「だいぶ明るくなってきたね。
 やっと車幅灯が消せるな」と私が言う。
あなたは「消さないほうがいい。
 朝夕の時間帯がいちばん事故が多いから」と言う。
「なら消さずにおこう」と私は言う。

...
出したい 出したい 口に出したい
いま声に出したい フォッサマグナ
意味も いわれも てらいもないさ
ただ刹那に 発する フォッサマグナ

どこにいるのか オレゴン州
もえろ 深紅の ゼラ ...
 惣菜売場に、大量のたわしが売られていた。欲しいぶんだけ各自で容器に取り、レジへ持っていくと、個数に応じた値段が求められる。それらはじゃがいもを茹で、潰し、丸め、ころもを着けて、油で揚げたものであって ... 気分が良かったんだ
朝までパーティーの帰り道
気分が良かったんだ
陽射しが暖かくて
風が涼しくて
気分が良かったんだ
気分が良かったんだ
yeah

なんなんだこれは
博多駅の前で ...
私が消えてなくなったら
私の中の世界は消えてなくなるのだから
そんなものに
どれだけの価値があるのかって思う

私が消えてなくなっても
私の外の世界は
これからも
まあ、百年程度は
...
眠たいのか
眠くはないのか
そんなことすら
もう分からなくなっている

どんなに腕を伸ばしても
指先に触れるものはなく
この身体は緩やかに堕ち続けている

右肩が地面に向けて引っ張ら ...
からだをさかむけて
ゆうやみを聞く
このさきにそらが
あるとして、
だれも届かないとしたら
空はだれのために
くれている

すきだった
ものの名前を
おぼえている順に忘れていく
...
毎日楽しい けど どっかもどかしい
毎日楽しい けど どっかもどかしい
毎日楽しい けど どっかもどかしい
毎日楽しい のに ナゼかある苛立ち

いつでもnatural つまりorigina ...
「健康や美容」の宣伝が
毎日テレビのCM で繰り返し繰り返し流されている
「年を取ることは人生最悪のこと」のように
視聴者を洗脳している
今や子どもたちまでが
年を取ることを恐れている
...
山へ行くと
「六根清浄」
心が洗われてくる
健康の有り難さ
衣食住足りている有り難さ
忘れている自分に気づく
求めている方向がまちがっている
知足ということがなければ
一生欲望に振り回 ...
針金をアクセサリーにしてダンボールを風よけにする。
寒い冬を冬をこすために会社に勤めファストフードで食事する。
裕福な家庭に育ったはずだったがそうでもなかったみたい。
気づいたのはごく最近。
...
この命が刈られる最大の可能性
この日常が脅かされる最大の敵
この脳に思い浮かぶ殺すべき隣人

空き缶を蹴飛ばした先の未来に
考えを巡らすことができるほど
暇ではない

ただ財布の中身が ...
時間を浪費している間に
命は光の速さで過ぎてく

派手なイベントなど
必要ないとわかった

もはやここにいて
呼吸していることがイベント

あちこちに旅したり
豪華な晩餐もいいけど ...
楽譜は記号じゃなく
文字だと思う

この音とあの音でお願い

ここはできるだけ優しく
凪いだ海みたいにそーっとそっとね

それから一気に爆発して
あとはとめどなく雪崩れて

最後 ...
世間は
いい人縛りになりがちで

気がつくと呼吸困難

嘘がつけないと
嘘つきによって裁かれる羽目

でも魔女には喜んでなるさ

何か信念があれば
姿や呼び名は何だって同じ

...
その感情は後悔
「今までありがとう」
君は優しく微笑んだ

僕だけが泣いていた
「大丈夫だよ」
君は優しく微笑んだ

別れを告げたのは僕なのに
君は優しく微笑んで家を出た
その腕を ...
まさか 未来が
いま決まったのですか?

まさか 言葉が
あれで黙ったのですか?

まさか 喜びが
昨夜で最後なのですか?

まさか 家族が
家族でなくなるのですか?

...
信じられるものは何処にも無い
心は崩れ落ちて眠るとき
愛すべきものも何処にも居ない
こんなに踠いてるのに

嗚呼 何故 いま 生きてるの
理由も意味も見つからないまま
嗚呼 息 波 情け ...
叶わない夢があった
叶わない愛があった

雲間に射す月明かりに
旅を終えた道化師は
何を見たのだろう

年老いた深い皺には
いくつもの物語が刻まれ
ともし火はかすれ行く

月明か ...
俺も死ぬんだ

神を信じているのに
死ぬのが怖い
愛する家族を残して
この世を去るんだ

みな、思い通りの終り方はできない
この世に未練たらたら
そして死んでゆく

生まれた時か ...
僕らは世界の中心に立っている。誰もが世界の中心に立っている。
無数の世界の中心は同じ場所へと繋がっていて、だから実はみんなとっても近くにいる。離れ離れになんか、なれない。
君の瞳の中で、世界が ...
続けることに意味があるんだ
上手いとか
下手だとか関係なく
好きなことであることに意味があるんだ
いくら上手でも
嫌いだったら続ける意味なんてないよ
それ以上 上達することもない
世の中 ...
ときに 言葉は
無力な吐息

ときに 言葉は
無神経な凶器

ときに 言葉は
こころ温める 熱

ときに 言葉は
魂を舞い上げる 風

こみ上げる
言葉たちの渦
極まれば
...
うそつきで軽薄で
また、いい加減で
仕事が長続きしない

have a good life
have a nice day
透明な、透明な自分が

日銭、また日銭

ここにある体 ...
毎日一、二時間の寝不足が積み重なると
がんや認知症になりやすくなるという
そんな睡眠負債にならないよう
毎日七時間の睡眠が理想とのこと

また、七時間を切ると脳は
徹夜明けと同じ処理能力に ...
ボクを仲間に入れてと
言えなくて悲しいし
言えても辛くなるだけだし

ボクを捜さないでと書くと
当然だろと言われるから
ボクを捜してと書こうかな

日本では年間八万人の
行方不明者の ...
二十代も半ばになって、初めて詩というものを書いてから十年は優に経ってしまった。
あの頃のような瑞々しさを、私はきっとどこかに置いていってしまった。

駄菓子屋のラムネのガラス玉を、宝石箱に仕舞い ...
眠れない夜の裏側に

貴女はそっと光を望む

目の前の花束は枯れていることに気づかず

乱暴な月に照らされて醜さを増す


たくさんの一瞬の地獄を集めたような一人の部屋


...
払い落とされるのが
私自身の精霊と言えるものであるならば
もう悩む必要はあるまい

リンゴが落下する
画家は決して筆を取らない
これに関しては逆らえない伝手はないし
永遠の壺の中 ...
ぼんやりと浮かぶ
黄を載せた雲が
ゆるやかに流れ始める時間帯
風は切なく
冷たさを予感させながら動く

訥々と語り出す恐怖に慄いて
切っ先の鋭さを誇示する風
流れた先に 淡く歪む月 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
光の海若原光彦自由詩3*17/11/13 19:05
フォッサマグナ自由詩0*17/11/13 19:05
たわしアーキタイプ自由詩0*17/11/13 19:04
やりたいことをやれアタマナクス自由詩017/11/13 17:56
世のため人のため花形新次自由詩017/11/13 17:39
夢中に浮遊坂本瞳子自由詩017/11/13 12:56
ゆうやみはるな自由詩917/11/13 11:50
満弦戯(みつるぎ)アタマナクス自由詩017/11/13 11:00
不老信仰zenyam...自由詩117/11/13 10:53
登山自由詩117/11/13 10:26
20171113_work0000@poetryNaúl自由詩017/11/13 8:12
この脳で考え得る最大の驚異えこ自由詩017/11/13 7:02
満ちるガト自由詩4*17/11/13 3:05
スコア自由詩2*17/11/13 3:02
Hexe自由詩3*17/11/13 3:00
もしも あのとき そしたら きっと夏目 碧自由詩117/11/13 2:55
最後の祈り秋葉竹自由詩217/11/13 1:48
崩壊する夏目 碧自由詩117/11/12 23:09
道化師~砂漠の夜に~自由詩117/11/12 22:53
星丘涙自由詩2*17/11/12 18:47
せかい水宮うみ自由詩017/11/12 18:17
だから諦めない無限上昇のカ...自由詩417/11/12 17:07
ときに 言葉は忍野水香自由詩317/11/12 15:45
細胞うめバア自由詩3*17/11/12 15:08
睡眠不足社会イオン自由詩2*17/11/12 14:20
捜索願い自由詩2*17/11/12 14:19
そしてまた大人になる。愛心自由詩117/11/12 14:18
祝福はいつも十一月の失敗...自由詩017/11/12 12:24
洗浄乱太郎自由詩10*17/11/12 11:51
限りなくグレイな空に藤鈴呼自由詩2*17/11/12 11:42

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