昼過ぎに目が覚めて自暴自棄になってしまった日曜日の午後とか
誰にも祝ってもらえなかった誕生日とか
きみはそういう記憶に名前をつけて
また水槽に沈める
きみの水槽がまだ空っぽだったこ ...
それはどんより曇ったある日のことでした
庭の方から大きな物音がしましたので
訝しんで見に行きますと
希望が倒れておりました
身にまとった服は汚れており ところどころ破けておりまして
顔は痣 ...
届かない手紙だとわかっているけれど
あなたへ書こうと思う
どんなに悲しくても
どんなに寂しくても
受け入れるべき時がくる
呆然とし拒否して
怒りで身悶えしても
私の時間は停まらないのだか ...
真っ赤な花は
咲いたまま落ちた
だれもそれを見ようともしない
真っ赤な花は
落ちたまま咲いている
落ちたことなんてどうでもいいかのように
背筋を伸ばそう
空に引っ張られるようにし ...
ヒマワリとしてやっています
根っこを広げて咲いています
ヒマワリとしてやっています
葉っぱだってこんなに広げて
太陽を向いているのではなく
太陽と宇宙の間を見ています
闇と光がせめ ...
宗教に救われるならそれはそれであり。
私はあのバンドを崇拝しよう。
いつまで続くか分からんが、
好きに理由をつけて愛してあげる。
夜が窓ガラスに反射して
この世界は広がってい ...
ヘヴィメタルを聴きながら豚足を食らう
見晴らしのいい場所の
お墓に入ると君は言うが
死んだ後、墓の中になんか住みたいか?
爆轟でさ
お前の母ちゃん出べそでさ
爆轟でさ
お前の母ち ...
「何処へ行くの?」
「病院だよ」
わざわざ服を着替えて
ドライヤーで髪を整え
かしこまって行く先は
毎月の定期健診
ばかばかしくて
貴方を見る目が細くなる
昨日を捨てて ...
久しく恋をしてないな
誰も愛せなくなったのか
空の器は底に亀裂が走っている
いくら水を注いでも満たされることはない
プレゼントされた銀色のシガレットケース。気恥ずかしくって、一度も使わなか ...
「あなたは猫を信じますか?」
牧師っぽい格好の
猫に突然質問された
右手には聖書のような本
肉球で滑るらしく
何度も地球に落としそう
(そうだなあ
信じる・信じないの
対象ではなか ...
甘えた時代に
少し 気に喰わないことがあって
一度 飛び出す玄関と
覚悟の上での旅立ちは
随分と 意味合いが 違うね
門出の言葉を思い起こせば
何時の日も 正月飾りが浮かぶけれど
...
花はみずからを
最もか弱い葉であると思って散り
多くの葉は我が身こそ
逞しい花であると思いつつ繁る
樹はそれを黙って哀しみながら
春が花を愛で 秋が葉を罰す ...
明日がない明日に繋がる今がないただダラダラと時はながれて
わからない何がなんだかわからないわからなくても生きねばならぬ
欲望のオスとさみしい少女が
インターネットでポンとつながって
金をもらった少女は保護されて
金を払ったオスは逮捕される
こんなことが日常茶飯事のように
起きている
ほんとに日本は豊かな国な ...
○「夫婦げんか 先にあやまった方が大人」
○「夫婦げんか 先にあやまって またけんか」
○「夫婦げんか 終わったと思ったら次は親子げんか」
○「夫婦げんか やるならボケないうち」
...
内に冷たさを保っておけ
あらゆる熱を相殺し
暴走する思考回路を抑え付ける
そういった冷たさを保つのだ
同じ作業を繰り返すだけの機械に
下らぬ虚栄心をインストールし
つまらぬ敵意を見出させる ...
遠くで雷が鳴っていた
空にはいちめん暗雲が垂れ込めて
もうじき降ってくるに違いなかった
私は乳呑み子
母の背中におんぶされてすやすやと眠っていた
のに
遠雷に目を覚まされ火を浴びたよ ...
植林公園のいちばん奥の、目立たない遊歩道の終わりで大っぴらにまぐわっていた若いカップルが、綺麗に解体された状態で発見されたのは三月の終わりの日曜の朝のことだった、四肢は根元からすっぱりと切り落とさ ...
ツツジがぎっしりと街道にこぼれている
太陽のまわりには虹のわっかがかかっている
そのしたにはノアの方舟みたいな形の虹がよこたわっている
きょうはなんの日なんだろう
きのうと ...
鳶がとび回る冷たい空は灰色です。
大きな声で言ってはいない。
イヤな人がいて
言葉はホログラム、清潔で、
ちいさな血のようなものが
ヤスリで間引かれる瞬間の悲鳴、
墓場までも ...
非常にたくさんのものが
(ほとんどあらゆるものが)残っていた
スプーンもフォークも、ぴかぴかなバイクも
時計も、携帯電話も
空気が
かろうじて光をのみこみながら
浮遊している
ね ...
原田知世が
朝ドラで
ブレイクしているとか
いないとか
小耳にはさんではいたけれど
そんなこととは関係なく
だからといって
少女が都会に憧れ
そして裏切られ傷つく
ありがちな物語 ...
スマホを取り出し
何気なく見た綺麗な空を撮り出す
ふと視線を感じて視線を辿ると
楽しげに笑うのは好きな君
予想外の出来事に取り乱す
【チンダルのはしご】
●●●●●●●●
●●●●●●●
●●●●●●われ
●●●●●かい無
●●●●つまりは
●●●てがかり無
●●いままで苦 ...
☆
岬の先端に
一羽の越冬燕が佇んでいる
仲間の到着を待って
長い苦闘に
羽根はぼさぼさ
やつれて見る影もない
運命に持ち運ばれたとはいえ
惨めな姿だ
越冬燕は仲間を待ち ...
本日の糸魚川は風が強くてね
雨模様なのだけれども 粒が大きい
ともすれば
アラレにも見えそうな雰囲気だけど
まだ透明
山側の庭園を出る瞬間に
ふと息の白さに気付くみたいに
...
街の廃墟に
ネオンだけが点いていた
残された無数の足跡に
波があふれ 消えていった
人々は荒れ地を進んでいた
空を覆う霧には
ここで終わる
と書かれていた
...
なぜこんなかなしみだけがのこるならアソビの恋などするんじゃなかった
珍しい気持ちを私に向けたときふたりのママゴト教えてあげるわ
罪と言う女のこの花可愛らしい私もあんなピンクで枯れたい
...
仮の名前でインターネットの空に飛び交う鳥の群れ
それぞれは何の関わりもなく その実体を知らない
飛びながら排泄される糞は 落ちてネットにこびりつく
そのなかで 詩をくちばしにくわえていた鳥た ...
蛇は見ただけで怖い
なぜだろう
アナコンダのような大蛇ならわかるが
指ほどの太さの蛇が
なぜ怖いのだろう
よく考えると不可解なことだ
僕の脳のずっと奥の方に
僕の知らない何かが
インプ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ぷかぷか金魚
tidepo...
自由詩
5
18/4/28 2:07
希望と過ごした日々のこと
TAP
自由詩
1
18/4/28 0:53
届かない手紙
文字綴り屋 ...
自由詩
2*
18/4/27 23:12
椿
朧月
自由詩
2
18/4/27 22:09
ヒマワリとしてやっています
ブルース瀬戸...
自由詩
2*
18/4/27 21:05
思想と愛
藤沢
自由詩
1
18/4/27 18:37
涅槃像のハミング
狩心
自由詩
3
18/4/27 17:25
日常
卯月とわ子
自由詩
4
18/4/27 16:09
とある男の独白詩
TAP
自由詩
1
18/4/27 12:50
猫信者
やまうちあつ...
自由詩
2
18/4/27 12:41
家出
藤鈴呼
自由詩
1*
18/4/27 10:52
渦
ハァモニィベ...
自由詩
5*
18/4/27 10:17
暗夜
こたきひろし
短歌
2
18/4/27 7:29
援助交際
zenyam...
自由詩
1
18/4/27 5:57
夫婦げんか
〃
自由詩
1
18/4/27 5:28
温度
氷鏡
自由詩
3
18/4/27 4:28
遠雷
こたきひろし
自由詩
2
18/4/27 1:00
静寂がまた暗い口を開ける
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
18/4/27 0:31
きょうはなんの日
ペペロ
自由詩
0
18/4/26 23:20
泣き出しそうな、墓標
秋葉竹
自由詩
3
18/4/26 23:16
ほとんどあらゆるもの
はるな
自由詩
3
18/4/26 22:20
TOKIO×少女
花形新次
自由詩
1
18/4/26 19:54
空が綺麗で
千幸
自由詩
2
18/4/26 19:41
即興ゴルゴンダ三部作【嗚呼 夢よ うつつよ】
るるりら
自由詩
10
18/4/26 17:46
越冬燕
杉菜 晃
自由詩
7*
18/4/26 16:05
紅葉ブランケット
藤鈴呼
自由詩
2*
18/4/26 13:44
ひとつ 常光
木立 悟
自由詩
4
18/4/26 8:16
愛の人
秋葉竹
短歌
2
18/4/26 7:41
さびしさは
こたきひろし
自由詩
3
18/4/26 7:11
蛇は怖い
zenyam...
自由詩
3
18/4/26 6:02
1197
1198
1199
1200
1201
1202
1203
1204
1205
1206
1207
1208
1209
1210
1211
1212
1213
1214
1215
1216
1217
1218
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1220
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1222
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1232
1233
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1235
1236
1237
3.54sec.