でもきっと 私は私 それだけで なぜかうれしい ノートに向かう
振り向き様に わたしを見つめた
君の顔は 桜貝のようだった
海で拾った 小さな小さな貝殻に
錐で穴をあけた
まるで 君の頬のようだったから
君が此処に居るような気がしたか ...
近未来とかなんだ
まだまだ茶番が出来るほど
世界は未開で新鮮
うまくいかないVUCAな世界
VolatilityでUncertainty
ComplexityでAmb ...
ひきつりそうな溜め息のありかは
ぼくのなかに巣食う緊張だった
四ッ谷までを電車に揺られて
ほとんど覚えていない道程をたどる
焼きそばと皿わんたんとペリエを頼む
ここにも人 ...
揶揄するにも才能がいる
まったく事情を知らない第三者が
ただの読み物として読んでも
思わず吹き出してしまうように
書かれていなければ
ある閉じられたちっぽけな集団の
内輪の悪口にしかな ...
そんなに貧富が気に食わないのか
得する者と得できない者だけが
ものさしか
みじめさや
許せないことはひとの心のなか
じぶんの心のなかにひとの心作る
俺たちはいっ ...
私は羊です
か弱い羊です
草ばかり食べています
誰とも争わず
戦いません
穏やかです
しかし狼です
言いたくはないし
知りたくもないのですが
羊の ...
この町の朝は静かだ
平和に時が流れて行く
幸せも不幸せも包み込み
一日が始まる
貴重な時間に流されながら
物思いにふける
心は幾分穏やか
私を脅かす影はない
...
六月の歩行
脳は油漬けのツナ缶だ
余分な油分を切らないと会話すらできない
スーパーの
しんせんな野菜とおじさんの動作は甲殻類の一種
れたすを手ではかるように
わたしの頭の重さ
見直してく ...
外界は、
無数の浮遊映像
透明な皮膜越し
人々が車の列が
太陽に焼かれ
ふわふわ微睡んでいる
不意に、
道路を裂いていく亀裂は
青過ぎて暗んでいく空と共に
雪の砂漠の空洞を穿ち
...
人数合わせで呼ばれたコンパだった
見計らうように薄着になる女の子たちの肌がまぶしかった
そのときだけのLINE交換
誰が注文したのか分からない烏賊のお刺身が手をつけられずに乾いていった
...
力をつけた雨が降る 容赦なく降る
やさしい雨は どこへいったのだろう
陸を狙い 山を狙い
おもうがままだ それらが集まり
悪魔の川となる ...
吹き飛んだ 200兆円 離脱感
オシドリの ドラッグ三昧 不倫とは
湯の歌が激しく聞こえて来て
夕暮れに
東京渡辺銀行が破綻しました
ニーナの歌も聞こえてきます
締まった詩に成る予感に
母の田圃も駄目に成ります
何処からでしょうか
原始人でしょうか
激 ...
そのまま刻み止まない針の風に 日常を丸まった鉛筆の芯の様に
洗濯する度に味を噛みしめる空 インディコのリアルを
年輪から咲く今の自分を鏡を観て通す
針はクリスタルを指し 日常を溶きほぐす ...
休日に自転車で走り出す
どこに行くというわけでもなく だけど
景色の向こうへと私を連れていかせようとする
その意識だけが 私の体を走りださせていた
私は友人の結婚式を欠席するかも ...
160626
アホウドリの羽根を求めて太平洋の諸島を巡る
次々と発見された、人を知らぬ海鳥たちは
簡単に捕らえられ棍棒で殴り殺され羽を毟られ
卵や肉は ...
苦しいのは
心だろうか
嗚咽が出そうになる
心臓が飛び出しそうな
魂が抜け出していきそうな
この苦しい想いは
どこからやって来るのだろう
そしてこの苦しい痛みを
どうやって ...
谷啓を知らない妻が全力で叫ぶガチョーン(マヒャドの効果)
メルカトル図法で僕を騙せても君は人間的に小さい
ピエロからただの男に戻るたび夢の潰れる音が聞こえる
梅雨空雲間がふと切れて
星が見えると君は云う
私の空には星二つ
心で見ている星二つ
優しい雨音 きつい音
その日の気分 自分次第
雨にも空にも罪はなく
風にも町にも罪はない
優 ...
イチローのヒットを集めた動画を見ていると
誰も見ていないところでヒットを打つことが
イチローは誰も見ていないところでプレーしている訳ではないのだけれど
誰も見ていないところでヒットを ...
やられたらやり返す
やられそうならやり返す
それが正当防衛だと
ぼくらは言うけれど
やられそうならやり返す
やられたらやり返す
カーテンが揺れている
ひか ...
連行される女は
ピエロのような顔をして
やすらかだった
車のなか全てが
スローモーションだった
そんな事件記事
高層ビルでは都議会議員が名刺を配る
弁護士 ...
十八歳どころか
成人しても
所得税を払わない限り
選挙権は与えられないし
年金貰うようになったら
返上しないといけない
その代わり
鈴木福くんは
バリバリの有権者として
認められる
...
あなたなに色の朝顔がすき?
わたし断然あお、とっても単純だよと笑い
あなた色盲だから分からないと苛立って
Red : 153
Green : 204
Blue : 255
仕事の ...
眉間(みけん)に皺をよせあつめ
浅い吐息をくりかえす
卒寿となったお独りさん
時々刻々にながれゆく
素朴な四次元は渦のなか
気にこだわって うず ...
鏡の前の裸を殺す。
ぎゅるぎゅるぎゅるぎゅる、
揉みほぐし、
パンを捏ねる。
肉体パン。
じゃがいもの塊。
括れも曲線もわずかにしかない、
皮膚のしたにまとわりつく、
べっとりとした臭 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
たった、
ひびき あき...
短歌
0*
16/6/27 22:56
桜貝
〃
自由詩
0
16/6/27 22:43
VUCAな世界
吉岡ペペロ
自由詩
0
16/6/27 22:25
ここにもたくさん
〃
自由詩
4
16/6/27 22:12
揶揄
花形新次
自由詩
0
16/6/27 21:26
空っぽな
吉岡ペペロ
自由詩
2
16/6/27 20:20
偽羊
星丘涙
自由詩
0
16/6/27 17:13
逃避
〃
自由詩
1*
16/6/27 16:01
アンダー
川津 望
自由詩
1
16/6/27 13:55
凍える夏
ひだかたけし
自由詩
1
16/6/27 13:45
サープラス
DFW
自由詩
5*
16/6/27 13:04
力をつけた雨
st
自由詩
2*
16/6/27 12:58
200兆円
〃
川柳
0
16/6/27 3:51
オシドリ
〃
川柳
0
16/6/27 3:35
原始人(I)
間村長
自由詩
10
16/6/27 0:42
良質ノイズ
朝焼彩茜色
自由詩
6*
16/6/26 23:54
枯れたパセリと
番田
自由詩
6
16/6/26 23:29
阿呆鳥
あおば
自由詩
3*
16/6/26 23:13
苦しみの心
坂本瞳子
自由詩
3*
16/6/26 23:05
谷啓を知らない妻が全力で叫ぶガチョーン(マヒャドの効果)
北大路京介
短歌
4
16/6/26 21:39
メルカトル図法で僕を騙せても君は人間的に小さい
〃
短歌
2
16/6/26 21:39
ピエロからただの男に戻るたび夢の潰れる音が聞こえる
〃
短歌
1
16/6/26 21:38
梅雨空雲間がふと切れて
もっぷ
自由詩
4
16/6/26 21:30
人生の意味
吉岡ペペロ
自由詩
2
16/6/26 18:27
正当防衛
〃
自由詩
1
16/6/26 18:01
そんな事件記事
〃
自由詩
2
16/6/26 17:16
犬と同じ
花形新次
自由詩
1
16/6/26 16:22
朝顔の青色
田中修子
自由詩
2+*
16/6/26 14:48
自戒(七)
信天翁
自由詩
1
16/6/26 14:15
塊
あおい満月
自由詩
4
16/6/26 14:06
1660
1661
1662
1663
1664
1665
1666
1667
1668
1669
1670
1671
1672
1673
1674
1675
1676
1677
1678
1679
1680
1681
1682
1683
1684
1685
1686
1687
1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
1695
1696
1697
1698
1699
1700
7.88sec.