ものは
たたいたらへこみ
もとにもどらない
からだは
たたいたらはれるが
いずれもとにもどる
こころは
たたいたらヘコみ
そのあとにハレる
激情を極め
静けさを極め
祈りながら認識し
認識しながら祈る
この飢え切った界で
この哀しみの界で
導かれ 諦め
静謐に包まれ
光り輝くあの日の君を 僕は決して忘れない
黒い影が心を塗り潰そうとするとき
思い出に浸されふやけきった夢にうつつを抜かす
すべての元凶は
肩こりだ
肩こりさえなければ
俺はもっとあなたに優しくなれるし
愛溢れる人にだってなれる
世界中に存在する
ありとあらゆる
辛いこと
悲しいこと
全部背負うこ ...
アーティスティックであることが
とても素敵なことだって思い込んでいて
取り敢えず何でも
手当たり次第やってみたけれど
バンドやっても
歌下手だし、ギター下手だし
顔も不細工で
まったく何 ...
孤独なこころが現代詩を産み、孤独なたましいが数学を産み、孤独な僕はこれを産み、孤独なあなたが歪まずになにかを産んでほしい。
孤独は世界を産んだ。あなたはなにを産むだろう。僕は普通を産みたい。 ...
◯(お墓参り)
ふるさとの父母の墓に向かいて
言うことあり
今までありがとう!
◯(ふつうの崩壊)
なにがふつうで
なにがふつうでないのか
ふつうがわからなくなってきた
◯(矛 ...
あなたのもとで生まれ
あなたのもとで育ち
あなたのもとを離れ
あなたのもとで眠るために
帰ってきました
今日はこれから
敬老会です
デジタルカメラのブームで 中古市場が激変している
ライカレンズだけでなく 古いレンズは多くが値上がりしている
とくにライカの値上がりが 目立っている
反対にフィルムカメラ本体は 値下がりし ...
日に日に猿に似てくるようだった
それは気のせいではなくて
よく来る人もなんだかそう見えるというし
近所の犬にはうるさく吠えられるし
どうも本当のことであるようだ
逃れられない運命であるならば ...
流れの早い箇所を竹馬で渡ろうとして
どうしても流されてしまいそうになったから
前に倒れざまにひょいと渡りきってしまった
と思いきや、渡ることばかりに気を取られて
竹馬が水に流されてしまった
...
この雨が置いていくあしたをすこしだけ
盗みました ガーゼのハンカチーフはすこしだけ
重たくなりました けれど
いつかしらあしたはあたしを見限り
逃げていきました
気化したい。
休憩時間
効率をしばし忘れて
ぽろり
開放
しゃあああ…
あー…おれって…
すっきりする…機械じゃないんだな…おれって…あーす…
工場で…迸ってる…ちんこ…見ながら…
工場なん ...
少し歩くと嫌な汗をかく
そして自覚する
未だ完治してはいないのだと
だからと言っていつまでも
休んでばかりはいられない
目眩を
吐き気を
催しそうになりながら
へたばらずに過ご ...
眠らないために 何をするでもなく
何をするでもなく ただ眠らないためだけに
何もしないことをいつか できるようになりたいと
詩を描いている
流れのように自然に
紙と寿命とが尽きるまで
たぶ ...
声でなく君の姿が欲しい日に空の十五夜指で突き刺す
ギター弾くピアノも奏でるその指が昨日を歌う夜の顔して
約束の指切りよりも正直な顔をしてると指差すあなた
その指が何本あるか数えてない ...
赤いワインが煌びやかな床に散らばって薔薇の花弁に擬態する乱痴気騒ぎの挙句、飲み過ぎた女は吐瀉物を喉に詰まらせてストレッチャーの上で冷たくなった、天国への階段は上れない、地獄の穴へ真っ逆さまさ― ...
キルトケットを被って丸くなっているといつも聴こえてくる
おやすみ小鳥
ほっとして意識が遠のいてゆく
ひかりを感じて目を開けるといつも聴こえてくる
おはよう小鳥
生きている私を肯定 ...
雨やわらかに冷たく
朝を満たし
しっとりと
傷んだ葉を慈しむように
離別と巡りへの
仕度を促しながら
触れる小鳥の眼差し
の奥に隠された
語らない智彗の静けさが
寄り添うように
映 ...
少し前までは
赤い葉と言えば 紅葉
どこもかしこも 人で溢れ
彼等は 喧騒の中心で
静かに 物乞いをしている
祈りのような 存在だった
はらはら
舞い落ちる その前に
きらきら ...
父は生きる 沈黙の中に
母は語る 夢のような言葉
私は横たわる 足りない絶望を枕にして
川の字になった 冷え切った水槽の中
打ち上げられた魚を三匹
飼って眺めて笑っていたのは ...
先祖代々の墓石の隙間を潜って 緑の節目が
石塔の地下から 企みを生やす
萎れたシキビや花筒の中で息絶えた小菊を
嘲笑うかのように石塔の狭間を一本の青竹が
墓場の敷地すら貫き
天 ...
汚れる事を恐れない
あなたは強い色
他の色に混じっても
あなたは確かにそこにいる
素のままでいても
あなたは誰も傷付ける事はない
時に眩しく光を弾きもす ...
聖なる主よ心から御名を讃美します
どうか眠れぬ私から眠りをとりもどして下さい
ここちよい眠りをあたえて下さい
それは薬のものではなく
自然の眠りであってほしいのです
あな ...
たくさんの友だちは欲しくはないけれど
恋人は欲しい 骨まで愛せる関係で
ぼくの一年間は旅する一年間だった
英語・ロシア語・イタリア語
語学を旅してきた
哀しみはドラッグか ...
春先に恋して
梅雨を過ごしていた
夏に入り
恋が進展した
恋人同士になった
恋を彩る夏
自由な発想が湧いて
窮屈にならない
自由に羽ばたく恋心
楽しさしかない
進展 ...
Ghost House /不安
なかなか寝付けず
何度もトイレに立つ
きっと今夜は自縛霊みたいにしつこく付きまとうアイツに取り憑かれている
神主が大袈裟におおぬさを振るってもき ...
聖なる頂きへ独り人は
己だけの荷を背負い
前のめりに一歩一歩、
あらゆる痛苦を受け容れ
寄り添う天使の気配に微笑み
螺旋階段を只ひたすら昇って行く
荷は鞭 、足は杖
天使は独り人を知 ...
欠けちゃったんだ お茶碗
きみがくれたやつ
大事にしてたんだけどな
土曜日のニュースは
どんなに聞いてもほどけちゃう
ほんとうは何を言ったらいいのか
わからないくせに
何か言っちゃう ...
◯(異常)
正常になって初めて
異常だったことがわかる
◯(三次元)
四次元五次元になったら
今の矛盾は
すべて解決するのかな
◯(考える)
僕たちは
良いことだけ考えて
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
たたいてハレる
イオン
自由詩
2*
16/9/18 21:35
高貴
ひだかたけし
自由詩
7
16/9/18 21:28
上の空
向日葵
自由詩
2
16/9/18 19:31
肩こり
花形新次
自由詩
2
16/9/18 18:06
アーティスティックインプレッション
〃
自由詩
1
16/9/18 13:01
数学が歪んで現代詩になり、現代詩が歪んで数学になり
水宮うみ
自由詩
0*
16/9/18 12:15
独り言集8
zenyam...
自由詩
0
16/9/18 11:11
ふるさと
〃
自由詩
1
16/9/18 10:24
ライカ・中古レンズ驚異の3ケタの世界
st
散文(批評...
1*
16/9/18 7:14
猿に似る
春日線香
自由詩
2
16/9/18 4:15
竹馬
〃
自由詩
2
16/9/18 3:27
pray in pain rain
もっぷ
自由詩
3
16/9/18 1:29
あーす
nemaru
自由詩
1*
16/9/18 0:47
今宵は
坂本瞳子
自由詩
1*
16/9/18 0:31
lone alone a long
もっぷ
自由詩
1
16/9/18 0:22
指
為平 澪
短歌
3
16/9/17 23:56
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(温か過ぎるけれど)
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
16/9/17 23:50
no meaning only cheese
もっぷ
自由詩
2
16/9/17 23:45
つめたい感傷
ただのみきや
自由詩
4*
16/9/17 23:17
ポインセチア
藤鈴呼
自由詩
1*
16/9/17 23:04
未来の魚
為平 澪
自由詩
7*
16/9/17 22:27
竹花
〃
自由詩
8*
16/9/17 21:55
白色
葉月 祐
自由詩
3*
16/9/17 21:31
聖書への救い
fujisa...
自由詩
0
16/9/17 17:03
愛と哀しみの巡礼の年
〃
自由詩
0
16/9/17 16:55
進展する恋
夏川ゆう
自由詩
0
16/9/17 14:07
Ghost House /不安
桂
自由詩
1
16/9/17 12:31
荷と足
ひだかたけし
自由詩
2
16/9/17 12:22
あてつけのようなきみの茶碗
ユッカ
自由詩
3
16/9/17 12:01
独り言集7
zenyam...
自由詩
1
16/9/17 11:44
1554
1555
1556
1557
1558
1559
1560
1561
1562
1563
1564
1565
1566
1567
1568
1569
1570
1571
1572
1573
1574
1575
1576
1577
1578
1579
1580
1581
1582
1583
1584
1585
1586
1587
1588
1589
1590
1591
1592
1593
1594
4.44sec.