第二次世界大戦は未曽有の惨事で多くの人たちの心に傷を作った。単純に図式化すると、詩には二つの直行するベクトルがある。一つは、詩が実存や傷から垂直に表現されるベクトル。もう一つは、詩が言葉 ...
小中高と、私は特に難儀なく生活していた。なぜなら世界は有限だったから。私は小さな部屋の中に運び込まれる荷物を丁寧に整理していればよかった。その小さな部屋をいつでも照らしているたった一つの月 ...
人々は完全なる統一者が欲しいのだ
人類の境目を自由に行き来するもの
国境を越えて旅をするもの
脅威も肉親も死もすべてが祝福され
私たちはいなくなる
この境目すら
もはや越えられていくのだ
...
カオル マコト ヒカル
男か 女か
夜空で輝く星のようか
151029
カレイもヒラメも始めからひらひらと泳ぐのではありません
幼い頃は鯛のように両側に眼があって普通の魚のように
スイスイと泳ぐのです
しかし、長じるに従 ...
写真とは違うおせちがやってきたあした天気になりますように
エロそうにクイニーアマンと言う男子あした天気になりますように
真夜中の合わせ鏡に血がべとりあした天気になりますように
母子で違う月を見ている
キンタマ王子は
自称短歌で金を儲けられないか
2週間考えた末に
俺、俺だ、俺だよ、俺だ、母ちゃんよ、今すぐここに振り込んでくれ
という自称短歌をアサシ新聞の
アサシ歌壇に投稿したとこ ...
祈るようにサイコロを振る
嫌な予感は的中した
すでにホテルの建った銀座 わたしの靴は落ちた
このままでは残りの土地を売却しても破産してしまう
なんとか逃れたくて 頭が高速回転を始める
...
私は緩やかに束縛されている。
色々なものを見ながら聴きながら、
色々なものを見ぬように聴かぬように。
穏やかな強烈さで
目隠しをしている{ルビ腕=かいな}は誰なのか。
私の中心 ...
空に舎に
秋光り
ほの暗き
回廊に
風立ちぬ
天高く馬肥ゆる
秋
をのこ生まれる
空に舎に
秋光り
ほの暗き
回廊に
風 ...
キンタマは
色んな人にキンタマと呼ばれ
手垢が付きすぎているので
キンタマ王子はキンタマをキンタマと言うことに
強い抵抗感を抱いていた
キンタマもそろそろ別の呼び方で
呼んでやりたいと思っ ...
手をつないで絶望を唱えましょう
大丈夫 こわくなんかないよ
弄ぶ首筋がきれい
躍り狂う脈も楽しそう
笑顔も愛も求めていないよ
涙も今は大嫌い
君は苦しい ...
一段落ついて
皆で 自宅に 戻った
お父さんと
お母さんと
わたし
玄関先の 蔓が伸びて
アーチのように
迎え入れて くれた
薄桃色の 薔薇の木だ
一輪だけ ...
独り言に
返事しあう老夫婦の
ひとつあけて座る
ベンチのわたし
なってもいいかな
こんな未来図を
感じながら
伸びをする午後
神は忍耐しておられる
木村:何年も前から何度もエホバの証人が訪ねてきては悪い時代がもうすぐ終わるとか、今は世界中で警告がされている終わりの時だということを何回もききましたが、それにしてもあまり ...
あの日私はたまたま
上目遣いになってしまう位置から
あなたを見てた
どうしても上目遣いになってしまう位置なのに
あなたを見たかった
あなたはまるで動物でも見るかのように私を見て
穏やか ...
揺らめいている心象図が手に取るように見える
だけど何一つ
気が利いた言葉が紡げない
少しでもいいから
紡ぎ続ける繊細さが僕にもあればと
想い焦がれては項垂れる夜が積み重なっていく ...
柏木に須田の戦闘訓練を、青山に身体能力の向上のためのトレーニングを担当してもらうことをそれぞれ伝えた。特に柏木には、自身の戦闘能力を削られる危険性について知らせ、危険な状態に陥ったら訓練を中止して構 ...
逢う人逢う人アリアレルギーのアリクイ
できれば
ひっくり返すひとに出逢いたい
ちゃぶ台以外をね。
終りを はじまりにしてくれるような
私のB面に気づかせてくれる
アナログなひと ...
水辺の蟷螂のお尻から
にゅるにゅる出てくる針金虫
嗚呼!なんと
こんなところで 詩と自分との、
縮図を 見てしまった!
操るというか
操られてしまう!
お ...
結局元の鞘、いや、袋に
納まったキンタマを見ながら
「フ、男として生きて行けって、か」
と一人つぶやくキンタマ王子だったが
最近、おのののかを見ると
ポコチンが立つことに気づき
なんだ、こ ...
ささやかな
想いをいれた
背中には
いまも消えない
夜の傷跡
天を突く壮大なプラントのサイレンが鳴り
ぼくたちはトボトボと歩みを進める
酸とアルカリの狂騒曲にもめげずに
ぼくたちはトボトボと歩く
たどり着いた溶鉱炉は
オレンジの秋の空色だっ ...
おまえの
黒い頭蓋のなかで
やわらかい緑色の犬が湿っていく
(今、それは
事実だ)
カ ン カァン カ ン カァン……
カ ン
カァン
カ ン
絶対に
絶対に電車は通らない
...
キンタマ王子としては
ディスカバリーチャンネルの方が
兵器特集をやっているし嬉しかったが
正直、あまり違いが分からないので
アニマルプラネットでもOKだった
しかも巨大魚を追っているオッサン ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
戦後詩を現代に読み直す際の留意点
葉leaf
散文(批評...
4
15/10/29 6:43
無限
〃
自由詩
1
15/10/29 4:19
メモ
佐藤伊織
自由詩
3*
15/10/29 1:43
男か女か
北大路京介
自由詩
6
15/10/29 0:23
昼餉(弁当、御握り、イモサラダetc)
あおば
自由詩
4*
15/10/29 0:14
写真とは違うおせちがやってきたあした天気になりますように
北大路京介
短歌
2
15/10/28 22:56
エロそうにクイニーアマンと言う男子あした天気になりますように
〃
短歌
0
15/10/28 22:56
真夜中の合わせ鏡に血がべとりあした天気になりますように
〃
短歌
3
15/10/28 22:56
母子で違う月を見ている
〃
自由詩
5
15/10/28 22:53
キンタマ王子、金儲けを企む
花形新次
自由詩
0
15/10/28 21:39
モノポリー
ただのみきや
自由詩
8*
15/10/28 21:38
放流
あおい満月
自由詩
6*
15/10/28 21:21
風立ちぬ
吉岡ペペロ
自由詩
12+
15/10/28 21:19
キンタマ王子、キンタマの別名
花形新次
自由詩
0
15/10/28 20:21
首筋と脈
十一月の失敗...
自由詩
0
15/10/28 19:55
おばあちゃんが咲いた
藤鈴呼
自由詩
2*
15/10/28 19:06
バス停
朧月
自由詩
2
15/10/28 14:36
神は忍耐しておられる
生田 稔
散文(批評...
2
15/10/28 10:05
あなたの目
陽向∮
自由詩
5*
15/10/28 9:59
滲んだ抽象際彩色
komase...
自由詩
3*
15/10/28 9:56
Miz 10
深水遊脚
散文(批評...
2*
15/10/28 8:18
逢う人逢う人アリアレルギーのアリクイ
北大路京介
自由詩
4
15/10/28 8:16
ひっくり
もり
自由詩
5*
15/10/28 0:05
にゅるにゅるミッドナイト
〃
自由詩
0*
15/10/27 23:48
キンタマ王子、後悔する
花形新次
自由詩
1
15/10/27 23:40
刺青
レタス
短歌
2
15/10/27 23:38
生贄
〃
自由詩
2*
15/10/27 23:09
zugai
草野春心
自由詩
2
15/10/27 22:55
遮断機の内側
凍月
自由詩
5*
15/10/27 21:17
キンタマ王子、アニマルプラネットで特集される
花形新次
自由詩
0
15/10/27 21:10
1659
1660
1661
1662
1663
1664
1665
1666
1667
1668
1669
1670
1671
1672
1673
1674
1675
1676
1677
1678
1679
1680
1681
1682
1683
1684
1685
1686
1687
1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
1695
1696
1697
1698
1699
加筆訂正:
モノポリー
/
ただのみきや
[15/10/29 4:57]
一行増やしました。
4.13sec.