太るか痩せるか
ふたつにひとつ
丁度いい加減なんか分からない
デジタルデブ
上は120キロから
下は58キロまで
自称50キロの
不細工OLが
忽然と姿を消した
それ ...
亡くした夢をかなえてくれた
娘の頬を撫で
一滴の涙を流した
義理で並んだ葬列は
わたしにとって意味も無い
ただ
少しの救いは一曲の短いパヴァ―ヌだった
そのオートバイはギターをかき鳴らすように
大陸を横断してゆく
絶え間ない鼓動が指先に繋がり
陽の沈まない西の空を目指す
髭を蓄え
風にカールする髪を靡かせて
終わりの無い旅を続ける
...
割れる陽に花芯は昇りまた昇り
雨音のはざまに浮かぶ花微塵
けだものに片目預けて花見酒
刻みあう互いのすがた風ふたつ
指笛 ...
触れるたびに
コッと鳴き
離れるたびに
コッと鳴く
杯はいつも
虚に満ちる
波打ち際のミキサーから
ぷちぷち昇るひとさし指
咬みちぎられては
吐き捨てられる中指
ギターはミシン
断っては繋ぎ
生まれも額縁も
等しく足元に粉砕する
...
いきどまり日々のページはまた開く
遠のいていく
まだ舟だとも言い切れぬままに
来た林に戻ろうか
踏ん張りたくなどありゃしない
じゃあこの壁にだ
打ちのめされていよう
ここら一帯の木は黒ちゃけて
叩くと気持ちの良い堅さ
...
春風、というものにも
いろんな言い方があると思うけど
もし
耳をすませたら
語彙力がよわい私には
それは 春風としか言いようがなかった
色は うす桃色 です ...
頻繁に人にであうでもない
この生活にあまり不満はないのだ
ベランダの脇の雑草がどう伸びようと
有る意味僕のそとの世界のできごと
疲れている意識もなるべく解消しようと
優しい母や鬼嫁も ...
森を抜ける、視界が開ける、緑の草地、寛ぐ人々ーひろびろひろびろ奥空まで
広がる光、光の広がり、奥空一面、黄白く光る光の体
あれは何だ?あれはなんだ!
私は圧倒されつつ開放されるー情欲を、 ...
僕の代わりに、君が死ね
僕の代わりに、君が泣け
二人分の朝食を作る
僕の代わりに、僕を好きでいてください
眠りの代わりに、君が消えろ
眠りの代わりに、君が忘れろ
一人分食って捨てる ...
洋風護謨式纏物装着? 或直通?
当店直通NG…
我、内緒的複合的福沢諭吉上積可能男児…
我、直通NG姐…
我、輸精管断絶処置済男児…
…
…平滑素股
...
星を数えに行こう。
宇宙の果てを宇宙船で旅をする。
君と二人、花を敷き詰めたベッドの上で愛し合う。
例え宇宙の誰が死んでも、
何時までも、何時までも。
蓄えと燃料が無くなるまで。
辿り着か ...
電話鳴り静かな部屋が踊り出すあなたからだとすぐにわかった
雪よりも雨降ることが多い町南の方の合併しない町
砂時計三分間のドラマ見る時を刻んで命吹き込む
太陽は未だ昇らず闇の中今日やる ...
よこたうと よこたわないのあいだには なんだかくらいすき間があるね
何度めの桜が散ればめくれるか丸い体にはさんだ四角
難しいことを求め得る人ほど
しあわせなきょうだけを享けている
たやすいことにすら見放されて泣く人ほど
みつめている三つがある
それはさまざまな三つであり
泣く人の数だけあり
泣く人を泣 ...
サンデーは 浅いお皿
銀のスプーンで とりかかろう
この時代らしい
マリンボーダーを
ふたりして着こなして
きみがすきな青いやつを
パフェは 背の高いグ ...
田崎さんちの某を思い起こすよな色彩について
論じる気はなくて詩ができること考えるの明日
面倒なことは全部ぜんぶ明後日に先送り出して
三、五メートル巻尺オレンジの帰還を待つだけ
行ったり来たり渋 ...
犯人から音沙汰ないので
公開捜査に踏みきって
名前や顔を晒すと
救出された後
マスコミは
白々しいまでに
匿名に拘って
晒した事実に頬被りするが
インターネット社会では
そんな拘りは ...
猫町の午後は空が青ざめるほどの空想に満ちていて
透明なグラスに注がれた水のように
エーテル培養液がたゆたっている
光が当たる一瞬の陰から産まれる海月たちは
何万の子孫を一瞬にして吐き出 ...
天にはひとつの
(視えない手)があり
私は、全ての恐れ・震え・野心を
不思議な手の上に、置く。
この胸に乱れた炎は
いつしか――闇に溶け去り
静かな青い火となる。
そうして私は、 ...
受け売りの言葉誰にも優しくて爪で引っ掻き印をつけた
答えだけ喋り散らす君 疑問符を隠しもってる私は怖い?
まっさらなページをいつも用意する 昨日の余白で待機しながら
...
色彩の論より証拠はるの山
いろとりどり鳥とりどり春のやま
ふきわたる風の色彩におう春
いろいろなんです。いろめきなんですね
なんとなく春はなんとなくくる(う)み ...
160411
ゲーテがなんか書いているよねと
忘れた記憶が囁くので
要求された色のことかなと
言い飼いス
買われてみたのは
いつの日か
薄い記憶が戦いて
遠い昔 ...
夜桜が続く言い訳も続く
にらめっこ好きの女や花月夜
花盛り青信号に気づかない
宏大な界が突然開ける
視界右上奥に
空の濃く暗らんだ青が微かな裏光りを帯び沈黙して在る
視界中央仰げば
巨大な白雲無数、それぞれの意図を持ち漂い溢れ流れている
視界正面遠く近く
...
朝はどんな時刻にでも既に始まっている。早朝でも真昼でも真夜中でも、すべての時刻に内包される原時刻として朝は既に始まっている。朝は一日が運動するにあたって、その駆動の弾性を持つ時刻としていつで ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
デジタルデブ
花形新次
自由詩
0
16/4/12 22:04
パヴァ―ヌ
レタス
自由詩
1
16/4/12 21:24
流浪
〃
自由詩
0
16/4/12 20:45
呼べど応えぬ
木立 悟
俳句
3
16/4/12 20:17
ノート(酒)
〃
自由詩
3
16/4/12 20:15
ノート(千千京京)
〃
自由詩
3
16/4/12 20:14
日々
河瀬由子
俳句
0
16/4/12 18:19
無い浜
なけま、たへ...
自由詩
3
16/4/12 13:16
せいじくん
もり
自由詩
2*
16/4/12 12:59
えーと。。
梅昆布茶
自由詩
9*
16/4/12 12:38
VISION.03
ひだかたけし
自由詩
1
16/4/12 12:02
休日に、昨夜が訪ねて
竜門勇気
自由詩
0
16/4/12 10:31
快楽追究小男児
nemaru
自由詩
0
16/4/12 9:35
星を見送る歌
雅寛
自由詩
1
16/4/12 8:28
電話
夏川ゆう
短歌
0
16/4/12 5:30
よこたう
はるな
短歌
0
16/4/12 1:26
家具たちの絶叫のように
もっぷ
自由詩
2
16/4/11 23:33
サンデーとパフェ
もり
自由詩
3*
16/4/11 23:00
色彩論/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
2*
16/4/11 22:42
誘拐監禁された場合の心得
花形新次
自由詩
0
16/4/11 22:16
ゆ う か い
ゆるこ
自由詩
3
16/4/11 21:50
青い火
服部 剛
自由詩
1
16/4/11 20:23
昨日の余白
深水遊脚
短歌
1*
16/4/11 20:07
色彩論
阿ト理恵
俳句
2*
16/4/11 16:00
〃
あおば
自由詩
2*
16/4/11 15:05
夜桜が続く言い訳も続く
北大路京介
俳句
1
16/4/11 12:39
にらめっこ好きの女や花月夜
〃
俳句
1
16/4/11 12:39
花盛り青信号に気づかない
〃
俳句
5
16/4/11 12:38
VISION.02
ひだかたけし
自由詩
4*
16/4/11 12:24
朝の詩学
葉leaf
散文(批評...
2
16/4/11 5:26
1654
1655
1656
1657
1658
1659
1660
1661
1662
1663
1664
1665
1666
1667
1668
1669
1670
1671
1672
1673
1674
1675
1676
1677
1678
1679
1680
1681
1682
1683
1684
1685
1686
1687
1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
6.26sec.