明日はとどの詰まりの仕事納め
短い休みの六日間
大嫌いな大掃除
明日は暇な最後の会議
打ち上げ苦手なぼくは消えてしまう
さわやかな緑色
新蕎麦が疲れを癒す
鴨南蛮
冬葱がヴィオロンのようにハーモニーを奏でる
香り立つ鰹節がチェロのようにバランスをとり
かまぼこのティンパニが腹に響く
ほうれん草はフルートのよ ...
オリオンの紅いペテルギウスが瞬いていた
彼は相当な長命を永らえた
相棒のリゲルはまだ若い
ペテルギウスはしっかりと彼を労り
銀河の布団を用意する
二人が大切にする三つ星を守りながら
彼は眠 ...
今日は幼馴染との忘年会
家族ぐるみの付き合いだ
冷菜3品
ピータン
麻婆豆腐
ホイコーロウ
アワビのオイスターソース
フカヒレご飯
海老焼きそば
五目焼きそば
老酒
青島麦酒 ...
夜には私少し慎重になります
だれもが薄い肌着になる
そんな感じがするから
荒々しく
とがった言葉をかけたら
破れてしまうでしょう
みんなそんな薄い
肌着でなんかいるから
寒くて ...
今年一番のゲームは10月2日の阪神×ヤクルト戦だ
夜8時すぎ神宮球場に行ったがソールドアウトで入れなかった
仕方がない
ホテルに戻ってラジオで観戦した
部屋から神宮球場の方角を ...
『奇跡』 あおい満月
あなたは私を、
べしゃべしゃになるくらいに
叩き潰した。
私は鏡にそれを全部叩き映した。
あなたはそれを知らないままに
私を思い通りの ...
枯れた枝の先に
いくつもの空が見えた
それらは全て濃い瑠璃色で
星はひとつも無かった
立入禁止の看板のすぐ
隣に
小さな街灯で照らすことのできる分だけの
生活が あり
何かが落ちる音 ...
運転席の位置にある
座席から見る風景は
何時もと少し違って
海沿いの街の生活を
貫くように
流れているのが
よく分かる
隣で
きみが満足気に
微笑んでいる
ありがとう
...
天気予報が
明日から寒くなると
今年5回目くらいのはったりをかます
もうオオカミ少年みたいになっている
日曜日のお昼どき
町の中華料理屋にはいると和田アキ子が
なに ...
水が吹き上がり
キノコのような形を成す
傘の端から
数多の水の粒となり
粉々に崩れる
その時、
まるで散弾銃のように早く
砲弾のように重く
深い音を響かせる
想い描くは虹
気分 ...
晴れ上がり寒風吹く久々に冬らしい冬の今日
一晩苦しめられた疼痛発作に生きる気力萎え街をさ迷う
この街のあちこちに家族との思い出の染み貼り付き残り
歩けば歩くほどいよいよ無人の荒野に一人放り出 ...
卒寿の軽薄となってしまった想いは
足踏みを繰り返しては
うしろばかりをふりむき
まったく前を憑こうともしなくなった
かくして あぁ・・・・・
...
あなたの頬を包んだ私の両手
あなたの頬をぶった私の右手
私の涙を拭った自分の右手
そんな私にメリークリスマス
図書室に夕日が満ちる放課後にそっと抜き取るような逢瀬だ
切ないという感情を愛しすぎて斜めに磨り減るヒールのかかと
あの人に抱かれるために降りる駅踏み外す白線が問うてる
タピオカをやさ ...
贈り物をした
届くだろうか
どんな顔をされるだろうか
私の名前について
細かい説明書を添付することを
忘れていたが
不親切だと思われないだろうか
何しろ
贈り物を ...
冬の縁を撫ぜるようにして
舞い落ちる雪の混濁を射抜きなさい
雪片たちは各々の命のようで
この冷たい空気の中
荒んだ風に吹かれて
行先もわからず耐えているのだ
この冷たい人生の末尾に ...
ねこが塀の上を歩いている
変わった声で鳴くから
三丁目の佐藤さんちでは
「みゅー」って名前で呼ばれてて
ピカピカ赤いランドセル
かなこちゃんの朝を毎日ほぐしてる
ねこが塀の上を歩いてい ...
十二月はもういらない
この部屋にはいらないから
そのようにあきらめていただく
権利はこれから定めさせていただく
私は堂堂とカレンダーから十二月に辞めていただき
しあわせなバラ色の
部屋 ...
車窓から
そそり立つ鉄塔
眺めみる
どこへゆくのか
何万ボルト
朝の街
今は懐かし
天玉の
蕎麦想い出し
車を走らせ
ハムエッグ
トーストにのせた
朝メニュウ
珈琲す ...
シルヴィーがよみがえる
花々が一斉に掻き毟られる
足ひとつの孤島が 点々と
シルヴィーが落ちて来る
貪婪なクジャクの爪
わたしは乾いたペンキ缶
空間だらけの女から抜け落ちた
う ...
あの もり蕎麦を食べてごらん
きっと君は静かになれるから
あの たぬきうどんを食べてごらん
きっと君は少し幸せになれるから
あの キツネうどんを食べてごらん
きっと騙されることはない ...
あたしが思っているものと
きみが思っているものが
違っていた すれちがい
埋められない 深い谷?
着る服の好みも
好きな映画のトーンだって
ほんとは違っていたのに
嘘をついて ...
クリスマス幻滅幻滅幻滅
眼球を舐め合う聖夜薄荷飴
昨日から喪服きたままクリスマス
────大事なことなので5回言います
だから より
だけど に賭けてみる
だから より
だけど に賭けてみる
だから より
だけど に賭けてみる
だから より
だけ ...
私の耳は雑踏を歩く。
歩きながら無数の罵倒を食べている。
ある声は街中でぶつかりあった肩に
舌打ちし、
ある声は、休日の電話に悪態をつき、
ある声は、暖かな午後に寒いと言って愚痴を吐き、
...
39歳になったら、シリアスな詩人になっていると決めていた。
シリアスの意味をはっきりしらない。
たぶん、かかとのカサカサを本気で取りに行く真面目さのことをいうのだろう。
ある ...
瓶を持っている
普段は隠しているけれど
常に持ち歩いている
中には液体が入っている
一人でさ迷っている
瓶の底に手をあてて
注ぐ動作をするなど練習を怠らない
栓はまだ抜いてい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
年末はめんどくさい
レタス
俳句
0
15/12/27 23:29
年末交響曲
〃
自由詩
1
15/12/27 23:20
冬空への想い
〃
自由詩
2
15/12/27 22:48
冬の旅
〃
自由詩
1
15/12/27 22:24
温湿布
朧月
自由詩
3
15/12/27 21:37
2015年10月2日阪神×ヤクルト戦
吉岡ペペロ
自由詩
3
15/12/27 20:00
奇跡
あおい満月
自由詩
7
15/12/27 20:00
習慣
noman
自由詩
3
15/12/27 17:01
シーサイドライン
花形新次
自由詩
3
15/12/27 16:54
来る死を間近に
吉岡ペペロ
自由詩
12
15/12/27 14:59
Immortal desire
opus
自由詩
1
15/12/27 14:57
冬のこの日
たけし
自由詩
12*
15/12/27 14:44
風の舌 九
信天翁
自由詩
1
15/12/27 14:09
メリークリスマス
文字綴り屋 ...
自由詩
1
15/12/27 13:50
水切りのようにうそを続くまで
tinsuk...
短歌
2
15/12/27 10:25
ほったらかしにしてきた演奏会に
北村 守通
自由詩
3
15/12/27 10:17
雪
葉leaf
自由詩
0
15/12/27 8:28
将来の夢、ねこになる
もり
自由詩
7*
15/12/27 1:18
あきらめていただく
もっぷ
自由詩
3
15/12/26 23:41
朝の情景
レタス
短歌
1
15/12/26 23:37
シルヴィ―の夢
ただのみきや
自由詩
17*
15/12/26 23:28
そば屋にて
レタス
自由詩
2
15/12/26 22:51
結婚
藤原絵理子
自由詩
6*
15/12/26 22:44
クリスマス幻滅幻滅幻滅
北大路京介
俳句
4
15/12/26 21:24
眼球を舐め合う聖夜薄荷飴
〃
俳句
2
15/12/26 21:24
昨日から喪服きたままクリスマス
〃
俳句
2
15/12/26 21:24
の字観
もり
自由詩
1*
15/12/26 21:10
歩く耳
あおい満月
自由詩
6
15/12/26 20:02
抱負
八男(はちお...
自由詩
0
15/12/26 19:05
瓶
木屋 亞万
自由詩
3*
15/12/26 16:55
1682
1683
1684
1685
1686
1687
1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
1695
1696
1697
1698
1699
1700
1701
1702
1703
1704
1705
1706
1707
1708
1709
1710
1711
1712
1713
1714
1715
1716
1717
1718
1719
1720
1721
1722
加筆訂正:
白紙に降りる
/
ただのみきや
[15/12/27 18:01]
文字数調整しました。
シルヴィ―の夢
/
ただのみきや
[15/12/26 23:48]
誤字訂正しました。
3.78sec.