自問自答するのは世界の青さについて。どんなに光や闇に汚染されようと、世界はすべて青色であるのはなぜか。夕焼けの橙も朝焼けのピンクも、青色を解きほぐしたものに過ぎないのはなぜか。それは青が法則の ... 朝が
気持ちいいことも

夜が
切ないことも

ぜんぶ知ってる

生きていると
知りたくないことも
知ってしまうものだ
淀みの中に心臓をふかく落としてしまった
不確実な手放しの感触と
俯角の鈍さに たゆたいながら

海水面ではずっと光が音を奏でていたのだ
遠い太陽には眩しい響きが共鳴していて
届かない明るい ...
電気が走れば怯える鼠たち
眠っていたはずの溶岩も溢れ出て
重い空は赤く染まる
雲に隠れて浮かぶ月がパックリと半分に割れ
棘のある蔓に絡まり裸の女が地上に降りてきた
綿は白い露を滴らせ雨 ...
いいなあと思うのは
いつもつまらない地味なもの
特別じゃないありふれたもの

あなたの声や
地面に映った夏の葉影や
洗濯されてぶら下がってるチェックのシャツや
音のない雪の夜

生き ...
           160126

キタキツネの缶詰ならいくらでもあるよ!
私は声を張り上げる
新鮮でぴちぴちした若い雌の肉だよ
いつか来た道を馬車で運ぶ
淑やかな女性の胸にも
キタキ ...
どうやら神様はいないみたいだ

と、君が遠くをみて笑うから

やっぱりなと僕も笑った
朝焼け染まる町並みを巡り
静寂すぎる国道を見つけ
無邪気な笑顔で中央に立ち
独り占めした気分と出会う

幼い両眼が捉えたのは
止まった景色と澄んだ空気
人も車も泣き声もない
優しい色が ...
自称詩は
糞尿と同じだが
糞尿が下水を通って
処理場で浄化されてから
海や川に戻されるのに対し
自称詩は
何の処理もされずに
ただネットに垂れ流される

自称詩人のウンコの
ありの ...
チャイルド44は
読むと
猫シチューが食べたくなるので
一種のグルメ小説と言えなくもない

猫好きを気取っている
自称詩人だって
大飢饉になりゃあ
猫狩りして
骨の髄までしゃぶり尽く ...
誕生日気づかれぬまま雪だるま 生きたいと鳴いてるように夜の雪 ハチミツがぽたぽた落ちる月の夜マシュマロを飲む紅いクチビル とっておきの場所があるから行こう

と、きみが言った



灰色のただの壁をつたって行くと

一ヶ所だけ淡く彩られていた

羽根の形に縁どられた中に

大ぶりの花がいく ...
んふふっ

いきなり外付け階段の狭い踊り場に下から現れ ぶつかりそうになって 僕が「びっくりしたぁ」と思わず言ったら
見知らぬ君はずいぶんと余裕の微笑み

こんにちは!

へぇ 階段わざ ...
白を白に放ちながら
白は白に落ちてくる
誰もいない冬の隅に
放ち 放ち
放ちつづける


空をゆく窓の内から
なかば水没した都市を見つめた
四つ足の群れがつくる水紋
緑 ...
     原っぱが 広場となり
         しばらくして 
 四号公園と 立ち札がたてられ
 こどもの遊具が 設けられると

       どこからともなく
   子雀たちが見学に訪 ...
僕らは

誰かに

愛されているから

生きているんです




どうか
あの子に
届いてほしいよ
目をつむると見えるものがあった

遠くの山頂に輝く光
道は途中で草むらに隠れ
どこまで続いているか見えないけれど
どこかに沢が有り
林間に小道が有り
小動物の通る道など
きっと到達する ...
土地を踏み荒らしては場違いな花の種を植え
手遅れになりはしないかと黄鉄の装飾で埋め尽くす
やって来たのはアザミと蒲公英で
望みの花はいつまでたっても咲かない
それならばと土台からやり直 ...
 
冷たい手

あたい、冷え性だから

温めてやるさ、ずっと、ずっと、



 
ベッキーちゃん

あなたの味方です
そりゃ
いろいろイケナイ
こともあるでしょ
軽率だったと
そりゃ言われるでしょ
だけど

ベッキーちゃん
あなたのライン
ネットでみました ...
人間は水
人間は石
人間の海馬
月とリング
ヤン・シュヴァンクマイエル
ヤン・シュヴァンクマイエル
ヤン・シュヴァンクマイエル
3回唱えたら鴉
降る雪の間に間に後姿 
灰色に滲んで 小さくなる
誰も開いたことのない 図書館の古びた新刊書
端末はいつもいっぱいで 書物は忘れ去られる


早朝のバス停で 
凍えながら待っている
...
朝の胎動が谺する、
夜のなかで、
私はゆっくりお湯を飲む。
私のなかだけにしか、
あてはまらない鍵をゆっくりと
舌で転がしながら。
朝を待ちながら、
カプセルに入る。
光の囁きに目をあ ...
ケンカしてから一週間
ボクの方からヒトミに電話をかけた
「只今、ブスにしております
 ご用件のあるかたはメッセージをどうぞ、ピー」
「あれ、これ本当に留守電なの?」
「メッセージをどうぞ、ピ ...
川の中に一列に泳ぐ鴨がいた
冷たい風の中平然と

大きいのから順番に
風にむかって泳ぐ

その背中じゃ風よけにはならないだろうに
大きい鴨は
大きいから先頭をゆくのか

親だからな ...
カードケースに
故障中と書いた紙を入れ
首からぶら下げて出勤した

誰も傷つけない
無言の抗議のつもりだったが
何だそれと流す人
自覚したかと笑う人
見て見ぬふりで通す人

虚しさ ...
温泉にポニーテールの雪女 CHAGEっぽい矢崎滋か春の雪
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
自問自答葉leaf自由詩016/1/26 4:47
成虫ガト自由詩3*16/1/26 4:02
俯角の心臓北街かな自由詩416/1/26 3:58
懐中電灯アラガイs自由詩7*16/1/26 3:53
陽射しガト自由詩8*16/1/26 3:51
宇宙の缶詰あおば自由詩8*16/1/26 2:11
颯太@自由詩1*16/1/26 1:30
光と影自由詩3*16/1/26 0:09
汚水花形新次自由詩016/1/25 23:50
猫殺し自由詩116/1/25 23:26
誕生日気づかれぬまま雪だるま北大路京介俳句416/1/25 22:32
生きたいと鳴いてるように夜の雪俳句416/1/25 22:15
ハチミツがぽたぽた落ちる月の夜マシュマロを飲む紅いクチビル短歌216/1/25 22:14
時々自由詩016/1/25 16:32
微笑み姫たけし自由詩416/1/25 14:32
凪羽木立 悟自由詩216/1/25 12:44
風と光の変奏(9)信天翁自由詩316/1/25 11:12
知ってほしいよ幸絵自由詩016/1/25 10:57
「目をつむると」 ー歳を取るとはこういうことか(9)ー イナエ自由詩16*16/1/25 10:12
高値の花アラガイs自由詩6*16/1/25 2:45
ずっと殿上 童自由詩13*16/1/25 2:28
ベッキーちゃんに捧げる歌uminek...自由詩4*16/1/25 2:03
ルナゴースト(無...自由詩2*16/1/24 23:59
つとめて藤原絵理子自由詩6*16/1/24 22:48
警告あおい満月自由詩1016/1/24 22:46
只今、ブスにしておりますイオン自由詩2*16/1/24 22:31
朧月自由詩216/1/24 22:30
故障中イオン自由詩1*16/1/24 22:28
温泉にポニーテールの雪女北大路京介俳句1016/1/24 22:22
CHAGEっぽい矢崎滋か春の雪俳句116/1/24 22:22

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