故郷
遠く離れて
帰ることのできない場所

ただいま
朧な思出のなかで
ひとり呟いてみる

迎える声が
響くことはない
おかえり

形にならないものたちが
消えてしまわないよ ...
「こんな痛さなら毎日でもいいかも」

雪を踏みしめてやっと校門にたどり着いたら雪玉が顔に飛んで来た…

当たらない様に君に雪玉を投げ返しながらそう思った
手のひらにヒヨコのおもちゃ雪月夜 2回目の迷子の知らせ牡丹雪 寒がりで冷え性の雪女でも生姜食べれば良いよとタモリ 雪を含んだ荒れ狂った風がふくとき
懺悔をすることにしている

だれにも聞こえない声で
してしまった罪を告白する

あしはますます重くなり
背中は痛いほど冷たくなるのに
心だけがぽっかり ...
憲法を改正して
1条を
「天皇は神聖にして侵すべからず」にしたい
国民主権や基本的人権の尊重は削除
9条は大幅に変更して
有りとあらゆる殺戮兵器の保有を認め
兵役を義務化したい

核兵 ...
ぎぼうしゅの咲く頃
おばあちゃんを 思い出す

上の橋の欄干には
玉のような 不思議なソフトクリームが
乗っかっちょん

舐めても 冷たくない
それは 真夏の安らぎ

せせ ...
    きょうは「大寒」ですと
テレビの気象予報士が言っている

       どうりで 昨夜は
      ゆめまくらのなかで
        ウラノスからの
     純白な結晶をむす ...
あの日みた風景は

いつだって忘れてない
それはきっと幸せなのだろうか

自身を辛くさせてるだけではないのだろうか

大きな果てしない空を仰いで

白い素肌が赤くただれた

大き ...
「砂場の中に、小さなスコップが埋もれている。」
幼い頃
父と遊んだ記憶と共に。
足跡を辿りたくて・確かに存在する思い出を取り返したくて
私は無心に穴を掘る。
「お父さん。お父さん。」 ...
ピークだ!

見上げれば
樹木生い茂る急傾斜の山道の先 雪を被った一際高い平らな山影
鉛と化した両脚 スッと軽くなり
速足半ば駆け足 息切らし到着
してみれば またしても山腹の丘 泰然と平 ...
沈黙を恐れるということは
実は伝わっちゃっているということを薄々知っているからではないか
そういう意味でこれからSNSは廃れるだろう
人々は自分たちがテレパシーを使えるということを
それが自分 ...
「自尊心よりも、自分が期待されている役割を読み取り、それに近付くために努力を惜しんでいないということか。」
「そう。志はとても高いわ。私のみてきた数多の訓練生と比べれば一目瞭然。あなたも感じているん ...
言葉が
みちを歩いている
道先の
小さき花とであい
言葉は
それを喜びと感じる

言葉は
鳥とであい
空に恋をする

こころは
言葉の
指揮をとり

幾年の
こ ...
寒いです、こんな時に釣りへ行くやつは馬鹿野郎です。
このボクも何を隠そう大馬鹿野郎なんですが、さすがに今回は釣りをあきらめました。

それで家で悶々としているうちに、そろそろお昼時です。
近い ...
そいつのことを「はんだめん」と呼んでいる
そいつは自分のことを 「たぬき」と自称している

初めて「半田麺」と云う食べ物を知った時は
なぜまた溶接面を商品名にするとはなんと奇抜で夢のある ...
これは始発ですかと尋ねると
彼は首を横に振る
そうか僕は遅刻したのか

車内は冷房効いてますかと彼に尋ねると
入っているのは暖房だという
そうか今は冬であったか
かつてできたことのなかった 恋人
そんな友人が 婚活でできた 女の子
二人は手をつないで 夜の街へ
とても恥ずかしがり屋だった二人の手のひら
今 春を生きるかつての手のひら
ログ履歴をずっと見ている
ある人間
(仮にミッキー吉野家としておこう)
の他人の投稿に対する動向チェックだ
先ず、21:23:00に
キンタマ王子清介の
1500字にも上る
超クソ投稿を ...
うっかり本当のことを言うと

叩かれる世界に於いて

自分を殺して暮らすのは

全く俺らしくないので

本当のことを言おうとしたが

今朝起きたら

どうでも良くなった
...
鋳掛屋は大阪付近では昭和40年代まで見かけたのだとネットには書いてある。西暦に直せば1965年から70年くらいの期間、日本国が美しい国から、あまり美しくない、やけに忙しく伝統を捨てて、国土開発の名の破 ... 綺麗事を言ってくれ
この雪の外にも街があると
綺麗事を言ってくれ
この凍てつきは
長くは続かないのだと
綺麗事を言ってくれ
お互いさえ見えなくなる
吹雪
口を閉ざす我々は
い ...
ぬるいまどろみのなかでみた
せつなの夢の裾の感触が、
この指に絡みついてはなれない。
けれど、
ひとつの、
拭いきれない痛みがある。
痛みはこの胸を貫こうとするが、
せりあがる熱に溶かさ ...
息の白い朝 マックでコーヒーをたのみ
それを持ち 二階で 温かい それを
手に 椅子に腰掛けていた
毎朝いる二人のおじさん ぼんやりと
無職の私たちは体を寄せ合うようにして
海を見たい
寒いことがなければ
今すぐ海を見たい

黒の中に埋もれるのは
よくあることだ
誰も助けがないのも
よくあることだ
“涙を流した分だけ 強くなる”
この言葉を実 ...
ブスが
人生一度で良いから
男に肘鉄食らわせたい
と思ったのはいいが
ブスの上に
頭が悪かったので
「肘鉄を食らわす」が
慣用句とは知らず
実際に駅のホームで
すれ違う男という男に
...
見知らぬ者が訪ねてきた
滅多に聞けない月の唄と
尖った山頂にしか咲かないという一輪と
いつ終わるのかと不安になるくらい
異国の砂漠の話を嬉しそうに続けていたが
僕は安眠剤を取り出して ...
嵐が続いている
出航する気配はない

待合室の長椅子に座り
吹抜けの雨に濡れる

いつか売店も閉じ朽ちる
行く先も帰路も見失った

出航する気配はない
ただ嵐が続いている
くたびれた幸せ雪の比叡山
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
故郷くろねこ自由詩0*16/1/21 21:56
初雪しょだまさし自由詩016/1/21 21:52
手のひらにヒヨコのおもちゃ雪月夜北大路京介俳句316/1/21 21:15
2回目の迷子の知らせ牡丹雪俳句216/1/21 21:15
寒がりで冷え性の雪女でも生姜食べれば良いよとタモリ短歌116/1/21 21:14
白の世界朧月自由詩216/1/21 21:07
新年だもの、夢を語ったっていいじゃない花形新次自由詩016/1/21 19:55
小葉擬宝珠  コバギボウシ藤鈴呼自由詩2*16/1/21 19:54
風と光の変奏(六)信天翁自由詩116/1/21 19:43
淡い日々斎藤 九自由詩116/1/21 18:33
鋳掛屋梓ゆい自由詩5*16/1/21 16:39
魂の営みたけし自由詩3*16/1/21 15:58
西暦3000年馬野ミキ自由詩316/1/21 14:19
Miz 13深水遊脚散文(批評...1*16/1/21 13:02
空還し溶融自由詩216/1/21 12:38
熱々、おじやうどん。atsuch...散文(批評...3*16/1/21 12:09
鋳掛屋るるりら自由詩15*16/1/21 10:21
汽車(JR)縷々流 縷々自由詩216/1/21 9:51
初めての春番田 自由詩216/1/21 9:32
詩投稿サイト運営者の誘惑花形新次自由詩016/1/21 8:21
本当のこと颯太@自由詩0*16/1/21 5:37
鋳掛屋あおば自由詩8*16/1/20 23:36
北国の冬フユナ自由詩516/1/20 23:23
ねがいごとあおい満月自由詩516/1/20 22:25
窓の空番田 自由詩116/1/20 22:18
海を見る瑞海自由詩6*16/1/20 22:01
肘鉄花形新次自由詩016/1/20 21:48
疲労かな乱太郎自由詩12*16/1/20 21:33
未だ出航せず くろねこ自由詩0*16/1/20 21:25
くたびれた幸せ雪の比叡山北大路京介俳句216/1/20 21:12

Home 戻る 最新へ 次へ
1585 1586 1587 1588 1589 1590 1591 1592 1593 1594 1595 1596 1597 1598 1599 1600 1601 1602 1603 1604 1605 1606 1607 1608 1609 1610 1611 1612 1613 1614 1615 1616 1617 1618 1619 1620 1621 1622 1623 1624 1625 
4sec.