役立たず役立たず
聞こえる言葉
役立たずは役をやめたんだ
意味には縁がなくて
笑顔には手が届かない

頭の中ででっかいスピーカーが鳴って
信じられないくらい寂しい気持ちが泣いて
なにか ...
それしかないものを撃ちたい
なにを撃ったらいいかわからないと言いながら、いつまで経っても撃つことができない
撃つだけの弾はあるのに、撃つものがない

もしかすると弾もない
弾がなくてもどうで ...
ある日夢を見た
大統領専用機をハイジャックして
銀翼のブーメランは肥えた豚の脇腹をえぐる
全ての核が夜明けのように地球を照らし
先史時代の遺跡に月が冷たく口付ける
砂場で遊ぶこどもの和毛が音 ...
土曜の午後
甘ったるいコーヒーを飲みながら
考えている 

風は南風
明日は梅雨入りの様だ

蛙の鳴き声がうるさい季節に
少し戸惑って
答えを急いでいる私

薬指に指輪がない君は ...
酔って候

  
梅雨に濡れけり
 薄肌の
紅の香り艶っぽく

  ふらり ふらりと 漂えば

  美しき君の襟足映る戸惑いに
狂おしく泣きぬれ 乱れ髪 
白き指先すり抜ける
...
迷彩柄の夕焼け空です。
 
グレーと朱色と紫の。
 
迷彩柄の夕焼け空と
 
焼け焦げた炭の様な街並みとに
 
挟まれそうになりながら
 
居並ぶ街灯に導かれるまま
 
男は駆 ...
世界は何も変わらないけれど

身ひとつ傷つけていよう

そこにしかもう立てないから


開き直る生き物たちを

そのまま受け入れる

それはつらいことだ

我慢ならないことだ ...
小指がしびれる

心臓がとくんという

動悸がきこえる

死ぬのが怖くなる発作がおこる

急に死ぬことが怖いのか

ただ死ぬということが怖いのか


死は凄絶なる生の中途に訪 ...
蕎麦すすり独り咳する

塩を舐め焼酎あおる

冷えたおでんに眼を落とす

水飲むカエルと酒あおるわれ

琥珀の水に深化する刻
  見えつつ
  あるものの内壁へ
  つたう光へ、冷えた天使をみつめていた
  腫れ房を成す、{ルビ硝子景=ガラスけい}の、あなたがたの
  優しさから眼をそむけた
  見えつつ  ...
アイシテルの声も
サヨナラの声も
優しいメロディの流れに乗せて
溢れんばかりの想いが走る

あなたの声には唄が良く似合う
言葉だけでは届かない距離を
音楽はすぐに飛び越えるから

感 ...
瓢湖に夏が近づき ハスの葉が大きくなる頃
どこからか渡ってくる 面白い鳥がいます

知る人ぞ知る 忍者 ヨシゴイです

人間やタカなどが近づくと 首を伸ばしヨシの葉そっくりになる
“葉隠れ ...
ハスの葉を 軽がる移動 ヨシの中 忍者ヨシゴイ 葉隠れの術  羽生の天才について
いろいろ語って来たが
自分にはそんな
「神の舞い降りる瞬間」はないのか
と考えると
それが意外と頻繁にあったりする
一昨日もジャマイカ人とのハーフで
日本人初の9秒台 ...
雨が降り続く日々
紫陽花が咲き誇る

薄暗い雨の一日
何をして過ごそうか
憂鬱な気持ち

紫陽花の様々な色が
街に溶け込む
街が潤う

紫陽花が咲く季節は肌寒い

雨音が耳に ...
 黒いドレスを纏った貴婦人が僕に手招きをする。
 ミッドナイトパープルのスーツを着た紳士が僕に目配せをする。
 あらゆる人が僕に甘い言葉を囁きかける。
 そして僕はまた一つ嘘をつく。

...
言いたいことはいっぱいある
本当にいっぱいある
だけどなんでだろうね
言おうとすると言葉が口からでる瞬間
音を失くすの
色が褪せるの
無色透明どころか
何の匂いもせず
どんな感触かも
...
最近暑さが増してきて
日差しに負けそうになる日もあるけれど

大きな壁にぶつかって
めげそうになる日もあるけれど

夏が近づいて夏バテになりかけて
食べることが十分にできない日もある ...
ああ窓の外、ちょっと下のアスファルトの上
何時かの死体が落ちている


相互的なの止めようか
それじゃ結局救われない
差し出す手に価値が無いから
っぽ
の鏡像が喚いてる
...
コゲラは一番小さい啄木鳥(キツツキ) 鳴き声はギーギーで
とても聞けたものではありません でも木をつつく音はかわいくて
アカゲラやアオゲラのカンカンとは 少し違います
 
詩人の啄木が その音 ...
トントンと コゲラのリズム 森の中 詩人も聞いた 妙なる調べ 国分寺の一角に
蛍が見れるかもしれない小川があるらしいのです
都会の片田舎にそんな場所があるのです
蛍にとっては幸せでしょうか

梅雨が訪れようとして
静かな祭り囃子が聞こえてきます
消 ...
自分の責任なのは明白
ボタンの掛け違いを指摘されると
恥ずかしさで 顔に赤みがさす
赤みの数だけ 恥を捨てた

たくさんのボタンが指定席を
間違えている 間違い それは
全て含めての事  ...
 短絡的な星空の下の
   迷走的な時系列

  ひとり 呑むのは にがい過去

 モスグリーンな香りがする明日がカバンから漂う

  縮小するマイ ストマック

  ガラの ...
ふんわりした気持ちは
空を流れてゆく
自分を見失わないように
心が飛んで行ってしまわないように
気を強くしたくても
空を翔けて行たくて
雷に撃たれることを
夢見る一七歳の朝
旅立つこと ...
  透きとおった女に
  殴られた男の傷から
  ながれる血は透明でなかった
  

  くろい鍋がはっきりと置かれた
  江東区亀戸二丁目のキッチン 
  言葉のかわりだという ...
子どもの頃、歳を取れば大人になれるのだと思っていた。
20歳を超えた瞬間に、レベルが上がるかのように違う自分になれるのだと思っていた。

経験を積み重ねることで、成長できると思っていた。
...
無になりたい

普通になりたい

死にたい

よかったら君も一緒にどう?



天国は気持ちがいいもんな〜

手を繋いで命を血に変えよう

普通の人になりたいんだ

僕 ...
題名を見ただけで
読む気が失せる
いや、作者の名前を
見ただけでとばす

何故なら
題名や名前に
センスの欠片も感じられないのに
中身が面白い訳ないからだ

せめて名前に
ケンブ ...
蒼い魚が泳いでいたオリオンの川
三つの願いはシリウスへと
今夜も回っています
思い出のメリーゴーランド


どうした兄貴
やけにセンチなフレーズをと茶化してもよいものか
文芸部 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
スローウッド竜門勇気自由詩016/6/4 22:51
それしかないものを撃ちたいある夏自由詩116/6/4 20:46
夢見ぬ人ただのみきや自由詩7*16/6/4 16:47
六月の雨星丘涙自由詩7*16/6/4 15:04
酔詩自由詩1*16/6/4 14:34
迷彩柄。元親 ミッド自由詩016/6/4 12:38
開き直る生き物たちを吉岡ペペロ自由詩316/6/4 10:50
生の中途に自由詩116/6/4 10:42
五首レタス俳句116/6/4 9:59
冷えた天使/見えつつあるものの内壁へつたう光草野春心自由詩716/6/4 9:54
アカペラミナト 螢自由詩116/6/4 9:38
忍者ヨシゴイ 葉隠れの術 st自由詩2*16/6/4 7:14
ヨシゴイ短歌2*16/6/4 7:08
俺の天才花形新次自由詩016/6/4 6:51
紫陽花が咲く季節夏川ゆう自由詩116/6/4 5:28
嘘つきヒヤシンス自由詩3*16/6/4 4:57
あなたへ文字綴り屋 ...自由詩116/6/4 2:58
わたしはげんき瑞海自由詩5*16/6/4 0:42
アレはオレかアレだよアレ自由詩116/6/3 23:24
コゲラ 警鐘の詩人st自由詩1*16/6/3 11:23
コゲラ短歌2*16/6/3 11:15
蛍祭り(ゴル投稿)高橋良幸自由詩416/6/3 6:52
ボタン小川麻由美自由詩016/6/3 5:55
幻夢のともしび山崎 風雅自由詩016/6/3 1:44
決意坂本瞳子自由詩016/6/3 0:54
草野春心自由詩4*16/6/2 23:40
当たり前若桜自由詩116/6/2 22:27
死の興味独奏自由詩016/6/2 22:13
名前からしてダメ花形新次自由詩116/6/2 21:59
ハベラス (四行連詩)乱太郎自由詩9*16/6/2 21:18

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