一発の
命をかけて
仰ぎみる
空の青さと
海の碧さを
すきなひとに気軽に
すきと言えないように

きらいなひとにきらいと
言えるはずもない

一緒の鍋をつついても
心にふれないよう気をくばる

湯気があたりをぼやかして
ほんとのことが ...
秋の月












...
キンタマ王子は無職だった
42歳で無職なのは体裁が悪かったので
とりあえず何か仕事をしようと思ったが
働くのが嫌だったし能力もなかった
そこでキンタマ王子は
2週間考えた末に
詩人になるこ ...
立ち食い蕎麦
生牡蠣ぽん酢
レアステーキ
厚切り牛タン
魚介ラーメン
富山鱒のすし
石斑魚の清蒸
インドカレー
ホタテの浜焼
あゆのウルカ
コノワタ塩辛
近江の鮒寿司
大阪 ...
溶け込むなら今のうちだから

それが精いっぱいのアウトだから

これまでの志とあとなにかと

こぼれそうなサヨナラが騒いでる

時間が未来に進んでいくなら

過去はパラレル世界を進 ...
素粒子の中に存在する大宇宙
宇宙の果てに存在する大宇宙

極大と微塵が交わる交差点に
僕らは何をしているのだろう










すべてにそなわっ ...
輪廻する魂は
さまざまと交配し続けて
明日の夢をみた

ナルシストの遺伝子が永遠を求めている

遥かな希望を胸に秘め
プラス マイナスの電子音が駆け抜けた
黄昏はやがて やって来る ...
女性専用車両に乗る女性は
不愉快な男性を
避けることができる

女性専用車両に乗らない女性は
不愉快な女性を
避けることができる

女性専用車両に乗れない男性は
不愉快な男性を
避 ...
仕事をしていると
良品という不良品を作っているのか
不良品という良品を作っているのか
判らなくなるときがある

親をしていると
真面目という不良を育てているのか
不良という真面目を育てて ...
 色即是空
 空即是色
  * *
 リアルはバーチャルの一部に過ぎず
 バーチャルこそがリアルである
  * *
 宗教、希望、・・・人の心
化け物みたいな
醜い顔の生き物が、
あいしてます、
結婚してください
と、
美しい悪魔のわたしに
そう言った

化け物みたいな
醜い顔の生き物は
ごめんなさい、
あなたを試しまし ...
夢の尾はいつだって手からすべりはなれてゆく
そして明けて
朝、
つかみそこねた少し乾いたその手触りを思い出している
どんなにこごえても
血液は凍らないやさしい不思議だとか
たとえ凍ったとし ...
急に来た
スパイスのつんとくる
どこから?
たぶん記憶から

わたしはこの匂いを
覚えていて
わたしはこの匂いを
覚えているし 知らなかったりする

それは(十円玉)を
覚えてい ...
耳を澄まさなくても
聞こえてくる世の中の音

生活の音が
あちらこちらから聞こえる
「幸せの音」と言い替えてもいい

数限りない音楽がある
聞く人の心に溶け込む潤い

音のある世界 ...
直球勝負

胸の奥でざわめきを感じながら出すサイン

直球勝負

一言いいたい 発したい

直球勝負で挑まれたとき

答があるのか

チェンジアップを投げられた時の悲しさ

...
二の腕が
お前の首を締め付け

振りほどこうとする
お前の爪が
俺の皮膚に食い込む

命への足掻きが
爪先にこもり
血はお前の身体の
穴という穴
そして俺の皮膚から吹き出す

...
じめじめした宇宙を超えて
超特急でやってきた光のような木の葉は
木漏れ日を作りかさかさと
太陽を覆い隠している
その陽に焼けた赤は{ルビ紅葉=もみじ}のようで

じめじめした界隈を抜けて
...
さびしいおもいをしよう
うそのお皿にふたりですわって
わかりあう
を たべよう
べたべたにして
たべおわったら
ちがうドアから かえるのさ
あなたが いるなら
波だって
とまる
たやすく

つめたい 朝日のなかに立ってる
わたしたちは
よわいよね

あなたがいるなら
なみだって
とまる
たやすく
でもまた す ...
ねえ

何で僕が君から一歩遠ざかるのか、知っている?

僕はね
近くにあるものを見失ってしまう人間だ
もしくは無くしてしまう
壊してしまう


何故、毎日お話しなきゃいけない? ...
気がつくと誰もいない 音楽も止んでいるのに
あたし独りだけが 踊り続けている
誰かに見られていることが 心地よかっただけ
あたしはダンスなんて 好きじゃなかった


目覚めたとき 空に ...
一握りの優秀な人間が
海外の安い労働力を使って
成り立っているのが
今の日本の製造業だ
日本に残っているのは
死にかけた老人か
使えないヤツだ
そして死にかけた老人や
使えないヤツばか ...

君のどこまで
知っている?


私のどこまで
知っている?

永遠に開拓し終えない
だって未開は
どんどう増えていくでしょう

諦めてしまったら
終わりなのだけれど ...
働いていないと自分が誰だがわからなくなる
わたしはいったい誰だっけ
全く逆のことを働いているときも思っていた
結局自分を掴みそこねている
わたしからは逃げられないんだ
ひどいな

夕焼け ...
わたし捨て子だったんだけど
お父さんが拾ってくれたの
生まれる前にみつけてくれて
胎教だとかいって無理して大きな

スピーカーのそういうの揃えて
産まれて出てきたら毎日
愛 愛 愛 降っ ...
猫を借りてきた
あまりにかわいかったので

慣れない場所に連れて来られて
神妙にしている

私は猫アレルギーだから
かまってやれない
なでてもやれない

けれど借りてきた
あまり ...
起きたり寝たりはしない。倒立させたテレビがある。ダサい。消されたそれを眺めている。

ある日暮れに、茜色に、肌寒い風になびくカーテンの献身とペーソスに、男は可及的速やかにしらけ、すべての窓をあ ...
海は空の青と同じ色だから
互いに永遠を約束している
友人のよう

砂はその輝きを
助けるかのように
輝く未来を一握りの宝石へと
姿を変える

波が押し寄せ
砂場は呼吸する

...
山椒はけなげな樹だ
人に若芽を摘まれ
実を横取りされても
再び芽を出し花をつける

山椒は優しい樹だ
青葉に隠して
揚羽の幼虫を育て
幼虫に臭いをすり込ませ
ああこの臭い
幼虫はこ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
青雲の志レタス短歌2*15/10/31 20:03
土鍋のこころ朧月自由詩1215/10/31 19:58
無題TAT短歌015/10/31 19:44
キンタマ王子、詩人になる花形新次自由詩115/10/31 18:47
御馳走帳①レタス自由詩215/10/31 18:15
パラレル世界吉岡ペペロ自由詩515/10/31 17:44
インスピレーションレタス自由詩115/10/31 16:56
自由詩2*15/10/31 16:43
女性専用車両イオン自由詩2*15/10/31 14:31
不良品という良品を作るための残業自由詩2*15/10/31 14:29
空即是色秀の秋自由詩015/10/31 14:07
人のかたちatsuch...自由詩2*15/10/31 13:27
ノースバウンドそらの珊瑚自由詩2015/10/31 11:01
待ち合わせSeia自由詩215/10/31 9:05
夏川ゆう自由詩315/10/31 5:49
ストレート佐白光自由詩1*15/10/31 1:46
キンタマ王子、学園祭に行く花形新次自由詩015/10/31 0:33
私小説這 いずる自由詩315/10/30 23:58
さびしいおもいはるな自由詩715/10/30 23:53
朝日自由詩315/10/30 23:47
書き留められた思い付き:1凍月自由詩4*15/10/30 23:26
希薄な1日に藤原絵理子自由詩4*15/10/30 22:23
キンタマ王子、実力を疑う花形新次自由詩115/10/30 22:17
フロンティア瑞海自由詩4*15/10/30 22:09
いろはにほへとちりぬるをユッカ自由詩215/10/30 22:05
ほしいものもっぷ自由詩315/10/30 21:46
猫を借りるやまうちあつ...自由詩315/10/30 20:18
いくらか体重を軽くして渡す末下りょう散文(批評...3*15/10/30 20:10
景色鷲田自由詩115/10/30 19:12
山椒は優しい樹だイナエ自由詩15*15/10/30 18:38

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加筆訂正:
Miz 1/深水遊脚[15/10/31 11:51]
政志の一人称を「僕」に変更しました。
4.51sec.