僕のなかに沈んできた娯楽の集まりが、僕で、あなたたちを楽しませてくれたらいい。
沈んでいる人を楽しませてくれたらいい。あなたを楽しませる沢山の娯楽のひとつになったらいい。
誰かが沈めておいてく ...
峰と峰とのつなぎ目に鞍部があり、南北の分水嶺となっている
古い大葉菩提樹の木がさわさわと風を漂わせる
峠には旅人が茶化して作った神木と、一合入れの酒の殻が置いてある
岩窟があり、苔や羊歯が入り口 ...
僕の知ってる音楽は
3つの箱に入ってる
青春のすべてを使っても
3つの箱しかわからない

心を増やす箱の中
色んな痛みが増えてった
もらった痛みを杖にして
向かい風の中歩いてく
...
乳の出なくなった母豚が 
子豚を育ててくれるという、 
やさしいニンゲンに預けた

彼らは 何もできない痩せた子豚を
段ボールの中で育てた

しかし 相変わらず豚は、豚
ただ ...
スロヴェニア史を

学んでいる老婆のくちばしに

十分な金貨を与えた上で射精した

爪を立てて俺の尻を掴む手を

振り払う素振りが水銀燈を揺らしてる

ねじ曲がってそれは悪魔に ...
生きていることが嫌なんて
つまらない嘘つく人形が一匹
真夜中自転車こいで
部屋を訪ねる

真夜中はそんなこと言ってみたくなるものさ
諭して帰るすがたを見送って
一度吊るしてそのままの ...
 いっちゃんは、喧嘩が強い。僕も、弱い方ではないが、いっちゃんには、敵わない。
 二年生のある日、休み時間に僕は、教室で隣の席に座る悦ちゃんと 砂場で遊んでいた。そこへいっちゃんがやってきて、僕たち ...
うずく傷がいつまでも私を捉えて話さない。

幼い少女の前で、マスターベーションしちまった後悔

無垢な魂を汚してしまったこと



群集とは恐るべきものだ。もし、啓発され鼓舞されればな ...
むしの声 聴こえて来たので 明日から 存在したい 時間を生きる


時間たち 人たちのなかの 時間たち これからもずっと 時間と暮らす


海の外 言葉にならない 音がして 扉を開けて 大 ...
ここまで来たら

いい夫婦しかあるまい

あの世までもう少しだ
 

 一篇の詩をつづりながら
 多くの迷い道を選びきれないでいる
 夜 飼い猫の眼が光る
 かれも ぼくをみつめている

 散乱した独りずまいの部屋に
 椅子がない
 神棚のみずが ...
人生は

いっぱい

汗をかいて

いっぱい

涙を流して

生きていくものなり
靴は最初から選びようもなかった
いつかしら迷い込んでいた鏡のなか の既視辺
描いたのは自分じゃない
上書きも削除もかなわない 、かつてだけじゃない

わかっていた災厄へも
たとえ ではなく ...
 
 にゃんこホアキン
 きみの硬直した屍体はぼくを悲しませた
 にゃんこホアキン
 ふさふさした薄茶のふさ毛とふとい尻尾
 ふた色に変わる不可思議な鳴き声
 覚えているよ にゃんこホアキ ...
もしも真夜中がこれ以上長かったら
私は姿を変えて
あの街の塀の陰へ急ぐだろう
深海の鯨の死骸のような、
黒塗りの木のそばで、
優しい月を見つめ、
静かな排気のバイクで、
蛍光する速度制限 ...
私たちは望んだ
林檎の木のやせた小さな実を
うなだれて実をこぼす廃れた窓辺を
細い水のはねる汚れた低い蛇口を

あの庭から私たちは始まった
私たちは紫の実をつける香りのよい果物を欲しがった ...
{引用=9月1日
眠る前、枕元の明かりを消したら、あたしの中では 隣に君がいる日があったり いない日があったりした。
君は生きているのに あたしは幽霊のようなのに 幽霊なのは君かのよう ...
『ここは狼だから会話するだけ無駄だ』まで言われてもヘラヘラ笑ってるくせに





『人狼ゲーム』という言い回しが異様に琴線で



『人狼。な ...
久しぶりに晴れたので
走らせた 川に自転車を しかし
会社に通っていたこの道も
時間がいる 思い出すのに 今では


あの頃の 仲間たちは 
今でも 元気でやっているだろうか 
苦 ...
当たり前に飯食ってパソコンつけてネットサーフィンして辛くなる。
神様からのプレゼントだね。時間がない人もいるしね。
当たり前に子ども産むのは、なんか普通じゃないと思う。
当たり前に普通。普通 ...
死んだ宇宙のような目をした宇宙のなかで、君は死んだ僕のような目をしていてボーッとしている。それでも、生きた目をして生きていてほしいと、僕は思う。 ハーイ、八木下(87)さん
今から点滴しますからね
今日はとびきりの点滴ですよ!
界面活性剤が入っているから
血液がすごくキレイになるの、ね
はじめのうちは
ちょっと違和感あるかも知れない ...
まっくらにしたよ

虫の声
とぅとぅとぅとぅとぅとぅとぅ
るーるーりーりー
とぅーとぅーららららら
ふぃーーーーーーーーーー

近所のちいさい子のわらいごえ

水溜まりの上を車が走 ...
母と久しぶりに会い生まれて初めて外食をした

町の三階建てのビルの二階にあるちいさなレストランだった

ぼくも母も日替わり定食をたのんだ

メインはチーズロールカツだった

豚カツは食 ...
だけどね
起きると知っていて
痛みを迎えるよりも
知らないで急に
痛いほうがいいよ
予知能力はいらないな

そうだね
起きると知っていたら
体がこわばってしまうよね
知らないで急に ...
あの服、着痩せするの
その服、豊かにみえるの
この服、ブタがブタに見えるの

あたし
着痩せの似合うブタでいいの
着ていて楽だよ
生きてて楽だよ
俺の寝床は
秋になると大勢の奴らが踏み散らし
大きな足で踏んでいく
みんなそそくさと寝床を踏み散らし
大きな足で行っちまう
何で秋になると俺の寝床は踏み散らされるのか
ちっとも解らないし
...
誰かが僕を忘れたら僕はいなくなるの?
そこには誰も知らない僕がいるよ
僕が死んでも誰かの記憶に僕がいたら
僕は生きてる?

記憶なんてものは曖昧で
今日見たものが明日になれば違うものになる ...
  影が、
  薬缶からのびて
  傷んだ壁にのびて


  夕暮れとつながった
  懐かしさや情けなさや怒りや
  いつまでも尽きそうにない悲しみと……


  そしてわ ...
  栗色のながい弧が
  私たちの耳にふれてから
  鱗雲の向うへ塗れていった


  秋の街をならんで歩く
  ふたり 着古した服を着
  透明な壁の群をすりぬけていく

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
沈んでいる。水宮うみ自由詩016/9/26 18:08
峠の山道山人自由詩8*16/9/26 17:25
みまたのやりもつライオン竜門勇気自由詩116/9/26 14:29
東京為平 澪自由詩516/9/26 14:02
の窓竜門勇気自由詩016/9/26 13:24
いつくるの?自由詩016/9/26 13:08
いっちゃん・悦ちゃんMOJO散文(批評...016/9/26 11:51
martandamaitre...自由詩116/9/26 11:11
やりたいこと水宮うみ短歌016/9/26 11:07
いい夫婦zenyam...自由詩116/9/26 9:37
生誕祭白島真自由詩4*16/9/26 9:26
人生zenyam...自由詩016/9/26 9:19
もっぷ自由詩116/9/26 7:56
にゃんこホアキン白島真自由詩6*16/9/26 7:54
夜ばかりうみこ自由詩3*16/9/26 7:54
オイタル自由詩516/9/26 6:49
人殺しアニー塚本一期自由詩116/9/26 6:21
裏切り者は吊られて死ねTAT自由詩416/9/26 1:22
水面の中に番田 自由詩116/9/26 0:56
当たり前ってなに?水宮うみ自由詩1*16/9/25 22:44
生きた目自由詩1*16/9/25 22:30
シリアル看護師花形新次自由詩016/9/25 22:09
まっくら田中修子自由詩5*16/9/25 21:45
初めてのレストラン吉岡ペペロ自由詩216/9/25 21:45
無知能力イオン自由詩016/9/25 20:49
着痩せの似合うブタ自由詩016/9/25 20:47
銀杏5or6自由詩2*16/9/25 20:45
記憶と記録とデータとリィ自由詩016/9/25 19:22
かげ草野春心自由詩216/9/25 18:06
栗色の弧自由詩316/9/25 18:05

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加筆訂正:
やりたいこと/水宮うみ[16/9/26 14:51]
字数調整しました
いっちゃん・悦ちゃん/MOJO[16/9/26 12:50]
読点を修正しました
やりたいこと/水宮うみ[16/9/26 11:25]
短歌一つ増やしました
生きた目/水宮うみ[16/9/26 11:11]
修正しました
まっくら/田中修子[16/9/26 3:24]
きいくつもり→きくつもり に修正しましたっ
3.66sec.