色褪せても
あなたは咲いている
そうだね
あなたは見られる為に
咲いてるわけじゃない
ただ
命の限りを生きている
布団がすきです
畳の上のひとがたになると
うすっぺらくなる
わたしがすきです
となりの布団が
ひとのかたちに寝息をたてるのを
みるのがすきです
畳の上の布団の上の
わたしはいつ ...
まず死を見に行く
コントロール出来る死をいただく
痴呆症の祖母から
工事現場でつまづく
湿地帯とくねる道に隠される祖母
工事現場でつまづく
痴呆症の祖母から
コントロール出来る死をいただ ...
「白樺へ」皮(、)剥く
夜る辺 ない 陽陰へ
コダマする わたしら、
やぶれかぶれ ワタシラ、
一本の棒のごときうつくしさのみの
一本の棒のごときうつくしさ ...
ひとりの私はひとりきり
自転車のうえ
川底の小石
草の根元
に這うありんこ
のことは今は見てない
夕食の献立どうしよう
冷蔵庫には
ナスがひとつピーマンが数個
お豆腐半丁
またカフ ...
おにいちゃんがけった
おとうとが泣いた
うずくまって泣いた
おねえちゃんが
かばってまもった
そんなシーンをまえに
うごけないわたし
おかあさんは
なにごともなかったように ...
駅からでてすぐの交差点
横断歩道のこっちがわに祖父がいた
うしろ姿だけですぐわかる
人の往来のなかで
ならったこともないのに詩吟を
ほんと、なんで詩吟 ...
青看の行列が覆い尽くしていくのが空だぜ
それがほこりまみれの吹雪じゃ飛ぶはずがないよな
上司同僚と催事めいた挨拶を交わして事務所を出たら
俺は空港における状況の逐一を嫁だけにメールすればいいのだ ...
明日
仕事に行きたくない
仕事に行かないで一日中
布団の中にいて
呪いをかけていたい
呪いをめいっぱいかけていたい
体がやせ細って動けなくなっても
呪いを一日中かけていたい
お ...
僕にだけ解けるなぞなぞ載っているそういう本があったらいいな
昨日見た夢の続きが載っているそういう本があったらいいな
もう2度と会えない人に謝れるそういう本があったらいいな
ランドセル揺らし駆ける子花盛り
我思う、ゆえに我あり花明り
寄りかかれるのが桜の木しかない
ヒラリーが
フェラ嫌いなのを
証明することは出来ない
ただ、鼻の下に無数に入った縦の皺は
口の回りの筋肉をもう少し
使っていさえすれば
減らすことが出来たのではないか?
フガ、フガ、 ...
落ち込んだ夜
スーパー路地裏の
ダンボール箱ぐらいでいいかと思う
何でも入るが湿り気に弱い
積み上げ過ぎると潰れる
でも無理やりフタがしまる
必要のない時は小さく折りたためる
毎日の積み重ねが大事だと
先生は言うけど
生きてるだけで罪ならば
僕は毎日罪重ね
それが大事になるかもね
窓の外は曇っている
{引用=Code C
人影と物陰をよく間違うのは
孤独ではなくて暗闇があるからで
月夜はひかりと影とを
沈黙の大地に捧げた}
{引用=Code D
潮騒が聴こえるはずの海辺に
大きな月 ...
職場へと続く、朝の道。
近所の小学校のグラウンドから
空の青さへ響く、野球少年等の号令。
ひとりが「いーちにーさーんし」と、屈伸し
みんなも「ごーろーくひーちはーち」と、屈伸し
お経 ...
在日コリアンの金さんは
日本語学校で覚えた
自分の名前を、漢字三文字
ゆっくり紙切れに書いて
少々照れつつ、こちらに見せた。
三十九年生きてきた、僕は
すっかり忘れていた。
自分に名 ...
人は何かをあきらめてから
得られるものもあるのかもしれない
しかしそんなことを考えることすらすでになくなった
誰にも会うことの無くなった 暮れゆく 週末の街
来年の自分を思う 私の住 ...
腐肉が主食という
ゆるキャラとしては
異色の設定が話題の
小諸市非公認キャラクター
小諸ドラゴンは
小諸市にすむ自称名人(何の名人かは不明)
がデザインしたものだ
その他のキャラ設定 ...
俺は自慢じゃないが最低の詩人
プライベートは大抵NG
硬派に見えて女ったらし
見とれちゃう胸や尻に
ペンと紙を置いたら携帯でライン
ギャルを呼び出し飲んでるワイン
良い雰囲気、その ...
誰かは詩を書くだろう
詩を読んで感想を言ったりするだろう
誰かの詩を褒める事もあるだろう
逆に貶す事もあるだろう
誰かはくだらないと思われるものを書くだろう
素晴らしい作品を残す事だって ...
ポロシャツの一番上のボタン取り参りましたと駒台に置く
ポロシャツのボタンで出来たブラジャーをヒラリー宛に贈る火曜日
ヒラリーの貝殻ビキニ想像しポロシャツボタン全部吹っ飛ぶ。
ポロシャツの一番上のボタン留め社会の窓は全開にする
ヒラリーのTシャツ胸に霧吹きででかめ乳首をくっきりさせる
youtube動画で一人語る奴テロリストおよび気の毒な奴
音がしない部屋で
ボリュームをさらに上げた
テレビの中で
またアナタを思う
暗闇を引き裂く滑稽な光は
私がまた一人なんだと
嗤っていく
さよならをしないとダメだと決めたのは
記憶も ...
卵子の恋心もつ男子が流れた軌跡を記す不揃いのメモ
長電話のほてりを残す下着姿 醒めた珈琲くっと飲み干す
友の悪意を商人に売った翌日に空っぽになった記憶の箱
下半身 ...
マイケル・ジャクソンのデンジャラス・ワールド・ツアーを繰り返し見ている
舞台から飛び出すマイケル・ジャクソン
しばらく静止しているマイケル・ジャクソン
動かない
さっと顔の向き ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
枯れない心
幸絵
自由詩
1
16/3/7 0:36
一畳のひとがた
朧月
自由詩
1
16/3/6 23:39
書かれた-祖母
非在の虹
自由詩
0
16/3/6 23:13
shirakaba
草野春心
自由詩
0
16/3/6 23:03
吉川さんお久しぶり
ふるる
自由詩
5*
16/3/6 22:50
きょうだい
朧月
自由詩
1
16/3/6 22:02
日かげから日なたへ
遙洋
自由詩
1*
16/3/6 21:58
GATE-B2(ゴル投稿長考版)
高橋良幸
自由詩
4*
16/3/6 21:54
ブレックファーストカース
塚本一期
自由詩
3
16/3/6 21:30
僕にだけ解けるなぞなぞ載っているそういう本があったらいいな
北大路京介
短歌
1
16/3/6 21:23
昨日見た夢の続きが載っているそういう本があったらいいな
〃
短歌
1
16/3/6 21:23
もう2度と会えない人に謝れるそういう本があったらいいな
〃
短歌
1
16/3/6 21:22
ランドセル揺らし駆ける子花盛り
〃
俳句
1
16/3/6 21:22
我思う、ゆえに我あり花明り
〃
俳句
0
16/3/6 21:22
寄りかかれるのが桜の木しかない
〃
俳句
1
16/3/6 21:21
小諸ドラゴン「ヒラリーと縦皺」
花形新次
自由詩
0
16/3/6 21:07
ダンボール箱
イオン
自由詩
1*
16/3/6 20:24
罪を重ねて積み重ね
〃
自由詩
1*
16/3/6 20:20
ミステリアス・パロディは月夜を染めて
りゅうのあく...
自由詩
4*
16/3/6 20:11
朝の号令
服部 剛
自由詩
1
16/3/6 19:28
名前
〃
自由詩
1
16/3/6 19:18
ある男と週末
番田
自由詩
0
16/3/6 18:50
小諸ドラゴンの臭い息
花形新次
自由詩
0
16/3/6 11:34
最低の詩人
独奏
自由詩
1*
16/3/6 9:19
詩人たち
藤山 誠
自由詩
3
16/3/6 7:53
ポロシャツ名人短歌1
花形新次
短歌
0
16/3/6 3:22
ポロシャツ短歌1
〃
短歌
0
16/3/6 3:04
インソムニア
さき
自由詩
2
16/3/6 1:55
不揃いのメモ
深水遊脚
短歌
0*
16/3/6 0:49
彼岸
吉岡ペペロ
自由詩
2
16/3/6 0:30
1630
1631
1632
1633
1634
1635
1636
1637
1638
1639
1640
1641
1642
1643
1644
1645
1646
1647
1648
1649
1650
1651
1652
1653
1654
1655
1656
1657
1658
1659
1660
1661
1662
1663
1664
1665
1666
1667
1668
1669
1670
加筆訂正:
ミステリアス・パロディは月夜を染めて
/
りゅうのあくび
[16/3/6 22:42]
加筆
4.1sec.