髪がきれいで
ふくらはぎの細い女性が好きなので
基本、後ろ姿だけを重要視しますが
振り向いたとき
度肝を抜かれるようだと
反射的に
グーパンチを繰り出してしまう
危険性があります
...
図書館の広々としたロビーの椅子に
ぼんやりと座っている僕の意識は遮断されたまま
透明に奥まっていく
ざわめく隣の喫茶エリアからの人々の話し声が
ロビーの高い丸天井に反響しながら
立ち昇っ ...
トーストに
バターの塊をのっけて
イチゴジャムをつけて食べる
白いキャミソールに
白いハーフパンツ
白い肌に
青白く滲む血管
ベリーショートの髪の毛が
所々逆立っている
虚ろな眼つき ...
ヘクトパスカルがひとやすみしている
ゴーデンサファイアを紛失した
神楽月の昼さがり
腕ぐみ─まどろみ・・・
なまあくびして
なみだをふきだし
視野をひろげ ...
その亡骸は偉大にして強固だった
彼の奏でる旋律は時を経て
永遠に流れ続ける
幾何学を試し
その構造は果てもなく
静かに築かれている
溢れる鼓動とともに
バロックを組み立ててゆ ...
年賀状売り出すたびに笑う鬼
マイナンバーもう刺青にしてしまう
長くなる短かった杭の話
木々の天蓋
墓標
隙間から降る明確な透明
風が髪を揺らしている
日が地面と繋いでいる
細く
弛まず消えていく時間は薄く
薄く体に積もり根を張る
...
チンポコと言うと
ピーが入るのは
言論の自由を阻害する行為
と考えたキンタマ王子は
テレビに出たら
天安門原爆落として中国人皆殺しと
キチガイ病院の通院カードをSuicaにしろと
皮剥き ...
何かを本気で伝えたいのは
感情がどうしようも
なくなるからだろ
好きだぁああああーーー
とか
腹立つぅうううううう
とか
さみしぃいいいーーーっ
とかね
...
新しく入った子が
社員さんに怒られてた
ぼくはきのう見た
あの子がお局さんに
習っているところを
今しがた怒られたそのやり方は
きのうお局さんに習った通りだった
その子は一言 ...
万国旗は青い風にはたはた…揺れ
園児等が駆け回り、賑わう
秋の運動会。
染色体が人より一本多く
まだ歩かない周と、並んで坐る
パパの胸中を{ルビ過=よ}ぎる、問い。
――僕等はあわ ...
天に昇った恩師が好きだった
白のグラスワインを
向かいの空席に、置く。
あまたの想い出を巡らせ、僕は
白いゆげを昇らせる
珈琲カップを手許に、置く。
――そうして夢の対話は、始まっ ...
いつになっても
明日がくるのがこわい
ひとりはこわくはないのに
明日がくるのがこわい
わからないからこわい
あなたのことのように
しらないことにかこまれて
しらないふりをし続 ...
死んだら幽霊になったり
天使にでも悪魔にでもなれる
生きたら生きたままにしかなれない
生きる事は素晴らしい
死ぬ事は見窄らしい
素晴らしい人に見られたいが為に
不自由に生きるのは嫌だ
見 ...
言葉を
全力で守る
シュプレヒコールを唱える事が
ハロウィンのパレードと
どれだけ同じに見えようと
発言するほど
唇寒く
弱点を突かれ
攻撃されることになる ...
このあたりまえの しあわせは
世界のどこでも
あたりまえではない
ふつうでいられる しあわせは
今この2015年 にほんの
わたしの しあわせ
小平市の住宅街でバリバリと音が鳴り
とつぜん、目の前の住宅が取り壊された
私は三か月前から仮の住まいを持つだけなので
家が壊されるこまかな事情は知らず
事情を知らないゆえ
その家は突然、取り ...
空は高く
遠く
ぼくを迎えいれてくれる
少しだけ寂しいけれど
青く染まってしまったぼくは
静かな誘いにコクリと頷く
透明な羽が肩から生まれ
いよいよ旅の刻が来た
自由な大 ...
きっと、
数えきれない罪のうえにある私だ
きっと、
その甚大さに耐えられる私だ
それゆえに、
概ね後ろめたいのが、私の「ありがとう」
水がうかんでいる
水がくっきりとうかんでいる
水がすっきりとうかんでいる
ここは35000ft
ー42度の世界
水はすっきりと浮かんでいる
水は湖のあるところに浮かんでいる
水は都 ...
自称キンタマ詩人の
キンタマ王子は
てにをはがおかしいので
しばしば
「お前、それでも自称キンタマ詩人のつもりか!」
と批判されるが
「てにをはがおかしいことを
逆に訳に分からなくなって ...
鏡のなかの、
少女のままの彼女に
メールをする。
液晶の水面は、
音もたてずに目を閉じる。
鏡のなかの少女は私だ。 ...
手のひらに、
とぎれとぎれの物語がまじわるように、
とぎれとぎれの時間のなかを旅している。
風は、
私にまとわりつく
薄い襞を食んでいく。
一衣も纏わぬ身体になった私の心は、 ...
元気くれる向日葵畑は眩しくて短い夏を思い切り生きる
国道を少し進めば田舎町田舎はゆっくり時が流れる
どんな時もその瞬間を楽しもう生きていること実感出来る
黄昏のオレンジ色に浸る街深い ...
いつか説明できる自分になりたいとおもったが
いつも途中でひきかえしてばかり
丘の上の教会の牧師さまを質問ぜめにし
彼の額の皺がひとつ増えたのをみとどけて
それでもつぎなる質問をかんがえつづ ...
頭を傾けるほんの些細な仕草にさえ
目を奪われるのは
なぜだろう?
振り向いた瞬間に
目が合っただけで
微笑んでしまうのは
なぜだろう?
正直に言えば
これが初めてじゃな ...
家に帰ってきて
ノートパソコンを開いて
ブラウザを起動したら
Googleのロゴが映るはずの画面に
-閉店-
誠に勝手ながら
インターネットは本日を以て
閉店させていただきま ...
木曽路より伊那に
湖の大津市を出て今日一日景色を眺めかく歌にせむ
クリスチャン五十年瞬く間過ぎ神信じても人は儚し
車乗る四人はみんな信仰にいそしむ人にありにけるかも
話し合う ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
キンタマ王子、振り返る
花形新次
自由詩
0
15/11/4 18:24
境界の意識
たけし
自由詩
4*
15/11/4 16:21
ennui
opus
自由詩
0
15/11/4 12:39
想いはかすれて(十)
信天翁
自由詩
2
15/11/4 9:06
Bに捧ぐ
レタス
自由詩
3
15/11/4 1:53
年賀状売り出すたびに笑う鬼
北大路京介
川柳
2
15/11/3 23:45
マイナンバーもう刺青にしてしまう
〃
川柳
6
15/11/3 23:44
長くなる短かった杭の話
〃
川柳
4
15/11/3 23:44
ルーツ
はて
自由詩
2
15/11/3 23:29
キンタマ王子、チンポコが力を持った時代に生きて
花形新次
自由詩
0
15/11/3 23:25
オブラート
もり
自由詩
2*
15/11/3 23:12
稲穂
〃
自由詩
2*
15/11/3 22:55
秋の運動会
服部 剛
自由詩
9
15/11/3 22:43
机上の対話
〃
自由詩
0
15/11/3 22:27
こわがり
朧月
自由詩
2
15/11/3 22:24
表面
リィ
自由詩
3*
15/11/3 21:50
沈黙が力を持たない時代に
Lucy
自由詩
17*
15/11/3 21:09
2015年4月16日
Miumi深...
自由詩
4
15/11/3 20:53
窓枠
高橋良幸
自由詩
9*
15/11/3 20:48
巣立ち
レタス
自由詩
3
15/11/3 20:30
ありがとう
千波 一也
自由詩
4
15/11/3 20:03
水
Miumi深...
自由詩
7
15/11/3 16:36
キンタマ王子、てにをはがおかしい
花形新次
自由詩
2
15/11/3 16:13
扉
あおい満月
自由詩
5*
15/11/3 15:40
体温
〃
自由詩
7
15/11/3 15:35
元気
夏川ゆう
短歌
2
15/11/3 15:34
クープランの墓
梅昆布茶
自由詩
12
15/11/3 15:33
恋はいつも初めてを連れてやってくる
文字綴り屋 ...
自由詩
1
15/11/3 14:14
インターネット閉店
閉店
自由詩
7
15/11/3 11:04
木曽路より伊那に
生田 稔
短歌
5
15/11/3 11:00
1654
1655
1656
1657
1658
1659
1660
1661
1662
1663
1664
1665
1666
1667
1668
1669
1670
1671
1672
1673
1674
1675
1676
1677
1678
1679
1680
1681
1682
1683
1684
1685
1686
1687
1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
4.93sec.