日の丸や君が代は
軍国主義時代を連想させるもので
先の大戦で被害を被った
国内外の人々が抱く感情を考えると
到底認めることは出来ない



共産主義の名の下に
過去に何千万という無 ...
街灯の光が届かないバス停で
忘れられたように バスを待ちつづける

終バスは すでに出た後かもしれないのに

ここに明日までずっと立っていても 
だれも話し掛けてはこない
 
光を乱反 ...
詩は路上で生まれる
だが詩は路上を救えない────

プレパラート上の言葉たちが見える、モノノアワレ、切断された高架橋、そこに生えた雑草の根の下で接吻、喪章をつけた兵隊蟻がパレードする毎日、「 ...
熱っぽかったので
友達のエミリが持っていた
体温計を借りました

人間の体温を正確に計るなら
お尻の穴が一番だって
AFF(アナルファックフレンド)の
聖也から聞いていたので

女子 ...
幾億粒の{ルビ眼=まなこ}が煌めく
夜の底

磁気に繋がり
流れを描き
脆く途切れ
こぼれる様を
見ているようで
見ていない
視線の針が交差する
決して出会うことはなく
跳ね返る ...
(ダレカダレカ解放シテクレ、
コノアツクルシイホドノ抱擁カラ)

私は時々、
私を抱きしめている、
この腕を暑苦しく思う。
私を抱きしめている私の腕を。
この腕には沢山の鍵が掛けられてい ...
温かく肩を抱くモツ煮込み

コンニャクに香る柚の味噌

カワハギの肝和えフグに勝りぬ

キツネうどん大阪に帰りたい

天六の怪しき商店街

千日前のどぶ泥の怪しい珈琲
中掃除いや小掃除しかできず今年こそはと日の出に誓う アラフォーになっても纏い続けてる体育祭のクラスTシャツ モモンガを好きだと言った君の部屋ムササビらしきヌイグルミあり ぼくは妻と子を捨て
近くの森の広場へ行った
山積みの廃棄物の一点に
赤く点滅するボタンスイッチが誘う

押してしまえばこの世が終わる
震えた指が誘われ
想い出が身体を駆け巡る

どう ...
あのときたしかに荒野に吹く風の音

爆心地にはアスファルトとコンクリートとガラスや金属、LED、わざとらしい街路樹

光の船だ

打楽器が跳ねている

噂話が沈む

タイヤが滑る
...
2015年度の大賞が何だったのか
もう思い出せないが
アホみたいな顔ぶれの選考委員だから
それも致し方ない。

そこで
あたし並みのハイセンスな人間ばかりで
構成された選考委員だったら
...
花 開く
冬の君の白い肌
紅に染まった頬愛し

愛は束の間 燃え上がり
二度目はないと 雪の降る
           160106

どういうわけか唯一神のイスラム教の
シーア派とスンニ派は仲が悪いことがある
圧倒的少数派のシーア派は何処の誰にでも
仕合わせをもたらすような普遍性を追求 ...
蝙蝠の化身である彼は
愛を彷徨い暮れなずむ空を彷徨った
恋に疲れた女を探しては
唇を求め
彼は女の舌を溶かし
タンゴを踊り
優しく抱き締める

彼は刹那に鋭く細い牙で
女の首筋に刃を ...
互いを忘れるなら
どんな日でもいい
仲睦まじく歩く人々を背に
うつむ気加減に歩いている
初めて出会った特別な日は
何もかもが新鮮だった
置き去りに過ぎてゆく奈落を思えば
今一つの恋にしが ...
風が悲しいため息をつく
かき曇った空に 葉を落とした大木の影黒く
烏が鳴く 惨めな輝きを目に宿して
閉ざした扉は 誰かが叩くのを待っている


開き果てた花薄は 干からびて
土の中で ...
コインランドリーでだれかのパンツが回ってる
そういえばあいつもトランクス派だったよな
そんなこと思い出す夜

だれかが忘れたハンカチとトランクス(
またトランクスかよ)
をよけてどっかりと ...
きょうは鶏祭りだ
去年の祭りからずっと 待ちに待って
ぼくらが普段口にできるのは
食用苔と粘菌くらい
今夜だけは腹いっぱい肉を食べれるから
大人も子供も
みんな嬉しくて嬉しくて


...


① もうぜんぶすべてはきみ次第なんです 明日の朝がはやくあるように


② これなにもつけずにたべてもおいしいといったあとにはひけないきもち


③ 水にぬれいたんだ髪きしむてぐ ...
背徳の烙印を額に捺された巡礼者の列は
埃にまみれた長い路を促され
静かに歩みを進める
誰も言葉を発する者は無く
無言で己の魂と静かに語っていた

遠くに霞む溶鉱炉のサイレンだけが静寂を乱し ...
飛行機のスチュワーデスになりたいと短冊に書き未だ巣の中

飛行機のスチュワーデスになりたいと書いた短冊そら飛んでった

   〇 〇  〇

飛行機は怖くて未だ乗っていないそんな大人になっ ...
巣立ってく太陽を見て何を想う太平洋の水平線よ

太陽が溺死してゆく日本海産めない母の夜の心音
ある日
井戸の蓋を開けなくてはならなくなった。
それは石でできた重い物のなのでひとりでは開けられない。
人に救援を頼んだが誰も井戸の存在を信じて呉れず、生憎の悪天候も災いして誰ひとり集まらなかっ ...
脳髄に流入し浸透していく
この響く気ヒビキ残響は
また未定形の透明熱流
(ゆっくり、ゆっくりと 時を育み)

脳水を押しやったり引き戻したり
流動するままに瞬時瞬時
       モコモ ...
従順な君は
誰からの意思にも起動して
私へ それを知らせてくれる




その度私が 君を覗き
要不要を見極めて
合図を送るのが
どれだけ面倒なことか
...
出勤前に洗面所の前に立ち鏡を見た

「今日も疲れた顔してるな自分」

とふと笑いがこみ上げた

そんなあきれた笑顔でも

少し元気が出た気がしたのだ
朝は人生のようだ
ようやく始まってもすぐに
終わりの兆しで満たされる

佇む人の内側には
透明な水が鏡を作っている
朝の人間は水でできている

信号灯は消し忘れられ
薄明 ...
セロファンを越して会いたい真実も嘘もおまえの言葉なら良い


存在が薄まるきみが遠くなるパーカーの(柄)(色)(かたち)さよなら


先生は、いヽえなんでもありません
くっき ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
共産党花形新次自由詩016/1/7 7:05
バス停いねむり猫自由詩516/1/7 5:26
さよならもり自由詩2*16/1/7 0:40
ただの産後「尻穴温度計」花形新次自由詩016/1/7 0:39
流星雨Lucy自由詩23*16/1/6 23:55
小指あおい満月自由詩616/1/6 23:47
大阪レタス俳句216/1/6 23:43
中掃除いや小掃除しかできず今年こそはと日の出に誓う北大路京介短歌416/1/6 23:39
アラフォーになっても纏い続けてる体育祭のクラスTシャツ短歌316/1/6 23:39
モモンガを好きだと言った君の部屋ムササビらしきヌイグルミあり短歌616/1/6 23:38
輪廻の中でレタス自由詩216/1/6 23:10
爆心地吉岡ペペロ自由詩616/1/6 23:03
2016年度流行語大賞予想花形新次自由詩116/1/6 23:00
恋愛雪たけし自由詩7*16/1/6 22:59
はじまりのはじまりあおば自由詩5*16/1/6 22:53
ドラキュラレタス自由詩216/1/6 22:27
孤独ようへい自由詩3*16/1/6 22:11
冬の池藤原絵理子自由詩8*16/1/6 22:01
トランクス派朧月自由詩416/1/6 21:58
ブロイラーただのみきや自由詩15*16/1/6 20:47
CROSSWORDS さわ田マヨネ短歌4*16/1/6 19:39
異端レタス自由詩316/1/6 17:56
願い花園ベル短歌116/1/6 17:13
母なる海短歌216/1/6 16:12
無題こたきひろし自由詩116/1/6 15:36
時の運動〇在る世界たけし自由詩5*16/1/6 14:57
ポケットの中の小人世江自由詩016/1/6 9:38
笑顔の力しょだまさし自由詩316/1/6 9:13
朝の風景葉leaf自由詩416/1/6 5:58
ぼくは希薄でかわいい初谷むい短歌1116/1/6 0:15

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