昔出逢ったことが
はっきり見えるよ

昔見つめ合ったことを
はっきり覚えているよ

秋の春楡の大樹の根元に佇んだ君は
静かに頬笑んでいたね

ぼくは紅くなったヒメマスの遡上を眺めなが ...
コトリ コトリ
秋の時計が針を進めてゆく

外を眺めれば
桜の葉が静かに紅く染まり
欅は黄色く映っている

電流のように走っていた日々は
もう過去の遺物になっていた

いまは
コ ...
以下は、文字と音の実験詩です。
詩を朗読しています。宜しければこちらもどうぞです。
https://youtu.be/3R5yliaT0bs




ひらひらひらひら
蝶のよに飛び散っ ...
すました顔のままで
トランプの手札をふいに見る
余裕をちらつかせた得意のブラフで
先にあるチップも巻き上げたばかり
次から次へ老境にあるチップ全てを賭けて
さらに威力を増したブラフが
上手 ...
時間が生んだオトナ

{ルビ宛先ハくうはくノ言語化=「2回だったのに…」}


食後のシーンだった

だるくなった体が


3回呑み込んでる

おクスリ


...
結局ビリヤードにはいかなかった
じゃんけんはチョキからはじまる

今朝の夢は
このあいだ川に流した軽い子猫の死体を食べる夢だった
きがついたらそのぶちの子猫をかじっており
毛の内 ...
夜のカ-テンが閉じる街を

飛ばすル-チェレガ-ト

ガソリンは満タンでいい

刺青の上から見える刃物傷を

隠そうとしない不良少年

別珍のスカジャンを纏い

セミアコを助手 ...
止めておいた方がいい

それくらいのことは分かっているのに
止められない

止めたくないんだ

どうしようもなく
焦る気持ちが募る

どうしようもなく
どうしたらいいのかが分か ...
大門の
先に見えるは
青い空
シャラリ シャラリと
花魁道中
渚 もしもこえがなくなったならこえの代わりがもらえることを

あなたは外付けの倫理 ぼくたちの溺れるすべてをただしさとする

だめになるためにするべき100のことしても たぶん いいよ は ...
晩秋の
鋼色なる
空眺め
忘れた人の
面差し映す
足が痺れて
目がかすむ

鉄パイプで何度も頭を殴る
骨は砕けて
脳が飛び散る
ビチャビチャという音と
泡だつ血
生臭い
吐く息が白い

街灯がチカチカと点滅する
遠くで黒い犬が ...
輪廻する螺旋を
命はその名前を唱えて昇りゆく
光と闇を漂い
さらなる宇宙の果てを越え
想いもよらない世界の蜜を啜り
花の歌をくちずさむ

いま
ぼくは化石の森に佇みながら
時計の秒針 ...
この星からお星さまたちが、いつまでも見れますように 地球は自転をして呼吸をしている
アンドロメダの惑星の輝きは
生きている証を夜の暗闇の中で示している
青い大空の中では
全てが澄み渡り
生命は存在を忘れて
失語症の詩人のように姿を消す

...
さようならアメリカ
たぶんぼくはアメリカが好きだった
ジーンズが好きだった
コーラが好きだった
ポテトチップスも好きだった
さようならアメリカ
自由と平等と人種差別の国よ
民主的で覇権的 ...
◯年を取ると
夫婦喧嘩する元気もなくなる
おだやかになったのじゃない

◯年を取ると
二日酔いする元気もなくなる
酔っぱらわないうちに帰りたくなる

◯年を取ると
悲しむ力も弱くなる ...
目覚めたとき真っ先に教えてもらったのは
上手にこころを売る方法だった
胸を開いて痛くないようにするりと指を滑らせる
脈動する網目の管を感情といい
抜け落ちた粘液を理性だと聞いた気がする

...
自称詩人どもの
メンタリティは
オバハンを大統領にしたかった筈なので
先ずは大爆笑しておく
ガハハハハ!

その上で
アメリカ大統領選挙なんて
所詮は
ちょっぴり現実主義的なバカか
...
乾いた太陽、冷え切った指先にほどけた毛糸を巻きつける
赤い手のひらは落ちていくのが早まったし、昼はとても短くなったね
深い夜は夢を見て、朝、現実に戻るまでの道のりはとても長い

桜の花びらのよ ...
世界ハ
巨大な鏡像スクリーン
透明な皮膜のなか
ふわふわ微睡み感じ取る
人、森、岩、猫、大海原

唐突、道路に開いた穴
その深淵ハ
弾け飛んだ信頼の重み
傾く生を朦朧と
肉の苦痛に ...
真っ暗な部屋のなかで、ひかりを考える
太陽の下で、ふと夜を見上げる
相変わらずの自然の寒さに、暑さに、眩しさに、冷たさに、暖かさを感じた
自然のなかで、人工物のなかで、僕らは生き物みたいには ...
太陽みたいに輝いている君の眼が、ひかりを失いませんように。
失ってしまったとしても、いつか取り戻せますように。
ころがる石たちは曲づくりにいそしんでいた
ぼくは鬱で苦しんでいた
しかしバイオレンスを求めていたことも確かだ

彼らはとまらない
サタンを憐れむ歌を歌を歌いまくっていた

そのときぼくは ...
いつのまにか
ぼやけてしまった
染みが
もう存在が消えようとする、その瞬間に
ようやくこころの片隅に
いろを
発生させて
 
うまれるよ
うまれるよ、と
存在を主張し始める

...
 私たちにとって目や耳は透明である。視覚情報や聴覚情報は記号作用によりすみやかに意味に変換されるし、そこに世界は現前していても、その世界を映し出している目や耳自体は無視されてしまう。私たちはあたかも目 ... 両手を広げ
足を開き
大きな太陽に灼き尽くされたい
この世は地獄と極楽の連鎖を螺旋のように繰り返している

疲れた
私が何を問いかけても
あなたは銀色の頬笑みを水面に落とし
静かな光を映すだけ

まるで失われた恋のように
年を取ると
どこに置いたかが
わからなくなる
「なくなった」と言うと
まわりを不安にし
「盗られた!」と言うと
誰も来なくなる
生まれ出る暗闇を
スリッパで歩く
冬の
イルミネーションはもう、海に沈んでしまっていた

ほしの形をあしらった
知恵の輪を
あつめては ほどく 少年の眼
それを見つめているたくさん ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
秋の想い出レタス自由詩416/11/10 12:16
晩秋の朝自由詩416/11/10 11:17
水菜自由詩8*16/11/10 8:27
世界で最も哀しいポーカーテーブルりゅうのあく...自由詩2*16/11/10 7:45
カラクリ時計ぜんまい死記幽霊自由詩116/11/10 4:01
落ちない泥モリマサ公自由詩616/11/10 3:00
流浪の烏達差羽ナガレ自由詩016/11/10 2:15
夜明け坂本瞳子自由詩1*16/11/10 0:48
吉原レタス短歌116/11/10 0:22
0℃初谷むい短歌316/11/10 0:21
冬間近レタス短歌116/11/10 0:16
fogopus自由詩016/11/9 23:35
空の果てレタス自由詩316/11/9 22:33
七夕水宮うみ自由詩2*16/11/9 22:30
終焉鷲田自由詩616/11/9 22:24
さよならアメリカただのみきや自由詩18*16/11/9 21:34
年を取るとzenyam...自由詩116/11/9 21:32
チャンバー内の加圧トマトカマキリ自由詩916/11/9 19:26
チャンス花形新次自由詩1+16/11/9 18:08
落陽青の群れ自由詩416/11/9 15:45
夢〇現(改訂)ひだかたけし自由詩5*16/11/9 15:34
暖かい水宮うみ自由詩1*16/11/9 15:30
お願い自由詩1*16/11/9 15:17
ころがる石たちfujisa...自由詩116/11/9 13:58
 染み 小林螢太自由詩13*16/11/9 13:25
石田瑞穂詩集『耳の笹舟』について葉leaf自由詩116/11/9 12:04
田園の死レタス自由詩116/11/9 11:19
ラ・ルーナ自由詩216/11/9 10:54
老いた!zenyam...自由詩116/11/9 7:44
ちりばめて唐草フウ自由詩6*16/11/9 3:45

Home 戻る 最新へ 次へ
1444 1445 1446 1447 1448 1449 1450 1451 1452 1453 1454 1455 1456 1457 1458 1459 1460 1461 1462 1463 1464 1465 1466 1467 1468 1469 1470 1471 1472 1473 1474 1475 1476 1477 1478 1479 1480 1481 1482 1483 1484 
加筆訂正:
さよならアメリカ/ただのみきや[16/11/10 6:29]
二文字増やしました。
さよならアメリカ/ただのみきや[16/11/9 21:51]
誤字、間違い、修正しました。
口癖についての不思議/りゅうのあくび[16/11/9 21:16]
推敲
口癖についての不思議/りゅうのあくび[16/11/9 16:22]
加筆推敲
 染み /小林螢太[16/11/9 15:22]
誤字修正
3.61sec.