人として生まれた生き物は
生涯人を捨てることはでき無い
どのように生きようとも
どのように考えようとも
キムチトーストにはまっている
いまさら短時間高収入の仕事に就くすべもなく
ちぎられた時間のなかでファーストフードならぬ
簡単な食事と全自動洗濯機
電子レンジとオーブントースター
せまい部 ...
道路はよこたわっているのではない
限りなく渦を巻いては
自動車たちを加速させている
建築は直立しているのではない
限りなく燃え上がっては
過ぎる風を減速させている
世界の心臓は血液 ...
誰も知らない山路で
酸っぱく甘い梅の香り
ふわりふわりと匂っている
静まり返った藪の中
にわかに騒ぐ猿一匹
がさがさがさと音を立てる
山間に炊飯の煙を眺め
雲雀の声を耳にして
...
モザイクの入るコメディ猫の恋
綱引きのパントマイムや猫の恋
オバマの愛称が
オバチャンだとしたら
オバチャン大統領じゃ
何も変わらねえじゃねえか!
しかしリベラルとか何とか言う奴は
どいつもこいつも
学校の教師みたいな風体で
どうしようもねえ ...
鳥は傘をささない
あめにうたれてなにかを待っている
たったひとりで待っている
どうして高いところにいるのか
まちびとは空からやってくるのか
そろそろ私の首は疲れた
鳥はひとりで ...
いつからだろう、
胸になにかができたのは。
胸のなかの何かは、
柘榴のように真っ赤に青い。
柘榴のなかにはちいさな
部屋があって、
その部屋のなかには、
ちいさくなった私がいる。
...
しとしとまあまあ
ぱらぱらさあさあ
ざあざああらあら
朝から雨で皆傘で泳いでいる
おばさんひとり
両手でちょうど
すっぽりふわりポリ袋
風になびかせて被ってね
ひょいひらふかぶか
き ...
アラームは既に
スヌーズたぶん二回目
め
をあけても
すべてあけられない
からだぜんたいが
ひとしくねむい
む
無理やり
上半身をおこし
腰をひねる
ひねる
ゆるいあたまで ...
多摩動物公園行きのバスに乗って
通わなければならなかった学生時代
イケメンゴリラに似ていた私は
逆サファリパークだと
みんなから揶揄されたものだ
(当時イケメンゴリラはいなかったので
宇宙 ...
魯山人みたいなメガネ曇らせてハフハフと喰う煮干しラーメン
ホールデン・コールフィールドは
大人の世界のすべてをフォニーと呼んだ
それは間違いなく
ぼくらすべてに向けられた言葉のはずなんだ
そしてまた
遠い日にぼくらもそう言っていたんじゃなか ...
お誕生日はよく晴れた。いつものように洗濯機をまわして床をみがいたあと、夫がベビー・カーを押してくれたので公園まで娘と手をつないでいることができた。
午後は眼鏡を新調したあとでお鮨をたべにいった。安い ...
とにかくすべてがおもい
だからつかれてなにもしたくない
となるとだんだんとわたしはしょうめつする
よるにうかぶちいさなわくせいよ
いつのまにかそんなとおくにわたしが
いるなんて
このわ ...
たぶん人生って
悲しくて
情けなくて
つらくて
しんどいものかも知れないよな
だけど俺はつながりを求めていく
大空と
太陽と
大地と
大海原と
草と
虫と
樹と
花と
...
三月三日【雛祭】を、決行いたします。
現代詩フォーラムの雛祭りは、一日くらいは
誰もが 読者の方の反応がある日があっても
良いのじゃあなかろうかという発想で企画しました。
三月三日に投稿 ...
昨日、コゲラさんに出会う。木を、こんこんしてらした
街からすこし離れて浮かんだような
この小さな白い部屋を
うすむらさきの夕暮れが染めて
そして還ってきたあなたが居る
私の知ることのできない
どんな世界を いくつ巡ってきたの
それをあなたが ...
考える飛び降り自殺するときの身体の向きの上下左右
祖父母らを朝飯前にぶっ殺す朝の陽射しが家を包んだ
新作の暴君ハバネロ食べてみた何ぼなんでも辛すぎるやろ
自爆したイスラム教徒が即死か ...
消防車が大通りを埋め尽くす
けたたましく鳴るサイレンの音のなか
たくさんの赤いライトが点滅する
何事かと人集りの方へ行ってみると
一軒家が燃えていた
炎は唸り声を上げる
周辺だけ灰色の ...
冷たい風 淀んだ光 潮のかおりをうけ
霧がかった海に浮かぶタンカー船はゆっくりと横切ってゆく
私は風に身をまかせ感慨深く眺めていた
眠りに落ちた瞬間 わたしは意識から ...
海の背中にゆらゆらと
揺られた事も
ありました
砂浜で
長い睫毛の瞬きに
よく似た波の
崩れ落ち
退き波を眺めて私
遠ざかる
...
♪しあわせ~って なんだっけ×2♪ と
歌いたくなる 瞬間
倖せだなぁって 感じながら
活きたい瞬間を 切望し続けた
ロバのヒズメが 胸に詰まる
耳で響くは スズメの 囁き
...
明日を生きることを辞めれば
私は現実を見ることができるのだろうか
現実は淡い霧の中に
木漏れ日の陽光が漏れる場所
明るさは角度に反射し
暗さにより大半の視界を覆う
私の視力は世界を見るため ...
手塚治虫が死んだ歳まであと十四年だ
一日十八時間起きてるとして
十八時間×三百六十五日×十四年
まだ九万二千時間もあるじゃあないか
これからの人生でいちばん大切なこととは
...
おやすみとクロネコの頭なでながら光らぬスマホ強制終了
疲れたねと話す相手は猫ばかり、そのうちニャーと泣いてみるかも
ごろごろとすり寄っては喉鳴らし猫かぶりをする腹 ...
プードルの風船が割れ帰る孫
生理前になると
ムラムラしてきて
つい、下着の中に
手を伸ばして
一番敏感な部分に
触れてしまう
背中から頭にかけて
電気が走るような感覚
あなたに分かりっこない
終わった後 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ヒト・ひと・人
イナエ
自由詩
6*
16/3/1 9:35
途上にて
梅昆布茶
自由詩
13
16/3/1 9:32
過程
葉leaf
自由詩
5
16/3/1 5:37
梅と猿
藤山 誠
自由詩
4*
16/3/1 2:57
モザイクの入るコメディ猫の恋
北大路京介
俳句
2
16/2/29 22:25
綱引きのパントマイムや猫の恋
〃
俳句
1
16/2/29 22:25
オバチャンにしか見えない
花形新次
自由詩
0
16/2/29 22:16
あめのなかのとり
朧月
自由詩
2
16/2/29 21:59
白い増殖
あおい満月
自由詩
4*
16/2/29 21:51
傘とポリ袋
灰泥軽茶
自由詩
2
16/2/29 21:48
靴下をはくまで
Seia
自由詩
4
16/2/29 21:38
多摩センター「猿の惑星」
花形新次
自由詩
1
16/2/29 20:24
魯山人みたいなメガネ曇らせてハフハフと喰う煮干しラーメン
北大路京介
短歌
4
16/2/29 20:24
彼は言った。そしてぼくらもまた
HAL
自由詩
3*
16/2/29 20:21
ちいさいのこと
はるな
散文(批評...
6
16/2/29 17:31
てんせい
狩心
自由詩
1*
16/2/29 17:09
体調が悪い時に書いた詩
渡辺亘
自由詩
4
16/2/29 16:10
★三月三日 雛のお祭企画のお知らせ。★
るるりら
自由詩
4
16/2/29 13:01
はじめまして
〃
自由詩
7*
16/2/29 12:44
帰 還
塔野夏子
自由詩
4*
16/2/29 11:47
新作の暴君ハバネロ食べてみた何ぼなんでも辛すぎるやろ 他五首
山犬切
短歌
0+
16/2/29 10:54
火事
枝
自由詩
4*
16/2/29 10:08
向こう側
hiro
自由詩
0
16/2/29 2:40
遠い
ドクダミ五十...
自由詩
2
16/2/29 1:56
ロバのヒズメ
藤鈴呼
自由詩
1*
16/2/29 1:17
感覚
鷲田
自由詩
2
16/2/28 23:35
手塚治虫まで
吉岡ペペロ
自由詩
10
16/2/28 23:05
猫日和
石田とわ
短歌
4*
16/2/28 23:00
プードルの風船が割れ帰る孫
北大路京介
俳句
1
16/2/28 22:58
マスオカキッコ「自慰」
花形新次
自由詩
1
16/2/28 22:55
1634
1635
1636
1637
1638
1639
1640
1641
1642
1643
1644
1645
1646
1647
1648
1649
1650
1651
1652
1653
1654
1655
1656
1657
1658
1659
1660
1661
1662
1663
1664
1665
1666
1667
1668
1669
1670
1671
1672
1673
1674
4.26sec.