ぶどうはたくさん実がついてるけど
どれが甘いのかはわからない
あたしは結局手がだせずに
秋が深まるのをみているだけ
あなたはどんどん歩いて行くから
細い影にすがりつきたくなるよ
晴 ...
私は、幻をうたう
知らないふりをしてわらう
白兎が穴の中に滑り落ちていく
言葉を喋る白兎
それはそれで好きな終わり方だから
幻を受け入れる
それは私のなかのきっともう一つの現実
夢をわら ...
返り咲く渦巻き二つ 一つは一つを覆うように 一つが一つを守るように もしかしたらそれは愛のようで 最適化されながら酔うように 回転しながら 光を発しながら 高貴な匂いを振りまきながら ぶつかって一つに ...
なんだかなぁ
目は痛むし心は鬱だし
何にもする気にならねぇなぁ
五十七の歳を迎えたこの九月末
外は青空いっぱいで
光が熱持ち降り注ぐ
道を歩けば金木犀の香
甘く甘く漂って
夏と秋と ...
まだインパールやガダルカナルみたいなことやってる俺たち
アメリカから見れば日本列島すべてが要衝だ
べつに沖縄だけが地政学的に要衝であるわけではないのに
あの基地の多さ大きさを放ってお ...
滑り台の上で遊んでいた頃
高い場所にこそ冒険はあった
地面に落ちる前の雪を食べて
イチゴ味の飴を舐める瞬間
季節外れのかき氷を知った
僕のポケットはいつも膨らんで
友達を呼ぶとすぐに来 ...
哭きながら 栃の実を探す熊
今年は身入りが少ないのと嘆く
貴重な食料源を探し求めて山の中を歩くと
苔生した石が見えて来る
古びた南部曲家の奥に眠っていた馬たちを
ゆっくりと回想す ...
上空
2000メートルの光が
秋の和毛を
優しく見せて
少年はイマジン
食欲を刺激
恋心に揺れたり
野を駆けるインパラ
層積雲の宮殿には
権力持たない
一人の王がいて
王座はいつ ...
今年もまた稲刈りが始まった
黄金色に実った田は
毎年見ても
何か感動みたいなものを覚える
今年もたくさん実ってくれて
ありがとう!
子どものころ一生懸命に稲刈りした日々が
懐かしく思い出 ...
シンセサイザーに蜂蜜を塗りながら
いろいろと申し込む
雨も降って来たから
タートルズに写真を現像しに行った
星々が行く天球の下
みなしごハッチになっても
肘を汚しても
大きさを比較しなが ...
静けさに
渦を巻くようにして
目覚めた午前二時過ぎ
寮は寝静まり
編み戸越しの涼風に
ゆっくりとした沈黙の時流が
辺りを支配しているのが濃密に感じられる
流れ着いたこの寮にも
昼の喧騒 ...
三歳児健診で幼児心理学者がこどもに質問している
こどもは今まで見たこともない真剣なかおをして椅子に座っている
真面目なかおをして質問に答えようとするこどもを見るのは初めてのような気がする
...
彼女は千代紙
彼女は縮緬
そして
白磁のような
ただガブリエルが
来たりて告げる
彼女は縞馬だ
私は躊躇い
立ち止まる
私が彼女を愛して
彼女が私の精を受ければ
彼女 ...
何度でも ふと手が止まる いま、君は。
あなたじゃなく、君と呼んでもよいですか 女装男子のトシさんの真似
あたしより綺麗な「ヤロウ」をゆるさずに なかよしになろ 「コツ」教えてね
真似しても勝てないげんじつ目をそらし 右 ...
ながれる
よみの国々に呼ばれ
青春が怯えるずるさのさえずりの海で
君の
さくやみたしっとのめ
犬のきばを掌で握りしめ
雨に酔うくちびるのあじ
もう忘れない
空までわらい
野に ...
同じババアでも
斎藤由貴のなら
頑張れば俺だって被れるかも知れないし
被りたいと思う人間がいたとしたって
ちょっとした変態扱いで
許してしまう気がする
しかし、これが小池だったらどうだ ...
青、熱、青、熱
垂直に立つ
二足歩行のノイズ を
次から次に襲う高波
垂直に立つが故に
天を仰ぐが故に
悪に魅せられるが故に
思考停止、思考停止
熱、愛、熱、愛
只大地 ...
パズルが得意な人は
きっと数学も得意で
動かすピースの配置を
理解できない数式で計算しているんだわ
私が諦めてしまったパズルを
難なくクリアしていけるのは
アインシュタインも驚く公式を使っ ...
あげよう 甘い
の
を
鈍行は夜を
過去と
それ以外 に
わける
根のはえた
過去は
痺れ
いつか
わたしが
意味を捨てるまで
次の
駅
まで
(甘 ...
騒乱騒乱
光の洪水だ
眼病の私には耐え難い
圧倒的な光の洪水だ
浴びる、浴びる、浴びる
白い巨鳥が空をいく
ひたすら跪き
ひたすら耐え
夜の到来を待つ
真昼の喧騒に身を置い ...
去って行く人は
未来の時間を数えるが
残されていく人は
残りの時間を数えている
どんなにその時間が愛おしかろうと
その時間は永遠には続かない
時間は決して止まってはくれないのだ
それ ...
垂れ下がる実の向こうに
今年の豊作を祈る
今回の方策は如何でしたかと
進言する若者
拒絶する重たい実が
ごろりと横になる葉は
意外と頑丈
枝に掛けられた ハンモック
大 ...
落ち着いて深呼吸して素に戻る人に合わせる生き方終わる
扉開けその先にある雨の街橙色の建物に違和感
古新聞積み重なって重さ増す嫌な事件は心に重い
林檎飴すぐ飽きがくる濃い甘味林檎以外で ...
人通り。車通り。
消え去った、午前2時と12分
2人の間に秋風が吹き抜けた。
ぶどう味の紫煙と一緒に
マンションの裏に座る。
ボンヤリ見た先にハチワレが歩く。
のんびり、軽 ...
いのちやたましい
こころとかからだ
ニュートンもアインシュタインも
森敦もサルマーンルシュディーも
この宇宙の法則性や人生のからくりを
知りたくて知りたくてたまらなかった ...
微妙に寝苦しい夜更け
いつの間にか眠りについて
目を開けると
眼前に地獄への十三階段
両手を顔の高さまで
ゆっくりと持ち上げて
握った拳を開くと
何にも持ってなかった
まさしく徒手空拳 ...
ちょっとお腹が気になり
始めている腹筋運動 腕立て伏せ運動
そろそろ1年が過ぎている
入浴の時、ふと鏡に映る脇腹
うっすらとあばら骨が浮かぶ
しばらく ...
そこらへんでいい連中が
そこらへんで手をうって
そこらへんで吹かし続ける
そこらへんの武勇伝
(ブユーデン、ブユーデン、レッツゴー)
誰かに言われた言葉を
誰かに教えられた道を
...
秋晴れの庭園 左側に翡翠の原石
雲の向こうに にゃおんと鳴く猫を見た
銀杏並木とは言えぬ たった一本の存在感に
デクノボウなんて癒えなかった傷を塗り込む仕草
後ろを眺めて前を向いて ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
秋ひとり
朧月
自由詩
2
17/9/27 21:17
幻
水菜
自由詩
1
17/9/27 20:13
霧の中の告白
tem874...
自由詩
0*
17/9/27 16:19
掛橋(改訂再録)
ひだかたけし
自由詩
8
17/9/27 13:28
沖縄
吉岡ペペロ
自由詩
2
17/9/27 11:27
銀世界に舞う
ミナト 螢
自由詩
3*
17/9/27 10:44
里に下りて
藤鈴呼
自由詩
0
17/9/27 9:01
我々の絵本
tem874...
自由詩
1*
17/9/27 8:49
稲刈り
zenyam...
自由詩
2*
17/9/27 6:05
再開した
間村長
自由詩
6*
17/9/27 4:22
真夜中の宇宙
ひだかたけし
自由詩
3
17/9/27 2:58
三歳児健診
吉岡ペペロ
自由詩
3
17/9/27 1:38
さぶらい
tem874...
自由詩
2*
17/9/27 0:51
空耳
朔 水
川柳
1
17/9/27 0:18
あなたじゃなく、君と呼んでもよいですか
秋葉竹
短歌
2
17/9/26 23:27
群青
〃
自由詩
4
17/9/26 23:20
パンツを被る
花形新次
自由詩
1
17/9/26 20:16
垂直ノイズ
ひだかたけし
自由詩
4
17/9/26 17:57
数学は苦手なので
無限上昇のカ...
自由詩
5
17/9/26 17:56
次の駅
はるな
自由詩
4
17/9/26 17:24
今生きる
ひだかたけし
自由詩
4*
17/9/26 13:16
久遠の旅
忍野水香
自由詩
2
17/9/26 11:57
栃の実
藤鈴呼
自由詩
1
17/9/26 8:32
林檎飴
夏川ゆう
短歌
1
17/9/26 5:16
3000日目の黒い花嫁衣装
水戸 うしん
自由詩
5*
17/9/26 4:04
宇宙の法則、人生のからくり
吉岡ペペロ
自由詩
11
17/9/26 1:22
心象風景
寒雪
自由詩
3
17/9/26 0:56
目覚めました。
佐白光
自由詩
2*
17/9/25 23:46
ソコラヘン
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
17/9/25 23:43
猫のような雲
藤鈴呼
自由詩
2*
17/9/25 23:42
1254
1255
1256
1257
1258
1259
1260
1261
1262
1263
1264
1265
1266
1267
1268
1269
1270
1271
1272
1273
1274
1275
1276
1277
1278
1279
1280
1281
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1287
1288
1289
1290
1291
1292
1293
1294
3.66sec.