音が鳴った
切り刻まれた音の破片が鳴った
山道はカーブが多く
自動車を運転して初めて身を冷やす
運動の湿り気が増えていく
桜は気づかれないまま
過剰に通り過ごされ
春の上澄みだけが取 ...
震災時、私が沈黙した一番の理由は、自分に語る資格があるのか、という疑問だった。勿論それだけの理由ではないが、大した被害も受けていない自分が震災について語ってしまうことについて私はきわめて懐疑的だった。 ...
遂に詩投稿サイト
現代詩カンファレンスが
サイバーテロに襲われた
テロ集団の名はBS(ブス国)ではなく
東アジア反日武装戦線「自称詩人の夜明け」だ
一体いつの時代の話だ!と思わせる団体名が
...
世界でいちばん大好きな君に
上海美人の君と
玉川温泉に行こうとおもう
蘇州は水の世界
上海のなんとか空港は海のそば
テレサテンの空港を
しっとり歌うきみは
僕の恋の予感を
...
空を歩く音
屋根を歩く音
鏡に残る
ひとりの光
夜の蓋を投げ捨て
ふたたび拾い
わずかに溜まった雨をすする
冬しか居ない水紋を
夕方に飛び 夕方に降 ...
本を読む。(ほんとはいつも数頁でアウトなのだが)
たぶん脳のどこかの
マッサージぐらいには
なるのだろうな
「ヴェニスの商人」
「こころ」
「愛と死」
「二十歳の原点」
「 ...
憎しみが始まる
気づかぬうちに
理由も動機もないまま
操られ
私の敵は
君じゃない
君が憎むのも
私ではない
互いに見えないのだから
気にすることはない
なのに
君の ...
この手紙を書き始めて1年が過ぎた
あいも変わらずこっちは元気さ
そっちの調子はどうかな?
寒くなってきたから風邪ひくなよ
紅葉は終わり、冬の訪れ
そんなことを考えながらペンを握る
あぐらか ...
ぽろぽろあまだれ
跳ね蛙スローモーション
滲む文様から浮かんだ島
鳥に紛れ白髪女ひとり
永い束ねを千切る声震わせて
ふたつみつの影を漉く
ひと筆の青さもない
そら背負ってうみは来る
...
苦し紛れに 断食して祈れば きっと願いも叶うはず
街のダンナはタフガイで お酒で傷を治すけど
あたし 田舎のボンボンだから
風邪を引いたら ルル3錠 無理は体に悪いのよ
悪霊退散 十字切り ...
かつてきんいろの風渡る風景を持っていた胸には
いま寂寞としたはいいろのさびしさのみ置かれ
泉のなく息吹のなく色彩もない体温のない
さびしさのみ置かれ
帰りたいのに果たしてふるさとがない私、 ...
春だから
でしょうか
あたたかな風が吹いているから
でしょうか
何でもない小川の縁に
何でもない白い花を見つけました
白い花は
「それでいいんだよ」
と言ってくれているようでした
人 ...
柿の若葉が
さみしいかぎりの 裏庭で
卯の花月の かぜとひかりに
たすけられ
おいで おいで と
子すずめたちに
ささやいて ...
新緑の濃密な匂い、
開けた病室の窓から鼻孔から
身体中に流れ込み浸透し
消えていく消えていく、
鬼火の思念や感情が
そうして、束の間
囚われの身から開放され
新たに感じる振動スル思考 ...
春はまあるいのです
まあるくて秘密を抱えているのです
淡い色で揺れている わたしの胸のうち
やわらかくて抱きしめてしまいたくなるもの
それともきつく抱きしめて壊したくなるもの
...
からっぽの引き出しがとびだしてきた
桜散る口の動きはアリガトウ
頭痛薬一錠枝垂れ桜かな
吠える犬吠えられる人夕桜
心などないとみんなに言われてた君の寝息に肩を貸す帰路
雨音に崩れてしまう紙の束 泥にとけだす歌をみている
テレビ越しにお怒りのきみ 善良なワタクシの詩をアガメヨという
...
むずかしいことはわからない
あそんでわらって
ころんでないて
つかれてねむる
ワガコのように素直になれたなら
きっと僕もなにかを得るだろう
怖いもの見たさで 近付いて
痛い目みることも 有りますから
気を付けないと いけません
子供のころ 公園や 学校を 彩った
メリーゴーランド
回転する 傘のような 形の遊具
「 ...
毒も刃もすべて黙って飲み込んだ
スーツを身にまとった私は甲虫のようだ
土地が変わっても仕事が変わっても
私は同じ種類の甲虫
羽をばたつかせても決して飛べない甲虫
スーツに滲んでいる様々な言葉 ...
あかあか てる
あかあか と てる
そら と
そらの みなかみ
かか
かか
なく かげに
そっと くび めぐらせ
母
おもふ
ものも けものも
そらみあげ
みな目鼻も ...
剛力の顔が好きなので
微妙なブスフェチであることは
否定しない
ちなみに黒木華も好きだ
しかも、二人とも
顔からして貧乳に違いない
あの顔で巨乳は逆に変だ
脱いだらショボいんです
に決 ...
朝起きたら
庭が暗く濡れていた
夜の間に降る雨は
私の代わりに
流された涙の様
その濡れた庭肌を
朝日が少しずつ
乾かしていく
自分を隠しながら
日曜日のある日
静かな坂道を 歩いていた 私の姿
そうすることがどうやら許されているようだった
緑を繁らせた 今はもう 花はそこにはない
桜の散った 木々をもう 見 ...
浅いひびわれができた
ベランダの三和土でみる
一匹の蟻
単なる散策なのか
それとも
餌を探すためなのか
まるで卒寿となった
おひとりさ ...
コトコトと里芋煮る
青い木を数え旅する
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
峠
葉leaf
自由詩
0
16/4/28 3:55
語る資格
〃
散文(批評...
1
16/4/28 3:54
サイバーテロ
花形新次
自由詩
0
16/4/28 0:16
私は何者でもない。
梅昆布茶
自由詩
5*
16/4/28 0:12
みどり うたかた Ⅳ
木立 悟
自由詩
3
16/4/27 23:52
それではまた。。。(上海蟹のうた)
梅昆布茶
自由詩
2*
16/4/27 23:29
所属
Lucy
自由詩
13*
16/4/27 22:36
思い星「僕と君のラブレター」
独奏
自由詩
0
16/4/27 22:01
あめふらし
ただのみきや
自由詩
8*
16/4/27 21:57
パラダイス
星丘涙
自由詩
0
16/4/25 17:33
さびしさを剣山で
もっぷ
自由詩
2
16/4/25 16:21
青空のもと
渡辺亘
自由詩
1
16/4/25 13:52
梅雨入り前に
信天翁
自由詩
3
16/4/25 13:39
いのち
ひだかたけし
自由詩
4*
16/4/25 13:34
春のたまご
石瀬琳々
自由詩
5*
16/4/25 13:16
からっぽの引き出しがとびだしてきた
北大路京介
自由詩
2
16/4/25 12:15
桜散る口の動きはアリガトウ
〃
俳句
4
16/4/25 12:14
頭痛薬一錠枝垂れ桜かな
〃
俳句
0
16/4/25 12:14
吠える犬吠えられる人夕桜
〃
俳句
0
16/4/25 12:14
そっぽを向く
深水遊脚
短歌
3*
16/4/25 11:04
ワカコ
みもる
自由詩
0
16/4/25 9:49
回旋塔
藤鈴呼
自由詩
1*
16/4/25 9:44
スーツ
葉leaf
自由詩
2
16/4/25 5:38
(あかあか)
「ま」の字
自由詩
1
16/4/25 0:04
貧乳に
花形新次
自由詩
0
16/4/24 22:49
夜降る雨
しょだまさし
自由詩
4*
16/4/24 21:49
女たちと日曜日
番田
自由詩
1
16/4/24 21:37
早春賦
信天翁
自由詩
4
16/4/24 21:23
味噌汁
レタス
俳句
0
16/4/24 21:19
森
〃
俳句
0
16/4/24 21:18
1577
1578
1579
1580
1581
1582
1583
1584
1585
1586
1587
1588
1589
1590
1591
1592
1593
1594
1595
1596
1597
1598
1599
1600
1601
1602
1603
1604
1605
1606
1607
1608
1609
1610
1611
1612
1613
1614
1615
1616
1617
加筆訂正:
風談義
/
ただのみきや
[16/4/25 11:57]
誤字修正しました。
5.59sec.