拭えない気怠さに埋もれてゆく
居心地の悪さはこの上なく
怒鳴りつけたい心臓は
腹の底へと沈めておく
まばたきをすることさえ煩わしく
ほくそ笑む方法すら忘れ
感情には雁字搦めに鍵をかけて
...
他人のように振る舞っている
似たような奴がいるが
それ以上は突っ込まない
ただ、世の中に
こんなクソみたいなもんを
恥ずかしくもなく
人前に晒せる奴が
こんな至近距離で
二人も三人もい ...
蠅が群れて飛ぶ
光る川面に魚が跳ねる

サラリーマンの
くたびれた背中に群れ

ウォーカーの
急ぎ足の後ろに群れる

渦を巻き
空に舞い上がる


夕暮れに
風は止んだ
...
ちいさなことがらを
責める気持ちになるのは
あなたが鬼だからですか……?
いいえ、ちがいます
あなたが素直過ぎるから
まっさらな気持ちでひらたく今をみたら
なにもかもがやさしくただそこにあ ...
影送りができそうなほど
晴れた日のまま
洗濯が終わった頃には
まだらの雪が降っていました

庭の梅はおおきく
息をしたようです
昨日までは
とりつくしまもないようだったのに

...
独りきり
部屋の明かり
影揺れて

貴方を思い
徒然に
日記にしるし
夢枕

涙こぼし
泣き濡れて
春の便りを
待つ女
海や半島が見える

町が載っている

へばりついている

むこうの山に雪の名残

肉体は懐かしい光と影

セピアをカラーに

女のうでが胸をおさえる

化粧けもない悲しみだ ...
虫に喰われた枯葉
一枚

ギザギザの
迷路
刻まれてる

右か左か
どちらが美味いか
どちらが軟らかいか
思案して迷走した結果でしょうか?

スズメかカラスか
外敵から
身 ...
久しぶりにキャバクラで
おねえちゃんと会話した

お決まりと言っていい
歳の話になった

「俺、いくつに見える?」
「えーっ、いくつだろー?」
「あのね、今年で50」
「ふーん・・・ ...
もう死にたいつらい呟くトークみて相槌充電スポットさがす


コンセント空かず咄嗟に御手洗3パーセント入れエコメロディ


聞き流すだけの返信中味なし裏では必死電源確保


五軒目 ...
自由の日たずねたずねて二十歳の日迎えて視得た手遅れの傷


ふるさとは広尾のベッドのほかになし実家と信じた門は開かず


日が落ちる前にわかるのあたしにはあしたの雨があさっての雨が

...
編成局長、週末の視聴率ですが
また、平日テレビに負けました

「テレビに休日が
 あってもいいじゃないか!」なんていう局が
どうして30%なんだ、ふざけてる!
なぜ一日中CMのみで
番組 ...
赤が追いかけてくる
私、足早に逃げる
不思議とかなしむ
ふとみやると
赤は、傷だらけで
私は、後悔で青に染まる
加熱する時のなかで
あたたかな関わりが風となって惑う
窓から入り込むのは、決して良いことばかりではないけれど
笑っていれば、必ず掬い上げてくれる手があるって
そんな風に風にやわらかになでられる ...


腹具合

宇宙人
父が育てたジャガイモをふかして食べた。
潰したジャガイモに
マヨネーズとハムを混ぜ込んで。

腹が膨れて横になっていたら
父が畑から帰ってきた。
シャワーを浴びた後
気持ちよさそうに頭を ...
最後に流した涙のような
光る透明のしずく。
掌で弾けとび
残した思い出を身体の中へと埋め込んでいった。

真横を見れば
綺麗に咲くあなたの愛した花。
春一番に吹かれても
しっかりと花び ...
声をかけるとむすめが転がってくる。はしるみたいにして。
この神社の参道は長い、すべての鳥居をくぐろうとすると四十分はかかる。むすめの足だと九十分はかかるかもしれない(そのまえに疲れて動かなくなってし ...
昔の人々の生きた証が僕らを繋げたように、
僕の生きた証も、未来の誰かを繋げられるといいな
その証は糸になって、耳を澄ました君にこの声が届く
           私言
          
       愛がないなって思った
      世界の終りに雨は降っても
     降らなくてもいいけどガーデン
   巡りたい片つ ...
サラサーティコットン100は
高梨沙羅選手が30歳になるまで
ずっと応援します。

しかし、付け睫とマスカラぐらいで
こんなに可愛くなるもんかね
これぐらいになると
V字飛行で
ユニフ ...
ここじゃ何もかもが
安値で買われる
レートのせいさ
いや社会のせいさ

ここじゃ何もかもが
高値で売られる
政治屋のせいさ
いや戦争屋のせいさ

ここじゃ何もかもが ...
君の「おはよう」で目覚め、僕は猫みたいにあくびをする
柔らかさというものは、あるときは光、またあるときは闇の形をとっていて、君の「おはよう」も「おやすみ」もなにかの奇跡みたいにふわふわしている
君 ...
馴染みの店
昔よく通った
ご機嫌なわたしがいる
酔いもほどよくまわり饒舌な
周囲の客も常連で顔なじみのよう
隣には友人が
顔はよく見えない――とにかく古い友人が
わたしは羽振りが良く
...
こころに絡まる
紅の糸

嗚呼
こころが

貴女は空を見つめ
頬を染める

私は深い海の底
身を隠す

こころ震え
汗がにじむ

尋ねても
答えても
もう
尾崎豊の僕が僕であるためにをケータイの待ちうたにしているひとに訴えられたことがある

地方裁判所から送られてきた封筒を開けると恩を仇で返されたような内容だった

尾崎豊か、

清原も尾崎豊 ...
機会があれば
どこにでも現れ
クソみたいな自称詩を
撒き散らしては
自分の足跡を残そうとする

クソつまらない自称詩が
いつか誰かの目に留まり
誰かによって
このうだつの上がらない状 ...
サクッとして ジュワーッと

朝の香りが漂う

パンをトースターに入れた時から

戦闘モードに突入

毎日繰り返しているのに

モード変更ができていない

トースターからパンが ...
開け放たれた窓に向かい
今朝の私は おびえる
容赦なく冷気が
室内に充満する
窓を閉める事ができない
閉塞感の囚われの身だから

朝の目覚めは予測できない
グレゴール・ザムザだって
...
満ち満ちた
広大な海原を
熱情と共に
船は往く

海流は船体を揺らし
行く手を阻むが

若人の心
前方遥か彼方を
見据え
動くことはない

憧れを胸に秘め
艱難を物ともせず ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
自虐の歌坂本瞳子自由詩2*17/2/20 0:23
クソみたいなそっくりさん花形新次自由詩217/2/20 0:19
春一番星丘涙自由詩2*17/2/19 23:10
_水菜自由詩417/2/19 22:24
影送りフユナ自由詩617/2/19 22:21
独り星丘涙自由詩3*17/2/19 21:43
海や半島吉岡ペペロ自由詩517/2/19 21:23
ギザギザのまいこプラズ...自由詩617/2/19 21:09
ゾッとした花形新次自由詩317/2/19 17:16
充電姫深水遊脚短歌4*17/2/19 15:03
「蒼い旗」 一〇首もっぷ短歌1*17/2/19 14:00
平日テレビイオン自由詩017/2/19 11:22
水菜自由詩417/2/19 9:00
加熱する自由詩217/2/19 8:51
平成29年2月19日(日)みじんこ自由詩017/2/19 2:46
畑作り梓ゆい自由詩217/2/19 2:12
夢のあと自由詩117/2/19 1:42
参道はるな散文(批評...317/2/18 23:09
糸電話水宮うみ自由詩1+*17/2/18 23:01
世界の終りと雨の日のガーデン巡り/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ自由詩2*17/2/18 22:30
ジャンプ!!花形新次自由詩117/2/18 22:24
McGurk Detective OrganizationTAT自由詩117/2/18 21:41
君は宝物水宮うみ自由詩5*17/2/18 18:32
ただのみきや自由詩5*17/2/18 18:24
嫉妬星丘涙自由詩4*17/2/18 17:35
世俗にて吉岡ペペロ自由詩317/2/18 16:35
漂流する自称詩人達花形新次自由詩117/2/18 14:22
バタートスト佐白光自由詩017/2/18 11:00
閉塞感小川麻由美自由詩2*17/2/18 7:34
若き旅人星丘涙自由詩2*17/2/18 6:47

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加筆訂正:
私の中に住む女/宣井龍人[17/2/19 20:39]
タイトル変更 人→女
充電姫/深水遊脚[17/2/19 15:39]
5首目修正しました さっきどうもは→さっきはどうも
/ただのみきや[17/2/19 13:43]
脱字修正しました。
/ただのみきや[17/2/19 13:42]
タイトルを「友の手」から「手」に変えました。
/ただのみきや[17/2/19 11:42]
誤字、脱字など数文字修正しました。
/ただのみきや[17/2/19 11:42]
誤字、脱字など数文字修正しました。
かけるくんの空/深水遊脚[17/2/19 9:30]
他作品との世界観をあわせるために修正しました。 修正前:保育士さんの呼ぶ声に 修正後:理恵先生の呼ぶ声に
4.15sec.