高い山に登った
高いところにいても空は遠かった

のぼってのぼってのぼってゆくと
どんどん自分が小さくなった

どんなところにも人がいた
どんなところにも人が住んでいた

真っ暗な道 ...
うつむいた顔を上げて
彼は笑った
笑ったんだ
その壁を見て

倒れ込みたいくらい
悲しくなくても
泣きたいくらい
疲れて、疲れ果てて
何か叫んで
逃げ出したいくらい
ボロボロの心 ...
摘みたてである必要は無いが














ハウスやSBの顆粒になった小瓶では困る






...
枝毛だらけの私の髪は
ヌケガラ。分裂繰り返す。

もう何んにも残ってないわ。

街のみんなは宇宙人
あなたはしれっと火星人

彼の頭をかち割っちゃった
イクジナシノ イセイジン
オ ...
... ハナクソホジッチ
いや、失礼
ハリルホジッチ氏が
日本代表監督を解任された
まるでハナクソのように
飛ばされたことに
強い憤りを感じているらしい
記者の前で
奥の方にあるハナクソを
...
世の中は
言葉を信じることで
成り立っている
言葉が
信じられなくなったら
世の中は成り立たない
たとえば
この食べ物は
「安全です」と書いてあるのに
安全じゃなかったら
世の中は ...
気になることが
ずっと頭から離れない
寝ても覚めても離れない
大したことじゃない
と思っても
気になってしょうがない
今考えてもどうしょうもない
とわかっていても
気になってしょうがな ...
海を見たくなって車を走らせた
海水浴場の駐車場に車を止めた
季節は外れていて風は冷たかった

それでも車はまばらに停車して 人が砂浜に降りていた
日はくれて夕の闇が迫っていたのに
恋人たち ...
昨日川べりの道にいたのだ
でも sとたちどまっていた 昨日は
sと何かを考えていたのだ
だけど それは 僕がすでに考えていたことだった


そのこと自体は忘れてはいない
記憶の行き交 ...
俺、ひとりで出来るし。
あ、そう。
じゃあ、1人で寝てね。
怖いから、一緒に寝よ。
そろそろひとりでお風呂だけでも入ってよーーー!
全部、何でも自分でやれとは言わないからさ。
しかし。
...
△雨宿り

花見をしていて
にわか雨に
あった
雨から
逃れるのも
その花の
下だった

△枝

花をつけた
さくらが
つんと枝を
突き出している
さびしさを
突 ...
星に祈ってみる

何を?

さあ、何だろうなあ
誰かのしあわせ

誰かって?

誰か

誰でもいいの?

いいよ。誰でも。


あなたは?

僕?

僕はもうし ...
ときどき
未来に向かって歩いているのか
過去から逃げて歩いているのか
わからなくなる

どちらでもあり
どちらでもない

どちらでもいいのなら
逃亡生活にしておこう

だって
...
五時間に一本のバス錆び付いた車窓の外にひろがる田畑


田園のかなたに案山子見える朝わたしも案山子に見えるのだろう


遊ぼうよねぇ遊ぼうよと絡みつく室外機には幾百の蔦


ひとりふ ...
 
よろこびに おぼれそうだね
情熱が このみおおい
薄雲よ ひを隠すなよ
よろこびに おぼれそうだね

青春の 扉まぶしく
灯(ともしび)の 静かなけはい
あれ ...
好きな色
好きなデザイン
強く濃く
悲しい色を重ねてみる
誰にも気づかれない
心の重荷が少しでも軽くなるように

好きな色は気分次第で
好きなデザインも気分次第で
だけど悲しい色だけ ...
過ぎていく時の間をすり抜けて君の未来は跳ねる魚よ

何ゆえに我はあるかを悩むなど少年君はうつむくなかれ

約束は果たされぬまま無為に過ぐ今を生きても明日は知らない

明かりけし心に灯す蝋燭 ...
桜はこの世で最も美しい海である――
眼前に広がる一面の桜は
陽を抱いて獣の眼のように輝く
桜についてはすべてを語ってしまった
桜はすべての記述を包摂してしまった
私は桜の限界に立ち
桜 ...
劇薬みたいな陽射しの下で、きみは舗装道にむきだしの膝をついて、街の喧騒の中から知り合いの声だけを探し出そうとするみたいにじっとしている、視線は少し先の街路樹の根元を見つめていたけれど、本当に意 ... ○「大型ブル」
市の水路拡張工事をやっていた
大型ブルを使うと
一押しで小さな田と田の境界などは
わからなくなる
こわい気がした
大きな力を持っている人も
同じだ
ちょつとした一言が
...
父母が買った墓を見に行く

高台にあるそこからは
海が見渡せ
なんのわずらいもない風が吹き渡り
小さな飛行機が雲間に光る

このお墓に入ったら
この景色を見て暮らす、という母に
いい ...
しあわせが雲のように
ふわふわと私の周りに漂っている
今しあわせの中にいるなと
気にしなければ
気づかないくらい何気なく

たぶんそのしあわせは
閉じ込めておくことはできなくて
いろん ...
もう自分は誰にも必要とされていない
少々ハードな事を考えてから歩道の縁石の上に立ち
大丈夫、俺はまだいける、と思い直してから
Fly high
Fly highと呟いてみる
大丈夫
今日も ...
人を押し退けて前に出れない
反対に押し退けてられて もみくちゃにされてはじき出される事に
いつの間にか慣れてしまった俺は
ただの臆病な弱虫 情けない奴さ

その方が楽だから
その方が楽だか ...
ねむたいゆうやけに染まる耳たぶや
肌にしずんだ模様
しろい壁とかアイロン台
日々にしわをつける音楽たち
金曜日にもえるごみをまとめるのとおんなじように
ぜんぶ捨ててきたのだ
かわいいく ...
「あの~
歌う前にちょっといいすかね?
いい?ありがとございま~す
寒いよねここ
吹き晒しだもんね
えとですね
この曲を作る時
満員御礼の武道館のステージ上で
歌うのをイメージしたんで ...
こんな感じで肌寒い
でも
このまま夏になってゆく
まだ5月が始まらないのに
また暑い夏が来て
球児が投げる
打つ
それだけではない夏が
私は実は大嫌いだ
もしもUFOが東京に墜ちて
...
私は( )が嫌いだ
誰もいないから叫んだ
舞鶴まで来てみたけれど
一昨日は東尋坊
やっぱり私は(   )が大嫌いだ
何を食べても美味しくない
車が汚れてたけれど
捨て鉢の旅はまだ続く
...
1234
スタスタスタ
2234
スタスタスタ
駐車場の塀の上を
猫が歩いて行きました
用事があるみたいで
そのことだけを考えて
スタスタスタと
歩いて行った
春であることは
全 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
どこまでも高い山の上で朧月自由詩218/4/23 20:54
尽きぬ火相田 九龍自由詩318/4/23 19:26
山椒はTAT自由詩118/4/23 19:08
生きる。たこ自由詩318/4/23 18:56
新しい時代TAT短歌018/4/23 18:26
監督解任花形新次自由詩018/4/23 18:06
言葉の力zenyam...自由詩1*18/4/23 15:44
気になること自由詩118/4/23 15:22
海鳴りこたきひろし自由詩218/4/23 7:25
隅田川、浅草方面番田 自由詩118/4/22 23:52
アンバランス飛翔自由詩018/4/22 23:36
エスキス9オキ自由詩2*18/4/22 22:59
四月の終わり近い夜に腰国改修自由詩2*18/4/22 22:52
逃亡生活イオン自由詩1*18/4/22 22:32
焚き火の終わり本木はじめ短歌318/4/22 21:32
心の花秋葉竹自由詩218/4/22 21:06
コロリアージュ無限上昇のカ...自由詩218/4/22 19:32
無題こたきひろし短歌218/4/22 19:12
葉leaf自由詩318/4/22 16:18
おだやかな水の流れがすべてを飲み込んでいくようにホロウ・シカ...自由詩2*18/4/22 14:30
独り言44集    zenyam...自由詩1*18/4/22 12:04
トランジットそらの珊瑚自由詩16*18/4/22 11:36
しあわせ木屋 亞万自由詩2*18/4/22 10:18
Fly high渡辺亘自由詩218/4/22 0:28
人を押し退けてこたきひろし自由詩118/4/21 23:34
ねむたい ゆうやけはるな自由詩518/4/21 23:30
背負うものしょだまさし自由詩4*18/4/21 23:06
快楽嗜好腰国改修自由詩1*18/4/21 22:49
四月の旅は自由詩1*18/4/21 22:25
歩く猫自由詩018/4/21 22:21

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加筆訂正:
トランジット/そらの珊瑚[18/4/22 15:20]
加筆修正しました。
春と酒乱/ただのみきや[18/4/22 11:44]
何か所かさらに小修正しました。
春と酒乱/ただのみきや[18/4/22 2:59]
何か所か修正しました。
3.5sec.