青空を海に見立てて
中央の粒を見やる
角度によって 黄色っぽくも 見えますし
周りの色合も それぞれなので
オリジナル感覚が 広がる
鯉を突く 鷺の姿を
直接 眺めた訳では ...
静かな佇まいのその本を眺め
どうしたものかと悩む毎夜
恐る恐る手を伸ばし
紙の感触を確かめるかのように
つかみ私の近い所に引き寄せる
一連の動作を繰り返し続ける
まるで誰かに指示されて ...
調子の悪い日が続いて
隠しきれなくなる
心が悲鳴をあげて出口を求めている
抑え込まれた感情の嵐が 出口を求めて叫んでる
作り笑いもできやしない
今すぐ魔法の薬を飲んで
お布団の中に逃げ出し ...
原色が好きだ
亜熱帯のようで
故郷のようで
真夏のように明るく
子供のようにシンプル
楽園のようで
希望にあふれていて
好きだ
原色に染まりたい
...
時給1000円
消費する人生
目減りする寿命
すり減らす精神
自尊心なんて捨て置け
機械のように歯車のように
時給が上がった
価値ある人生?
不透明な未来
搾取される賃金
...
地御前の牡蠣は大きく甘味強い全国的な知名度低い
旅雑誌見て情報収集し気になる場所に印をつける
もう一人自分がいれば面白い仕事も趣味も分担出来る
和菓子店似たり寄ったりの饅頭が並び新し ...
いつもの公園で待ってるから
ガラクタみたいな行進曲
ツギハギだらけの人生だ
くるまに轢かれてもラチられても
なんともならなくたって
なんとかなったって
悪意しかない ...
壁にも 空いた、うすぐらい
あることに気づかれず
探せば見つけ出すことができる
半ズボンが壁から抜け出してくる
小学校のひび割れた校舎
蹴られる背
水の張った校庭
町工場の錆びたトタ ...
寒いけれど
プラネタリウムの屋上で
星座の等級を数えていると
水鳥たちが鳴いているのか
かきむしられる尖った声が聴こえる
見下ろすと小さな家の灯り
どこに魚が住んでいるのか
家か ...
栗おこわ祝いの膳や敬老日
柿食べて今年の秋よこんにちは
野分晴銀杏拾いの人集う
臭うから踏むのはやめて銀杏の実
避けながら歩くのキツいからいっそ銀杏拾いかな
うろこ雲恋しやしふねき残暑去れ
...
それは自然淘汰、群れを成していた僕たちが、気性の荒い一匹のおれに住みかを奪われ、そのおれは省みるに主人公などでは決してなかった人生、謙虚に生きなければならぬと道を譲り、 そのうち私になり、そもそも自我 ...
私が、モブだと自覚した記念日に、乾杯!
そうですね、きっかけはー、いま思い返してみると、あれだったのか、ぼんやりではありますが、それは主人公のように持て囃される若者がいて「きみは主人公属性だね」 ...
選挙なんてやめた方がいいと
いよいよ本気で思い始めている
俺の希望は
完全世襲制だ
選挙資金もいらないから
サラリーマンの平均給与でやってもらう
成り上がりやババアが
支配欲 ...
槍、
眼球突き刺す
空、
紫の光芒放つ
刻まれる私の運命
刻まれる世の運命
私は行き止まり
世界は進み続け
[貴女は真に美しい]
(進化し続ける意志故に)
私は言う
...
雨の匂いに誘われて
傘もささずに外に出る
空を仰いだ瞳には
雨の涙が降り注ぐ
雨音のリズムに誘われて
身体が勝手に踊り出す
靴を脱ぎ棄て アスファルトの上
裸足でダンス ダンス ダン ...
地平線にキリンの首
水平線に鯨の潮
自滅願望を含んだ瞳でピアノの譜面
見て
ほら
キリンに胴体はないでしょう
鯨に実体はないでしょう
あなたと私は霞むでしょう
森林の奥深く ...
数をかぞえて川まで来たよ
回転木馬は考える
きみはガリガリ苦しくて
きっと神さま軽蔑だ
かんざし付けた観光ガール
カード片手にガイドする
こちらにござるは金華山
来る日も来る日も ...
うまくいかないことばかり
悩んだり 愚痴ったり
戸惑ったり
なさけないけど
こんなもんさ
今夜も酒のんで
よっぱらって
憂さ晴らしてる
まあいいっか
愛する家族に ...
テンションの上がらない朝
何をやっても上手くいかない
ルーチンワークを片付けるのも面倒くさくて
気乗りがしないまま時間だけが過ぎる
心臓の鼓動も聞こえない
ビートが足りない
ビートが足 ...
紅葉の時期で
山小屋は超満員
「布団一枚に二、三人になります」
と受付で言われて
泊まり客どうし心配しあっている
昨夜も泊まった人が
「昨夜は三人だった」と言ったので
「それで眠れました ...
旅に出ると
詩が生まれる
人との出会い
風景との出合い
想定外の出来事
予期しなかったトラブルなど
すべて詩の源泉だ
電車に乗っているだけで
詩が生まれる
もっとも僕ののは
単なる ...
自転車のライトを
盗られました
さてさて
どうすべきか
犯人を憎むべきか
自分の落ち度を
悔やむべきか
たぶん
どっちでもないんです
達観、でもないけれど
失うことも
あ ...
最近、セレモニーピアニストの仕事を始めた。
葬式で霊がつくと嫌だという理由で、霊媒体質の彼女が電話にでてくれなくなった。
つらいがしょうがない。
私性という存在しないもの。
あ ...
この街に雨が降り続けて沈んでしまえばいい。そうすれば大嫌いだった中学時代の思い出も魚の餌になって成仏してくれるかな。海底に落ちてきた僕の肉体を見て魚たちはどう思うだろう。きっとこんな醜い生き物が地上 ...
本を開いている腕の先ある それはなんだ
窓から漏れてくる触覚
解像度を改良するために黒々と磨かれた道具類を眺めつつ
だがここには残されてない別の解を探るために
努力が足りないのか
家庭が悪いのか
行政が悪いのか
国がやるべきことをやっていないのか
貧困問題もそうだが
秘密保護法問題にしても
じぶんには関係のない話だと
...
ポツリポツリ
空が泣きだした
秋の訪れは
コンコンと窓を叩き
寒さは夏を吹き飛ばす
ポツリポツリ
私も泣いた小さく泣いた
傘を待つのに誰もいないから。
わたしはあなたを想っている
いついつまでも
先の見えない暗闇の中でも
あなたを想えば光など欲しくない
あなたの影は緑に縁どられ
美しい横顔は
歪むその時でさえもわたしを捕らえた
夜道 ...
他人に迷惑を掛けない
自殺の方法として
最近私が自称詩人に
お薦めしているのは
獣害自殺です
まずマタギが暮らしている
山を見つけます
そして山に入ります
このとき、あまり奥に入り ...
ババアがダメだと思うのは
すぐに勘違いするところだ
実は世の中の一人として
ババアに価値なんか
感じていないのだ
それが政治家だろうが
自称詩人だろうが
女流と名が付いて
尚且 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
鉄壁の笑顔
藤鈴呼
自由詩
0
17/10/3 10:24
本とは
小川麻由美
自由詩
2*
17/10/3 10:13
調子の悪い日
無限上昇のカ...
自由詩
1
17/10/3 9:41
原色
星丘涙
自由詩
6*
17/10/3 8:31
日暮
たいら
自由詩
1
17/10/3 8:24
旅雑誌
夏川ゆう
短歌
2
17/10/3 5:34
いつもの公園で
吉岡ペペロ
自由詩
12
17/10/2 23:04
壁にも 空いた、うすぐらい
光冨郁埜
自由詩
5
17/10/2 22:36
想う
秋葉竹
自由詩
3
17/10/2 22:14
焔俳句 3 栗おこわ10句
鵜飼千代子
俳句
7*
17/10/2 21:51
呼吸
N哉
自由詩
2
17/10/2 21:34
主人公だもの
〃
自由詩
0
17/10/2 21:26
選挙に反対
花形新次
自由詩
0
17/10/2 20:38
肯定の意志(改訂)
ひだかたけし
自由詩
6
17/10/2 20:28
涙雨
無限上昇のカ...
自由詩
4
17/10/2 20:25
終わりが。夏
倉科 然
自由詩
0
17/10/2 20:08
きっとカジュアル
白島真
自由詩
14*
17/10/2 17:26
まあいいっか
星丘涙
自由詩
6*
17/10/2 16:46
ビートが足りない
無限上昇のカ...
自由詩
3
17/10/2 12:19
紅葉の山小屋
ホカチャン
自由詩
0
17/10/2 9:24
旅
〃
自由詩
1
17/10/2 9:14
予行演習
uminek...
自由詩
1*
17/10/2 8:07
jvalamukhi
mahdi
自由詩
0
17/10/2 1:25
街
人はいつか死...
自由詩
1
17/10/2 0:59
雨
佐藤伊織
自由詩
0
17/10/1 22:46
ほんとうの問題
吉岡ペペロ
自由詩
5
17/10/1 22:05
傘はない
花姫
自由詩
2
17/10/1 18:43
想う
卯月とわ子
自由詩
1
17/10/1 18:14
カナダ
花形新次
自由詩
0
17/10/1 17:37
あまり必要はない
〃
自由詩
0
17/10/1 17:03
1201
1202
1203
1204
1205
1206
1207
1208
1209
1210
1211
1212
1213
1214
1215
1216
1217
1218
1219
1220
1221
1222
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1225
1226
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1236
1237
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1239
1240
1241
4.13sec.