わかってほしいの
白いからかなうのよ
透明だったら見えないでしょう
ほかの色だったら世俗を纏うでしょう
だから
そこで息子がこたえる

「ヘルパーのお兄さんです」
ボケオヤジが

息子に尋ねる

「君の名は?」と
東京のビルの一つの部屋にある孤独に届く憧憬がある 夏が終わる頃
丁度日が沈む頃
自覚と無自覚の流れる天の川が見え始めた頃
あなたの言葉を思い出すが
私の意識は酒に酔っているかのようにどこか混濁していて
ステンドグラスから差し込む輪郭のない光 ...
とりあえずはじめましてを向けてみる どこかで会った気がするけれど


角度のある君のおはようございます 僕も負けじと角度をつける


海の果て遠い国からこんにちは 僕は不自由な日本語です
...
その森は 迷う為の場所で 






正しさや真っ当さ

綺麗な水 清潔なもの

そんな美しさを含むものが

自分の中で過剰に飽和した時に

一旦総 ...
将棋うちうたずに済ますスマホかな 商店街を薙ぎ倒してゆく
あげたてコロッケのにおいがする
かぐわしい爆煙が
頭の中の大事な部分に触れている気がする
夕方17時には戦車に乗って
ブリキの通学路を蹂躙する
夕方17時には戦車に ...
風がくるくると回る
枯れ葉が子犬を誘っている
ぴょんぴょん、と
切り揃えられた紫陽花の前を
子犬と幼子が走り回る
息が白い
頬が赤い

春は青く
夏は紫に
この子らを見守った紫陽花 ...
一緒に飲んだカフェインに少し興奮して
思いっきり蛇口を捻った

飴と鞭の毎日
もう少し優しくして

愛情の欠如は君にしか埋められない

塞ぐヘッドフォン
もっと もっと

何も感 ...
操り人形のように生きてきて
大人から子供になったような人生で、君を傷付けるなんて思ってもみなかった

姿が見えない
心が見えない

自分の心は丸裸なのに
泣いていることにも気が付かない
...
液晶越しに反政府ゲリラ部隊の姿を見る
倫理観の欠如か想像力の欠如か
この欺瞞に満ちた世界から一刻も早く抜け出したくて
私は窓を開けて
同時に機械の電源を切る
流れ込んでくる風には仄かな金木犀 ...
男の骨は逞しく
女の血は真紅だった

どんなに抱きしめても
どんなにエクスタシーを感じても

そこには深い河が
二人の間に流れている

紅葉の季節に出逢い
花火のあがる夕べに別 ...
君が好きと言った歌はきっと私も好きで
塗装の剥がれた指輪をどうしようもなく外したくなった

不倫した歌手が歌う歌を良いと思って、いよいよ自分の善悪が分からなくなっていた

正しいと思う生き方 ...
やっぱりジョン・レノンはクソだと思う
ポール・マッカートニーの方が
100億倍良い。
ビートルズ後のジョン・レノンは話にならない
もうクソ以下だと思う
ハンター・トンプソンの言葉を借りると
...
暗くなるまで遊びたい
眠くなるまで君といたい

たったひとりの僕は夜
つかまえきれないほど自由
白い羽が一枚
舞い降りてきた

冷たい乾いた空気の中
灰色の空を背景に
ゆらりゆらりと
右へ左へ傾きながら
緩い速度で堕ちて来た

誰にも触れられないように
汚されることのないよう ...
嫌な夢を見て、気分悪くても今日をやらなきゃ行けない。寒いけど
パソコンの使い方、よく分からない。結局windows7とwindows10どっちがいいんだ
浴槽に数がこびりついていて、スポンジと ...
「できたよ」と {ルビ階下=した}から君の 呼ぶ声で ロジックで理論武装した詩人がいた
ロイド眼鏡ををしたひょうひょうとしたたたずまいだ
感性で動きたいがロジックが剃刀のようにじゃまをする

それは僕なのだろうか
文体の精度をあげるたびに
あ ...
修辞によってつくり出され
きめ細かな大理石の皮膚をまとった
限りなく長い腕の先端に
人々は指めいている
運命という不屈の氷河が
瞬間ごとに掘削されていく中
人生という虚構の神経束は ...
自動販売機の横にはたいてい美しい女神が立っていて

ジュースを買うたび僕に微笑みかけてくれる

僕は物心ついてからいつも

彼女たちに惹かれてきたし

...
金桃にまぶしいさば雲の大きいの
沈んでく太陽にむかって
ゆうゆう
およいでく
みず色のひろい、ひろいそらだよ

風がひえてきて葉っぱのにおいは甘くって
こどもたち、眠そうに体温があがって ...
あの時欠けた皿の中に
零れる程に盛られた言葉の山


ひとつひとつが愛おしい
そのすべては
あなたであり 君である


失われた言葉の行方
見失った誰かの胸の内も
...
大人になると嘘つきになると
思っていた

正直に生きようとして
棘だらけのつる薔薇みたいに
剥き出しの自我を絡めあい
傷つけあった

あなたとわたしは同類

どうしようもなく我儘で ...
やっと音楽が聴けるようになりました

心が世界を取り戻しました


誰もいないと思っていた私は
いつも誰かの手に繋ぎ留められて生きていました


私を信じてくださって、本当にありがと ...
あなたの一秒をわたしにください

一生大切にしますから



あなたの一分をわたしにください

わたしはその幸せの輪郭を焼き付けましょう



あなたの一時間をわたしに ...
羽化が近づいている予感

ほろほろと皮膚が剥がれてゆく

ほろりほろり
皮膚がはがれてゆくのだ

それはあまりに残酷な悲劇で
わたしには耐えられない

そこに緑の陰があったなら
...
一日を台なしにして眠るのは
虫のような気分だと言う
虫はもっと祝福されているかもしれないのに

僕もいなければ
あなたもいない
あの街の川は
きっと今夜も星を流しつづけている
それが僕 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
東京 #5もっぷ自由詩116/11/1 7:52
君の名は?2zenyam...自由詩116/11/1 6:15
君の名は?自由詩016/11/1 6:12
雪降る里 *もっぷ短歌316/11/1 2:36
雪。桜そして明日。倉科 然自由詩216/10/31 23:11
挨拶水城歩短歌516/10/31 23:01
解放の森葉月 祐自由詩10*16/10/31 23:00
竜王戦六九郎川柳016/10/31 20:26
こたつと戦車カマキリ自由詩416/10/31 20:11
枯葉紫陽花冬乃白瀬小原あき自由詩4*16/10/31 20:05
ケーキ不思議な色の...自由詩3*16/10/31 19:26
ビール自由詩616/10/31 18:58
不行状倉科 然自由詩016/10/31 18:18
秋の日にレタス自由詩2+16/10/31 17:36
41度不思議な色の...自由詩2*16/10/31 16:59
アマ市民の群像花形新次自由詩016/10/31 15:35
たったひとりの僕は夜ゆうと自由詩116/10/31 15:13
白い羽坂本瞳子自由詩1*16/10/31 15:12
ゆっくり行こう水宮うみ自由詩5*16/10/31 10:24
朝ごはん朔 水川柳116/10/31 8:05
歩き回る詩人fujisa...自由詩216/10/31 6:12
演技葉leaf自由詩216/10/31 4:36
自販機の女神TAT自由詩5*16/10/31 3:56
そろそろかえろ田中修子自由詩4*16/10/31 1:55
満ちていく葉月 祐自由詩3*16/10/31 0:48
同類Lucy自由詩13*16/10/30 22:40
獣よりゼロハチ自由詩3*16/10/30 22:36
もしも叶うなら葉月 祐自由詩4*16/10/30 22:22
みどりいろレタス自由詩216/10/30 22:14
9.Qg3!!自由詩116/10/30 22:12

Home 戻る 最新へ 次へ
1582 1583 1584 1585 1586 1587 1588 1589 1590 1591 1592 1593 1594 1595 1596 1597 1598 1599 1600 1601 1602 1603 1604 1605 1606 1607 1608 1609 1610 1611 1612 1613 1614 1615 1616 1617 1618 1619 1620 1621 1622 
加筆訂正:
解放の森/葉月 祐[16/10/31 23:51]
最終連を追加、訂正しました。
5.95sec.