161030
あじさいと呼ばれれば紫陽花と答える
山の谺は律儀者
口笛吹いて
小道を行けば
サザンカの赤い花
冬の花だと君は言う
秋の花だと僕は答える
枯れた ...
僕は立とうとする
三十年前の川べりに
もう一度 何者かに
出会うために
何者かになろうとする
男とか 女に
正義とか 悲劇に
ということに
中年とか 公務員とか
右寄りの左翼 ...
沖縄米軍基地関連の
抗議運動参加者の多くが
県外から来た
プロ市民であることが
ネットを含むメディアで
盛んに報道されている
中には在日外国人も
多数含まれているそうだ
そして
そん ...
発す列車のメロディーは
あなたとわたしを引き離す
確かに焦がれた身も心も
あゝ次はどこへ行こうか
浮いている
{ルビ圧=の}しかかる重力
月は平衡する
走る遠景を
雨の滴で回避して
狂っている
歩行する緑の
あらがう能役者が噂する
平成の{ルビ螺子=ネジ}
とまらな ...
強制的に 何かをしなければならない
空間が或る
沢山のポール
敷き詰められたアスファルト
コツコツと響くのは ヒール音
それとも
誰かが バラ撒いた 小銭の音
ジャラ銭と ...
鼻歌なんか唄ってる
気分が良いわけでもないくせに
むしろ強がってるのか
ストレスに苛まれてるのか
理由もなく歌なんて唄っちゃって
てきとうに鼻歌なんか
ろくでもないツマラナイ日常だ
そし ...
文学賞もらって言葉失った
一枚の皿のふちが
欠けるのに似ていた
どこか満たされずに
水がもれていくような
目を閉じても
あふれるものをとめられない
欠けている事を
...
うーん、とっ
斜めに傾いたような
だらっと弛んだ
秋の空はキライなんだ
アタシ
冷たい鉛色の
真冬の空の方がまだ心地いいな
冷気もキーンと引き締まってさ
落ちるんだか落ちな ...
仕事をしなければ
何色にも染まらない
だけど色づくこともない
局所的豪雨/ラブソング その間にある人知を超えた音階
ふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあーれ
想像上のどんなにきれいなけものよりあなたに噛み付かれたい ...
うまい詩がかけなくて
詩の書き方をしらべようとしたら
詩の飼い方とうってしまって
なるほどなとおもった
もうそれでいいとおもった
待っているのは死
生まれては死に
また生まれかわるる
輪廻をどれだけ繰り返したら幸せになれるのか
知ったかぶりの森羅万象を
静かに受け入られるのは何時の日か
嗚呼 時計だけが秒針を ...
一秒でいいから
一瞬でいいから振り向いてほしい
どうか振り向いてほしい
あの人に振り向いてほしい
この想いだけで 今も
一グラムでいいから
一ミリでいいから残してみたい
...
夜が悲鳴を上げた
それは耳鳴りと重なり
外にも部屋にも
からだの中にも
響き渡る事をけしてやめなかった
あなたは何を叫んでいたのだろうか ...
あなたの微笑み
落ち葉を踏みしだく音のよう
深まるほどに
冷たくなって
高くポプラの梢を揺らす風
渡らなかった深くない川のせせらぎ
なにかが去って往く
色鮮やかな痛みを灯して ...
ショッキングピンクのその部屋は汚らしいけどまるで2人の城のようだった
汚いと思うものを口に含ませるなんてなんて愚かなんだと思いながらそれっぽく吐き出した
屈託のない笑顔を見せられて拍子抜けした ...
箱をあけたら金にひかる歯がころり
うるといい値になるそうだ
しゃれこうべしゅうしゅうと
お墓の下でなげいとりゃせんかしら
おれの歯ぁどっかいったぁって虫食い歯でさ
男かしら女かしら
き ...
不死身で居られない切人
過去を眺めている左目のジュリ-
遠ざかる恋人と手を取り合って
毒の河を渡り切れずに崩れ去る
鋼よりも強靭な躯ですら
留まる事は出来やしないなら
...
ぼくはチェスしかできない
しかし友人のルージンは数学ができた
ルージンの友人のペトロフはチェンバロを弾くことができた
みんなバッハが好きでこころの奥から愛していた。
ぼくは人と関わることが ...
古びたバス停で
僕を乗せてくれる
優しさを持つバスが来るのを
かれこれ数日は待っている
そろそろ
待ち疲れてしまいそう
もうすぐ
自分の中の最後の糸も
切れてしまいそ ...
FRONT。
笑顔を向けた瞬間、ふと見せたきみの、海
苔の付いている前歯に、堪らなく欲情して
しまい、唇と、唇を触れ合い、前歯に、舌
を這わせていた、きみと、彼女の、息の色
が変わり始め ...
お前さんは膝の上で手を重ねてはいけません
しゃがんだ時の膝がひっかけに
顎の力が強いワニから反らせるようにです
コンビニ前であいつの訃報を聞くことになって
来世で約束通りメビウスにのまれてくな ...
金色の風に吹かれ茜色に染まる烏たち
柿の豊作は歓喜の狂気と乱舞
幾つもの奇跡と落胆と絶望の混沌
宇宙の膨張と永遠と破壊の予言
百年の平和の平凡を感謝せず悲哀
我らが自我のアンバランスと不調和 ...
今の若者たちは
音楽がないと生きていけないようだ
電車の中でも
歩いている時でも
風呂に入っている時でも
寝ている時でも
音楽を聴いている
おっぱいも盛った盛らぬで精査する
あなたがいないと
この部屋の温度は少し下がる気がします
特に冬は辛いです
だから温めに来てください
お手透きの際に
出来れば今すぐ
この部屋を
暴力的な愛に突き上げられてしょっぱさでぐちゃぐちゃになる
愛してと願う度にぶたれて鍵のかかったこの部屋からもこの人からも逃げられないんだと悟る
砂利と泥っぽさで汚れた床には赤いスニーカー
ワイン ...
唇に針を刺して、
ぐるぐるとかき混ぜる。
歪んだ赤い月が、
いくつもうまれる。
その月のなかに、
あなたが映っている。
人形を抱いた幼いあなた。
小さなあなたは泣いていた。
唇をかみし ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
枯葉紫陽花冬乃白瀬
あおば
自由詩
5*
16/10/30 10:16
再発
オイタル
自由詩
2
16/10/30 10:11
アマ市民よ立ち上がれ
花形新次
自由詩
0
16/10/30 9:59
列車
向日葵
自由詩
1
16/10/30 8:16
斜視のくだる翡翠
白島真
自由詩
18*
16/10/30 7:19
その場所
藤鈴呼
自由詩
3*
16/10/30 1:55
鼻歌
坂本瞳子
自由詩
1*
16/10/30 0:49
ボブ・ディラン
六九郎
川柳
1
16/10/30 0:31
欠けている
葉月 祐
自由詩
4*
16/10/30 0:29
秋とゲジゲジ
まいこプラズ...
自由詩
6*
16/10/30 0:22
無職透明
イオン
自由詩
0
16/10/29 23:54
局所的豪雨/ラブソング
初谷むい
短歌
6
16/10/29 22:06
詩飼いびと
朧月
自由詩
5
16/10/29 21:52
死書
レタス
自由詩
3+*
16/10/29 21:40
一秒で 一瞬で 一グラムで 一ミリでいいから
komase...
自由詩
0
16/10/29 21:34
夜の声
葉月 祐
自由詩
3*
16/10/29 21:25
センチメンタル
ただのみきや
自由詩
6*
16/10/29 20:46
ホテル
不思議な色の...
自由詩
1
16/10/29 19:57
金の歯に熟れ柿
田中修子
自由詩
5*
16/10/29 19:10
シャネルNo.19
差羽ナガレ
自由詩
0
16/10/29 18:27
ゴルドベルク変奏曲
fujisa...
自由詩
0
16/10/29 17:50
バス待ちの青年
葉月 祐
自由詩
3*
16/10/29 16:58
BACK/FRONT
5or6
自由詩
1*
16/10/29 16:34
何かしようと思って一日が終わった
黙考する『叫...
自由詩
1
16/10/29 15:51
赤子の産声の墓碑銘
星丘涙
自由詩
2*
16/10/29 15:38
音楽世代
zenyam...
自由詩
0
16/10/29 12:15
盛土問題
六九郎
川柳
0
16/10/29 11:43
来る冬
向日葵
自由詩
2
16/10/29 10:13
ワイン
不思議な色の...
自由詩
3
16/10/29 10:04
かざぐるま
あおい満月
自由詩
6
16/10/29 9:22
1583
1584
1585
1586
1587
1588
1589
1590
1591
1592
1593
1594
1595
1596
1597
1598
1599
1600
1601
1602
1603
1604
1605
1606
1607
1608
1609
1610
1611
1612
1613
1614
1615
1616
1617
1618
1619
1620
1621
1622
1623
加筆訂正:
斜視のくだる翡翠
/
白島真
[16/10/30 7:21]
ルビ追加
夜の声
/
葉月 祐
[16/10/29 23:17]
一部訂正しました。
口にしないで
/
朔 水
[16/10/29 21:43]
最後の2行等直しました
6.72sec.