ら行を言おうとすると
舌が過剰に動くため
聞いているこっちは
キモチ悪さで
話に集中できない。
まあ、言ってる中身も
キモチ悪いので
いずれにしても
聞かない方が
いいとは言える ...
無為が高貴に輝く真昼
私も一つの無為となって
一つの細胞も残さず輝いていこう
無為が潤沢に波打つ真昼
私も無為を周囲に放ち
虚無をどこまでも伝播していこう
無為はどこからともなく降って ...
高い山奥深くや人里離れた小高い山の
急な斜面から緩やかな地層から
沁み出した雪や雨の一滴の水が小さな集まりとなって
峡谷を形成しながらその狭間を流れはじめる
その流れは数年 数十年 数百年 ...
夢のなかで再び出会う
記憶に眠る人々
言いたいことはわかっている
本心で語り合えなかった
一本の道は遠い
新たな物語は続く
食べきれなかった皿の上
嘆き悔いても仕方ない
哀しみ ...
米を研ぐ
それは繰り返される日々の儀式
手のひらにあたる米粒はかたく
米どうしがぶつかりあい
じゃっじゃと音をたてあう
このかたいひと粒ひと粒 ...
やがて降る雨は
僕らを同じ軒下に
やがて吹く風は
僕らを同じ吹きだまりに
やがてくる夜は
僕らを同じ街灯の下に
誰もがなにごとか為そうと
足掻き今日も過ぎてゆく
とうに同じ空の下に
...
どの口が言うのでしょうか朝の雪
合鍵を交換しあう雪の夜
なんでもない雪の日だけれどブーケを
近大の鮪をチョコでコーティングバレンタインがそこまで来てる
チョコらしいなにかを君は吐き出したバレンタインがそこまで来てる
去年から片付けてない雛人形バレンタインがそこまで来てる
今日は木曜日。だから木曜日のテンションで、みんなルーチンワークで鍵をかけて、JRに乗って、動いたり、生きたりするね。システムだ。ライフイズシステム。透明な機構。二月はまだ冬の正しい ...
アスファルト
誘う
アスファルト
瞬く
水銀灯に照らされて
ちかりちかり
星座を忘れた
空のため
空を仰げぬ
者のため
何度も何度も
...
朝の通勤
自転車こいで
なだらかな道を走る
眠たいけれど
冷たい空気が鮮やかな気持ち
すいすい流れていくと
綺麗にしっぽをたてて
ゆうゆう猫が散歩
うしろから
お爺さんが紐でつな ...
唇にできた黒い証を、
たくさんの指が掠めていった。
黒い証は、
誰の手にもぬぐいされはしなかった。
ある日、
舌に同じように、
黒い証を持つ人に出会った。
彼は私の唇を目で掠めていっ ...
父に趣味の悪い映画をプレゼントした、ら、彼はたいそう大事にそれを観てくれたので、ああ皆が皆年をとったのだと分かった。
白髪が増えて禿げてきて、どうしょうもなく可愛らしくなっていく父は、棚卸しで息子と ...
ある盲目の糖尿病患者は公園に捨てられた。
医療現場という受け皿で”あってはならない事”ではあるが、
数えきれない孤独とエゴとが、只の人を翻弄する。
誰が己を選べるか。
戦争の有る国 ...
硬質な
紙片ではない
タクシー
そして
という語の
尻だけを追って
山猫
観葉植物としての
わたしは
遣られている水の ...
たくさん咲いたツツジの花を
一つもぎ取って蜜を吸う
甘いツツジの蜜と
苦い緑が鼻につく
俺の父親は普通の人でした
俺の母親は普通の人でした
俺も普通の人でした
俺は何者でもあ ...
みんなに共感される詩を書きたくない
価値観の違いからペンを走らせ
不条理の中で1番の理想を追い続ける
なんで、なんでだよ
死んでから評価される
売れるまであと1つ武器が欲しかった
...
お昼からの仕事はひとりきりの惣菜部
体はきついがおばちゃんおらずで気は楽なのだ
過去的現在的将来的に
考えなければならないことは
山ほどあるのだけれど
五時半までに終わらせないと ...
古い座り机に ひじをついて
小さな窓から 夕暮れの街を見ていた
私を呼ぶ かすかな声に 振り向くと
薄暗い階段の踊り場に
立ち去ろうとする 小さな姿
それは
幼い我が子の 最後の姿 ...
深海の奥
出来る限り
傷の付かぬ
角度を探す
ゆっくりと
綱渡りの曲芸よろしく
観客も
居ないと言うのに
アテになるのはイキばかり
イキなイキカタ デキナイが
アキ ...
体型のわるい売春婦
こころのなかの
ダルタニアン、スペインの丘、風車小屋、
青いひかりが氷のうえに射す日まで
なんねんが陳腐
いまだけが説得力
あの方たちから見 ...
叫びたい花の襞が、
指先を突き破る。
突き破られた、
指の皮膚から噴き出した、
花の汁が、
タールのように暗い、
色とりどりの世界を描いていく。
傷つけあうことで、
構築された暖か ...
あたたかな子宮にずっといたかった産まれた寒い不条理だ
泣く
一歳のたんじょうびには一升餅を背負っている理不尽だ
泣く
おもいきり泣いたらいいよ明日きみがどんな顔でもそれがいいから
...
〈一匹の龍が
その顔をあげ
ゴロゴロと喉を鳴らし
深く重たい雲間の一点に
目を凝らす〉
深い暗闇の中
淡く灯る光の下で
1人のバレリーナが踊る
タンタンと
音を立てながら
体を ...
性行為を
性行為として
純粋に楽しむなら
もうアナルしかない、と思う
それにしても・・・
冬のアナルは、
淋しいね
立ちバック状態で
きみのアナルに
呟いたとき
隙 ...
わたしは
粒で出来ている
粒は
かなしみも
ぜつぼうも
知らないまま
ただ
あたえられた時間を
あたえられるままに
はずんでいた
ときおり粒は
とどこおる
たとえば寒い ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ラリルレロラリ「金魚のいないゲロ」
花形新次
自由詩
0
16/2/12 8:34
無為
葉leaf
自由詩
1
16/2/12 6:02
川
HAL
自由詩
2*
16/2/12 4:27
審判のとき
アラガイs
自由詩
15+*
16/2/12 3:00
研ぐおんな
石田とわ
自由詩
14*
16/2/11 23:46
やがて
花咲風太郎
自由詩
6*
16/2/11 23:24
どの口が言うのでしょうか朝の雪
北大路京介
俳句
2
16/2/11 23:21
合鍵を交換しあう雪の夜
〃
俳句
0
16/2/11 23:21
なんでもない雪の日だけれどブーケを
〃
俳句
1
16/2/11 23:21
近大の鮪をチョコでコーティングバレンタインがそこまで来てる
〃
短歌
0
16/2/11 23:20
チョコらしいなにかを君は吐き出したバレンタインがそこまで来て ...
〃
短歌
0
16/2/11 23:20
去年から片付けてない雛人形バレンタインがそこまで来てる
〃
短歌
1
16/2/11 23:20
群景
ねことら
自由詩
2
16/2/11 22:24
帰路
北村 守通
自由詩
3
16/2/11 22:18
猫の散歩
灰泥軽茶
自由詩
2
16/2/11 22:10
ポケット
あおい満月
自由詩
6*
16/2/11 20:45
父へ
田園
自由詩
3*
16/2/11 20:18
クリスマスの傾斜
〃
自由詩
1*
16/2/11 20:11
yamaneko
草野春心
自由詩
2
16/2/11 20:10
残花
藤山 誠
自由詩
1
16/2/11 19:57
悲しい詩人になるんだ
独奏
自由詩
1
16/2/11 19:30
〈サンライズジャーニー〉GLIM SPANKY - SUNR ...
平瀬たかのり
自由詩
2*
16/2/11 18:33
夕暮れ
いねむり猫
自由詩
1
16/2/11 17:15
泡の ハミング
藤鈴呼
自由詩
0
16/2/11 14:34
青いひかり
吉岡ペペロ
自由詩
6
16/2/11 14:08
朝
あおい満月
自由詩
5
16/2/11 11:30
いつもポケットに涙
そらの珊瑚
短歌
5
16/2/11 11:18
mourm
opus
自由詩
0
16/2/11 11:16
たちばっくまことちゃん「2016ASS」
花形新次
自由詩
0
16/2/11 11:10
わたしの粒々
そらの珊瑚
自由詩
19
16/2/11 11:00
1667
1668
1669
1670
1671
1672
1673
1674
1675
1676
1677
1678
1679
1680
1681
1682
1683
1684
1685
1686
1687
1688
1689
1690
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1692
1693
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1698
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1700
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1706
1707
4.79sec.