厳しい雪が 溶けだした日 外で元気な 僕の友達は 自転車に乗って笑っている 川の方へ行くのだろう
僕の心の氷も溶かされる 人皆走り出していく それぞれが散り散りになる 放たれていく
厳しい季節に ...
越えられない 許されてもいない
つるんとした壁を 軽々とひと羽ばたきで
容鳥は笑顔で越えていく 見たこともない
世界へ 想像の中にしかない静かな森へ
平穏な壁の中は 灰色の焦燥に
...
この謎としての世界にナゾナゾ迷走して生き
原点の独りに戻り 愛を共感を持って
内なる霊性に開き委ね自然と死んで行けるなら
これは素晴らしいことだな
未練は未だあるけれど
衰弱が少しは救ってく ...
雪降りて深夜ラジオのON AIR
親友の生前葬や江戸の雪
白黒の少女の写真雪の声
人間は星
人間は石
筐体人間
月とリンク
TAKE ME HIGHER
TAKE ME HIGHER
TAKE ME HIGHER
3回唱えたら光
人間は羽
人間は石
人間へ紫を
...
ぐらぐらと揺れる
フワフワと漂う
目の端でちらつく
「片目を覆って」
ブロンドの白人の男の子
眼は真鍮色
白い体操着の上下とソックス
「穴の空いているのはどっち?」
小さな口が開い ...
希望を乗せて放り上げられた球は
回転しながら
高く 上がり
ゆっ くりと
静・止
落・下 す る
引力に負けてあえなく
抱かれてしまう
理想・思想・夢想
小さな ...
踊る、ひとすじの腕よ
紺色の波濤となれ
ロウリン、
ロオリン
ちいさく かたく
畳まれたままの
つばめたちの
眼
の
影
Lの音が一つ
皿に一つ載った
まもなくあなたの
肺のあたりに茂る森へと
死のような霜が降りる
尖る、Sの音が
折れまがった 裸体の
女たち ...
水のうえをすべりながら
静かにわたしは時計を棄てた
鴨の影が散らばり
夕日をよごすのを見たから
このうえもなくかなしく思ったから
あまりにも悔しくって
青空の端に噛みついたら
前歯が少し浮いただけのこと
決して笑ったんじゃないよ
蹴ろうと思った空缶を
君が先に蹴っちゃったから
握り締めていた拳を開いて
左右 ...
ぶち殺す、ぶち殺す
あっ、吉田さんちのおばさんだ
「こんにちは!」
「あら、清介くん、お久しぶり
元気にして・・・、ウギャー!」
はい、一丁上がり
ぶち殺す、ぶち殺す
あっ、 ...
冬が深まり、各地で豪雪が降り、外気は刺すような寒さで、ものみな凍り付きそうだった。私は復職が徐々に軌道に乗り、周囲の声や目があまり気にならなくなり、集中して仕事に取り組めるようになった。仕事も大詰 ...
ガードレールに寄り掛かり
白いスリムを履いて黒い髪を掻き上げ
冬の陽射し浴びながら
眩しそうに目を細める
今 ソコに居た君
ふっと消えた 今日この青空の下
一瞬結像した鮮明な過去の現実 ...
怖い
社会が怖い
なんかすげー怖い
家をでるときドキドキするのでもう一回おしっこにいく
玄関の扉を開けるとき、不安になり尿漏れする
外にキチガイが居て明日殺されるかも知れない
日付が変 ...
きみは、ぼくの、愛の痛み
そして誰も知らない言葉だった
忘れたことのない言葉だった でももう遠い
舌の上に転がしても 口にすることさえ遙かで
雪が降る、雪が降る、ぼくのさびしい ...
朝の机
オレンジペコを飲む 静かな 朝
朝の口の中に広がる大地の香り
東京の狭い部屋で 私は 朝
朝の中から出かける どこか遠くに
自由になりたい
そう思う私の部屋には
檻にいれられたハムスターがいる
飼っている
私が
檻は私を見ている
その中のハムスターは
ときおり私に立ち向かう
振り返れば今まで
止めを刺さないできた
いくら憎くても
止めを刺さないできた
その割りには
止めを刺されてきた
自然からも人からも
立ち上がる度に
強くなった俺もいる
で我思う
止 ...
炊いて二日を過ぎれば焼き飯にします。
それにも飽きてくれば残りもので雑炊に炊き込みます。
詩は雑炊のようなものだと僕は思います。
出汁にしっかりとした味付けさえあれば具材など要らない。
...
戻りたいかと聞かれれば
大して戻りたくもないが
あの頃の私は
非常に無垢で痛々しく
真っ直ぐに生きていたな、と
ふと思い出した
あの頃は
『好き』という感情に敏感で
勉強そ ...
猥雑な今日が
冬に凍りつき
床に転がされている
意味など
求めなくなった
そのほかの
どんなものにも
そんな気づきが
人を
どこかへ連れて行ってくれるなんて
寝言も
いい ...
夕焼けがにじむ
夜になれば身体の芯まで冷えてくる
焼酎の湯を沸かし買ってきたアルミの鍋に火をかける
このところ一人用の鍋ばかりつついている
アルミは潰せるので簡単だがプラスチックやト ...
恋が想いでになった時
上書き保存で前を向く 人(女)
恋に終止符が打てなくて
別名保存を繰り返す 人(男)
恋愛に比較対象を持たない 人(女)
場面、場面で脳裏の映像 ...
美智とは完全に疎遠になった。ラインもしなくなった。絶対出席しておかないといけない授業で見かけるだけの関係になってしまった。そのたびに嫌な感じがどんよりとあたしに刺さった。この感じは企業面接を受けても ...
「ご自由にどうぞ」
テイクフリー、とまで記して
おれは過去最高傑作の一編を
吉祥寺の北口のバス乗り場の
あたりに置いたんだが
テイクフリー、ってカタカナで
書いちゃだめじゃん
バカだなー ...
4番 ライト 希望
4番 ライト 希望 ────────
青春の延長線上 土俵際スタジアム
7回表2アウト
追い込まれた
チームこのおれ 対する人生
103000
016332
...
私は泣いている過去も今も泣いている
涙に濡らされた過去や今が
形を変えて未来を作ってゆくよ
涙に濡れるほど未来が滲んで破れてく
そんな未来に何もない
枯れずに溢れる涙
その涙1つ笑顔に変え ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雪の精がくれた友達たち
杉原詠二(黒...
自由詩
3*
16/1/27 23:10
天秤
藤原絵理子
自由詩
6*
16/1/27 22:47
意識あるうちに魂の広場へ
たけし
自由詩
3*
16/1/27 22:46
雪降りて深夜ラジオのON AIR
北大路京介
俳句
2
16/1/27 22:40
親友の生前葬や江戸の雪
〃
俳句
2
16/1/27 22:39
白黒の少女の写真雪の声
〃
俳句
0
16/1/27 22:21
マナ
ゴースト(無...
自由詩
3*
16/1/27 22:16
(no) silence
opus
自由詩
0
16/1/27 22:08
肉脈の惑星
ただのみきや
自由詩
15*
16/1/27 21:18
tsubame
草野春心
自由詩
3
16/1/27 21:08
nakigara
〃
自由詩
2*
16/1/27 21:06
toki
〃
自由詩
1*
16/1/27 21:04
消耗品
nonya
自由詩
14*
16/1/27 19:51
ぶち殺す
花形新次
自由詩
2
16/1/27 18:45
精神
葉leaf
自由詩
1
16/1/27 14:01
タマシイの浮力
たけし
自由詩
4
16/1/27 13:59
ホワイトホールの黒い鳥
馬野ミキ
自由詩
4
16/1/27 13:57
雪が降る、一月に言葉は
石瀬琳々
自由詩
4*
16/1/27 12:54
はじまり
番田
自由詩
0
16/1/27 9:55
檻の中のわたし
朧月
自由詩
2
16/1/27 9:01
止め
颯太@
自由詩
1*
16/1/27 5:17
雑炊
アラガイs
自由詩
4*
16/1/27 2:08
学生時代
枝
自由詩
2*
16/1/27 1:21
不眠の内訳
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
16/1/27 0:56
鍋
アラガイs
自由詩
5*
16/1/27 0:54
恋愛日記は上書き保存
佐白光
自由詩
1*
16/1/27 0:26
殺されるひととすれ違う(2/2)
吉岡ペペロ
自由詩
2
16/1/27 0:20
じょーじのーすげーと
もり
自由詩
1*
16/1/26 23:33
ライトバース的な閃き、いやバースは一塁やんか
〃
自由詩
1*
16/1/26 23:06
溢れるほど
リィ
自由詩
1*
16/1/26 22:54
1678
1679
1680
1681
1682
1683
1684
1685
1686
1687
1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
1695
1696
1697
1698
1699
1700
1701
1702
1703
1704
1705
1706
1707
1708
1709
1710
1711
1712
1713
1714
1715
1716
1717
1718
4.61sec.