光が濁っている
花粉のように
ここは
朝なのか
もうずっと前
愛した
あの誰でもない……誰か
夜の湿り
かさねた翅
月の淡い幕に覆われて
昨夜のことか
精をささげ
...
人は不思議だね
1人ぼっちだと死ぬのが怖くなくなる
1つ歳をとるのがどうでもよくなる
けれど好きな人と一緒にいると
死ぬ事が怖くなる
1つ歳をとるのが怖くなる
好きな何かから逃げてしまえば ...
恥じらいをレモンに例えよう
その丸み、その香り
べろの根が押し上げられるような
ちょっとした痛み
足がわなわなとする
勢いにまかせ
こんなところまで走り着いた
さっきのあなたが西 ...
がらすつたう
あめつぶのやさしさ
ゆるされて
このほしにあること
いきていること
おともなく
おれんじいろに
もえるそら
だれかぼくに
てがみをく ...
俵ぼっちを編んでいる
逞しい背中に薪を投げつけて
目から火が出たが
火事にはならなかった
消火器も置いてないのに
火花が小さすぎたのだ
花火になっていれば
桟俵法師の名で書いているかもと ...
みにくいあひるのこ は有るのに
みやすいあひるのこ は無い
おきのえらぶじま は有るのに
おきのえらばないじま は無い
正常位 は有るのに
異常位 は無い
アルバスダンブルドア ...
わたしを呼ぶときは
歌うように呼んでね
るるるるる〜
まるで電話のベルみたい
わたし声色ひとつ変えて
答えましょう
はいこちら、
るるるるる〜でございます
陽気で愉快で意地悪な
るる ...
床への
暮れどき
バナナ、薫り
ふさがれる
夢の耳
碧い
シャツの海では
あなたらしき丸みが
ちぎりすてた影が
つぎのひかりを ...
ざくり
ざくり
切り開いていく
ザクリ
ザクリ
切り裂かれていく
沈没しようが
岸に辿り着こうが
時流は静かに流れる
己、凝視スル眼
潮流を読み笛 ...
ようやく、わたしの冬眠が、始まった。
再び、負け惜しみに身を焼べる、
それは、昔から、望んでいたことで、
木漏れ日を身篭る、晩秋のにおいを抱え、
磁場の上に、星は繁殖する、
...
赤の世界。
掌、日焼けの少ない白い太股は、車の赤ランプを浴びている。黄色い布は暖かそうな、かつ目を閉じたくなるような眩しいオレンジに変わった。だが、青いトランクスだけは毒々しい紫に包まれて、すっかり ...
犬たちが今朝を踏み荒らして
僕は足跡の上の
潰れた学校へと
忙しく歩く
明日は早いから寝なさい、
僕のシーツで発火して
朝になっても残っている、宮崎さんの
差し向けた犬たちが遠吠えし ...
緩やかな流れに触れたいと想う
雑多なものをすべて洗い晒してしまう水のちからに
ただ流星の軌跡をおいかけて
その先の消滅を想う
ときに走りときに休みときに泣いて
やはり今がいいとおもっ ...
結局のところ
クソの役にも立たない演説と
やりたくもないジジイとのハグを残して
奴は足早に去って行った
辞めた後の就職活動に
忙しいからだ
ところで
変なおばはんが
テレビで
「 ...
{引用=さびしさで明けた一日は
かなしく暮れゆきまた終わる
遠くのどこにも里はなし
近くのどこにも愛はなし
かなしみで終えた一日は
知られぬなみだで幕となる
みあげるどこにも星はなし
...
何度も読んでもらった
心に温もりをくれる紙芝居
大人になってから
子供たちに読んであげる
自分自身も子供に戻って
紙芝居を作り
読み聞かせする
オリジナルな物語
何故か心に ...
彼の魅力は屈託のない気さくな笑顔に如実に反映されている。
アルバムに収められた曲の多くは幸福感を与えてくれる。
その幸福感は昔観たオノ・ヨーコ展で得られたものと酷似している。
どういった幸福感か ...
ロベリアの水色が私の窓辺で咲いている。
脇役に徹しているカスミソウの白い花は妻の好みだ。
陳腐な言葉など必要ない。
そこには小さな美が溢れている。
どんなに小さな表現でさえも ...
その瞳
若葉を追いかけ
揺れていた
琥珀に映る
車窓の眺め
カツ節削り祖母想う
酔い酔いて
暗い夜道を
たどる路
忘れた家の
足どり重く
血脈に流れる記憶の底に
空想の龍とドラゴンが息づいていた
微かに忍び寄る恐れと豊穣を願う龍
恐れの象徴であるドラゴンは
同じ穴のムジナなのだ
畏敬を仰ぐか
恐れを抱くかは
それぞれの ...
僕らは否定される
友人に 隣人に 名も知らぬ誰かに
僕らは否定される
親に 師に 君に 貴方に
「うつくしくなれないおまえは所詮蛾なのだ」と
僕は一度たりとも蝶になりたいと云っただろうか ...
冷たい壁の前で、
私は人形をにぎり立っている。
人形は、
いくら圧力をくわえても、
宙をおよぐ目をして
星のない空をみている。
私は昔から、
そんな目が嫌いだった。
何かを問われる度に ...
其処は絹の路といわれた白骨街道
東から西へと千里を越えて
一か八かの夢を叶えるために
死を賭して人々は砂漠を越え
オアシスで葡萄と瓜で渇きを癒やし
伽羅とミルラと乳香と白檀に癒され
人々は ...
滝壺の向こう側にその世界は在った
とうとうと清らかな水が流れ
樹々には瑞々しい木の実がなり
人々は思い思いの楽器を鳴らし
踊りながら行列を成していた
ぼくはあっけにとられ
立ち尽くしている ...
例えば今、口内に広がる血の味を
言葉で拭いさることができないように
例えば今、君の首に絡まるその縄を
わたしの言葉でちぎることが出来ないように
言葉など、非常に無意味なものであるのだ
そ ...
手首を切るのは死にたいから?
違う。違う。
構って欲しいからさ
理由に本当も嘘もない
切った後の夢はあざ笑い
敵わない。女の涙の目
幸せの芽は叶わない
花が咲くのは難しい
痛みを我慢す ...
核兵器のない世界も
児童虐待のない世界も
交通事故のない世界も
ブスのいない世界も
ハゲのいない世界も
言うだけだったら
俺でも言える
オウ、いくらでも言ってやるぜ
「はい、はい、 ...
よくわかってたよね
(わかってなかった)
とてもよくわかってたよね
(まったくわかってなんていなかった)
かなしみの通り道
さびしさの通り道
孤独街道への標識
独りへまっしぐら
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ヘビトンボ
ただのみきや
自由詩
4*
16/5/28 22:30
ほんね
リィ
自由詩
1*
16/5/28 22:15
レモン
印あかり
自由詩
3
16/5/28 19:02
虹をあつめる
青色銀河団
短歌
1
16/5/28 18:06
コアラぼっち.
あおば
自由詩
2*
16/5/28 16:42
む
少年(しょー...
自由詩
0
16/5/28 15:45
暇なので電話しませんか
縷々流 縷々
自由詩
3
16/5/28 14:58
丸み/時の棄て場
草野春心
自由詩
3
16/5/28 13:23
個船
ひだかたけし
自由詩
3
16/5/28 12:34
隠れ里
kaz.
自由詩
3*
16/5/28 12:32
透明赤シート
〃
自由詩
2*
16/5/28 12:28
眠れる宮崎さん
〃
自由詩
2*
16/5/28 12:21
君へ
梅昆布茶
自由詩
13
16/5/28 12:01
クソ演説
花形新次
自由詩
1
16/5/28 10:43
茜音(幕間として)
もっぷ
自由詩
4
16/5/28 6:12
紙芝居
夏川ゆう
自由詩
2
16/5/28 5:30
金子ノブアキの音楽の魅力について書きたい衝動のままに。
小川麻由美
散文(批評...
0
16/5/28 4:00
美~窓辺にて
ヒヤシンス
自由詩
6*
16/5/28 3:37
少女
レタス
短歌
2
16/5/28 3:25
朝餉
〃
俳句
0
16/5/28 2:52
家路
〃
短歌
1
16/5/28 2:26
記憶の底
〃
自由詩
1
16/5/28 2:12
虫
鳴神夭花
自由詩
2
16/5/28 1:00
そらをおよぐ
あおい満月
自由詩
5
16/5/28 0:05
シルクロード
レタス
自由詩
2
16/5/27 23:06
まほろば
〃
自由詩
1
16/5/27 22:47
電車、通過待ち
縷々流 縷々
自由詩
0
16/5/27 22:40
手首を切る理由は繋がっているから。。。。。
独奏
自由詩
0
16/5/27 22:15
言うだけタダ
花形新次
自由詩
2
16/5/27 21:24
_
もっぷ
自由詩
2
16/5/27 16:39
1680
1681
1682
1683
1684
1685
1686
1687
1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
1695
1696
1697
1698
1699
1700
1701
1702
1703
1704
1705
1706
1707
1708
1709
1710
1711
1712
1713
1714
1715
1716
1717
1718
1719
1720
加筆訂正:
茜音(幕間として)
/
もっぷ
[16/5/28 18:16]
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7.78sec.