明日旅にでます
だから今日はあしがふわふわしてる
今をカバンにつめている
明日には役にたたないといい
今日の時計はどすぐろい
捨てたい気持ちの私だから
今なんか大事にしないよ!
...
サラリーマンをしていた父の
副業の収入が税務署にばれた
追徴までとられ一家は困窮した
逮捕されてたような記憶もある
あーあの頃の埃や青空や夜の匂い
Wi-Fiもネットなん ...
いつもはクールなロバートが
恐怖に震えて泣いている
私は愛しいロバートと
一緒に涙を流している
恐怖と悔しさが入り混じった複雑な感情を
ほんの少しだけ共有できた気がして
涙の陰に喜びを感じ ...
夜橋の上に立って遠くを見ていると
遠いあそこへ
南へ帰っていくのだと思える
花火も見える橋
核戦争が行なわれるのじゃないかという不安を持った
黒く塗りこめられた探りようのない夜と決してごまか ...
沢山の猫たちが集まるカフェテラス
我が部屋では 時代遅れのラジカセや
パソコン置き場になっているパイプ棚が
時に彼等の遊び場となる
引くと点いたり消えたりする電気コードも
座ると心地 ...
とっておきのあさの光が
僕を縛る時間
誰も所有できない
ふみこめないさんくちゅあり
貧しいどうしのペアが家族なのかわからないままに
半年をへて風化してゆく朝の価値とは無関係な
...
ポエジィは
石ころの中に
隠れていた
子どもの頃に
草地から
抱えて運んだ石を
ふと
パカんと割ってみてみたら
沢山のアンモナイトが
泳いでいた
大昔の海と草原 ...
久しぶりに機嫌がいいのは
いつもと少し違う
土地のせいかもしれない
風が違う
空気が違う
行き交う人すら優しく見えて
山も見えず海も見えない此処ではあるけれども
時間が進むのが穏 ...
東京の、東側にある下町の一角。
バラック建ての小屋が建ち並ぶ路地裏の奥に、ひっそりと営業している立ち飲み屋がある。
カウンターだけの狭い店で、客は私と桑田佳祐だけ。
桑田はイカ刺しと塩サバを肴に ...
子どもが複数いると
けんかをする
けんかした場合に
親がきちんと裁けるかが
親の力が試されるところだ
お兄ちゃんだから
弟だから
という単純な裁きかたをしていると
子どもたちの不満はた ...
冬の寒い時
あなたが側にいると温かい
甘えたくなる
何故か甘えていれば
あっという間に時間は経つ
暑いとは感じない
何処までも温かいあなた
あなたが側にいる安心感が
私の心 ...
おいらんの舞う、月夜の事
花は散ってこそ華
今宵は全てを忘れるつもりで
貴方を待っていた
貴方の乱舞に酔う時を
明日は会えぬかもわからぬ
切なく灯る月が美しく
...
恥ずかしいその手の言葉言っちゃった
苦しいだとか死にたいんだとか
心には表と裏があるという
裏って自分を騙していること?
ならそんな裏の心は要らないよ
きっと自分に嘘はつかな ...
短編の私小説を書きたくなった
その為には
記憶の切れはしを繋ぎ合わせて そこに架かる絶望と欲望の橋の上から
喜怒と哀楽の河を見おろさなくてはならない
一編の小説を仕上げるために
私のペン ...
陽光に花びらが透ける
いずれかの方向から来る花の香り
比較的晴れた日の出来事
雨の日といえば
水たまりの数々の輪
雨音という楽器の音に耳をそばだてる
曇がもたらす
色の変化 ふたつとない ...
聴かなくなったCDが増えて
心のバランスを保つ道具が
音も立てずに崩れてゆく日々
思い出に色を付ける作業で
音楽と共に生きて来たのに
時が止まってしまったかのように
この部屋は静まり返 ...
+
プラナリアにとてもよく似たあなたも普段はありふれた両生類として
揺らめいている。〔時折〕爬虫類の要素を尖らせて、眠るのを怖がり
泣いていた〔けれど〕頭の中では真っ先に哺乳類の細胞を一つだ ...
後ろに乗せているだけでは
この気持ち
伝えられないと思った
正面向いて話をしたら
分かって貰える気がした
だから
貴女の家を訪ねた
でもダメだった
冷たく突き放されてしまっ ...
きみは
すべてのものに
ほんとの社会の窓を開け放つために
生きている
それを抑えつける
真実のない化け物たちよ
XYZ
{引用=即興ゴルコンダより}
『空の青さを見つめていると』
言葉が消えてゆき
こころの温度が
インクのように染みていく
鳥が囀ずる夕方に
詩のようなものが漂っていた
空はきれいだね
雲がひとつもないから
雲が恋しいけれど
ビールも美味しいよ
六階のヴェランダはビアガーデン
ジャガイモが可愛い
芽を出した
一人だけれど
一人でもいいから
今は忘れよ ...
О
*痩せ蛙
夜を通し
朝になっても
まだ
痩せ蛙が
啼いている
こうなると
蛙の身が心配で
「そんなに無理しないで
永く生きてくれ」
と彼は言った
*菫
...
とてもとても親密な
三人で暮らす
嫉妬はしないように約束で
時間と共に同志が
一人増えた
二人増えた
とてもとてもとても 親密な
五人で暮らす
ルールが守れない人は出ていく
社会 ...
旦那作のディナー
最後の最後まで
迷惑と言う名の置き土産を残しつつ
後ろ髪を引かれて来た夜
不思議なスパイスを絡めたようなカレーの香りが
鼻先をかすめた
一仕事を終え 帰 ...
桜吹雪の下
お茶を頂く
御婦人ども。
御機嫌よう
御機嫌よう
お茶を一杯如何?
お手製ケーキも
召し上がれ。
空々しい会話
架空の微笑み
戸惑う視線
探る指先
...
○「夫婦げんか 先にあやまって またけんか」
○「責任をとらないやつは 出世する」
○「膿をぜんぶ出し切ると言っている人が膿もと」
○「信号機のない横断歩道ほど 怖いところはない」
...
左半分、灰桜。
花散らしの雨。
軽くひねり出される、膿。
つまみ出された、愚か者。
さみしがり屋だから火を灯す。
ぼくは
もう
独りじゃない。
火をつけてくれた ...
お互いパートナーは居るけれど
お互い割り切って付き合っている
ほら、真面目な人の前では
いい加減で乱暴に
剥き出しで励めないし
己の糞を撒き散らすのは
躊躇するでしょ
お互い外道にな ...
蛇が川の上を駆け、
葦の草むらへと向かっている。
冷たい小雨をはじき、
さまよう古代の戦士の亡霊たちとともに。
詩人には見えない明るい涙の笑顔が
誰の読み物をも読めな ...
いのちを挽いている
音がする
林檎を剥いたら
もういちど飛べるかもしれない
鳥は
鳥という記号に
耐えているわけではない
人は
人という記号に
耐え続け
そのため
もうながい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
明日旅にでます
朧月
自由詩
1
18/4/21 21:53
あの日の夜
ペペロ
自由詩
2
18/4/21 21:52
ロバートは泣いている
無限上昇のカ...
自由詩
1
18/4/21 21:43
橋上
杉原詠二(黒...
自由詩
0*
18/4/21 14:51
CATS
藤鈴呼
自由詩
1*
18/4/21 11:01
朝
梅昆布茶
自由詩
5
18/4/21 10:53
パレオパラドキシアへ
たこ
自由詩
3
18/4/21 10:14
この週末は朝から歌ってみたりして
坂本瞳子
自由詩
2*
18/4/21 9:50
桑田佳祐と黒い鞄
MOJO
散文(批評...
0
18/4/21 7:44
子育て
zenyam...
自由詩
2
18/4/21 6:42
あなたが側にいる
夏川ゆう
自由詩
3
18/4/21 6:05
月花夜
暁い夕日
自由詩
6*
18/4/20 23:44
恋する、リインカネーション
秋葉竹
短歌
1
18/4/20 23:26
記憶の切れはし
こたきひろし
自由詩
3
18/4/20 22:21
いとおしさ
小川麻由美
自由詩
3*
18/4/20 21:24
コレクション
ミナト 螢
自由詩
6
18/4/20 21:16
1カンデラの未来
ハァモニィベ...
自由詩
2*
18/4/20 20:39
悲しきタクシードライバー
花形新次
自由詩
2
18/4/20 20:38
社会の窓
AB(なかほ...
自由詩
1
18/4/20 18:11
夕方
腰国改修
自由詩
1*
18/4/20 17:13
忘れましょう
〃
自由詩
2*
18/4/20 17:00
エスキス8
オキ
自由詩
1*
18/4/20 12:52
今は護身術と語学を勉強しています
狩心
自由詩
2
18/4/20 12:08
えびカレー
藤鈴呼
自由詩
1*
18/4/20 11:47
【4月のお茶会】
サバオ*
自由詩
1
18/4/20 11:42
独り言43集
zenyam...
自由詩
1*
18/4/20 9:38
ぼく、幸せだよ。
水戸 うしん
自由詩
6*
18/4/20 3:13
パートナー
狩心
自由詩
3*
18/4/20 0:49
月光。
秋葉竹
自由詩
3
18/4/20 0:00
滑車
伊藤 大樹
自由詩
4
18/4/19 23:45
1202
1203
1204
1205
1206
1207
1208
1209
1210
1211
1212
1213
1214
1215
1216
1217
1218
1219
1220
1221
1222
1223
1224
1225
1226
1227
1228
1229
1230
1231
1232
1233
1234
1235
1236
1237
1238
1239
1240
1241
1242
4.43sec.