120216
絵の具を全部混ぜたら
何色になりますかと
先生が尋ねたので
暗い灰色になります
と答える代わりに
空色になりますと
自信たっぷり回答したら
×が付いてき ...
思いがけずの
バレンタインデート
心軽やかに
揺れる髪はフワフワと
まるで踊るように
どんな歌がふさわしい?
草色に濁った水のまどろみ
悲鳴を含んだ鳥のおしゃべり
落ちた花の萎れる音
夜の姫君の言葉
どんな歌がふさわしい?
暗闇に響く鬼の足音
眠り続ける無数の心臓
...
週末に作った
不味いカレーを食べる 私
トワイニングの 紅茶を 何杯も飲み
その香りの中で物思いをする
五反田に住んでいた頃からだった
何か作っていた レシピを検索しては
歯医者の検診 ...
知ってるよ
君が笑顔に隠した寂しさを
強く見せたいのは
自分の弱さを知っているからなんだね
そんな君の笑顔は、優しいね
夜になり街の様子が一変する光の芸術作品になる
朝になり鶏の声で目が覚める田舎の朝はゆっくりな感じ
人間の創造力が凄まじい奇跡を起こす創造力
癒やされて心の重み取れていく悩んだことは無 ...
憂鬱の波がやってきた
誰も知らない世界のなかで
ひりひりとした世界のなかで
孤独のなかを歩いていると
憂鬱の波がやってくる
死にたみと世間のひとはいう
世界とはなにか
蒲団を蹴りとばすと ...
房総の終着駅に停車して
ひと息ついてる、ふたつの車両
ひとつは、黄色いからだで希望に満ち
ひとつは、少々古びたからだの味わいで
親子ほど年の離れているようで
肩を並べ、明日をみつめている ...
焙じ茶を飲む、向かいの空席
ふいに 誰か の気配があり…
在りし日の老師は
日々 南無アッバ を唱和した
目には見えない 誰か とは
――もしかしたら、お釈迦様?
――もしかしたら ...
気持ちのいいことぐらいしか
楽しくなれないさみしー夜
二人の誰かを見て楽しむ
なんか なんか
さみしくてしにそーだ
なんか なんか
さみしさに乗っ取られそーだ
誰かがやってき ...
本能寺から来た人がまんじゅうを食べている
わたしはお茶を出そうか迷っている
なぜといってあの本能寺から来たのだから
些細なことが失礼にあたるかもしれなくて
しかしお茶くらいは出そうかと
腰を ...
トイレで赤い卵を流したあと冷蔵庫から野菜ジュースを取り出そうとして
玉子を床に二つ落として割れてしまった。かろうじて玉子の形をとどめた
まま中身は放り出されなかったので、フライパンで割れた玉子を溶 ...
猫の恋妻を嫌いになる理由
引き渡し条約のない国へ飛ぶバレンタインがそこまで来てる
縁結び神社を梯子する娘バレンタインがそこまで来てる
枯れるほど泣いたぶんだけチョコを買うバレンタインがそこまで来てる
雪だるまだった水を飲む
顔以外はシンデレラに似ている
殿方に
見られると
赤くなる
じっと見られると
赤くなる
じっと見られると
じっとりと
濡れてくる
それは
OKの印
裸電球
眩しくて
若かったあの頃
何 ...
花粉も埃も取り去った無菌室で
くらしていますが
危険はどこかに潜んでいて
いつも隙をうかがっているのです
みがききぬかれた手すりが
不思議なことに
摩擦をなくしていたり
すべらないゴ ...
無理矢理気分あげていくのも気分が悪くなる
昨日の気温の急上昇が僕の気分を最悪にした
わらび餅たべたいという誰かのツイートを見て
少し気分をよくしたけれどもまだ悪い
そんな時には詩を書いてし ...
達成感は麻薬である
一度その快さを知ってしまえば、いくらでも欲しくなってしまう
他人から与えられることもあれば、自分でかみしめることもある
けれど結局、心の奥から湧き上がるもので
欲しいと ...
大きなケガでも、病でもない
けれど 怖くて負荷をかけられない
力を入れた瞬間、あの痛みがよみがえる気がして
こころを捻挫している
脊髄の奥から、
おずおずと孔が湧いてくる。
孔は私の声になり、
私の体は大地へとひっぱられる。
手のひらに痺れを感じて、
見てみると黒い孔たちが、
もくもくと煙をたてて、
涌き出てく ...
http://yaplog.jp/tipotipo/archive/284
戦争が好きかどうかと聞かれると、途端に答えに詰まる。何故なら私は平成の生まれで、戦争を経験したことがないからだ。一部の ...
夜に
生長する木があるという
普通の植物のように
陽の光や水を養分とするのではなく
暗い闇の中
静寂と孤独を糧に
その枝を伸ばすのだという
そんなことは信じられないと
大抵の人は言う
...
現役であったころは
不眠にこだわり
とらわれ続けていたのに
卒寿ともなってしまうと
むしろ 過ぎ散った
影法師を まさぐり
続けて ...
病を得て復職してからも、私はしばらく長いトンネルの中を歩き続けた。私の関心は己の傷ばかりに集中して、社会や人間に対する根本的な不信がぬぐえなかった。些細なことで傷ついては暗澹たる気持ちになり、 ...
あやういわたしは
だだをこねたところで
やはり、あやうい
セールスマンが 私のこと 歌ってた
仕事で へこんで
お客さん この上もなく ひきつった笑顔で
見送ることしかできない
きっと 弱いのは
さずかりもの
つらいって 歌うのは わ ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
きみを溶かしたら、たぶん空色になると思う。
あおば
自由詩
14*
16/2/16 20:53
バレンタイン
薫子
自由詩
0
16/2/16 16:06
夜の歌
春日線香
自由詩
1
16/2/16 12:40
週末に
番田
自由詩
2
16/2/16 9:57
やわらかな笑顔
幸絵
自由詩
1
16/2/16 8:57
奇跡
夏川ゆう
短歌
1
16/2/16 6:00
憂鬱の波
fujisa...
自由詩
1
16/2/16 1:16
夢の汽笛
服部 剛
自由詩
3
16/2/15 23:59
老師の祈り
〃
自由詩
2
16/2/15 23:56
オナニーは最後に
竜門勇気
自由詩
2
16/2/15 23:14
本能寺
春日線香
自由詩
1
16/2/15 22:52
黒い手袋
為平 澪
自由詩
11
16/2/15 21:53
猫の恋妻を嫌いになる理由
北大路京介
俳句
0
16/2/15 20:40
引き渡し条約のない国へ飛ぶバレンタインがそこまで来てる
〃
短歌
1
16/2/15 20:39
縁結び神社を梯子する娘バレンタインがそこまで来てる
〃
短歌
1
16/2/15 20:39
枯れるほど泣いたぶんだけチョコを買うバレンタインがそこまで来 ...
〃
短歌
0
16/2/15 20:39
雪だるまだった水を飲む
〃
自由詩
2
16/2/15 20:38
顔以外はシンデレラに似ている
〃
自由詩
1
16/2/15 20:37
陰部あかい「殿方と私」
花形新次
自由詩
0
16/2/15 19:48
塀の中が生きる世界の全てだとしても
イナエ
自由詩
16*
16/2/15 18:32
()
坂之上放肆
自由詩
2*
16/2/15 17:10
達成感
若桜
自由詩
2
16/2/15 16:35
こころを捻挫している
〃
自由詩
0
16/2/15 16:30
鼻の鏡
あおい満月
自由詩
7
16/2/15 14:02
ni_ka 「戦争、お好きですか?」について
kaz.
散文(批評...
2*
16/2/15 11:36
夜の木
やまうちあつ...
自由詩
4
16/2/15 11:16
色鉛筆 ③
信天翁
自由詩
3
16/2/15 10:25
恢復
葉leaf
自由詩
3
16/2/15 6:24
あやうい
殿上 童
自由詩
12*
16/2/15 2:42
『労働賛歌』
座一
自由詩
9*
16/2/15 0:38
1566
1567
1568
1569
1570
1571
1572
1573
1574
1575
1576
1577
1578
1579
1580
1581
1582
1583
1584
1585
1586
1587
1588
1589
1590
1591
1592
1593
1594
1595
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1600
1601
1602
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4.84sec.