迷路の奥では 知らない男の子たちが
もぐらの毛皮のように折り重なっていて
僕は腐葉土を靴底に詰めながら
午後の取引がはじまるのをじっと待っている
JR代々木駅東口徒歩30秒
こんな時間から白 ...
なんの詩を書こうかな?
これからの事
いままでの事
げんざいの事
出来上がった詩は
いつ誰に見てもらえるかな?

この詩を見たあなたは何処にいるの?
未来?過去?今?それとも
人は規律を守って孤立しても
生きていけるよう
自律しなくてはいけない

人は自律を守って孤立しても
生きていけるよう
規律を整えなくてはいけない
おお!! してヤラレタ!!
…して 何を?

会話が成立するような背表紙
物語の終焉は

決まっているようで
整ってはいない

定められている感覚で
変更は 可能なのです

...
聞こえるのは細やかな笑い声
見えるのは頬の赤み
伏し目がちなその瞳は
一体、何を考えているのだろう

コーヒーカップを持つと
カタカタと音が鳴る
笑顔が引き攣り
目蓋が痙攣する
声は ...
ふだんの平凡なふつうの暮らしの中に
幸せはある
幸せは
何か特別なものではなくて
ふだんの平凡な暮らしの中にある
早寝早起き朝ご飯
午後の散歩や友達との語らい
夜の一杯の焼酎など
ふだ ...
冬のあいだに育った
ふわふわの毛に包まれてみる夢は
ねじ巻き振り子のようにかなしかった
(なんでアンゴラ山羊になどうまれついちまったのか)
けれど
春のひざしに
あたためられて
気化して ...
 散りゆく桜に想いを寄せて書き下す一編の詩。
 夢に刻まれる走馬燈。
 愛をそれと気付かずに駆け抜けた青春。
 後悔の後の懺悔を心はどう捕らえようか。

 恍惚と愉楽の両翼にまやかしの日 ...
子供の遊ぶ声が聞こえない
静まり返った夜の公園

住宅地に囲まれた公園
高台にある公園
見下ろす街の明かりが踊る

日々に横たわる
あらゆる出来事に
左右されない心

美しい木々 ...
6畳半の自室にはシングルのベッドが
横たわると鴨居と窓枠が幾何学模様を作る
壊れかけのベッドは身体を沈めると泣きながら私の体を抱いた

薬で虚ろな私の自我が溶け出して
ベッドに思想のしみをつ ...
散りゆく桜がとても綺麗だった
灰色から薄紅色
薄紅色から新緑に移り変わる頃
私の世界がモノクロに変わったあの頃

今思えばあの頃が私の世界の分岐点で
散った花びらは数あれど
掴めやしない ...
タイプライター

山桜

原っぱ
眠いか 眠くないかと 問われたら
今 眠いです
そして クサイ

そんなこと言うなんて 水くさい なんて
自分で突っ込んで しまいたいくらい
鼻が もんぎゅー って なってる

ス ...
僕は小心だから
体の異常がちょっとあると
気になるから
すぐに病院に行く
血圧が高い!
目が赤い!
顔色が悪い!
体が痒い!など
でも、いちいち気にしていたら
かえって病気になる
...
欲望



懐中時計
高層ビルの展望室が好きなのは
地上に降り立ち
展望室を見上げ
あんなにも高い所にいたのだと
あそこから美しい景色を眺めたのだと
余韻に浸ることができるからで
高い場所に居続けること自体は
...
社会という尺度に弾かれた私は
だんだんと薄くなる紺色の空を見て
ああまた無為な一日が始まると
ベッドに沈み目を伏せる
この痛みの最中
もし一筋の光があるなら
それはきっと
朝焼けでもない ...
他称詩人が
何故、自分を他称詩人と
主張しなければならないのか

ボクサーだって
将棋の棋士だって
オペラ歌手だって
産婦人科医だって
警察官だって
AV女優だって
連続強姦魔だっ ...
燃える火の中心地の要素を
分解して、解読すると
見えない形をした「動機」という
怪物が現れる

今日一日を元気に過ごすことに
疑問を持ち始めると
この動機という怪物に
火でも噴いてもら ...
○入院すると
生きる目標が
明確になる
もちろん目標は
「退院」

○薬は
意識して飲まないと
飲んだかどうか
わからなくなる

○身元引き受け入が
一人もいないと
入院もで ...
田舎の入院情報は
ラインよりも早く伝わる
地域の人たちから
「近ごろホカチャン見ないねえー」
と尋ねられるたびに
ワイフは複雑な気持ちになる
どこに入院してます、と言ったら最後
どうっと ...
4月は
草木も芽吹けば
自称詩人も大量発生する

きっと新しい生活に
早くも絶望した
行き場のない気持ちとかってやつを
誰かに聞いてもらいたいとか
誰かと共有したいとかっていう
クソ ...
水に嫌われ
水で追われる
隠れることもできず
すぎてゆく日々


飛ばされそうになりながら
どこへ帰るともなく進みゆく
すれちがう花も
すれちがう蝶もわからない

...
頑張った分だけ報われるなら
思った分だけ頑張れるなら
思えるほどの何かを秘められるなら
空虚な私は構成されず
故に立ち尽くす交差点のど真ん中で
情報に溺れ窒息寸前な私は
人として欠落してい ...




世界一きれいな花が荒野に一輪咲いた日
空は透き通る様な青と油絵みたいな白い雲が浮かんでいた
その十年前そこは殺戮と強奪で燃え上がっていた草原だった
善意で負傷兵を助けた少女の頭を吹き飛ばした隣国 ...
何かにつけて生きる生きると口にしていた
生を謳歌し人生と人間は素晴らしいと書き綴ったノート

思い返すに俺は生きていたいなんて
1ミリだって心の底から思っていなかったし
今だってそれは同じだ ...
{引用=先生が選んでくれた歌抱きしめて灯りを消してみたいと思う} 真夜中のバッハはビオロン選曲を間違ってない強がってない


何度でも何度でも自らに云うどんなに困れどニコンは売るな


こどもの日見た空よりも凄い空きっと見てからそこへ行きたい


...
透明な風羽ばたける春の海


吾もまた雑草として春時雨


雲の上でも降っており冬帰る


砂光る一人二月の島に立つ


ふらここや東海汽船イルカ来る


ふるさとに晴海 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
アングラモール紋甲メリー自由詩217/4/8 15:45
置き手紙リィ自由詩017/4/8 12:52
自律神経成長病イオン自由詩017/4/8 12:02
人間統一藤鈴呼自由詩1*17/4/8 10:59
伏し目がちな彼女opus自由詩017/4/8 10:40
幸せzenyam...自由詩2*17/4/8 9:40
アンゴラ山羊のみる夢はそらの珊瑚自由詩13*17/4/8 9:13
ヒヤシンス自由詩3*17/4/8 6:03
夜の公園で過ごす夏川ゆう自由詩017/4/8 5:34
壊れかけのベッド倉科 然自由詩117/4/8 2:41
自由詩017/4/8 2:13
平成29年4月8日(土)みじんこ自由詩017/4/8 0:59
眠気との戦い藤鈴呼自由詩017/4/7 20:01
気にしない力zenyam...自由詩217/4/7 10:03
平成29年4月7日(金)みじんこ自由詩017/4/7 3:40
高層ビルの展望室坂本瞳子自由詩1*17/4/7 1:00
きっとその先に倉科 然自由詩017/4/7 0:18
申告制花形新次自由詩117/4/6 20:40
廻る鷲田自由詩117/4/6 17:06
入院独り言集4zenyam...自由詩017/4/6 13:55
見舞い自由詩017/4/6 11:29
新しい自称詩人たちへ花形新次自由詩117/4/6 10:42
夜に至る夜木立 悟自由詩817/4/6 8:49
分岐倉科 然自由詩017/4/6 1:58
平成29年4月6日(木)みじんこ自由詩017/4/6 1:25
情緒メイトリクス倉科 然自由詩317/4/6 1:12
ねえビュウ、大人になるってこういうことなの宮森竜自由詩117/4/6 1:10
=☆もっぷ短歌317/4/6 0:12
雑詠五首短歌217/4/6 0:11
「春」九句俳句117/4/6 0:09

Home 戻る 最新へ 次へ
1451 1452 1453 1454 1455 1456 1457 1458 1459 1460 1461 1462 1463 1464 1465 1466 1467 1468 1469 1470 1471 1472 1473 1474 1475 1476 1477 1478 1479 1480 1481 1482 1483 1484 1485 1486 1487 1488 1489 1490 1491 
加筆訂正:
花の針/田中修子[17/4/7 21:56]
最後、修正しました、
3.77sec.