キンタマ王子は
どうしても賞が獲りたかったので
ありとあらゆる賞に応募したが
今のところ
NHK俳句教室の
「選者のお前は誰で賞」の次点に
選ばれただけだった
どうしたらもっとメジャ ...
一本の木がいくつもあるから
枝はかぞえられなくて
そこにしがみつく葉も
かぞえられなくて
一陣の風がいくつも吹くから
音はかぞえられなくて
ただでさえ見通せない夜ならば
音は ...
月下待咲蓮
漫歩畔清泉
想出君面影
酔華遊夢天
月の下、蓮の咲くを待ち、
清らかな泉の畔を漫 ...
筆で 塗られただけのような
柔らかい柱が 幾つか
にゅんにゅんしなっている下を
女たちは 明日、
征くだろう 群れを成し
綿埃の絡まった 長い髪をし
く ...
キンタマ王子ぐらいの
キンタマになると
キンタマとキンタマの間に
キンタマ大のタマを挟んで
落とすことなく
トライアスロンが出来るので
キンタマ大のタマを挟まなければ
今すぐにでもオリン ...
帰り道
夕餉の香る
路地裏に
子猫の鳴き声
母が応える
秋の雲じしゃくあそびの砂鉄かな
オリオンの
雄姿と昴
早く来い
双眼鏡が
舞っているから
聴いたことない言葉でも流行語
BPOクローズアップして察し
シリア人の前で
移民の歌を
熱唱したいお前は
情性欠如者のつもりだろうが
そうはイカのキンタマタトゥーなのだ
キンタマにタトゥーを入れるのと
キンタマのタトゥーを入れるのは
一字違い ...
通い路
歩ゆめば朴の葉
一枚二枚
歩道を埋める
秋の空ながめ
いつから積むようになったか忘れたが
もうほとんどれんがは残っていなかった
塀と不安は伸びつづける
いったい、この不安がなくなるか
れんがが先になくなるか
そのどちらが来てもわたしは
や ...
気温20度
湿度40%
朝には霧が晴れた
太陽が昇る前に出かけてゆく
今日はよく晴れた
気持ちの良い日が続いてる
明後日は天気が崩れるらしい
この頃体調が芳しくなく
風邪をひか ...
静まった水の鏡に ラムプの炎揺らめく
消え残った恋の余韻 燃えつきるまで
髪を撫でていて もう一度連れて行って
きみを振り向かせて 繋ぎとめたい
夜半にふと目が醒める 夜翔ぶ鳥の声 ...
両端が見えないほど長い橋の上
ひとつの影が立っている
呼びかけても応えない
近づいても近づいても近づかない
夜の左脚のしびれから
次々に飛び立つ火の鴉
水たまりの波 ...
微睡む
冬の愉悦
朝日さす
貴方の
うでのなか
黄昏色した髪の歌姫は
夜に目覚め
黒いドレスを身に纏い
ナイトクラブで唄っていました
安っぽい香水と目がチリチリするような紫煙と猥雑な嬌声に囲まれて
夜毎、淫らなうたを
唄って ...
時々思考が靴擦れしてしまって
開いた口が痛い痛いと叫んでしまう
時々思考がふやけてしまって
歯ごたえのない口になってしまっている
時々思考が気化してしまって
きかない筈の口も ...
まな板にびっしり生えたふじつぼを
包丁でこそぎ落としていく
刃を横に寝かせて
柔肌からかさぶたを剥ぐように
緑色のふじつぼを剥いでやる
少しの抵抗と悲鳴があったかと思えば
ぽろりと流しに落 ...
神様は知っていますか?
人間は嘘をつき
何もかも傷つけ
全てを汚し
都合よく裏切り
そして同じ人間を殺めます
人間はそんな生き物なのです
その人間は私です
そんな私がこの世界で
生ま ...
冬の紅い薔薇をみてみたい
いままでの悲哀を忘れるために
仕事の辛さ
部下の辛さを忘れるために
止めどなく時計が秒針を進め
ぼくらはついてゆけない
どうしたら良いのか
蝙蝠に聴 ...
郵便局に勤めたかったのは
食堂の定食が美味しかったから
そして決められてコースを笑顔で走れたから
電報局に勤めたくなかったのは
借金の返済を迫られた親爺に
出刃包丁を突きつけられたか ...
数日を
霜月の歯科の待合午後三時抜けた前歯の治療を待つ
テレビにて人物研究する人の話を聞いて果物などのは
市役所の待合室の窓辺には天にそびゆる高き木ありて
痩身と豊かな生活 ...
しもつきはふらくたるがふってくるつきはもし
ベランダってカタカナをラベンダって空目する
得意なことはなんですか? 言葉の逆上がりかな
内緒だよって言っといたってあの娘は全部しゃべるから
誰もあ ...
安物のヨードチンキ
木製薬箱から取り出しまして
お立ち会いの表舞台に撒き散らしたら
さあ今宵も開演
埃ひとつない椅子に腰をかけまして
これからお目にかかるは摩訶不思議
センチでレトロな ...
街なかのさみしい
さみしい小公園で
低学年のこどもたちは
新調して貰った
自転車にまたがって
喊声をひろげ
尊い「時」を讃えている
あゝ おらにも かって
そう ...
暖かい光を浴びながら
お寺の境内たくさん
手作り市
挽きたて淹れたて
コロコロくすぐる
いい匂い
ぽたりぽたりと心のリズム
もうちょっともうちょっと
いろんなモノが待っている
ほらほ ...
・・・泣いている聲も出さず散るように・・・・・
あなたの沈黙
私の耳殻ふるわせて
細い
銀鎖みたいに
鳴り響く
深い夜のこだまは
色褪せぬ開いたままの傷口を
増幅しなが ...
この話したら、君に嫌われちゃうかなって思って、ずっと言い出せなかったんだけど…
どうしても気になって。
君は、身体の全てのパーツどこ取っても綺麗で可愛いくて、ほんと素敵だなって思うんだけど…だ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
キンタマ王子、賞を狙う
花形新次
自由詩
1
15/11/16 22:46
鳴きやまない夜に
千波 一也
自由詩
4
15/11/16 22:40
蓮咲くを待つ【漢詩】
レモン
伝統定型各...
2*
15/11/16 22:34
hashira
草野春心
自由詩
2
15/11/16 22:30
キンタマ王子、挟む
花形新次
自由詩
0
15/11/16 22:18
夕暮れ
レタス
短歌
1*
15/11/16 21:56
秋の雲じしゃくあそびの砂鉄かな
北大路京介
俳句
5
15/11/16 21:52
冬空に
レタス
短歌
2
15/11/16 21:52
聴いたことない言葉でも流行語
北大路京介
川柳
4
15/11/16 21:51
BPOクローズアップして察し
〃
川柳
0
15/11/16 21:51
キンタマタトゥーの女
花形新次
自由詩
0
15/11/16 21:50
晩秋
レタス
短歌
1
15/11/16 21:49
れんが
はるな
自由詩
2
15/11/16 21:46
明日を占う
レタス
自由詩
2*
15/11/16 21:35
朝けの袖
藤原絵理子
自由詩
5
15/11/16 21:32
夜の真昼
木立 悟
自由詩
7
15/11/16 20:58
冬の朝
薫子
自由詩
0
15/11/16 20:53
bird
レモン
自由詩
5*
15/11/16 20:51
思考と口の相関関係
乱太郎
自由詩
15*
15/11/16 20:30
調理
春日線香
自由詩
2
15/11/16 20:18
乞
リィ
自由詩
2*
15/11/16 19:59
明日
レタス
自由詩
3*
15/11/16 19:01
職
〃
自由詩
5*
15/11/16 18:49
数日を
生田 稔
短歌
2
15/11/16 15:33
霜月の秘密/即興ゴルコンダ(仮)時間外.88
こうだたけみ
自由詩
6*
15/11/16 11:40
キネマ劇場のふたり
wakaba
自由詩
4*
15/11/16 11:15
光のまつげ(四)
信天翁
自由詩
3
15/11/16 10:28
珈琲一杯
灰泥軽茶
自由詩
4
15/11/16 0:46
共鳴り
レモン
自由詩
7*
15/11/16 0:09
独りよがり
Honest...
自由詩
0
15/11/15 23:58
1648
1649
1650
1651
1652
1653
1654
1655
1656
1657
1658
1659
1660
1661
1662
1663
1664
1665
1666
1667
1668
1669
1670
1671
1672
1673
1674
1675
1676
1677
1678
1679
1680
1681
1682
1683
1684
1685
1686
1687
1688
4.2sec.