なんだか空気がやわらかい・・と思ったら、
雨が降り出している
こんな夜更けに
私は詩を書こうとしてパソコンに向かっている
何も書けないならこのまま雨の子守歌聴きながら眠ろう
そうだ眠ってしま ...
君は
いまなお 鋭いまなざしで
虚空を貫く光を
つかみ取る
夜が旋回する
未来は終わった
轟音の
明日は死んだ
少女よ
きみはまだ 生きているか
この地 ...
教えてほしい
弓がしならない理由を
別れてほしい
その眼差しから溢れて
真っ白なその場所からは
私たち二人の足跡
発掘された息遣いと
朝の張りつめた稽古の日々
善き人であれと
悩みな ...
酔えよこのやろう
歌え張り裂けるまで
カード飛び散る煙城の下
叩け夜明けまで
浴びよ金の酒
皆が見ている幽霊船
堂々と人間海を渡るんだ
手を出せ殴り倒せ
吐けよ言葉
裏腹の果実を降ら ...
たまご!もやし!ぱん!
おみそ!とうふ!ジャム!
ネコ大好きな坊や
自転車立ち漕ぎリズムよく
たまご!もやし!ぱん!
おみそ!とうふ!ジャム!
たまご!もやし!ぱん!
...
阪急の
551の
...
○
煌めく金の声を、地上にばらまいて、
雲雀が青空へ昇って行く。
「あんなに雲雀は、金持ちだったかしら?」
と見上げていた地上の鶏が言った。
「貧しかったわ」
と別の鶏が応えた ...
眠っているのか起きているのか
分からなくなる白昼夢
太陽が落ちるような
電車が事故るような
酷く幻想的で
時に現実的な
記憶の整理
現実逃避
御都合主義なヒーローは
夢の中では敵 ...
お腹が空いた
腹減った
腹の虫が鳴く
春麗ら
お昼寝
うたた寝
昼夜逆転
明ければ晴天
霞に滲む白い月
緑に変わる桜の木
季節は移ろえど
腹は減るのだ
何も変わらない人 ...
何もない原っぱの上に
広い草原はあって
その長い草を棟に見立て
小さな小さな
子供たちだけの秘密基地
お面をかぶった僕は言った
ともだちになってくれない?
一緒に遊べば ...
地域の八つの水路清掃の
約一週間の日程についての
話し合いがあった
一通り話し合いがついたところで
知らないのは僕だけかも知れませんけどと
ことわっておいて質問した
天気が悪くて延期する場 ...
身の回りの、色を
表現したくなると
春が来る
過去の、自分の言葉で
火が灯る
ほうほうの体
で、海馬を片付ける
気障、な
気候が「せっかく」を多用する
か、ら
...
雨の色は何色だろう
悲しい雨も 嬉しい雨も
同じ色をしているのかな
雨の音はどんな歌だろう
苦しい歌も 楽しい歌も
同じ様に流れてるのかな
雨の体温はどれぐらいだろう
手放した日 ...
窓に映る 不気味な 地下鉄の
男たちの姿を 時々 窓に 見る
だが 立ち止まること無く 彼らも
時代も ここまで流れてきてしまったわけだが
そして 若い女は 素知らぬふりで
...
愛おしいはずのキミにDVすぎる ツンデれ
仲直りしたと思っても、キミは決して謝らない ツンデれ
互いに穴の形まで知り尽くしている ツンデれ
うっとおしそうな視線を投げかける時間の長い ツンデれ
...
何度も後ろを振り返り
何度も後退りをして
それでも前を見て
進もうと思う
転ばないように気をつけて
それでも転んでしまうときもある
飛び越えようとした水たまりを
飛び越えることが ...
* * *
某年四月九日。宮沢賢治の『春と修羅』を読了。そのシナスタジア的光の描写に圧倒され、拙筆に忸怩たる思い、悶々とす。あいつは修羅かも知れないが、俺だっ ...
∇
山吹が咲いた
湿った黒土の片隅に
一輪の山吹が咲いた
星が墜ちてきて
そのまま化石になったように
静かに揺るがぬ形を取って
冷たく黄光っている
そのくせこの世のもののように ...
自称詩人は
薄暗いクソ自称詩なんか
書いてないで
朝5時に起きて
乾布摩擦でもやりなさい
明るくなって
労働意欲も湧いて来るでしょう
ほらっ、早く寝た、寝た!
明日から始めないと
...
思考停止になれないから
諦められないで
打つ手を幾つも考えてしまう
つまらない若者や
取り柄のないおっさん
わがままな一人っ子や
図々しい保護者たち
自閉やA ...
sと会い
僕は彼と話していた 六本木は
肌寒かった 今日も カフェのテラス席で
あまり面白くもないことを
風は真冬のような冷たさで
僕らはヒルズの中で行き場を失い
やはり ...
知ってたつもりだったけど、
ほんとうは、知らなかったんだ。
みんな、ほんとうに、蛇が嫌い、なんだ?
蛇が消えた。
戻って来てくれと願う。
もう、無理かもしれな ...
東京の歌は
唇のようにさけんで
凄くかなしかった
打ち棄てた愛が 不意に
わたしの頬を張る
日が沈み 胸が冷える
老いた男の
灰いろのまな ...
すぐお腹がすいてしまうな(・・・)
と(思ったら)、
もう そんな時間になってた
ちょっと時間ができると
寂しくなってしまうのに
時間を忘れつづけることはできない。
...
🌸
さくら
まだか
はるまだか
🌸
さくら
さくな
まだちちるな
🌸
さくら
ちったか
...
四月に降る湿った雪を眺める憂鬱は
終わらない梅雨を眺める憂鬱に似ているのかもしれない
月日は愚直に戻らないが
季節はマンボのステップで
なんて陽気な気分ならいいけれど
四月に降る湿った雪を眺 ...
∇茶摘み歌 服だぶだぶの 少女かな
入院した母の代わりに、少女が母の着ていた茶摘みの支度をして、茶摘みに精を出している。
スピーカーからは、村中に茶摘みの歌が流れている。
♪ 夏も近 ...
そんな時は 薬を一錠多くのみ
明日の仕事に備えたほうがいい
働くといっても 決して無理はせず
職場で働いているふりでもすることだ
あまりにも生真面目な僕たちは 休んでしまうと
小さな そして ...
💊
カプセル型の胃カメラ
飲みやすいように
納豆にしのばせたの
といつもの
間の悪い君だから
いとしい
胃壁なんかより
いろんな俺が映っちゃう
かもね
そんな ...
タクシーの窓から見える夜景に
魂を投げて光になった
都会のイルミネーションはきっと
居心地の良いテーブルみたいで
すれ違う過去に乾杯をする
輝きの真ん中にいる人は
白い歯を出して笑 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
長い間、雨が降るのを待っていたのかと思えてくる
Lucy
自由詩
5*
18/4/10 0:13
日本より# アフガニスタンのあのポートレイトの少女に捧ぐ
たこ
自由詩
3*
18/4/9 22:37
春の別れ
腰国改修
自由詩
0*
18/4/9 21:58
酒神ゴーシェ
〃
自由詩
2*
18/4/9 21:55
忘却坊やとネコ
〃
自由詩
0
18/4/9 21:54
阪急の551の豚まん
TAT
短歌
0
18/4/9 20:44
鶏と雲雀
オキ
自由詩
2*
18/4/9 15:50
レム
たいら
自由詩
1
18/4/9 11:21
おなかすいた
〃
自由詩
0
18/4/9 11:14
20世紀少年
山人
自由詩
3*
18/4/9 6:54
延期は?
zenyam...
自由詩
2*
18/4/9 6:17
ファウスト的衝動。
うわの空。
自由詩
5
18/4/9 1:02
雨色
雨の音
自由詩
3
18/4/9 1:01
悲しいひととき
番田
自由詩
2
18/4/9 0:05
解決(キミに贈る愛)
暁い夕日
自由詩
2*
18/4/8 23:28
すくわれない
坂本瞳子
自由詩
3*
18/4/8 23:16
『春と修羅』を読んで
たこ
自由詩
2*
18/4/8 21:55
山吹のような
オキ
自由詩
2*
18/4/8 21:47
暗い人
花形新次
自由詩
1
18/4/8 21:29
なぜとか意味ほど
ペペロ
自由詩
2
18/4/8 21:05
うすぼけた休日
番田
自由詩
1
18/4/8 20:40
祈り、ただ、このちいさなもの達の為に。
秋葉竹
自由詩
2
18/4/8 20:22
東京の歌
草野春心
自由詩
1
18/4/8 20:09
おなかと時間の関係式
ハァモニィベ...
自由詩
1*
18/4/8 19:04
前線
AB(なかほ...
自由詩
3
18/4/8 17:22
ウイスキーを飲みながら
ただのみきや
自由詩
10*
18/4/8 17:14
茶摘み歌
オキ
自由詩
1*
18/4/8 16:28
そんな時は
鶴橋からの便...
自由詩
2
18/4/8 16:09
納豆と胃カメラ
AB(なかほ...
自由詩
1
18/4/8 15:57
ナビゲーション
ミナト 螢
自由詩
3
18/4/8 13:57
1200
1201
1202
1203
1204
1205
1206
1207
1208
1209
1210
1211
1212
1213
1214
1215
1216
1217
1218
1219
1220
1221
1222
1223
1224
1225
1226
1227
1228
1229
1230
1231
1232
1233
1234
1235
1236
1237
1238
1239
1240
加筆訂正:
『春と修羅』を読んで
/
たこ
[18/4/9 9:04]
たくさんなおしました。
3.87sec.