いつも言うね
「私はあなたに何もできない」って
そうかな?
ホントに何もできないなら「何もできない」と感じることもできないんじゃない?
それに君はさっき僕のしょーもないバカ話で顔をしわくちゃに ...
殺されるのが怖いんじゃなく
ついてくるのが怖いんじゃなく
襲われるのが怖いんじゃなく
貶されるのが怖いんじゃなく
失うのが怖いんじゃなく
泣くのが怖いんじゃなく
死ぬのが怖いんじゃなく
...
流星 星の死
車 空気の死
街 人の死
TV 思考の死
血 細胞の死
食 動物の死
食 植物の死
飲 水の死
光 目の死
音 耳の死
...
転げ落ちていく
硝子の欠片が
そこらじゅうを傷つける
切り傷のような皹を残し
赤い血を滴らせ
忌み嫌われる
それでも転がり続け
堕ちてゆく
救いの手は差し伸べられず
羽を ...
或る授賞式のホールにて
首を回して
天井の鏡を仰いだ、遠くに
(もう一人の僕)と目があった。
おーい
林の中に、ふりつもる
無数のつややかな枯葉を
踏み拉き…
幾世代もの祖先を想い
自らの重みを、歩いていた。
――遠い空では、飛行機の音が
長い長い尾を引いていた…
何 ...
フォーク歌手があこーすてぃっくぎたあを
掻き鳴らす、ある夜のライブハウスで偶然
隣り合わせたお洒落な婆ちゃんが「じゃあ」
って店内から出てゆく、繁華街のネオンの
合間をゆっくり抜けて小さくなっ ...
かわひらこ、が
ずいぶんお利口に
触れあう
初めて、は
どれも素敵だった
流れ星が
周囲の光を食べて
夜空で一番輝いたとき
羨望と後遺症に手をやいた
透明 ...
その落葉樹は絃となる葉をすべて失っていたが、月の明るいこの夜また、訪問者を得ることができた。
「もう、歌わせてあげられないのに」
いつものその風に、いつものように詫びてみる。
「通り道なんで ...
水平線をはがしてみる
空き缶を鳴らすほどの
つまらん風が吹いている
あしたなんてもう
地図なしでもわかるさ
いったいなんのために
生きているのかななんて
...
そのまなざしは父親には赦された
母親は女の子だったから赦せなかった
のだろう(自らへの)失意と憤り
* * *
旅立ちたかったのは
なみだの源泉へだった
そこが故郷なのだと覚え
...
冷たくしなければならない、当たり散らさなければならない、肉の芽の中に魂がこもっているから、憎悪の種を蒔き、育て、花を咲かせなければならない、雷の目の前で呻かなければならない、それが人生だから、ね。悪魔 ...
フランキアという放線菌の共生する植物の名前が思い出せないアから始まるのはわかるけれどもそこから先が続かないアグロバクテリウムじゃないアンキロサウルスじゃないと思って調べたらアクチノリザル植物だったとい ...
今夜8時頃観葉植物の向こうで
キス
知ってる誰かと知らない誰かが
キス
座ってギターなんか弾いている
ダメ
お酒を運ぶひとが時間のようだ
待て
くだ ...
森の中の開けた場所
鬱蒼と繁る樹々の狭間
日の光が注ぐ
その中心に
湖が鎮座している
石を投げる
水面に波紋が広がる
風の音が聞こえる
樹々がさざめく
鳥の声が聞こえる
鹿の足 ...
今日はステテコでコンビニ入ったの
おじさんになる練習してるの
八重歯が銀歯のちょいポチャ店員に笑む練習してるの
かわいい声して
なんの夢みてるの
かたっぽの靴当たる距離で ...
私は目を閉じている
しかしなぜだろう 雲の下
誰もいない部屋の中で泣かされていた
それを かつて書いた 詩として書こうとして
街は曇りで いつも
外を出歩かなかった私は
足の調子が ...
貴方がいない部屋で独り
愛の方が 温もりの方が 大切なのに
刺激的な方角へ向かう日常を嘆く
淡々と静かに落ち着いた生活ができずに
矢のように時を駆ける
亀の歩みを真似たい ...
{引用=
シロクマのことだけは絶対に考えないでください
}
靡くカーテンからサイレン、ではなく
酔っ払いが歌うブルーハーツ
傘越しのドップラー効果は雨音にとけていく
愛と平和はこの近隣には ...
鏡に映る素肌には、
夥しいほどの、
何かに食いちぎられた後が
白い目をして睨んでいる。
互いの血肉を喰らい合うことこそが
真実の愛だと信じていたあの頃は、
あの日から生まれた私の世界は、
...
片側一車線
80キロ規制の高速有料道路で
90キロで走っているオートバイを
車間距離を詰めて
あおるミニバン
どけろって言ったって
側道をこの速度で走ったら転倒する
ちょっとブレーキ ...
明日からまた、
雨の一日がはじまる。
灰色の視界は、
私を箱に残したまま。
箱のなかには、
脱いだままの服や、
読みかけの詩集たちが、
底のない目で私を見ている。
伸ばしっぱな ...
ひとはいつも希望の輝きと絶望の淵を内包している
自我というがんじがらめの石ではなく
自己という関係性の中のやわらかな今を生きている僕
僕の好きなひとに結婚を断られた
たまに会って食事ぐ ...
論文のような体裁をなした横書きの詩集。サリンジャーのことも書かれている。しかし文体的な影響関係はないようだ。強いて言うならこの詩の流れるような連続性というやつが、サリンジャー的なものの影響とみることが ...
たとえば月が地球から離れていく
周回軌道が大きくなる
そこから逸脱していく
さよなら地球星、さよなら地球星
いろんな国の国旗を眺める
いろんな国の国歌を聴く
ラ ...
山菜採りのジジイ、ババアが
熊さんに食われたらしい
熊さんからしたら
捕まえたは良いが
いざ食ってみると
骨と皮ばかりで肉は少なく
しかも硬くて
あまり美味くないなあと
思ったに違いな ...
動きが素早く枝渡りもうまいので 最初はコゲラかと思ったら
何羽も群れているし とにかく小さいのです
双眼鏡でよく見てみたら 日本で一番小さい体長約10センチ
体重は3g 1円玉3個分の キ ...
群れ遊ぶ キクイタダキの 枝渡り 流れる調べ 永遠の時
今夜、なにかをしでかしてやろうという気でいる
朝が来る前までに、なにかを
今頃考えている、なにができるかって
だからってなにもしないことはない
必ずやってやるんだ、なにかを
しでかしてやるん ...
愛していたって
嘘ばっか
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
消えずの実
少年(しょー...
自由詩
1
16/6/13 2:08
誠
〃
自由詩
0
16/6/13 2:06
殺生―SASSEI―
〃
自由詩
2+*
16/6/13 2:03
運命
坂本瞳子
自由詩
2+*
16/6/13 0:44
呼び声
服部 剛
自由詩
2
16/6/13 0:33
緑の懐より
〃
自由詩
4
16/6/13 0:28
頬の赤らむ夜の恋唄
〃
自由詩
1
16/6/13 0:19
つむじまがりの思春期
うわの空。
自由詩
3
16/6/12 23:50
そして落葉樹は
もっぷ
散文(批評...
3*
16/6/12 23:50
日めくり
吉岡ペペロ
自由詩
3+
16/6/12 23:30
アネモネの詩 for Q
もっぷ
自由詩
6*
16/6/12 23:19
にくしみ(要冷蔵)
kaz.
自由詩
2*
16/6/12 22:29
重い身
〃
自由詩
1*
16/6/12 22:25
キス待てダメ
吉岡ペペロ
自由詩
1
16/6/12 22:15
湖
opus
自由詩
2
16/6/12 21:59
練習
nemaru
自由詩
1*
16/6/12 21:55
夕暮れの窓
番田
自由詩
3
16/6/12 21:30
時を駆ける
星丘涙
自由詩
1*
16/6/12 19:03
シロクマの夢
青の群れ
自由詩
5
16/6/12 18:28
鍵
あおい満月
自由詩
2*
16/6/12 16:37
運天免許
イオン
自由詩
2*
16/6/12 14:43
箱のなか
あおい満月
自由詩
4*
16/6/12 11:07
柔らかな恋人たち
梅昆布茶
自由詩
4
16/6/12 10:07
八柳李花『Cliché』について
kaz.
散文(批評...
1*
16/6/12 9:52
遠くへ
吉岡ペペロ
自由詩
4
16/6/12 9:31
熊殺し
花形新次
自由詩
0
16/6/12 5:55
キクイタダキ 日本一小さい鳥 体重3gの"菊ちゃん ...
st
自由詩
1*
16/6/12 4:24
キクイタダキ
〃
短歌
0*
16/6/12 4:20
なにか
坂本瞳子
自由詩
0
16/6/12 2:17
おお我が意図しの天使よ(僕を蔑む最悪の悪魔よ)
鳴神夭花
自由詩
0
16/6/12 0:34
1669
1670
1671
1672
1673
1674
1675
1676
1677
1678
1679
1680
1681
1682
1683
1684
1685
1686
1687
1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
1695
1696
1697
1698
1699
1700
1701
1702
1703
1704
1705
1706
1707
1708
1709
加筆訂正:
音楽が聞こえる
/
ただのみきや
[16/6/12 1:22]
誤字脱字など文字を消したり付け足したりしました。
9.1sec.