夏空に真っ赤な花弁が広がり
老いぼれの私を覆ってゆく
忘れかけた情熱が蘇る
ヘリコプターが燃え堕ち
子犬が吠える
勘弁してくれ!
真っ赤な 真っ赤な花が咲き誇り
情熱の世界がメ ...
地上すべてのウィンドウひかるマンションや画面いっぱいにくだけちってゆくリリックのシルエットマジ超うらやましいしほんとどーでもいいね
それぞれの少年ジャンプの中身がいっしょだから流動的少女文庫本の ...
化石の森の時計塔
ぼくはここまで来てしまったんだ
青白い大きな蛾がクヌギの蜜を舐めている
静かな夜の帳がこの胸に食い込んで
少年期の動悸を想い出させる
その頃は
当たり前だったおでんの屋台 ...
高層ビルの灯りを見つめて 黒いドレスに着がえる
サファイヤの瞳をガードして ソファーに独り寝そべる
孤独を鏡に映して 黒い口紅を舐める そして闇に消えてゆく
セクシーに足覗かせ 白い肌を ...
使われなくなった井戸の底が
モノクロームの記憶を映していた
使われなくなった
フィルムカメラを取り出して
明日は何処に行こうか
錆びれた醤油と漁港のある街へ
釣竿を持って行くのも悪 ...
君が好きだった ワルトシュタイン・ソナタ
もちろんシュナーベルの ふるいSPレコード
もうだいぶ昔になるが 君の家の前をとうるのが
いつも楽しみだった ショパンやモーツ ...
ひどく疲れた
何も考えずとも、理解できるような
楽しいニュースはないものか
そう考えては携帯の画面をみつめる
現代詩に癒しを求めては
お門違いと知る
癒しなどくれないし、妙に遠まわ ...
このモヤッとした気持ちは
涼しすぎるくらいの喫茶店に
入り浸っても晴れることはなく
湿気で充満した屋外で
無理に散歩を続けたからと言って
発散されることもなく
時間が過ぎれば自然と消失され ...
君のそろえた手のひらのくぼみに湖が
あるなら
ちょうど夜が明けて霧も晴れてきて
青い山々がすっかり見えるだろう
僕は湖畔に寝そべって
君に捧げる歌を作る
君がふっと息を吹きかけるだけで ...
丘ひだの わがやに
もう雀のさえずりが
まったくきけなくなって
しののめの窓辺に
明るみがさしたとき
指先で目やにをぬぐって ...
肉を商(あきな)って居た
チーフと言う剥き出しの足
貰い忘れの給料をとりに行き
なぜ剥き出しの足が
晩秋の夕暮れに
トイレにまで
社会保険労務士の試験の後までも
追いかけられるのか
不 ...
夜中になって冷蔵庫を漁りだすわたしの
浮腫んだ足の指と
古生代石炭紀からきたゴキブリが
であいがしらにごっつんした
このままひとおもいに踏み潰してやろうか
それともわたしの身体を ...
踵をちょっと上げてみる
アキレス腱は切れないよねって
ちょっとだけ気にしながら
背伸びしてみたいんだけど
無理する気はないから
その気を味わうために
ちょっとだけ踵を上げてみてる
それだ ...
手紙があろうと電話があろうと
メールがあろうとSNSがあろうと
ひとは別れる
医学があろうと
ひとは死んでいくのとそれはおんなじだ
会わなければいいのさ
声を聞 ...
右手は仏様
左手はぼく
ぼくを仏様に添わして
合掌
それが下がっていく
合掌した手が下がっていく
行わないと身に付かないのに
果ばかり求めて下がっていく
...
絶望とはこんな味だったか
初めて知ったくらやみの味は
どこかへ行ってしまった
私の絶望には
孤独の軽やかさと
哀しみという甘さが
もはや混じりあってしまったのだ
月日という火のもと
こ ...
微細な雨粒に濡れ
その森へと足を踏み入れる
目を凝らしさらに進む
身も心も癒されてゆく気分だ
コウモリが空を舞いとび
草むらで山鳩が鳴いている
くるくると回る空を見上げ
幻想 ...
死にそうな色したアイスだけ食べる人も虹みたいに揺れている
食べ物で模型を作る生きている理由の無さを罪に問えない
強さとは不安、切なさ、優しさの全ての傷を負うことだから
果 ...
ファッキンバラバラ殺人事件で
公園に棄てるというファッキン手口は
かなり昔、別の公園でファッキン発生して
未だにファッキン解決していないんじゃないっけ?
ファッキンクリミナルマインド
ファッ ...
気分が晴れないブルーな朝は 甘味ツアーに行きましょう
クリーム餡蜜 黒蜜絡め 至福の時を楽しみましょう
ダイエットなんて気にしない これでテンションあがるなら
...
神社の鳥居の下で倒れた
おじいさんに若さをあげたい
もう何も言わない
ぴくりともしない
髪の毛一本が風でふわりと飛んでいく
光れる救急車が
ぜえぜえ言いながら交差点を曲がり
絶叫しながら ...
わたしが無に静まるとき
意識の器を
純粋な音の響きが充たす
色彩のうねり、
輝きの形象、
音の万華鏡と化し
多様な旋律とリズム包蔵スル一音一音、
響き波紋となり広がる広がる
一 ...
魚屋の先
海から引き揚げられた
青と赤が踊つている
な、にひきで
微笑いあつて居るから
こちらでも寂しくはないのだらう
まつくらのなか
青と赤をつれて帰り
ひとりの俺の腹に泳い ...
お小遣いためて雑貨屋さんで思い切って買うお皿
朝顔のつるが伸びていくのを見る小さな庭
葉影の落ちるベンチで汗を拭き取るハンカチ
ぜいたく品のようで人が失ってはいけないもの
でも ...
ゆめかうつつか
天気予報とうらはらに
どこまでも
はるかにひろがる
青天井
二人のわかれの夜 やさしい雨が降っていた
雨でかすんだ街灯を 君はみつづけている
SPレコードに刻まれた ショパンの前奏曲が
流れてくる
なんて悲しい調べ ...
振れ幅の分だけしんどいから
振れなきゃいいのにと考えちまう
触れたぶんだけさみしいから
触れなきゃいいのにと考えちまう
でも
あなたと一緒にいたい
あなたがそうでな ...
{ルビ断頭台=ギロチン}に葛ちらせて{ルビ骸酒=むくろざけ}
片目あけ光の血まみれ五月雨夜
岸に降るけだものひとり振り返る
撃てと ...
立小便いつもスムース・クリミナル
気が付けば俺もゾンビで踊ってた
仁王立ち眩さゆえのサングラス
白と黒どっちなんだと詰め寄られ
...
恋人と呼べなくなった君と子がシロツメクサの冠を編む
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
最期の誘惑
星丘涙
自由詩
1*
16/7/1 22:32
今年らしさゆるかわキャッチーなリアル
モリマサ公
自由詩
1
16/7/1 22:28
世情
レタス
自由詩
3
16/7/1 21:54
黒豹
星丘涙
自由詩
0*
16/7/1 21:05
休日前
レタス
自由詩
1
16/7/1 19:28
ワルトシュタイン・ソナタ
st
自由詩
0*
16/7/1 18:03
ひどく
池田
自由詩
2*
16/7/1 16:43
前へ進め
坂本瞳子
自由詩
0
16/7/1 15:19
くぼみ
ふるる
自由詩
18*
16/7/1 15:15
蘭月
信天翁
自由詩
3
16/7/1 14:19
肉
間村長
自由詩
1
16/7/1 3:10
キャタライザー
DFW
自由詩
2*
16/7/1 1:51
踵を上げて
坂本瞳子
自由詩
1*
16/7/1 1:13
別れ
吉岡ペペロ
自由詩
1
16/6/30 23:54
合掌
〃
自由詩
2
16/6/30 23:45
寄せ鍋
フユナ
自由詩
1
16/6/30 23:22
森
星丘涙
自由詩
6*
16/6/30 21:25
空の時計と
由比良 倖
短歌
6*
16/6/30 19:57
下品なアメリカ人
花形新次
自由詩
1
16/6/30 19:53
甘味ツアーに行きましょう
星丘涙
自由詩
1*
16/6/30 18:13
でも俺シャイン
奥畑 梨奈枝
自由詩
4*
16/6/30 17:11
思考シ.08
ひだかたけし
自由詩
2
16/6/30 14:28
商店街にて
田中修子
自由詩
1+*
16/6/30 13:17
詩
〃
自由詩
2+*
16/6/30 12:48
鳴神月(七)
信天翁
自由詩
4
16/6/30 10:29
ショパン 前奏曲 ホ短調
st
自由詩
1*
16/6/30 5:28
人と人とが
短角牛
自由詩
2
16/6/30 0:39
二季応禍
木立 悟
俳句
4
16/6/29 23:53
ジャイケル・マクソン
〃
川柳
5
16/6/29 23:48
恋人と呼べなくなった君と子がシロツメクサの冠を編む
北大路京介
短歌
3
16/6/29 23:42
1658
1659
1660
1661
1662
1663
1664
1665
1666
1667
1668
1669
1670
1671
1672
1673
1674
1675
1676
1677
1678
1679
1680
1681
1682
1683
1684
1685
1686
1687
1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
1695
1696
1697
1698
6.97sec.