中国から紛れて移入された
希少な巨大魚が江戸川で釣れると読んだのは
遥か昔の中学生のころ

再発した想いが頭をよぎった
体長170㎝
重量50㎏の大魚が東京の街中を泳ぎまわる
ぼくとほぼ ...
何処か遠く彼方から
子供たちの声響く琥珀色の夕暮れに
缶カラ からから転がっていく
風もない 人もいない のに
からからからから転がって
グシャリひしゃげる
銀の乱反射に 
無数の記憶像 ...
今だけ抱きしめてあげる 
うなだれて地面ばかりをぼんやりと見つめてる君が 
消えてしまいそうだから 
そう母親のように抱きしめてあげる 
肩を震わせて泣いても 
声を絞り出すように嗚咽しても ...
 二十年来使ってきたざるを買い換えた。そのざるには欠点があり(それは使い始めてすぐにわかったことだが)持ち手になる場所にほんの少し金属が出ているらしく、私はなんどもそれによって手を傷つけてきた。傷とい ... 神様は意地悪だ
一年に一度の逢瀬を邪魔して
昨夜はあんなに雨を降らして
一夜明けると晴天

あなたは全知全能で
何も失うものもなく
満ち満ち足りた方なのに…

どうしていつも
情け ...
何げない
メールの言葉に
心躍らす
まるで
少女のように
生きて行くことが苦しいなんて

愛することが苦しいなんて

許すことが苦しいなんて

許されることも苦しいんだね

受け入れる苦しさの先に

苦しさを凌駕する心の成長に 出会える
...
自然の香り100パーセント
癒やしだけではなく
様々な効能がある

香りを嗅いでも
嫌な気分にならない

たくさんの種類の中から
今必要なアロマオイルを選ぶ
身体に癒やしをもたらす
...
 野薔薇の咲き乱れる公園で私は待っていた。
 ベンチに腰掛けている私の面前を物言わぬ者達が通り過ぎてゆく。
 遠い記憶を辿ると確かに私はここで待っていた。
 緑に塗られたベンチの端の方、そこ ...
王将で天津飯を食べて
鳥取砂丘へ出かける
砂丘に着くのは午前1時前後
運が良ければ白い砂山に月が妖艶な光を落とし
これもランボーの永遠のよう
月と砂丘とぼくらと空気だけ
砂山の頂で寝っ転が ...
デッドストックの退色したナイキの加水分解
にきびのない男子高生の性欲
女子高生の白い鎖骨を隠すダッフルコート
狡猾なメタルフレームの背広の恒常的なしわ
様々な意志と形態の配合
薄汚れたスタジ ...
おかあさん

と無邪気にゆってみたかったよ
あなたの愛がほしかったよ
あなたをみあげる背丈の頃に
泣いてごらん

言われなくても泣いている

目薬みたいにだらだらだらと

泣き止むことも忘れてもう

鎮まれ鎮まる


ビフォーアフターの音楽ながれる

ぼくはいまから死刑に ...
ササユリの花を 知っているだろうか
市町村の花にしているところも 多いと言う

花言葉は 清浄、上品、珍しい
そう 貴女の 人生みたいだ

浄化されるべき 道を求めて
転がり込ん ...
きゃりぱみゅももクロが落ちた2015紅白歌合戦。HKTやSKEってそんなチームどうでもええけど、モー娘の姿も消えて久しく白組は19年ぶりにマッチ復活かあ。七組も出場するジャニーズ事務所。しかしめっ ... 粘土で塗り固められた体に
蜜を垂らして
それを貪り食う君が見たい

血塗れ 血眼になって
汚れたって構わなくて
寧ろ血を一滴残らず
飲み干すぐらい
誰かを食べる
君が見たい
...
あなたの声は魔法の声
声を聞くと私の細胞が動き出す。
細胞も怖い時は怖がって震え
愉しくなると、笑うのだろうか

あなたの声を聞くと細胞が笑い出す
多分、笑っているから細胞の集合体の
私 ...
想いで仰ぐ冬の空 いつもなんか握ってる
石とか棒とか拳とか
それって子どものくせみたいで
一度風俗に勤めてみたが
最終的に
寿司屋に就職した
ここがいつもの世界なら
投げ入れた石は水底にしずんでいくし
まるい波紋も できるだろう
郵便ポストは1本あしで立ちつくしているし
ひとびとは
笑ったり泣いたりしている

さていまは
...
うつむく癖があるのです
うわめづかいに空を
ちらっとみる癖があるのです

ほんの少し
確認するだけでそれでいい

あるのだから
空はいつもそこに
わたしは
わたしのなかの光を
信 ...
何も持たなかったはずなのに 多分荷物は重くて
何を詰め込んだかわからないのに 大切で
手放せないまま 逃げるように出てきた都会

何をしたかったのか 私の頭の標識は
真っ白に作り上げ ...
なぜ猫は愛されるのか?

それは何度も何度も進化したから

なぜ人は憎みあうのか?

それは何度も何度も進化したから

人間は猫と違い
憎みあう程度には
進化しているが
愛さ ...
またキスでごまかされてバカだあたしあした天気になりますように 哲学書一冊借りて秋刀魚焼く 宝くじ当たった金で秋刀魚買う 「明けない夜はない」という


その言葉に本当に支えられた人は

きっと

『もう朝が来なくてもいい』という

そんな夜を過ごしたことのある人だと

私は思う
1馬鹿なシティーボーイいばってばっか
2うつむいてそれなりに差し込むパーカーのポッケ
3そんなわけないのにひとりぼっち
4人ごみがマジゴミみたいで軽くショック
5ため息夜が好き雨 ...
新たに愛したら
この痛みから解放されるのか

かつて愛し捧げ
与えられた
この広がり膿み続ける
空虚な傷口を
スーパーの袋にいっぱいのみかん
向かいの席に座ったおじさん
着いた駅のホームで倒れた
淋しかった夜更けのホームが
めいっぱいの 太陽の色にあふれて 


スマホで救急車を呼ぶ人 
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
アオウオ釣りレタス自由詩515/11/28 19:11
境界(『過ぎ越し』改詩)たけし自由詩5*15/11/28 15:19
さよならの前に文字綴り屋 ...自由詩115/11/28 15:00
夜更けの紙相撲「記憶にさえ残らないものたちへ」そらの珊瑚散文(批評...10*15/11/28 14:44
どうして?薫子散文(批評...015/11/28 13:52
メール自由詩015/11/28 13:49
許されることを受け入れよう佐白光自由詩1*15/11/28 9:03
アロマオイル夏川ゆう自由詩115/11/28 5:44
ヴァイオリン・ソナタヒヤシンス自由詩9*15/11/28 4:10
深夜、砂丘へ向かうじぇいぞろ自由詩115/11/28 2:05
電車自由詩115/11/28 2:03
みあげてもっぷ自由詩4*15/11/28 0:50
目薬みたいに吉岡ペペロ自由詩515/11/28 0:37
さく果藤鈴呼自由詩4*15/11/28 0:12
let me downアラガイs散文(批評...2+*15/11/27 23:46
濃艶瑞海自由詩4*15/11/27 23:46
あなたの声薫子散文(批評...215/11/27 23:13
青い冬レタス俳句115/11/27 23:12
寿司屋はるな自由詩315/11/27 23:00
ここがいつもの世界なら自由詩615/11/27 22:57
空色のこころ朧月自由詩415/11/27 22:48
天秤為平 澪自由詩12*15/11/27 22:40
EVOLUTIONケルリ自由詩215/11/27 22:24
またキスでごまかされてバカだあたしあした天気になりますように北大路京介短歌115/11/27 22:21
哲学書一冊借りて秋刀魚焼く俳句415/11/27 22:21
宝くじ当たった金で秋刀魚買う俳句215/11/27 22:20
明けない夜はないというけれどしょだまさし自由詩415/11/27 22:02
ハウモリマサ公自由詩215/11/27 21:38
水平愛たけし自由詩4*15/11/27 21:26
みかん藤原絵理子自由詩10*15/11/27 20:53

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