詩集が取引される市場の
絨毯が敷いてある休憩所に
サイダーを飲みながら寝そべる
脇にはさっき買ってくれたお客さんたちと
カフェラテと誰かが勝手に名前をつけた猫
もう売り場に戻らないと店主に大 ...
猫背なのは寒いからじゃなくて
お味噌汁は今日も温かい

適当に相槌をうっていたら
本当のことが分からなくなった

「さみしい」の一言
誰にも言えなくて
グッと飲み込む

君が居た部 ...
とっくに舐めくさり尽くした理想犯しながら
飯掻き込む横目で見てる
明日の天気予報と交通情報しか頭にない
地球儀みたいに脳みそ回して
そのくせなんも伝えられん感じられへんまま
汗ながして肉捏ね ...
やめて、愛してないなら
やめて、クリちゃん攻めるのは

トラちゃんが
クリちゃんを
メール問題で
攻めに攻めまくっているらしいが
大勢に影響はないとのこと
クリちゃんも安心して
包皮 ...
眠りの
夢の
底割れ
目覚めるモノ
輝く尖塔を壊し
ジクザクに走る力線
煌めく城壁を創り
スイチョクに走る力線
開いた瞳から触手伸び
掴み取る掴み取る
掠め潜り込む無数の影を
ソ ...
君しか大事にできなくて
君にしか大事にされない

猫背に合うカーディガン
何色だっけ

3日後のライブ楽しみにできなくて
ブラックのコーヒー身体に染み付く

心のイヤホン
どこに挿 ...
どんな環境に置かれようとも
自分と自分の家族の生活を
第一に考え
一文の得にもならない
"崇高な"思想などには感化されず
クソデモなんかには死んでも参加しない
急進や急 ...
その黄金の旋律を聴け
何と斬新で鮮やかなのか
人間の成せる究極の構造をそなえ魅了する

頭蓋を瞬時に捉え
胸の鼓動は高鳴る

彼の骨格も偉大で
石棺に横たわり永遠に眠り続けながら
我 ...
夜11時中央線の窓から見える無数の輝き
あの中に何人の人間が箱詰めになっているのか
金のためか家族のためか社会のボルトか
自室に帰っても虚しいだけの私はそんなことを思う
夜景にごまかされた汚染 ...
わたしの舌に、消えない火傷
あなたの魂を舐めたとき

廃屋のような体に、光る痛み


もし、あの青い林檎をもいだなら
神はわたしの性を奪い
燃えさかる海に放るだろう

わたしは赤く ...
月曜がしんじゃった
火曜日がしんじゃった
水曜はしんだふり
木曜がしんじゃった
金曜がしんじゃった
土曜日はじごくに堕ちて
日曜はしらんぷり

しんじゃって
しんじゃって
しんじち ...
忘れかけた哀しみに
砂をかけて消そうにも
涙がこんこん湧いてくる

忘れかけた怒りにも
水をかけて消そうにも
炎がぼうぼう燃え上がる

忘れかけた喜びを
思い出そうと想っても
霞が ...
食べ頃を通りすぎた
一房の葡萄の実は
ぽろぽろとその房から
こぼれ落ちていく


一粒ちぎれていく度に
甘い香りがそばに漂って
服に染みついた気さえする


真昼の内から ...
「公」の字を見て豚の顔浮かぶ あの頃の 名前でさがす 片えくぼ 一つの部屋では未明を迎え
東京の骨が窓辺でうたう
(白い白い骨がうたう)
ケセラセラ、
(春の種を撒きながら)
冬を堪えて
スミレを待ちなさい
きっと桜花も待ちなさい
目覚めると冬だっ ...
午後には亜麻と針と糸
真っ白い翼をいつかのために
(あしたのために)
東京の青空にどうかなと見たてながら
わかってほしいの
白いからかなうのよ
透明だったら見えないでしょう
ほかの色だったら世俗を纏うでしょう
だから
そこで息子がこたえる

「ヘルパーのお兄さんです」
ボケオヤジが

息子に尋ねる

「君の名は?」と
東京のビルの一つの部屋にある孤独に届く憧憬がある 夏が終わる頃
丁度日が沈む頃
自覚と無自覚の流れる天の川が見え始めた頃
あなたの言葉を思い出すが
私の意識は酒に酔っているかのようにどこか混濁していて
ステンドグラスから差し込む輪郭のない光 ...
とりあえずはじめましてを向けてみる どこかで会った気がするけれど


角度のある君のおはようございます 僕も負けじと角度をつける


海の果て遠い国からこんにちは 僕は不自由な日本語です
...
その森は 迷う為の場所で 






正しさや真っ当さ

綺麗な水 清潔なもの

そんな美しさを含むものが

自分の中で過剰に飽和した時に

一旦総 ...
将棋うちうたずに済ますスマホかな 商店街を薙ぎ倒してゆく
あげたてコロッケのにおいがする
かぐわしい爆煙が
頭の中の大事な部分に触れている気がする
夕方17時には戦車に乗って
ブリキの通学路を蹂躙する
夕方17時には戦車に ...
風がくるくると回る
枯れ葉が子犬を誘っている
ぴょんぴょん、と
切り揃えられた紫陽花の前を
子犬と幼子が走り回る
息が白い
頬が赤い

春は青く
夏は紫に
この子らを見守った紫陽花 ...
一緒に飲んだカフェインに少し興奮して
思いっきり蛇口を捻った

飴と鞭の毎日
もう少し優しくして

愛情の欠如は君にしか埋められない

塞ぐヘッドフォン
もっと もっと

何も感 ...
操り人形のように生きてきて
大人から子供になったような人生で、君を傷付けるなんて思ってもみなかった

姿が見えない
心が見えない

自分の心は丸裸なのに
泣いていることにも気が付かない
...
液晶越しに反政府ゲリラ部隊の姿を見る
倫理観の欠如か想像力の欠如か
この欺瞞に満ちた世界から一刻も早く抜け出したくて
私は窓を開けて
同時に機械の電源を切る
流れ込んでくる風には仄かな金木犀 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
深水遊脚自由詩2*16/11/1 19:36
淋しさ不思議な色の...自由詩216/11/1 19:30
理想の朝食北井戸 あや...自由詩016/11/1 19:26
クリちゃんが攻められるの巻花形新次自由詩016/11/1 18:21
共鳴意志ノ界ひだかたけし自由詩416/11/1 18:19
不思議な色の...自由詩116/11/1 17:45
アマ市民として生きる花形新次自由詩016/11/1 17:30
バッハに捧ぐレタス自由詩216/11/1 17:26
エンプティー倉科 然自由詩216/11/1 16:42
火のように印あかり自由詩12*16/11/1 16:30
しんじゃったやまうちあつ...自由詩316/11/1 15:57
記憶の底にレタス自由詩116/11/1 15:06
葡萄葉月 祐自由詩4*16/11/1 11:20
米韓女性大統領(候補)六九郎川柳016/11/1 10:54
3年2組朔 水川柳0*16/11/1 8:42
東京 #2もっぷ自由詩116/11/1 7:54
東京 #4自由詩116/11/1 7:53
東京 #5自由詩116/11/1 7:52
君の名は?2zenyam...自由詩116/11/1 6:15
君の名は?自由詩016/11/1 6:12
雪降る里 *もっぷ短歌316/11/1 2:36
雪。桜そして明日。倉科 然自由詩216/10/31 23:11
挨拶水城歩短歌516/10/31 23:01
解放の森葉月 祐自由詩10*16/10/31 23:00
竜王戦六九郎川柳016/10/31 20:26
こたつと戦車カマキリ自由詩416/10/31 20:11
枯葉紫陽花冬乃白瀬小原あき自由詩4*16/10/31 20:05
ケーキ不思議な色の...自由詩3*16/10/31 19:26
ビール自由詩616/10/31 18:58
不行状倉科 然自由詩016/10/31 18:18

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加筆訂正:
解放の森/葉月 祐[16/10/31 23:51]
最終連を追加、訂正しました。
4.8sec.