舞台の幕が開く 暗い劇場
今日のお話は悲しい物語
インスタントで生きてきた僕の
心には少し 少しだけ重く
全て昨日の夢 フラッシュのように
君と観た舞台 幻で
遠く 遠くにある 生 ...
花よ
いま震えている花よ
見えない風の手が怯えさせるか
それともやさしい愛撫に
花よ
人も同じ
誰かの心の中 将来のこと
見えないものに心を乱されて
わたしたちは少し似 ...
汚れてく白いトーブ
身に纏う子供たち
薬莢の匂いを運ぶ風
モノクロの景色から
産声をあげた今日に
光跡をつける箒星
願いはひとつだけ
想いよ消えないで
Helloひかりに 満ち ...
「風のことば」
西へと
みじかい眠りを繋ぎながら
渦潮の海をわたって
風のくにへ
古い記憶をなぞるように
活火山はゆたかな放物線で
懐かしい風の声を
伝えてくる
空は ...
【ふたつの音】
毒虫に やられ
全身は はれあがっておりました
つかれきった こころに
毒蛇を漬け込んだ酒をかけると
寝袋の中に身を横たえた私は、
水平さざ波のように 癒えてゆ ...
レスリングの女王が敗れた
4連覇ならなかった
研究されていた
され尽くされていた
それが敗因だと
人は言う
- 試合直前、ニュース番組で
女王の普段の姿が流れていた -
...
時間は気にせず
あなたと会話
徐々に盛り上がる会話
仕事のことは話さない
硬い話になるから
しばらく沈黙が続く
その沈黙さえも
楽しむように
会話してあなたをもっと知る ...
真夜中に飲むアールグレイに心は踊る。
記憶の中のバレリーナのようだ。
真紅の液体はほんのり苦い。
記憶の中の初恋のようだ。
煙草を一本。あの頃の記憶が蘇る。
あれは横浜の ...
森の中にひっそりと佇む湖に北風が淡く吹き抜ける。
初秋の風にやましさはない。
私は一人湖岸を歩き、秋の訪れを静かに待っている。
夏が今、去ろうとしている。
私は自分の心と対峙 ...
一人の夜は
とても気楽で
無理に笑顔を作る必要もなく
諍い合うこともなく
気まずい間を埋めるために
言葉を立て続けて放つ必要もなくて
歩くのが面倒くさいといって
寝たまま転がってみて ...
祈るかのように嘘をつきあうふたり舌と唇でかたちを溶かす
逃げ出したアリスの泳ぐ蝉の森
夢の捨て場所で蜩死んでいる
俺を見ろ俺を見ろよと秋の蝉
暗がりを映せば鳴る目の水の
緑に散っては集まる姿
標を失い かたちを失い
かがやきながらすぎゆく姿
階段の前に
すっくと立つ影に
目が触れ 揺れる
滾ることの ...
海のすぐそばを通る径に
崩れかけた廃屋があり
それを覆うほどの大きさの
汚い布が何枚も
何枚も重ねてかぶせられていて
浪や風が来るたびにひるがえり
がらんどうの廃屋 ...
小さな古い木の
根元近くの幹にあいた洞から
白く艶やかな瓜のようなものが
ゆっくりと外へ押し出されている
周りに溶け残る雪から
雪と同じ色をした蟻に似た虫が
ぽつりぽつりと ...
迷惑というものが
足元に転がってきたので
これ
あなたのですよ
と元来た方向に蹴り返したら
露骨に嫌な顔をされる
それ
お前のもんだろうが
と
正しい日本語に言い換えて
返してあげ ...
夏が
終わる頃
聞こえて来る
最後の
飛翔のあとの
蝉の
長い命の終焉
時が止まったままの 記憶の片隅には
初恋の思い出が いっぱいつまっていて
ときどきあの人の あの時の顔が浮かんでくる
青春の忘れられない 出来事が
昨日のように ...
言葉と言葉同士を繋げた
未知の世界への扉が
目の前に
数えきれない程 並んでいる
片っ端から開けてみれば
知らない街の匂いがしたり
見た事も無い景色に息を呑んだり
深い七色の森の ...
眠れない夜が好き
(二行目は思いつかなかった)
ペットボトルの水を飲み
ソファで何もしないことをしている
新聞で読んだ伝説によると
こんな夜には黒豹が
宝石を探してうろついているそう
カ ...
あなたは光のように
輝いて
手の届かない存在
ちっぽけな私には
手の届かない存在
でもね
あなたの周りには
たくさんの人
あなたも
その人たち ...
のそのそとなら動く
動きたくないことを
精一杯に表現してみる
声も上げずに
反抗的な目の色を纏い
一歩にすべての体重をかけて
これよりも重い歩みはないことを
なんとか知らしめ ...
君は本のページをめくって
{引用=ネイティヴ・アメリカンは
母なる大地が子をはらむ春になると
モカシンを脱いで
素足で
そっと大地を歩く}
そう君は読んでくれ
私は誤りがないこと ...
新しいばんそうこうを貼って
おもてに出たらば
白いクジラが通り過ぎて
桃も潰れていた
夏休み~
誰もいない家の中
パスタを袋の中で折って
折って折って
折って折って
普通に美味し ...
わあ、やべえ ココ
もしかして 「とってもホテル」?
やべえ.... とってもホテルじゃん!
バリくそ とってもホテルじゃん!
Wow あかん
...
六の目の出ないサイコロ夜の蝉
クワガタになりたかったと蝉の鳴く
敦盛の舞蝉の声蝉の声
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
【歌詞】はじまりの始まり
八雲みつる
自由詩
1
16/8/20 17:55
野の花
ただのみきや
自由詩
6*
16/8/20 15:22
Hello
颯太@
自由詩
1*
16/8/20 10:08
風の国から
yo-yo
自由詩
3*
16/8/20 9:47
ふたつの音
るるりら
自由詩
6*
16/8/20 9:13
女王の慢心
花形新次
自由詩
0
16/8/20 5:54
会話
夏川ゆう
自由詩
1
16/8/20 5:15
アールグレイ
ヒヤシンス
自由詩
3*
16/8/20 3:57
今を生きる
〃
自由詩
1*
16/8/20 2:48
ロンリーナイト
坂本瞳子
自由詩
2*
16/8/20 0:05
祈るかのように嘘をつきあうふたり舌と唇でかたちを溶かす
アタマナクス
短歌
0
16/8/19 23:16
逃げ出したアリスの泳ぐ蝉の森
北大路京介
俳句
2
16/8/19 22:24
夢の捨て場所で蜩死んでいる
〃
俳句
0
16/8/19 22:24
俺を見ろ俺を見ろよと秋の蝉
〃
俳句
0
16/8/19 22:24
ひとつ しめす
木立 悟
自由詩
2
16/8/19 21:27
ノート(浪)
〃
自由詩
2
16/8/19 21:26
ノート(果)
〃
自由詩
1
16/8/19 21:25
共同体
ピッピ
自由詩
3
16/8/19 18:09
夏の終わり
フクスケ
自由詩
0
16/8/19 17:21
記憶の化石
st
自由詩
0*
16/8/19 16:05
詩酔い
葉月 祐
自由詩
5*
16/8/19 15:51
夜の国
やまうちあつ...
自由詩
2*
16/8/19 15:20
手の届かない存在
rikupo...
自由詩
0
16/8/19 4:06
かようなつもり
坂本瞳子
自由詩
0*
16/8/19 0:20
君は本のページをめくって
N.K.
自由詩
2
16/8/18 23:18
a new wwworld
ふるる
自由詩
8*
16/8/18 22:20
とってもホテル
黙考する『叫...
自由詩
0
16/8/18 22:11
六の目の出ないサイコロ夜の蝉
北大路京介
俳句
0
16/8/18 22:01
クワガタになりたかったと蝉の鳴く
〃
俳句
0
16/8/18 22:01
敦盛の舞蝉の声蝉の声
〃
俳句
0
16/8/18 22:01
1573
1574
1575
1576
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1579
1580
1581
1582
1583
1584
1585
1586
1587
1588
1589
1590
1591
1592
1593
1594
1595
1596
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1598
1599
1600
1601
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1603
1604
1605
1606
1607
1608
1609
1610
1611
1612
1613
3.64sec.