月がまんまるなわけでも
星がかがやくわけでも
ましてや雪がふるわけでもないのに
空を見上げては
にやけてみたりなんてしてみまして
なんだか曇ってきたり
なんだか風がつめたくなっ ...
真っ黒な廊下を歩いていた
ボロボロのテディベア抱えて
窓を開けろと風が叩くから
外の方は見ないようにした
爪先立ちでドアノブに手を掛けて
飛び込んだ部屋には二つの寝息
気が緩んで思い切 ...
お国のためにと兵隊さん
家族の写真を首からぶら下げ
敵国目指して進めや進め
かたや敵国兵隊さん
家族を守るためならば
命なんぞ惜しみやせんや
大事なものは皆同じ
失うものは二度と ...
夢の続きは幻と
想いを連れて花となる
名もない小さな花となる
サラサラなびく風にのり
辿り着くのは焼けた空
笑顔も涙も引き連れて
春夏秋冬巡るのは
ドクリと鼓動を震わせる
無垢 ...
普通のバカより
薄らバカと呼ばれる方が嫌だ
程度が軽い筈なのに
もっと侮辱された気がする
薄らハゲも同じだ
どうせなら
本格的なバカと呼ばれたいし
本格的にハゲたい
呼んでくれ ...
ぬるいぬるすぎる
もっとだ
もっと高く 死ぬ直前まで 恐れる事無く
突き進めない者達に 創造を語る権利はない
光る指先 弾けるシナプシス 迸る内臓の噴水
意識を評価するほんの一滴の理性 追い ...
私には前提がない
無から突然現れて
一つのルールに乗っかってサーフィンしたら
また無に消えていく
そうであると思いたい
そして年老いた今は
その一つ一つのルールさえも毎回毎回自分で構築して ...
今度こそ
今度こそはと
幾度も脱皮を繰り返してきたはずなのに
サナギの姿で
また冬を迎え
その時はいつ来るのでしょう
次の春が来たらでしょうか
春はいつ
春が来たとて
やっぱりサナギ ...
画面の向こうで口パクするロックバンド
流れるテロップを横目に
貴方の指先を想っていました
合皮のソファが派手な音をたてるので
ガラス扉が気になりましたが
気にした振りをしただけだったのかもし ...
心の扉を
いっぱいに開放してみよう
すると
言葉の小鳥たちが
大空を自由に飛び回るから
シャリなんて シャレこきやがって
誰かの舌打ちが聞こえる町
待つことに疲れて
食欲に憑かれて
そっと唇に運ぶ食材
シャリに載せると トロミを増すの
サーモン
そうだ サー ...
受け腰な毎日は手持ち無沙汰なので
ぼんやりマフラーを編み続けています
細編みに飽きても
他にすることもないので
マフラーはどんどん長くなって
作り目は遥か彼方
これはプレゼントだっ ...
僕はこのままいったら
年をとって死んでしまいます
ああ!神様
老いる意味をお教えください
死ぬ意味をお教えください
もうすぐ春が
来るの、来るのよ
春爛漫
そう今年の冬も
生き延びて、生き延びた
地を這う草のように
ねめつけられても
まだ死なない
虫のように
時給1,200円で
夢があるね( ...
夕日 正面から 見据える
窓辺に鉢
コーラの瓶を投げて 車にぶつけてやる
外れた
予想外のことが起こる日常では 常に警戒心を持って行動しなければならない
それは 明日も あなたも 俺 ...
苦しいが
きつく
やばいが
深奥に
売り渡せない
もんがあるんさ
白く色づいた道路の上を二本足の靴が行く
電柱
空気
星のカケラ
群れは距離の中に息づく苦しさに気が付かない
廻る足跡、round、around
歌は最大公約数の科学
鉛筆の芯が折 ...
壁に掛かった
インクジェットの白黒写真
オレンジの間接照明
ゆれる黒い
液体に乗って
通り過ぎていった知らない人たち
照り返す瞬間ごとに
こまかく失明した
方角のひとつひとつが
積も ...
硝子の様な海の中
小さき命の灯火は
硝子を突き破る事もなく
無情に海の屑と消える
悲劇を涙で拭えるならば
絶えぬ涙を下さいな
一生分の涙じゃ足りぬ
溢れんばかりに世を巡る
目に ...
暇だから
平昌オリンピックを
隈無く見ているのよ
(そのおかげで
平昌オリンピックが
平尾昌晃追悼オリンピックの
略ではないことを学んだぜ、ヤッホー!)
スピードスケートを見ていて
...
上着から落ちた雪のかけら
ストーブの上すぐに 色を失くし
ふるえ悶えて消えて往く
あっという間
案外 ねばりもしたろうか
無になった訳じゃない
見えない つかめない 形がないだけで
身軽 ...
夜の下には現れない
白い色からのびる光
床に土に空に刺さり
細く細く動かない
赤い涙
まだ触れていない箇所を目に当てる
朝に止まる時計
左側の景の震え
...
晴れているのはしあわせ
雨が降るのはふしあわせ
傘を差すのはしあわせ
目が乾くのはふしあわせ
日曜はしあわせ
月曜はふしあわせ
出会うのはしあわせ
知らないことはふしあわせ
い ...
うどん屋でせき込んでいた私は
知覚過敏を発症して
寝込んでいた
特権化されぬ
市場化されぬ我は
コロッケをパンにはさんで食べていた
門の周囲には魔物が潜む
魔物たちに私は揉まれても居たが ...
生まれる前の闇に
ぽつ、ぽつぅんと
浮かんでいる
光の結晶たち
(すっかり消費されてしまったね)
アタシの葉脈を
衛星軌道上から観察した彼が
火曜日の声で呟く
(きっと
...
産まれた瞬間から刻まれる印
私で在る証拠
存在感が透明感
薄くなっても
クリスタルは 美しい
煌めくガラス細工
素材が儚げに見えて
軽く観てた
直ぐに 壊れるのだろうと
否
...
カメラは
本来他人を撮るものであったが
今は自分を撮るものに変わってきた
ナルシスが
水鏡に写る自分の顔に見惚れたように
今や多くの若者たちが
自分の顔に見惚れている
そこで
僕もガチ ...
海は液体の音楽
世界の七割は
約束を守るように光る音色は
冬の真昼をあたため
水面から上がった美女が
うっとりと膝を閉じる
海は液体の音楽
世界の七割は
波から一本の木が
...
彼方迄林檎灼灼たり仏間かな
森羅山谷砂利念仏を云ふがまま
人凍てて竃の米と寝入る朝
残雪をざくざくと踏む嶺遥か
起きぬ間に雨ありたりし兜太逝く
青い心と若い心と未熟な心と熟した心
心に齢がなくなって
初めからなくて
皆似たり寄ったりな同じような心色
何だろうかこの鑑の場所に置かれた
鍛え上げるべくして在る心の不動位置
己の感覚 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空を見上げたりなんだり
柚木
自由詩
2
18/2/22 21:55
リジー
1486 1...
自由詩
3+*
18/2/22 21:53
戦
櫻花 葵
自由詩
3
18/2/22 21:32
春風にのって
〃
自由詩
1
18/2/22 21:26
水虫ジュク夫「ゲロゲロ」
花形新次
自由詩
1
18/2/22 20:10
突き詰める姿勢
狩心
自由詩
3
18/2/22 15:08
全く持って、私は嫌になるほど人間である
〃
自由詩
0*
18/2/22 14:44
サナギのうた ―エリック・カール「はらぺこあおむし」に寄せて ...
Lucy
自由詩
5*
18/2/22 14:12
歌われなかった歌の名前は
木村きむ
自由詩
0
18/2/22 14:04
詩
zenyam...
自由詩
0
18/2/22 12:12
シャケのニホヒ
藤鈴呼
自由詩
0*
18/2/22 9:34
感謝して恨みます
木村きむ
自由詩
2
18/2/22 7:11
老いる意味
zenyam...
自由詩
0
18/2/22 6:09
感性・わーきんぐ・ぷあ〜アタシ明日も、働きます
うめバア
自由詩
4
18/2/22 1:54
20180221_work0000@poetry
Naúl
自由詩
1
18/2/21 23:40
くるしいがき
TAT
短歌
2
18/2/21 23:36
透明
鷲田
自由詩
1
18/2/21 22:20
untitled
かとり
自由詩
3
18/2/21 21:53
悲
櫻花 葵
自由詩
1
18/2/21 20:25
水虫ジュク夫「考える水虫」
花形新次
自由詩
1
18/2/21 19:11
出来過ぎた話で
ただのみきや
自由詩
5*
18/2/21 17:26
ひとつ さむさ
木立 悟
自由詩
4
18/2/21 16:58
幸福論
やまうちあつ...
自由詩
4*
18/2/21 14:06
特権化
間村長
自由詩
5*
18/2/21 13:48
Alpha
もとこ
自由詩
15*
18/2/21 13:07
サクラ臀部
藤鈴呼
自由詩
3*
18/2/21 11:47
自撮り
zenyam...
自由詩
1*
18/2/21 11:45
音楽
ヤスヒロ ハ...
自由詩
7*
18/2/21 7:20
金子兜太先生追悼
黒田康之
俳句
1
18/2/21 5:08
凪のままの心
朝焼彩茜色
自由詩
6
18/2/20 23:51
1254
1255
1256
1257
1258
1259
1260
1261
1262
1263
1264
1265
1266
1267
1268
1269
1270
1271
1272
1273
1274
1275
1276
1277
1278
1279
1280
1281
1282
1283
1284
1285
1286
1287
1288
1289
1290
1291
1292
1293
1294
4.34sec.