熱いと死ぬ寒いと死ぬ痛いと死ぬ
病気になると死ぬ時が経つと死ぬ
簡単に死ぬ僕は弱いの?
言葉をぶつけられて死ぬ
不安になると死ぬ
どうでもよくなると死ぬ
痛みもなく簡単に死ねる
みんな弱 ...
君は哲学初歩を読んだらしい
わたしは四苦八苦しながらも読んだ
恩師は著書のあとがきで
大きな賜物を得たらしい

わたしは本の世界にしか居場所がない孤高の存在者
誰も助けていないとおもったら ...
元カレとラブホのロビーですれ違う私に似てる子を連れていた   セメント塗れの蒼い平面 の
  縦縞の檻のようなカヴァー を
  剥いで、{ルビ酸漿=ほおずき}の実とともに
  疲労のような、風らしき、
  映るものたちの揺らぎ
  を
  ...
じゃりじゃり、
雑踏をかみしめる。
私の口のなかは、
色々な音で異臭を放っている。

あなたの声は、
とっておきたくて、
まだ白いお皿の上においてあります。
あなたの声は影のように、
...
手のひらのキズは
キズ薬が治してくれる
うっすらと
キズあとを残して

胸のいたみは
日にち薬が
ゆっくりと
時間をかけて治してくれる
いたみの記憶を残して

薬箱を引出しにしま ...
五時は減点です誤字は原点です仕事が早く終わらないかな


発音の練習のために作られた第三木曜日の十三日


毒者のみなさまのお気に召すままに言葉ころがすコロネを焦がす


「 ...
快晴の空に
描きたいことは尽くせず
快晴の空から
雨でも雪でもない
何かが降って来ることを期する
快晴の空は
毛布のように柔らかく
どんな硬いものでも包み込む
快晴の空は
分 ...
無くなったはずの感情を
少しずつ拾い集めポケットに詰める
家に戻ると1枚のパレット
ポケットからパレットに置いていく
感情が姿を現してくると
なぜか怖くなり投げ捨てた
見てはいけないような ...
かさぶたって 絶対に 剥がれるものなのでしょうか。
むしろ ひっぺ返す ものなのでしょうか。

話し言葉で かさぶたのことを
「つ」と表現するのだと 知りました。

イントネーションを 文 ...
春の風イチニノサンでかき鳴らす16才のRock 'n' Roll 欺瞞にまみれた利き腕を手首から切り落として、尺骨に鉛筆をぶっ刺して再びの羅列を深く刻め、小鉢を並べて澄まして見せるような小賢しい真似はこの俺にゃ不要だ、真実はいつでも殴り飛ばし ... あわただしい厨房からようやく出てきたカキフライを
口蓋を火傷しながら詰め込み食べ
待たされた客はそれでいて味が分かった顔で頷きながら
口ぎたない罵倒もついでに口から飛び出して

熱々の油に浴 ...
凶悪犯罪を
未然に防ぐためには
この条件を満足する人間を
徹底的にマークすれば
良いのではないか?

インド出身の天才統計学者
シュリニバーサ・ラナシャマランの
世紀の大発見に従い
...
見つけられないものを探している
とっくに失くした何かを
例えば棚で眠っている本に挟まって
頭を覗かせる封筒
歳月に黄ばみ
だが秘められた部分は青白く
ほのかに
呼吸して
机の上で宛名を ...
ハイフン時々アンダーバー
ドットとコンマを見間違う

たった少しの違いでも
送ったメールは届かない
贈った思いは届かない

ハイフン時々アンダーバー
コロンと間違えセミコロン
できた ...
子供に対する犯罪を
未然に防ぐためには
この組み合わせの夫婦に
常に目を光らせておけば
良いのではないか?

インド出身の天才統計学者
シュリニバーサ・ラナシャマランの
世紀の大発見に ...
死ぬのは怖いが
死なないのも怖い

100才までには死ぬ世の中で
150才で生きている自分を想像する
毎日死刑執行を待つ気分なんだろうか
感情がとげとげしている部分で
指をざっくりと切ってしまった
それでもまだ
組み込まれているなんて思いたくないから
理性を詰めた基盤を叩き割って
けもの道の回路を繋いでしまった

たやすく ...
ぼくはこんいろの海

みずいろの海に恋をしている

みのうちにたくさんの深海魚を

いとおしくかかえながら

いづれ手がとどくか

きみという爽やかな浅瀬へ
脚の細い象の背中で
ユラユラしている私の
広すぎる糊しろは
饐えた臭いを放っていた

何も企てない午後を
ユラユラ生き延びた私の
丸すぎる背中には
錆びた罪が生えていた

心地 ...
十年は ひとむかし
       二十年は ふたむかし

生かされた 感慨はうすれ
      生かされる 考察もぼやけ

ただ茫然と 薬指でみけんを押さえて
  時の隙間を ごまかし続 ...
海沿いの一部は工場地帯
市街地は空気が綺麗とは言えない

大竹市は海側は少しだけ
殆どが自然豊かな山々
小規模な市

鯉のぼりが有名
昔みたいに盛んではなく
作る人が減る一方

...
 窓から覗く森がまだ霧に包まれている朝、
 僕は一人静かに部屋を出る。
 森の木々から聞こえてくる鳥達の囀りが、
 昨夜聴いていたベートーヴェンの弦楽四重奏曲の余韻を少しずつ消してゆく。
...
 真っ赤な薔薇に血の匂いを嗅ぐと、
 私は過去を表現する雫で満たされた器となる。
 そしてあなたの白い肌の内側に流れる真紅の清流は、
 私の生きている理由そのものになる。

 人はそれぞ ...
突然、まな板になってしまったらどうすればいいか
このことを知っている人は意外に少ない
まずはその職務につくことを神に報告するため
東に向かって三礼
簡単でもいいから供物を用意するとよい
そし ...
夜の匂いが残る空気に濡れ
重い一日のドアを開けると
滲む陽射しが僕らの隙間に入り
馴れ馴れしく寄り掛かる

過去の過ちを患う君の為に
繕う嘘まで照らし出せば
14に受けた鈍い痛みが掠め
...
頭の悪い若い男女が
子供を作っても
三歳児生存率が
0.3%しかないという
これが
18歳嫁と無職の内縁の夫
の組み合わせに限定すると
更に下がって0.07%だそうだ

ここで言いた ...
かんがえてみる
あなたの肉にうまった
あなたの背骨のこと
となりにいながら
月面のように遠い
わたしたちの午後

手を握る
頷き わらいあう
影をみつけて
光を逃がす
吸わな ...
くずれた均衡
その静かな吸引力に
はく奪されるわたしたちの人格
キュビズムから滅びの兆しを嗅ぎとる、影の
わたしたちが歩く
男女の別なく
客も、客引きも
リードの犬と同じく
たっぷりし ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
「弱」リィ自由詩2*16/2/21 16:47
君は哲学初歩をよんだのかfujisa...自由詩016/2/21 16:32
元カレとラブホのロビーですれ違う私に似てる子を連れていた北大路京介短歌316/2/21 13:16
hoozuki草野春心自由詩016/2/21 10:35
こえあおい満月自由詩1216/2/21 9:47
薬箱ryou自由詩416/2/21 7:51
間違ってますナメてます深水遊脚短歌3*16/2/21 7:42
快晴葉leaf自由詩216/2/21 6:12
恋の気持ちー愛のカタチ独奏自由詩216/2/21 0:19
つぅ藤鈴呼自由詩016/2/20 23:19
春の風イチニノサンでかき鳴らす16才のRock 'n' Ro ...北大路京介短歌216/2/20 22:51
少しずつ余計に解き放たれる (逃げ惑うリミット)ホロウ・シカ...自由詩016/2/20 22:46
加工肉自動人形這 いずる自由詩8*16/2/20 22:07
30歳以上無職の男花形新次自由詩016/2/20 21:44
ファントムペインただのみきや自由詩17*16/2/20 17:52
ハイフン時々アンダーバーイオン自由詩2*16/2/20 16:50
20代前半母とその内縁の夫花形新次自由詩016/2/20 16:49
150才イオン自由詩016/2/20 16:49
引きこもりとロケットマンカマキリ自由詩216/2/20 16:44
ささなみフユナ自由詩316/2/20 11:56
ユラユラnonya自由詩19*16/2/20 10:30
色鉛筆 六信天翁自由詩216/2/20 9:19
大竹市夏川ゆう自由詩416/2/20 5:49
森の旅人ヒヤシンス自由詩8*16/2/20 4:06
自由詩5*16/2/20 3:14
まな板春日線香自由詩416/2/20 0:51
狼のように颯太@自由詩0*16/2/20 0:13
こいつら全員死んじまえば良いのにな花形新次自由詩116/2/19 23:40
月面はるな自由詩616/2/19 23:02
夕暮れ乾 加津也自由詩13*16/2/19 18:54

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加筆訂正:
地球市民である前に/もっぷ[16/2/21 2:55]
大幅に改稿
4.12sec.