タナゴ竿
繊細な竹を購い
削りゆく
絹糸を巻き
赤漆塗る

すんなりと
空を突く
ヤマベ釣る竿
最後の仕上げは
黒漆塗り

癖のある
ハゼ竿の竹
布袋竹
どう削るのか
...
本来は蕎麦好きなのだけれど
なんだか今日は本場の讃岐うどんが食べたくなった
でも東京周辺では讃岐うどん屋は中々見つからない
あのカツオと昆布の出汁…

そうだネットで探してみよう

真夜 ...
旧友は甲府に住んでいた
東京小平市に転勤だそうだ

昨年末に来年早々引っ越しをすると
彼は車を運転出来ないのでレンタカーで引っ越しを頼まれた
年末はまだ食事がかろうじてできたので快諾をした
...
 
ほんとに星になっちまったのかい スターマン

空で待ってくれてたんじゃないのかい スターマン

でも泣かないでいいようにソウルを残してくれたんだね スターマン



 
風は呼ぶものではない。
風はじっと待つものだ。

あの日、
あなたは泣きながら、
私にすがりながらそう言っていた。
娘である私の拳は震えていた。
握りしめた拳は赤く腫れ上がり
皮が剥け ...
秋の長雨 落ち葉を濡らす
行き場のない 人知れず孤独な
悲しみの樹 痩せた枝先に
溜まる涙に宿った光 いくつも


泡沫になる 紅蓮の炎
静けさの夜に 音もなく揺らめく
穢れた肉を ...
十年前に名古屋に転勤

一番はまこと屋と一柳の味噌煮込みうどん
つぎは昭和区にあった平和園の名古屋特製ラーメン
そして海午後のチーズオムレツカレー 優しい味
豊田市の山村にあるチャイナポート ...
菜の花と
桜の名所は権現堂
秋は彼岸花
花見弁当の楽しみ
初めて行ってみよう
出来れば皆さまにも
お勧めします

そこは埼玉の幸手市
風が吹いてる風が吹いている

根を失えば失う程
その獰猛な冷たさに気付く
自らが自らに呼び込んだ試練だ同伴者だ

風は吹いてる風は吹いている

全ての在るモノに
それぞれの風が吹き付 ...
法事の後に、故人を偲び
「献杯」してから口に注いだ{ルビ麦酒=ビール}により
みるみる僕の顔は真っ赤になり
吐き気をもよおし
頭痛の額に少々冷えた、手を添える。

そうして僕は平手で
白 ...
私は池袋のドンキで
友人と会うその前に 私は
私の好きな日の光を浴びていた
色々な人が座り込んでいた 日の光
行き場を無くしたような 人々
日本人だろうか そんな姿だった
日の光の中でカロ ...
遥かな過去にも未来にも、二度と訪れない
今日という日に巡り逢う、隣の人の心象に
{ルビ閃=ひらめ}く火花を――灼きつける。

宇宙に灯るマッチの如き、我が生よ。 
汝の心に
余白の小さい窓を、開けよ。
あの{ルビ古=いにしえ}の風の吹くように――
「真面目」を『キモい』と言い

「ポエム」を『キモい』と遠ざける

そんな今時の普通たちが

自分の好きな音楽を

『歌詞が特にいい』

と話し合う

その真面目に書かれたはず ...
雪が降る中 小鳥が飛んで行く
何があっても 餌をさがして
飛び続けなければ 生きていけない

天気予報で 大雪警報がだされた
降る雪 塞ぐ雪 閉じる雪

誰に知られる事なく 骨になろうと ...
どてっぱらに長過ぎた春 失敗したのではない
成功しなかっただけだ

責任を取らされたのではない
責任を取らせてもらったのだ

誰でもできることは誰かでいい
誰もできないから私だったのだ

環境に左右されたの ...
逃げないで

まだ終わらない

忘れてしまいたい昨日も
何か一つのきっかけになる


見つめてみて
自分が歩いてきた道を

そしてこれからを



なにもないよ

...
今日は息子の成人式
スーツを着て一丁前だが
まだまだまだ
大人とは呼べない
まぁ火星人から
地球星人になれた
ぐらいの星人式

たぶん
聖人君子にはなれない
二十歳で諦める
自分 ...
繋いだ手、緩まない訳、償うだけ 玉ねぎを包丁で切ると目がしみる
時計の針の音を聞きながらカレーを作る
作り終えて コップにお酒を入れ飲む
子供の頃から読んでる漫画を読みながら

昔は使っていたけれど
今は使わない文房具が ...
気持ちの整理がつかない
ふつつかな子どもは今、いくつかな
もう気づくかな、ここに生きている価値を
蟻と平行線を続けてく
キリギリスには追いつけず
一心不乱に取り乱す
生きて行く道はオリジナ ...
…来るところまで来ちゃったんだろうな
懐から小銭入れを出して、
きょうのパンを買う代わりに
ついに切符を買う日が訪れたのかもしれない と

気持ちが揺れる
揺れるままに足はマーケットを過ぎ ...
私は一篇の詩になりたい
それはたとえば路傍の風景

私は何も語りたくない
私としてのさびしさなど

私は私でありたくない
私にとって 私でありたい

私にどうして姿があるのか
多分 ...
澄み切った均衡の成熟のもとに
季節の気まぐれな散逸を防ぐため
私は薪を手に取り機械で割っていく
身体が材料の要点をつかみ
材料を機械の中心に割り当て
身体と材料と機械とが
美しい諧 ...
 遠い昔。遥か彼方の銀河系で。



 帝国軍を鎮圧した同盟軍は、その後、新共和国を発足させた。長かった戦国時代は終わりを告げ、江戸 ...
オンコロコロセンダリマトウギソワカ

薬師如来の御真言だそうだ
仏経の事はよくわからないが
どうやら御真言の意味は秘密らしい

オンコロコロセンダリマトウギソワカ

パゴダには薬師如来 ...
あらゆる毛皮という毛皮を剥いで、
あなたをただ見つめる。
そこからはまるで、
万華鏡か走馬灯になった
私たちが見える。
私は手元を見つめる。
もうこれしかない。
新宿東口の街の片隅で、
...
のべつ幕なしぶちまけられる脳下垂体のジャミングに幻覚と幻聴のオンパレードだ、グラついた壁の下敷きになった二人の子供の話をだれかが耳元でずっと囁き続けている、それがどんなに酷く損傷していたか ... 数えているのは何?
そうやっていつまでも頭の中にいるのね
皮算用をして準備したことも
夢の泡沫に消える
選んだのは誰
選んだのは何

まるの形をしているのは
八の数字でも
六の数字で ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
和竿レタス短歌016/1/12 0:09
ため息チーズオムレ...自由詩216/1/11 23:47
引っ越しレタス自由詩016/1/11 23:37
スターマン殿上 童自由詩20*16/1/11 23:07
冬の針あおい満月自由詩5*16/1/11 23:04
流れる藤原絵理子自由詩516/1/11 22:31
名古屋飯チーズオムレ...自由詩316/1/11 22:20
春を待つレタス自由詩0*16/1/11 22:01
リアル・ラヴたけし自由詩716/1/11 21:58
手を添える服部 剛自由詩616/1/11 20:21
iPhoneの看板番田 自由詩216/1/11 20:02
小さい火服部 剛自由詩316/1/11 20:02
自由詩016/1/11 19:49
キモいが気持ち悪い訳しょだまさし自由詩116/1/11 18:28
息づき砂木自由詩8*16/1/11 15:41
どてっぱらに長過ぎた春北大路京介自由詩516/1/11 15:05
左遷の品格イオン自由詩2*16/1/11 12:26
顔をあげて幸絵自由詩216/1/11 12:25
この星の成人式イオン自由詩0*16/1/11 12:24
哀愁独奏俳句016/1/11 12:22
形の愛陽向∮自由詩10*16/1/11 12:07
押韻詩人独奏自由詩516/1/11 11:13
百七十六円でもっぷ自由詩116/1/11 10:14
梢が春となる頃に (「すみれ」習作として)自由詩916/1/11 7:42
労働葉leaf自由詩416/1/11 1:18
STAR WARS ~episode11~TAT自由詩016/1/11 1:08
上野大仏自由詩2*16/1/11 0:15
毛皮あおい満月自由詩616/1/10 23:16
まともな話をするやつは正面からやってくるホロウ・シカ...自由詩1*16/1/10 23:04
数字の泡沫這 いずる自由詩516/1/10 22:50

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加筆訂正:
玉川上水/高橋良幸[16/1/11 20:58]
さらにその奥までも〜今の若木が将来そびえるだけの年月 の間を、あおばさんのコメントを受けて修正
赤い土のブルース/いねむり猫[16/1/11 17:34]
微調整をしました
赤い土のブルース/いねむり猫[16/1/11 17:33]
微調整をしました
3.99sec.