開けてみよう 思いっきり

 見えるものは 感じるものは

 姿 形 香り 音

 開けてみよう 躊躇なく

 それだけの 自信を養い

 歩んできた道のり

 一歩踏み ...
○年寄りは
特に異状ありません
と言われと不安になる

○年寄りは
年そうおうです
と言われると安心する

○年寄りは
昔のことを聞くと
喜ぶ

○年寄りは
砂糖がいっぱ ...
誰かの悪口を言う人は嫌い
唇が歪んで
涙で滲む視界よりも
もっと酷い景色を
雨樋越しに
押し付けられるかのような
不快感が あるから

愚痴っぽく火照った頬に
スコールの粒ひ ...
月おぼろ猫小母さんはもう来ない


風光る口笛遠く運ばれて


雲雀東風かつてモヒカンいま寝癖


新婚のゴディバ七粒笹起きる


父さんと違う姓です春の雷
空は
永久無料のアートだと
思っており
事あるごと
とくに
金のないときは
しょっちゅう
見上げた

きのう 空の神さまが
ずぶ濡れで
訪ねてきて
いや、さいご
身体で払 ...
sと上野で会った私
私はsと ただ カラオケに行くためだけに 
ヨドバシカメラのオーディオコーナーの
真ん中あたり 彼のそこで私を待っていた3Fにいた


彼のいつもと変わらない出で立ち
...
空がとても冷たそうで
触れたくなって
腕を伸ばしてみるけれど
届かなくって
指も思い切り拡げて
踵もあげて
ジャンプもしてみるけれど
届かなくって
あきらめきれなくって
あきらめられ ...
脳が軟らかすぎて
耳と鼻から
流れ出てしまいそうなとき
朝の結露した窓を
人差し指でなぞる

「川」

唯一覚えている文字は
水滴とともに
もっと長い流れになって
やがて消えて行 ...
途方にくれて 貴方に縋る夜は
とうめいな記憶に 全てが解けて
まるで 何もなかったかのように
ただ 涙だけが 止め処なく溢れる

消えることのない 痛みと
癒えることのない 貴方とを

...
追い風が有利とは限らない
向かい風が不利とは限らない



スキージャンプでは
ウインドファクターとして
追い風は不利なので加点される
向かい風は有利なので減点される



...
お腹が空き過ぎて、猫が踊る。猫が踊る。
トイレを我慢し過ぎて、猫が踊る。猫が踊る。
締め切り前に、猫が踊る。猫が踊る。
上司の駄洒落に、猫が踊る。猫が踊る。
   ((最近私は、猫の鳴 ...
腰まで雪に埋まり
全身で空を指す暗緑色の矢印
風に翻弄されないしなやかな直立

透明を深める濃い青の奥から現れる
最初の星屑に
放射冷却を告知する
 
耐えているのではないが
嗤 ...
若いときはばちーんととめて封じておけた嫌なことや嫌な記憶
最近はゴムの紐が緩んだせいか
なかなか御し難い

皿洗いの時とか特に
あの時のあれよくよく考えたらまじ腹立たしい
むむむーな時に
...
お控えなすって

ご当家の 軒先の仁義 失礼でござんすが お控えなすって
障子より目玉だけ出しておられる お坊ちゃんお嬢ちゃんも お控えなすって
わたくし生国は 大海原 水界のはてに発します
...
言葉の連なりによって
生み出される
イメージやリズム

本当の詩人達の
問題意識が
今何処にあるのか
私は知らない
知る能力がない

それは音楽についてもそうだし
絵画についても ...
私の人生は失恋に彩られている。
どうしてこうなったんだろう。
何が災いしたのだろう。
もう恋なんかしたくない。
一生破れない結婚がしたいのに
どうして失恋ばかり引き寄せてしまうのだろう。
...
孤立は
人に頼り
人に甘えることからも
自分に頼り
自分に甘えることからも
自分を遠ざける。



孤独は
身体と自分を
感覚と自分を
感情と自分を
心象と自分を
思考と自 ...
右か左か迷う道
看板が 曲がってはいないか
平衡感覚は 失われては いないか
自問自答する瞬間は 
何時だって 閉口するだろう

奥歯を噛み締めて
次の弾が来るのを待つ
弾けた姿は ...
○(注意)
人を注意することほど
余計なお世話になることはない
どうして注意しなければならない時は
こっそり注意することだ
鬼の首を取ったように注意するのは
逆効果だし恨みを買う

○ ...
沢山のチョコの種類が迷わせる入れ物も良く買う気にさせる

大雪を降らせた寒波去っていく日本列島白に染まった

大相撲力と力ぶつかった音が響いて迫力がある

最近は冬でも花火大会する夏とは違 ...
  ゆずちゃんが「こばやし おかあさん」と わたしよぶ

        三歳・娘に 幸せ教わる



    
  
誰もいない映画館

静寂味のポップコーンは無矛盾

映画泥棒は来ない

荒れ気味の画像に3カウント


見慣れた女性に抱かれた

地球儀のような赤ん坊が

見慣れた男性に
...
虹男の顛末 涛瀬チカ改め神坏弥生

虹が空に現れた日
男は空へと昇ってみたいと思う
飛んで、飛んで、飛び上がり
スプリングのテントに跳ねながら
高く飛び、回転を繰り ...
君と僕が

同じセーターを持っているのを

君も僕も

知っていて

僕が着た次の日に

君が着てくる

君と僕が

同じセーターを持っているのを

君も僕も

知 ...
痒みさえ
気にしなければ
白癬菌を嫌う必要もない
ピロエースなんか要らない

ともすれば
公衆浴場のマットの上を
裸足で歩き回ることで
見知らぬあなたと
ジュクジュクした
関係にな ...
海には白い波と澱んだ茶色の水中の飛沫がある
俺は鎌倉に一つ欠伸をした

都市は眠りに付いている
生活者にとっては好都合だ
週末の大手町に流れる旋律には音が無かった
響きも無かった
記憶だ ...
淡く蝋の塊と踊る 砂場の小鳥
何故か歌は地面で寝ている
畔で光を眺め 正しい黒を開く

酸を垂らし壁を飲み込む
虫がひっくり返り 山を取る
一つ目は斜め
二つ目は顏
三つ目はなく四つ目 ...
積み重なった埃が
本を燃すことなく
本のまわりに燃えてゆく
背表紙と虫殻を照らしながら


奥に詰められた本に影は無く
どこまでも立ち並ぶ棚だけが
爆ぜる炎に揺すられつ ...
打ち捨てられた傘が
雨上がりに閃き

嘘になった舗道は
まだ濡れている

それらに
名前をつけないでくれ
寂しい名を



束ねてからげた未来は
生木で火も点かず

...
悲しみはいつものモノローグ

ぼくらを蟻みたいに

地上に張り付かせて

ドローンと海鳥のランデブー


失われた歌と八ミリの海

城壁の跡と草むらの年月

雨降るせせらぎは ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
蓋(フタ)佐白光自由詩3*18/2/14 11:15
年寄りzenyam...自由詩118/2/14 9:50
センブリの目線から藤鈴呼自由詩3*18/2/14 8:48
「ゴディバ」 五句もっぷ俳句118/2/14 2:28
もり自由詩4*18/2/14 0:27
いつかの上野番田 自由詩118/2/14 0:11
言い訳だけれども坂本瞳子自由詩3*18/2/13 23:49
水虫ジュク夫「記憶喪失」花形新次自由詩318/2/13 23:05
とうめいに しずむウデラコウ自由詩218/2/13 22:58
不利な追い風も 有利な向かい風もkomase...自由詩2*18/2/13 20:25
踊る猫為平 澪自由詩2*18/2/13 20:00
明日の予想最高気温は氷点下六度でしょうLucy自由詩9*18/2/13 19:07
ぶつかるゴムの紐、ぶつかるふるる自由詩118/2/13 17:51
おもてなし妖怪2018るるりら自由詩9*18/2/13 17:23
水虫ジュク夫「振る舞いたい」花形新次自由詩218/2/13 16:32
_マリア・ブル...自由詩018/2/13 15:24
孤独で 孤高を 孤広へkomase...自由詩018/2/13 14:10
イコライザー藤鈴呼自由詩2*18/2/13 10:46
独り言37集zenyam...自由詩018/2/13 9:40
花火夏川ゆう短歌218/2/13 5:04
わたしに、しあわせ、ありがとうさがらみずは短歌1*18/2/13 1:01
バースデイヤスヒロ ハ...自由詩218/2/13 0:47
虹男の顛末神坏弥生(涛...自由詩218/2/12 23:41
フユナ自由詩5*18/2/12 23:09
水虫ジュク夫「とてつもないバカと呼ばれて」花形新次自由詩118/2/12 20:54
鷲田自由詩418/2/12 19:51
輪を横切る金色カッラー自由詩118/2/12 15:24
夜と言葉木立 悟自由詩218/2/12 13:48
卒業ヤスヒロ ハ...自由詩1018/2/12 11:14
地上の悲しみ吉岡ペペロ自由詩418/2/12 10:43

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