イタイ人が集う場所になる
その可能性については
十分予測できた
でも、文学の新しい地平が
切り拓かれるという
期待の方が大きかった
そうしなければならない
使命感の方が強かった
...
千丈の真白い蓬髪を髭を靡かせ
岩塔に立つ
眼差しは虚空を刺し
何かをさがす
碧い瞳は一点を捕らえ
杖を突き
衣を翼に変え
邪悪な濁りを追求する
捕らえた濁りを
雷とともに緑の珠に ...
吹く風に煽られながら
夕方の街を彷徨い
適当な蕎麦屋をさがす
ほんのりと鰹出汁の香りと
欲をいえば更科であると良い
うす曇りの月見はぼくに頬笑み
ゆっくりと
そう ゆっくりと ...
ひとの心は果てしなく彷徨う
距離や時間を超えてゆく
痕跡にすぎないものに捉われ
憶測の触手をあすに伸ばしておののく
ときどき何かを削ぎ落しながら
変わってしまうことをおそれながらも
...
駅にゆく道すがら
こどもがしゃがんで俯いている
俯いた背中が震えている
泣いているのだとわかった
道行く人を視ていると
みな邪魔そうに避けていく
なかには蹴とばす真似をして
薄ら笑っ ...
もう残されていない水を嗅ぐとき
海は煙り 大地は焦げ
白い雨が思い出のように降った
わたしも同じような所から来たのだ
醤油匂う指で
悴みながら 敬虔に 呼吸をした
その呼吸が あな ...
性病が哀しいのは
それが
あたしとあなたの
愛の結晶だから
いけないわ・・・
結果だけに
囚われるなんて
あたしって
ダメね
一夜限りだって
不特定多数だって
あ ...
どてらカボチャが降って来る
滝のように降って来る
頭をぶるんぶるん振り回しても
私の脳は考えない感じない
どてらカボチャはオンオン鳴く
夜陰を軋ませ鳴き続ける
私は感じ考える
無人大 ...
風呂の換気扇のスイッチを付けて今日の日記を書く
ラーメン屋に行きカウンターでラーメンを食べる僕の横に
若い女性が二人座りました 混んでいたのです
本当に本当に久しぶりに女性の近くに寄った ...
UFOを撃ち落としたという君の血が赤くないことを知ってる
好きな子の声帯模写で俺の名を呼んでときめくセリフ録音
漫画なら出血多量で死ぬほどの鼻血出てるよ君のハダカで
平穏の訪れを告げる
朝の鳥の声が鋭い
町は信頼により配置され
道路は情義によって接続され
酒はすべての裂け目を流れ
裂け目をきれいに架橋した
笑いはすべてのとげを包む
...
沖縄から米軍を
撤退させて
その代わりと言っては
なんですが
地下核実験の施設を
作ることに致します
ヅラ知事は勿論
沖縄全県民と
全国の自称詩人は
そこで一生
キノコ雲を
...
こういった趣味を共有する場なら離れることは死ぬのと同じ
【雨水】降る雪が涙に代わる頃。誰の涙か御存知かしら
青いビーズ3個心臓娑婆娑婆と僕が生きてる意味が聞こえる
「 ...
悲しいことがあると
あなたの名を呼んでいる
呼んでなぐさめられている
やさしくてあたたかい肉だ
体液でよごしても
けがれたこころで乱暴しても
あなたはよろこんで
...
そのあたたかい頬に触れると、
私のなかで握りしめた、
生まれたてのあたたかなものが、
少しずつ剥がれていくの。
その剥がれたもののなかにいるものは、
胎児のような私で、
私ははじめて触れる ...
君が画学生になりたいのなら
まずは紙に鉛筆一本で
直線をまっすぐ
フリーハンドで描く練習をするべきだ
まっすぐな直線をフリー ...
透き通るように綺麗な水色と真逆の色で救急車呼ぶ
(あおい月経 処女歌集「初潮前後」より)
灼熱の 一日の重さで うなだれていた 木々の枝が
夕暮れの風を受けて 身震いする
心地良い木陰が 濃い闇へと変わる わずかな隙間に
見え隠れする 幼子の姿
夕闇の ここ から夜が始ま ...
横顔とは
君の横顔が見える、という事は
なんと切ないものなのだろう
その視線が此方に向く事はない
僕は君の横顔を見ているだけで
それ以上、何も出来ない
膚の下の肺の中を
...
星遠く月より遠く太陽も淋しいだろう光年の距離
散り落ちた落葉樹の葉が育んだ大地の春にまた蒼い花
晴れた日の会場内に 用意された百脚の椅子
来賓者、関係者、招待者、出席者、
名簿に記載された ずらりと連なる固有名詞
司会者は叫ぶ
(百人満席、晴れた日に、)
新聞は語る ...
小さな袋に大きな希望
「育ってくれてありがとう」と心の中でつぶやきながら
姪っ子にお年玉を手渡した
この世の灯りなんてみんな壊れて消えてしまえ
満たされている順に地獄を見るといいんだ
泡 出します
重たいドアを押して外に出ると
階段を数段上ったところで
思わず立ち止まる
百貨店の屋上は
すっかり様変わりしていた
複雑な段差を組み合わせた
明るい色調のウッドデッキ
オリー ...
空と海の混沌に
突き刺さる黒い陸の先端
に白い少女が立っている
淡い彩りが現れ
生まれた風が海を押す
押されて海は岬に駆けのぼり
少女に白い言葉を飛沫く
潮鳴りにひそむ遠い記憶の ...
冷笑されるでしょう が
卒寿となった いま
すがりつくしか ありません
過ぎてしまった
脆い群像の 淡い言動のかげ に
卑下されるでしょ ...
このB級の指先で合成の調整の声を断絶したあとの日暮れでジョージ・コックスを汚す。なにも仕留められない、仕留められない、消毒液を浪費しては自己嫌悪/ユニクロからのメールマガジンを読んでTシャツが見当た ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩投稿サイト運営者の孤独
花形新次
自由詩
3*
16/1/8 20:33
李仙
レタス
自由詩
4*
16/1/8 20:28
月夜を求め
〃
自由詩
0
16/1/8 19:45
越境
梅昆布茶
自由詩
23
16/1/8 19:19
ふゆのこども
もっぷ
自由詩
11*
16/1/8 17:50
残り香
伊藤 大樹
自由詩
1
16/1/8 17:05
ミッキー吉野家「梅とハナモゲラ」
花形新次
自由詩
1
16/1/8 15:41
ノォノォ脳ガクシャ
たけし
自由詩
5*
16/1/8 15:30
風呂の前の日記
陽向∮
自由詩
6*
16/1/8 13:22
UFOを撃ち落としたという君の血が赤くないことを知ってる
北大路京介
短歌
7
16/1/8 11:27
好きな子の声帯模写で俺の名を呼んでときめくセリフ録音
〃
短歌
1
16/1/8 11:27
漫画なら出血多量で死ぬほどの鼻血出てるよ君のハダカで
〃
短歌
0
16/1/8 11:26
平和
葉leaf
自由詩
5
16/1/8 8:07
ヤルゼルスキはグラサン
花形新次
自由詩
0
16/1/8 7:58
エンドレス・ワルツ 【27首】
ピッピ
短歌
4*
16/1/8 0:20
月あかりの道
吉岡ペペロ
自由詩
5
16/1/8 0:06
雪
あおい満月
自由詩
5
16/1/7 23:41
画学校
TAT
自由詩
0
16/1/7 23:03
あおい月経 サラサーティ短歌1
花形新次
短歌
0
16/1/7 22:42
魂の無垢
いねむり猫
自由詩
2
16/1/7 21:39
横顔
凍月
自由詩
8*
16/1/7 21:09
雑詠ニ首
もっぷ
短歌
3
16/1/7 21:03
空席
為平 澪
自由詩
8
16/1/7 20:58
小さな袋の中にある
しょだまさし
自由詩
3
16/1/7 20:45
ゴールデンアワー、異端の想い
もっぷ
自由詩
3
16/1/7 20:45
私は私はアナルから
セガール、ご...
自由詩
0
16/1/7 20:41
煙突と月見うどん
nonya
自由詩
22*
16/1/7 20:03
暁光
イナエ
自由詩
20*
16/1/7 15:15
風の舌 (十)
信天翁
自由詩
4
16/1/7 10:22
強いていうなら
榊 慧
散文(批評...
0
16/1/7 8:42
1673
1674
1675
1676
1677
1678
1679
1680
1681
1682
1683
1684
1685
1686
1687
1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
1695
1696
1697
1698
1699
1700
1701
1702
1703
1704
1705
1706
1707
1708
1709
1710
1711
1712
1713
加筆訂正:
流星雨
/
Lucy
[16/1/7 21:58]
横書き表記を縦書きに改め、一部にルビを振りました。
ブロイラー
/
ただのみきや
[16/1/7 21:39]
文末など何か所か小修整しました。
暁光
/
イナエ
[16/1/7 16:35]
第五連大幅に改稿
暁光
/
イナエ
[16/1/7 15:31]
タイトル変更
4.05sec.