台風予報、新しい一軒家、映画の予告、鉄柱、傾いたデザイン。
ビニール袋のがさがさなる音、泣きやむ18年前、立ったままするセックス
男女が対になって鏡をのぞいている、ベビーカーにつけられた玩具、 ...
生きていることをふざけたくはない
君は骨になった
わたしの父さんとおんなじの白い
割れ物の壺に閉じ込められて
息もできない骨骨骨
木の箱のなか
もしか布で包まれて
もしか素のままばら撒か ...
口遊むGet Wild蝉とる子
打ち切りは大人の事情夜の蝉
かなかなや返事を書いてない手紙
夕暮れとも夜明け前ともつかない薄暗さのなか
元実家近くの空き地の脇を通り過ぎようとした時
焦げ茶色の雲が空き地のすぐ上に浮かび揺れていた
静まり返った薄暗闇に浮かぶその雲は
眼を凝らしてよ ...
星座は☆の数ほどあるけど人は愛の数だけいるのかな?
この音楽は一つだけだと思いたかった一瞬
窓越しに見える空が青くなったり黒くなったりする輝き
るりいろのうみは、そのたいをふるわ
せこもりうたをうたう。
わになってあさとよるがつなが
るとき、
くおんがてすがた
をあけらわす。
しすなやかにのいずがふぇーどする。
たそがれがそらを ...
呼応する
今朝見たシリアルのコンテイナーよりも
深く
囚われた私は
招かれるままに身を委ねる
がらすは
硝子のようなそれは
きらめいて、時に泳ぐもの達を展示する
ああ わたしも一層 ...
花埋める愛した過去に追悼の土をかける
何時もとは違った日君とサーカスが一緒にやってくるだろう
君はいつもどこからどこまで急がしい奥さんにしたら疲れるだろうか
檸檬は梶井基次郎だがきみ ...
五月の終わり
夏と同じ気温になる
台風が来たり
梅雨入りが遅れたり
いつも通りではない
控え目な夏模様
まだ早いことをわかっていて
落ち着かず辺りを彷徨う
夏の手前に梅雨が ...
溶解する脳内の炉のなかで、失われてはならないものがあった、それは長く俺の中にとどまり続けたものだったが、思い出すことさえ出来なかった、脳下垂体の下部に据え付けられたそれは、終始俺の思考にき ...
明日、その日は来るのだろう
運命と呼べる瞬間が訪れるのであろう
運命は何時だって気紛れだった
何故なら、何故、私がここに居る
何故なら、何故、私はここで泣く
何故なら、何故、私はここで復活す ...
運命を呪うというのは
自らの遺伝子を呪うということ
運命を愛するというのは
自らの環境を愛するということ
私は地球の申し子であり
あなたの息子である
あなたの息子と同時に
独立した個 ...
努力を
努力と思って
努力し続ける人は
努力を
努力と思わずに
努力し続けられる人に追いつけない。
勉強を
勉強と思って
勉強し続ける人は
勉強を
勉強と思わずに
...
失われた時を還せ
死んだ夢を呼び覚ませ
きみのうなじの産毛が好きだから
僕の名前を風に聞いてくれ
最期の銅鑼が鳴り僕たちのバンドは退いてゆく
黄昏の中へ精緻な夜へと官能をつなぎとめる
...
真っ白い炎が
咲き乱れて
花ちるさと
凍えるような涙で
殺菌する、
浴衣の模様を
黒地の頬を落ちる涙、
昔、
夏祭りに出かけて
一緒に金魚を網ですくった思い出がある
うちのお父 ...
その人が孔雀になったと
連絡が入ったのは明け方のことだった
一晩中鳥の羽ばたきのような物音がするので
合鍵を使って部屋の扉を開けてみたところ
室内に人影はなく
孔雀がうろついていたという
...
インプットする準備時間を
インプットするための時間を
とれたてのインプットは
鮮度のいいインプットは
できるだけ早く
アウトプットした方がいい。
咀嚼しにくいインプ ...
今日
私は知った。
私は私であり
私ではない。
明け方の
山の彼方にゆらめき昇る
あの太陽により
産声をあげた日から
棺に入る日迄
我が心臓は、脈を打つ
...
遠い山々の緑がくっきり浮かぶ
夜明け前
烏等は唄を交わし始める。
旅の宿の眼下に広がる風景
明るみゆく教会の隣に
洋風の家があり
朱色の屋根の下に
昔――亀井勝一郎という
文士がい ...
物事にインスパイアーされて
ひきこまれてしまう
なかなか抜け出すことができない
奴は追いかけてくる
まるで強迫観念
やめたくてもやめられない
心象をスケッチして
...
もう
見上げすぎて疲れたから
ふたり
アスファルトに寝そべって
あの
君の頭が
重いんですけど
ボクの抗議は
完全スルーで
北東ってどっちだろう
言った矢先に
すっ と
...
つかれた朝
寝覚めの一杯のコーヒーが
すべての原動力で
たった一人の孤独な人間のための
たった一杯の孤独なコーヒーが
とてもかなしい
もっと人と交流しなさいと
もっと温かく人に接 ...
ふきすさぶ風のなかで
わたしは落し物を探していました
ロマンチックなはじまり
ではありません
財布がないのです
携帯も
さっき買った
にがりのきいた豆腐も醤油もレシートも
メモ帳もモバ ...
閉ざしてないかい
聞こえる 言い訳
目に映る 真実の絵
感じる誘惑
迫る足跡
通り抜ける風の鳴き声
閉ざしてないかい
つまらない男を
新大阪駅の新幹線ホームで
見たことがある
つまらない男でも
それなりに押し出しがよく見えたので
へえ、なるほどね
さすがイオンの息子だね
と感心したもんだ
一方、つ ...
窓際に聞こえる虫の音優しくて半分の月ゆれ滲む夜
ペンギンのホルマリン漬け蝉の声
妖怪の上下関係つくつくし
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
稀に見る月曜日
はるな
自由詩
2
16/8/27 14:03
えすえいちあいてぃー!
もっぷ
自由詩
2*
16/8/27 12:18
口遊むGet Wild蝉とる子
北大路京介
俳句
3
16/8/27 12:07
打ち切りは大人の事情夜の蝉
〃
俳句
1
16/8/27 12:07
かなかなや返事を書いてない手紙
〃
俳句
3
16/8/27 12:07
vision.10
ひだかたけし
自由詩
2
16/8/27 11:55
オルゴールは星座のような輝き
水宮うみ
自由詩
0
16/8/27 11:55
無題
水星まいあ
自由詩
1*
16/8/27 11:16
Sea (断片)
〃
自由詩
3*
16/8/27 10:44
蔦屋のなかのタリーズにて
梅昆布茶
散文(批評...
3
16/8/27 6:09
夏模様
夏川ゆう
自由詩
0
16/8/27 5:23
爆ぜているものは無数にあり、そのなにひとつとして伝言を残し ...
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
16/8/27 0:44
夏のある日
鷲田
自由詩
2
16/8/26 23:03
ダンス
〃
自由詩
2
16/8/26 23:00
努力を 努力と思わずに 努力し続けられる世界
komase...
自由詩
2*
16/8/26 21:00
四季
梅昆布茶
自由詩
10
16/8/26 20:12
金魚
百均
自由詩
7*
16/8/26 17:38
鳳凰詩篇
やまうちあつ...
自由詩
3
16/8/26 16:39
インアウトプットセット
komase...
自由詩
2*
16/8/26 15:35
いのちの音
服部 剛
自由詩
2
16/8/26 9:04
函館山の麓にて
〃
自由詩
3
16/8/26 8:56
インスパイアー
fujisa...
自由詩
0
16/8/26 7:09
流星
uminek...
自由詩
4*
16/8/26 6:36
コーヒーの歌
葉leaf
自由詩
2
16/8/26 3:21
うせもの
Seia
自由詩
1
16/8/26 2:10
シャットダウン
佐白光
自由詩
0*
16/8/26 1:58
つまらない女
花形新次
自由詩
1
16/8/25 23:35
窓際に聞こえる虫の音優しくて半分の月ゆれ滲む夜
颯太@
短歌
0*
16/8/25 23:25
ペンギンのホルマリン漬け蝉の声
北大路京介
俳句
2
16/8/25 23:23
妖怪の上下関係つくつくし
〃
俳句
1
16/8/25 23:22
1448
1449
1450
1451
1452
1453
1454
1455
1456
1457
1458
1459
1460
1461
1462
1463
1464
1465
1466
1467
1468
1469
1470
1471
1472
1473
1474
1475
1476
1477
1478
1479
1480
1481
1482
1483
1484
1485
1486
1487
1488
加筆訂正:
Avenida 68 (藝術としての詩・続)
/
天才詩人
[16/8/26 5:51]
定期点検中
4.5sec.