自称詩は
糞尿と同じだが
糞尿が下水を通って
処理場で浄化されてから
海や川に戻されるのに対し
自称詩は
何の処理もされずに
ただネットに垂れ流される
自称詩人のウンコの
ありの ...
チャイルド44は
読むと
猫シチューが食べたくなるので
一種のグルメ小説と言えなくもない
猫好きを気取っている
自称詩人だって
大飢饉になりゃあ
猫狩りして
骨の髄までしゃぶり尽く ...
誕生日気づかれぬまま雪だるま
生きたいと鳴いてるように夜の雪
ハチミツがぽたぽた落ちる月の夜マシュマロを飲む紅いクチビル
とっておきの場所があるから行こう
と、きみが言った
灰色のただの壁をつたって行くと
一ヶ所だけ淡く彩られていた
羽根の形に縁どられた中に
大ぶりの花がいく ...
んふふっ
いきなり外付け階段の狭い踊り場に下から現れ ぶつかりそうになって 僕が「びっくりしたぁ」と思わず言ったら
見知らぬ君はずいぶんと余裕の微笑み
こんにちは!
へぇ 階段わざ ...
白を白に放ちながら
白は白に落ちてくる
誰もいない冬の隅に
放ち 放ち
放ちつづける
空をゆく窓の内から
なかば水没した都市を見つめた
四つ足の群れがつくる水紋
緑 ...
原っぱが 広場となり
しばらくして
四号公園と 立ち札がたてられ
こどもの遊具が 設けられると
どこからともなく
子雀たちが見学に訪 ...
僕らは
誰かに
愛されているから
生きているんです
どうか
あの子に
届いてほしいよ
目をつむると見えるものがあった
遠くの山頂に輝く光
道は途中で草むらに隠れ
どこまで続いているか見えないけれど
どこかに沢が有り
林間に小道が有り
小動物の通る道など
きっと到達する ...
土地を踏み荒らしては場違いな花の種を植え
手遅れになりはしないかと黄鉄の装飾で埋め尽くす
やって来たのはアザミと蒲公英で
望みの花はいつまでたっても咲かない
それならばと土台からやり直 ...
冷たい手
あたい、冷え性だから
温めてやるさ、ずっと、ずっと、
ベッキーちゃん
私
あなたの味方です
そりゃ
いろいろイケナイ
こともあるでしょ
軽率だったと
そりゃ言われるでしょ
だけど
ベッキーちゃん
あなたのライン
ネットでみました ...
人間は水
人間は石
人間の海馬
月とリング
ヤン・シュヴァンクマイエル
ヤン・シュヴァンクマイエル
ヤン・シュヴァンクマイエル
3回唱えたら鴉
降る雪の間に間に後姿
灰色に滲んで 小さくなる
誰も開いたことのない 図書館の古びた新刊書
端末はいつもいっぱいで 書物は忘れ去られる
早朝のバス停で
凍えながら待っている
...
朝の胎動が谺する、
夜のなかで、
私はゆっくりお湯を飲む。
私のなかだけにしか、
あてはまらない鍵をゆっくりと
舌で転がしながら。
朝を待ちながら、
カプセルに入る。
光の囁きに目をあ ...
ケンカしてから一週間
ボクの方からヒトミに電話をかけた
「只今、ブスにしております
ご用件のあるかたはメッセージをどうぞ、ピー」
「あれ、これ本当に留守電なの?」
「メッセージをどうぞ、ピ ...
川の中に一列に泳ぐ鴨がいた
冷たい風の中平然と
大きいのから順番に
風にむかって泳ぐ
その背中じゃ風よけにはならないだろうに
大きい鴨は
大きいから先頭をゆくのか
親だからな ...
カードケースに
故障中と書いた紙を入れ
首からぶら下げて出勤した
誰も傷つけない
無言の抗議のつもりだったが
何だそれと流す人
自覚したかと笑う人
見て見ぬふりで通す人
虚しさ ...
温泉にポニーテールの雪女
CHAGEっぽい矢崎滋か春の雪
時の揺らぎ
後から来たものが先になり先にいたものが後になる
風の凪がれ
ミステリーサークルの中で営業している金魚すくい
何を表しているんだろう
(営業しているとしたら)
四つ角のマネキン人 ...
病室の窓より見える平凡なサラリーマンが出社する群れ
鉄の臭い 匂い立つ
布団半分が血糊ベッタリと
昼間片目で歩いていて転げ
これはイカンと部屋に帰り着き
そのまま鎮痛剤ガバガバ飲み
いつしか眠りに落ちて
夜に目覚めればこの様だ
自らの ...
言葉が厚いナイロンシートの
壁にぶつかって流線形に歪む
喋るのは得意ですが独りです
世界は四角く私たちは丸いと
思っていたのに傾いた地軸に
逆らえない街の人と通じない
回転しなが ...
地下鉄で知らない場所へ
私は向かう スイカを取り出し
今日も 電車に乗って 私は
何をするのか 今日は 覚えていない
この寒い日の道のりを越えて
友達は来るのだろうか 私の中で
そ ...
あの日から
知らないうちに始まったけど
歩き始めたら
もう
戻ることはできない
でもね
進む速さは
君が決めていいんだよ
たまには
止まってもいいし
...
何処に行ったのかしら
私の膝と、温かさに溢れる秘密
高い背中を見ていたら
今日もいつの間にか夕暮れ
琥珀のグラスを傾けて
少し煙を燻らせて
その指、滴、氷の音
眠る私の華を誘う
ほ ...
まず目がおかしくなった
そして、
耳が
最後に鼻が
青いセーターの上に
鼻血が垂れる
ぼたぼたと垂れる音が聞こえる
青いセーターは
アンナが2年前に編んでくれたもの
アンナは ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
汚水
花形新次
自由詩
0
16/1/25 23:50
猫殺し
〃
自由詩
1
16/1/25 23:26
誕生日気づかれぬまま雪だるま
北大路京介
俳句
4
16/1/25 22:32
生きたいと鳴いてるように夜の雪
〃
俳句
4
16/1/25 22:15
ハチミツがぽたぽた落ちる月の夜マシュマロを飲む紅いクチビル
〃
短歌
2
16/1/25 22:14
○
時々
自由詩
0
16/1/25 16:32
微笑み姫
たけし
自由詩
3
16/1/25 14:32
凪羽
木立 悟
自由詩
1
16/1/25 12:44
風と光の変奏(9)
信天翁
自由詩
2
16/1/25 11:12
知ってほしいよ
幸絵
自由詩
0
16/1/25 10:57
「目をつむると」 ー歳を取るとはこういうことか(9)ー
イナエ
自由詩
15*
16/1/25 10:12
高値の花
アラガイs
自由詩
5*
16/1/25 2:45
ずっと
殿上 童
自由詩
12*
16/1/25 2:28
ベッキーちゃんに捧げる歌
uminek...
自由詩
4*
16/1/25 2:03
ルナ
ゴースト(無...
自由詩
2*
16/1/24 23:59
つとめて
藤原絵理子
自由詩
6*
16/1/24 22:48
警告
あおい満月
自由詩
9
16/1/24 22:46
只今、ブスにしております
イオン
自由詩
2*
16/1/24 22:31
鴨
朧月
自由詩
2
16/1/24 22:30
故障中
イオン
自由詩
1*
16/1/24 22:28
温泉にポニーテールの雪女
北大路京介
俳句
10
16/1/24 22:22
CHAGEっぽい矢崎滋か春の雪
〃
俳句
1
16/1/24 22:22
反時計回り
ゴースト(無...
自由詩
3*
16/1/24 22:21
病室の窓より見える平凡なサラリーマンが出社する群れ
北大路京介
短歌
3
16/1/24 22:15
血 噴き出るままに
たけし
自由詩
4
16/1/24 22:07
揺らぐ街
為平 澪
自由詩
14
16/1/24 21:57
ダウンジャケットのフリーター
番田
自由詩
2
16/1/24 21:50
いっしょに歩こう
幸絵
自由詩
0
16/1/24 21:20
にゃあ
智鶴
自由詩
1
16/1/24 21:11
青いセーター
opus
自由詩
0
16/1/24 20:06
1680
1681
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1683
1684
1685
1686
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1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
1695
1696
1697
1698
1699
1700
1701
1702
1703
1704
1705
1706
1707
1708
1709
1710
1711
1712
1713
1714
1715
1716
1717
1718
1719
1720
4.65sec.