現在進行形だ、文句あっか!)
自分もシンクロをやりたいなと
常々思っていた
すると最近マスコミで
男のシンクロも取り上げられるようになった
...
オリオンが
そろそろ昇る
秋空に
願いをかけて
夜は更けゆく
昨夜の午前0時に
久々のチヤルメラが鳴った

ラーメンのドンブリを用意して
追いかけようとしたが
あのチャルメラは猛スピードで過ぎ去っって往った

チャルメラは歩く速度で流さなければ ...
素っ気ない態度を見せる職場では二人の時は甘えん坊に

絵手紙が夏の終わりに飛んできた夏より熱い大きな太陽

蝉の声夏の印象暑くする夏の終わりを感じさせる声

夜の道猫の泣き声響き渡る夜の何 ...
某レンタルショップの袋をぶら下げて帰ってきた君
それに向く興味と君の肢体が放つ香りに向く視線と
今、今 口を開いたらどちらも追求してしまいそうで
思わず目を逸らし 思考を閉じたま ...
ある日のない日に
      ―秋亜綺羅さんのココア共和国vol13からー



秋亜綺羅さん「羊のきみへのラブレター」の中の

――ある日のない日に――

このフレーズが気になり ...
『夕暮れ』

寂しいと呟けば
誰かが
肩を抱いてくれそうな
そんな
秋の夕暮れに


『曼珠沙華』

野辺の道に咲く
真っ赤な曼珠沙華が
やけに扇情的で
まるで娼婦のようだ ...
 卒寿のおひとりさまにあって
 起床時と就寝時のあいだには
 別個の世界がころがっていた
 
      灰いろの深い溝に
   芥子色の北風が渦まいて

       眺めみたものは
...
何だからんだお薬で走り抜けてしまって
休日を無駄にした。

薬も安いコーヒーもODした薬もすべて無駄にしちゃって
安いミサイル撃ち込んで
ナパーム弾で打ち払い
焦土と化した戦争の知識の欠片 ...
痛みを経験した者は
痛みを遠ざけようとする
痛みは見えない
個人的な経験

理解は求めていない
ただ想像する事が
可能なのか
知りたい

みんな みんな
いっぱい いっぱい
固 ...
恋した女の子
みんな みんな
ほかの男にさらわれて
ぼくは
ますます
詩とつるむようになり
やんきー座りで
ふかす
とーきょー
ふぁみりーまーと
かくかぞく
にじゅうごじはんの
...
元気にしているだろうか。っておもうわざと思ったいつかのために

うんうんとわたしの横で言うきみのすこし遠くにやさしい鈍器

口ひとつ持ってしまった かなしいなきみの言葉を待てず話した
...
白桔梗紅一点のベーシスト いくつまで活躍せねばならぬのか "ね"をあげる秋刀魚野菜に手が伸びぬ キンタマ王子をパクった
キンタマ玉子が現れた

キンタマ王子の
専売特許のキンタマを
パクった上に
玉を被せるという
大胆不敵さだ

しかもキンタマ王子は
キンタマ2つだが
キン ...
朝晩は冷えこむようになり
少し体調を崩しがちになった
以前から夜の間にうちに来ていた
手舐め、足舐めの人たちは
そろそろ寒くなってきたからと
出勤を控えるようになった
とはいえまだしばらく ...
夕陽に向かって走っていた電車が停まった。長い間揺られていた人々は立ち上がった。この先には もうレールはなかった。が 旅が終わったのではない。
ここからは ひとり 自分の足で歩く始発駅でもあった。過去 ...
安倍君はなぜ一億が好きなのだろう です。です。です。〉〉〉〉〉〉〉はかない、こゑがこだまする。〈〈〈〈〈〈〈です。です。です。荒野の。はて。はて。はて。〉〉〉〉〉〉〉〉サンクチュアリが地を行進してアンドロメダマが遥かかなたから傍観 ... 秋に彷徨い樹をいだく
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
キンタマ王子、拭き方を間違える花形新次自由詩215/10/13 23:35
日々の歓び   服部 剛自由詩515/10/13 23:33
ある夜、東京番田 自由詩215/10/13 23:29
鎌倉の朝   服部 剛自由詩115/10/13 23:25
先祖春日線香自由詩315/10/13 22:56
はちみつはるな自由詩615/10/13 21:13
キンタマ王子、老いる花形新次自由詩015/10/13 20:54
未到六九郎自由詩015/10/13 20:54
指を折って数えて間違えている北大路京介自由詩1815/10/13 20:47
キンタマ王子、はみ出る花形新次自由詩215/10/13 20:12
深夜の想いレタス短歌1*15/10/13 20:11
チャルメラが往く自由詩215/10/13 19:18
職場夏川ゆう短歌215/10/13 13:58
M teller 在る世江自由詩015/10/13 13:33
ある日のない日万年筆 紙自由詩015/10/13 13:28
【 秋 三詩 】泡沫恋歌自由詩16*15/10/13 11:43
芥子色の北風信天翁自由詩115/10/13 9:09
戦争と薬這 いずる自由詩015/10/13 8:36
わからないことだらけ小川麻由美自由詩1*15/10/13 7:40
O2もり自由詩2*15/10/13 2:57
あの人は、どこか晴れたところで初谷むい短歌115/10/13 1:29
白桔梗紅一点のベーシスト北大路京介俳句115/10/12 23:25
いくつまで活躍せねばならぬのか川柳415/10/12 23:24
"ね"をあげる秋刀魚野菜に手が伸びぬ川柳615/10/12 23:24
キンタマ王子、偽者現れる花形新次自由詩215/10/12 23:08
冬支度春日線香自由詩015/10/12 22:29
終着駅イナエ自由詩17*15/10/12 22:13
レタス川柳1*15/10/12 21:44
きこえる阿ト理恵自由詩7*15/10/12 21:38
静に聴く水の流れレタス俳句015/10/12 21:25

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加筆訂正:
羊とともに眠る夜/そらの珊瑚[15/10/13 20:34]
最終連、加筆しました
4.02sec.