ミスコンに出て黒歴史さらされる 昼間なのに薄暗い
秋なのに寒すぎる

勝手だね
だれに言うでもなくつぶやいた
少し後ろめたいから
そっとふたをする
私の過去に
いつのまにか 
齢(よわい)は噛み砕かれ
おカネが 卒寿の勲章をたずさえて
ころげこんだ
おひとりさまのふところに・・・・
このうえの無い因果となって

あぁ 
ことしは冬将軍の目覚め ...
ひとりでラブホテルに行って
誰かと誰かの残り香で
愛の詩を綴ってみたい。
四六時中うかない顔した彼女のユウウツ
半分コにしてあげたくって
ニロクジチュウってことばを編み出した
けど昔むかしはそれが当たり前だったなんて
これはどうしたって一日中なんだわって思ったね
...
私は透明なので
みんなとの楽しい雑談に混ざることもできない
私は透明なので
誰かに親切にしてあげることもできない
私は透明なので
どんなに困っていても誰にも助けられない
私は透 ...
誰もが自我の紐をとく
雨の夜に
垂れ流された意識の濁流に
気が触れんばかり

眠ってしまえば
自らも紐をとけば
無意識という堤防に
守られてしまうのだろうが

垂れ流された意識の濁 ...
本当に勝ちたいものは
他人なんかじゃないんだ
本当に認められたいのは
他人になんかじゃないんだ

自分が自分の最大の理解者
そうであったはずなのに
最近どうも様子がおかしい

自分が ...
他人の若さなんてものに
打ちのめされる気などしないよ
若さは時として拙さ
若さは時として無知
だから打ちのめされたりなんかしない
そう信じていたんだ
そう信じていなければ
自分の老いに打 ...
道々拾うそれらはどれも
純度の高い結晶だから
とても効き、沁みる
わたしは決定的にまだ、
持っている 家路 を{ルビ長靴=ちょうか}で踏みしめる
たどり着いて(そして孕む、卵のかたち)
ど ...
君の心の中のスナフキン

最近のロックンロールは もう終わってるわって言って
彼女はいつまでも 古ぼけた時代遅れのCDを回し続ける
その間にも 砂時計の砂はどんどん覆い被さっていって
何とか ...
生きづらそうだねと言われる度に
小さな箱に押し込められるようで
そんなことないって言えない彼らの善意に
大丈夫って言えない自分の弱気に

例えば生きづらさで紙幣数十枚損するんだったら、預金通 ...
アパートメント二〇二の壁の裂傷
フラグメントの終焉と彼女の吐瀉物
ポリスの出動はいつでも間に合わない
彼は絶望の寝床にうずくまったまま
ダイヤルの記録は悲鳴のような声ばかり
テー ...
固有名をもたない人間の落としたものは誰も拾ってはくれないのだ

ここに名前があるといったところでそれは意味をなさない

受け入れた動物達は集団でかき消されていく

受け入れなかった動物達は ...
簡単な事だった
決まり事は ある程度あれど

魔術師のように オタマを振れば
フライパンの固さの如く
凝り固まった 君のアタマも 耀くよ

真っ白の塩
これがなくて 困ったんだ ...
 躊躇なく雨が降って やがて くすんだ時間がゆっくりと流れさって
 衝動的に目を覚ました朝と 夢 見つけることもむつかしかった歌声の
   流れ (流転  (流転   (流転
 わたしたちの多く ...
昨日をどこへ、捨てよかと
世迷い言、世迷い言

踏み鳴らした葉は、いずこへか
落ちた鳥の羽、いずこへか
あの娘の写真も、いずこへか
冬のましろに潜っては、幾度も幾度もやり直す

ぼくら ...
ケンケンパ
ケンケンパ

道路にロウ石で丸を描いて

ケンケンパ
ケンケンパ

まるまる転がるよ

ケンケンパ
ケンケンパ

見上げてね

ほっとしてまた下を向き
ケン ...
キャベツの葉に
キンタマをくるんで
コンソメで煮込む
それだけで
ただのキャベツが
豪華なディナーに
変身する

お袋、いや
玉袋の味

ボールキャベツ


(キンタマ王子 ...
僕は彼女を名付ける事にした

彼女は僕の天秤が
どちらに傾くのか知らない

僕は彼女の知る真実から
不確定だといって目を背けた


嘘は
特定の誰かを騙す為に
鍵は
...
宇宙にある
一つの場所、一つの時間

流星は覚えている
巨視の瞳孔を開き
微視に解体される運動と感情を

私はあなたの記憶
機能化された一つの個体
朝、目覚め
夜、眠るまで

...
白い手先が折り畳んだ黒い風呂敷
角をピチリと揃えてたいそう丁寧に
ポタリと落ちた涙に星辰と名付ける
添い遂げようと恋情を抱いたおとこの
亡骸がひどく軽く腕に抱かれた
丑三つ時にただ月 ...
不思議だ

悲しくて
切なくて
誰かに慰めてほしいのに
大丈夫だよって言ってもらいたいのに

優しい歌は聞きたくない
甘い言葉は聞きたくない

可笑しいね

怒っている
イラ ...
魂の境を越えた交わりだった
わたしたちは一羽の大きな鳥になって
暁に輝く大河の遥か上空を
風を切り 大きく弧を描きながら
深く埋もれたまま錆びて膨れた散弾
思考に敷かれた玩具の電車の閉鎖回路 ...
捨てられない手帳とプリクラ
消せない画像と動画
別れてから何年だ
女々しいったらありゃしない

安物の指輪は諭吉に姿を変えた
隣には永遠を誓った人が居る
なのに今も貴女を探してる
街中 ...
八重山夏美27歳
朝ドラ「ふぇらさん」主演

八重山夏美29歳
大陰唇が伸びきってしまった女

だからと言って
弄り過ぎた訳じゃない

自然
あくまで自然

それは譲れない
...
もう二度と歌は歌わない
そう決めたのは
合唱コンクールの練習の時
隣の子がクスッと笑ったから
以来本当に僕は歌を歌わなかった
音楽の時間は口パクで通したし
歌のテストの日はズル休みをした
...
どうしてだろう
好きなことをするだけで
こんなに心が痛くなるのは


どうしてだろう
だれかの笑顔を目にするだけで
こんなに胸が苦しくなるのは


どうしてだろう
自分の正義を貫 ...
私は神をみたことがないけど
だれの仕業か
赤く染まってゆく山が
恐ろしくもあり

くる冬の
白さが恋しくもあり

私の中の
赤も白もまたあることを想う
鉄亜鈴

妻と鉄亜鈴を一緒に
振った
妻は小さな男の子のように
亜鈴を振る
私の心は微笑した
なんて可愛い彼女だろう
共にバスに浸かった
妻とわたしは
足をずーと伸ばし
バスタ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ミスコンに出て黒歴史さらされる北大路京介川柳015/11/26 15:20
身勝手朧月自由詩415/11/26 14:31
風の舌 ⑤信天翁自由詩215/11/26 11:25
無題余韻自由詩015/11/26 9:49
ニロクジチュウ、ウカナイ/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外.9 ...こうだたけみ自由詩4*15/11/26 9:28
透明人間葉leaf自由詩115/11/26 4:58
無題(仮題:意識)天竺葵自由詩115/11/26 4:08
ほんとうは自由詩015/11/26 3:40
打ちのめされることなど自由詩115/11/26 3:30
冬のあしたもっぷ自由詩7*15/11/26 1:35
君の心の中のスナフキンitukam...自由詩2*15/11/26 1:31
生きづらいあなろぐ時計自由詩215/11/26 0:48
すべての夜は悲しみの膝元にありホロウ・シカ...自由詩5*15/11/26 0:48
因果的な絶滅佐藤伊織自由詩215/11/26 0:41
レシピ上等藤鈴呼自由詩2*15/11/26 0:27
トッカータ管城春自由詩215/11/26 0:08
回帰あなろぐ時計自由詩115/11/25 23:21
ケンケンパ鵜飼千代子自由詩16*15/11/25 23:15
キンタマ王子、ただのキャベツ花形新次自由詩015/11/25 23:07
遺書の切れ端凍月自由詩4*15/11/25 23:01
記憶鷲田自由詩415/11/25 21:56
ニロクジチュウ、ウカナイかんな自由詩7*15/11/25 21:38
冬になる前に文字綴り屋 ...自由詩015/11/25 20:46
一瞬確かにわたしたちはただのみきや自由詩16*15/11/25 20:20
女々しくて辛いたいら自由詩115/11/25 19:04
女優 八重山夏美花形新次自由詩015/11/25 17:49
歌はもう歌わないと決めたけど夏美かをる自由詩38*15/11/25 17:25
疼き泉 鳴巳自由詩115/11/25 17:22
神業朧月自由詩315/11/25 17:09
鉄亜鈴生田 稔自由詩315/11/25 13:27

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4sec.