ボクがキミに
ボクであることを証明し
キミがボクであることを認証して
ボクはボクを認識する
義理認証
ボクがキミに
キミであることを証明し
キミがキミであることを認証して
キミはボ ...
島の西側には 人は住まない
西方浄土に開かれた島
穢れのない 輝く砂浜が 所々に小さく開かれて
海からの精霊たちが 少しの間休むための 青の洞窟
島を縁取るガジュマルの分厚い林が ...
光りのあしたが私たちの歌を聴いているとしたら
あしたも必ず光りのあしただ
、冬の梢がうなずく
ミモザからの約束のようにみずうみの漣もほほ笑んでいる、
という日になぜか
胸のどこかしらは強 ...
米粒より小さな私がいる
足元の草よりも小さな私は
厳かで巨大な荒削りの岩の上に立つ
海風が吹き荒れる
米粒程度の私を試すかのように
青い地平線が広がる
米粒程度の私を包み込むか ...
白昼バランスでも崩したのかすっ転んで縁石で頭を打って死んでいる老人が漏らしてスラックスに滲んでいる糞を一匹の野良猫が執拗に舐めていてその傍を通り過ぎる子供用の鉛筆みたいな服装をした若い ...
なまはげとジェイソン、ゴジラ同居する悪夢もバクが食べるし眠れ
今年こそ世界を恐怖のズンドコにチガ~ウと言う子と結ばれる
ギルバート・オサリバンのオ要らんよな太一郎の太一朗太の太
流言飛語によって
衆愚を煽動し
地獄へと導く
デマゴーグを
大物から
超小物ネトスタ(ネットスターリニスト)
まで捜しだして
引っ捕まえて
水を張った釜に放り込んで
徐々に熱してやる ...
詩は「読む」ものというよりは「触れる」「聴く」ものである。文の論理構造に従って明確な意味を読み取るものというよりは、そこに立ち上る言葉の響きや質感を聴いたり、意味の多義性や構文の揺らぎに触れるも ...
かすかな音に導かれて
薄暗い防砂林をかき分け
青い海が 突然開ける
予想もしない光 自分の胸が裂けて 世界が開かれる
幾層もの複雑な青 視界が波に飲み込まれる
潮風 ...
青い咳は止むことも無く
体温計は上昇するばかり
吐き気とおう吐に力失う
おせちを食えず涙を流す
妻は中トロぼくはビタミンを飲むばかり
餅食えず最低の正月迎えた
ドロ ...
明日はカレーうどんを食べて風邪を吹き飛ばす
でもね 鳥から蕎麦に生たまごも捨てがたい
吉野家のスタミナに呪文を唱える夜
家系のラーメンにニンニクとタマネギ入れて
電話をしても誰 ...
貴方という被写体は
なにをもって 貴方だという
内在しない対象の美しさ
それは観者の心に秘めたもの
五感レベルの知覚など
貴方を語れないでしょう
だから今 わたし ...
いまさら歎くことはできない
この世に生をうけたなら
決して涙を流すなよ
どんなに苦しくても
決して涙を流してはならない
どこまでも
どこまでも
歩き続けて頬笑みを絶やさず
...
新しいメニュウを編み出した
豚バラを賽の目に刻み
ニンニクと生姜をすり込み
唐辛子をまぶし
醤油と酒で煮込み
白髪ねぎを散らし飯にぶっかける
これで風邪なんか一発で退散するはずだ
玄関前に設置した
従家庭慰安夫像の
撤去と引き換えに
小遣いの増額を要求した
キンタマ王子は
結局のところ
「誰があんたなんかで慰安されるか!
このローテク短小野郎!」
という妻の強気 ...
新年早々から体調を崩し
ふうふう言っている
心臓もバクバク高鳴って
死んでしまうのかと思った恐怖に
迎え酒
ようやく眩暈を押さえつけた
大晦日に鴨南蛮を食べてから
元旦は蒲鉾一切れ
...
ちくちくちくちく、
縫い針が私の影を追いかける。
縫う主はにこにこにこにこ、
暑すぎる笑みを浮かべながら。
オネエチャンハココノヒトデスカ
(ワタシハオネエチャンガタベタイ)
ヨカッタラオ ...
ひとつの終わらない薔薇がある
幾重にも幾重にも
内面から開き続け
外側の花弁が枯れて
次々と散り落ちても
秘められた未知なるものが
沸き上るように 艶やかに捲れ
芳醇な色香を放ち続ける
...
そろばん屋の戸をくぐる
奥に小さな番台が設けられていて
主人がそろばんを弾いている
わたしがそろばんを見に来た旨を告げると
主人は顔も上げずに
今時そろばんでもないでしょう
とぶっきらぼう ...
刈り上げフグちょうちんが
落ち着きのない
アホの子のように
身体を左右に揺らしながら
年初の演説をする姿が
ニュースで流れていたが
新年早々
何でこんな野郎の
ブタ面見なけりゃいけない ...
なんにもない なんにもない地平に
ポカン ポカンと突っ立って
何から始める?
何かが始まる?
☆
黒い山の窪みに一つ
ターコイズブルーの湖出現再び
連れの老婆はとっくに
街道脇 ...
行方知れずの小指を探して
後ろに歩いてみる
昨日に向けど
まだ形も失く
七日と後に返ってみれど
まだ影も失く
一つ月と下がってみれど
まだまだ気配も失く
いち年後戻 ...
辛抱づよく 壁を背にし
紺いろの布巾をみつめている
とじた唇のなかで くちづけの記憶が
解かれた積荷のようにころがっているが
やがて堰き止められる
いずれ壊れ ...
蚊に刺されて草履を履いた足の指がかゆい
目の前を流れる川の中には草ばかり生えてる
川から目を逸らすと眼科の看板
さっきから気になっていたんだけど
おばあさんがこっちを見て笑ってくる
このおば ...
自分で思っているよりずっと
いい人じゃない
なのになんで
いい人のふりしてんだ?
まるで新手の詐欺だこりゃ
優しくもない
友達思いでもない
ふいに馴れ合いが耐えられなくなり
見棄てる
...
自分へのサディズムから
マゾヒストになった
自信たっぷりが嫌で
卑屈になった
大胆な想像をするから
臆病になって
好きな人には
憎まれ口をきいた
あまりに欲するから ...
毎日人が死んでゆく
墓だらけの世界
スーパーヒーローは言う
もう誰も殺してはいけません
もう誰も死んではいけません
毎日人が死んでゆくはずの
墓だらけの世界が
毎日人が産まれるだ ...
孤独とは群れの中で
人知れずに泣くことかも知れない
ゆえに僕等は丸くなる
春を夢見て丸くなる
浜辺の女
私達は夜空に浮かぶ小さな星
冷たい風に飛ばされぬよう
闇の一 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
義理認証
イオン
自由詩
0*
16/1/3 12:34
神の座
いねむり猫
自由詩
2*
16/1/3 12:29
ミモザと飛礫
もっぷ
自由詩
9
16/1/3 11:12
石廊崎
枝
自由詩
5*
16/1/3 10:32
証拠なんかなくてごちそうさま
ホロウ・シカ...
自由詩
0*
16/1/3 10:28
なまはげとジェイソン、ゴジラ同居する悪夢もバクが食べるし眠れ
北大路京介
短歌
12
16/1/3 10:26
今年こそ世界を恐怖のズンドコにチガ~ウと言う子と結ばれる
〃
短歌
2
16/1/3 10:25
ギルバート・オサリバンのオ要らんよな太一郎の太一朗太の太
〃
短歌
1
16/1/3 10:24
今年の目標
花形新次
自由詩
1
16/1/3 9:12
佐峰存詩集『対岸へと』について
葉leaf
散文(批評...
2
16/1/3 7:14
島
いねむり猫
自由詩
1*
16/1/3 5:39
風邪
レタス
俳句
1*
16/1/3 0:05
明日治りますように
〃
俳句
1
16/1/2 23:20
貴方という風景
えんちゃん
自由詩
2
16/1/2 23:16
凛と
レタス
自由詩
2
16/1/2 23:05
何とかせねば
〃
自由詩
0
16/1/2 21:45
キンタマ王子、交渉
花形新次
自由詩
0
16/1/2 21:19
攪乱
レタス
自由詩
1
16/1/2 21:16
骨
あおい満月
自由詩
3
16/1/2 20:33
薔薇とハナムグリ
ただのみきや
自由詩
16*
16/1/2 20:03
そろばん屋
春日線香
自由詩
4
16/1/2 18:35
刈り上げフグちょうちん
花形新次
自由詩
0
16/1/2 17:13
予兆
たけし
自由詩
3*
16/1/2 15:19
置いてきぼりの何時かの心
貝の石
自由詩
2*
16/1/2 13:33
kitsune
草野春心
自由詩
2
16/1/2 12:38
刺された痕
陽向∮
自由詩
4*
16/1/2 10:37
友達思い
Lucy
自由詩
8*
16/1/2 8:26
アンビバレンスに
シャドウ ウ...
自由詩
1
16/1/2 1:47
毎日人が死んでゆく
縷々流 縷々
自由詩
0
16/1/2 1:16
冷たい冬空の夢
萩山 ふぁる...
自由詩
4*
16/1/2 0:02
1677
1678
1679
1680
1681
1682
1683
1684
1685
1686
1687
1688
1689
1690
1691
1692
1693
1694
1695
1696
1697
1698
1699
1700
1701
1702
1703
1704
1705
1706
1707
1708
1709
1710
1711
1712
1713
1714
1715
1716
1717
3.71sec.