○「独り言」
うちの女房は
隣りの犬との散歩で
ストレスを発散している
俺は
独り言で発散している
○「桜」
僕は満開の桜よりも
葉桜のほうが落ち着く
もう浮かれる歳ではないから ...
気づいたら宙に浮いていた
気づいたかい?
僕はお空に浮かぶようにふわりふわりと
原色を忘れそうだよ
僕がはてた地上の事故現場とか、見えるよ、見えるよ
美しいボーダー波数の単音 ...
縁日で掬った金魚をどこにやっただろうか
庭の片隅、物置の陰のあたりに
古い水槽が転がっていて
水と水草を適当に入れて
そこに放り込んでおいた気がする
誰も世話をしないまま
ただ、気まぐ ...
名前を付ける前に
白さを失ったニキビ
まるで 産まれた瞬間から
そこに 佇んでいたかのような自然さに
節々が きしみをあげながらも
叫ぶことだけ 出来ないでいる
足元を見ると
い ...
核兵器飛んでくるとかこないとかそれより僕のiPhoneがない
何回も生まれ変わって出逢いたい君がマグロで僕がシャリとか
大阪のおばちゃんになると決めたから四次元ポッケに無限の飴ちゃん
火の風船をだれかが突く
わからず屋のネクタイを締め上げて
笑っているが笑ってなんかいない
ゆっくりと傾いで往くビルにも死守したい角度がある
朽ちない果実の籠を持った老人
腐った果実を山盛 ...
秒針はびっこを引いていた
分針は静かなカタツムリ
わたしたちは同じだけ出会う
あなたは追い越し未来へ わたしは
逆行しているまるでそう見えたでしょう
同じ今を黙殺しながら互いにず ...
小さな巻き貝の首飾り
ニスの光る美しさを好んだ君
あれから何年も波の音
あの日の首飾りのような
遠く連なる星たちよ
悲しくはないが君はいない
涙落ちるけれど嘘ばかり
せめて慰めの音曲よ
...
家族でテレビのクイズをみました
それぞれわかった!といいました
まだ言うな
おとうさんがいいました
わかった?
おかあさんがきいています
おばあちゃんは
なんにもいいません
ち ...
文豪トルストイの戦争と平和。戦争があり平和がある、というか、平和の尊さを感じたとき、それを失いたくないから、平和を願い、また、祈るということは多い。人間の深奥に潜む二つの何かが戦争を産み、平和を願う。 ...
旗が凍り付くたびに子供が死ぬ
彷徨するたびに歯が痛んで
何時サイになってしまかに不安で
しょうがなかった
毛がなくなり子供どころではなかった
洗い物を忘れて彷徨して居ると
夫人二人が世間話 ...
すみれ色の瞳はすみわたる空を映し
ピンクの服は
「桃と桜の季節だからね」って
すべての女の子の味方
やわらかくてやさしい
「柔よく剛を制すよ」って
彼女が笑えば花がほころび
彼女が歌えば ...
フアンフアンフアン
回り回って繰り返す
時間 あかん オカン
放送禁止用語 あかん
ポラロイドカメラを使ってはぶっ壊す オカン
とりのミンチをこねては腐らすあかん
あかんで
...
着飾ることは主にならない
裸でいることが大事で
その裸を強調する為に
結果、着飾る必要が出てくるのだ
順番を間違えるな
そして観る者はそれに騙されるな
すぐに共感される形に安住する ...
卒業生が二人しかいない小学校の卒業式で
いきなり携帯の着信音が鳴った
着信音はメロディーで「川の流れのように」だった
だれの?だれの?だれの?┅┅
後ろの保護者席でさざ波がたったが
当のおば ...
落ちているゴミを躊躇いなく拾える人はシアワセです?
落ちているゴミをシカトしてしまった私は
世界に氾濫しているその他オオゼイのなかの一人です
もしかしたら
シアワセにはなれないかもしれませ ...
限界集落の夜は
一段と淋しさがつのってくる
月明かり星明かりの下に
ぽっぽっと人家の灯りが見える
夜になると車もほとんど通らない
わずか28世帯の自治会である
ここに今55人の大人と4人の ...
空を見上げると 光達が
一番星に向かって 集約されている
だからかな 三角形が 煌めく理由は
そう 云いながらも
輪になって踊る
噴水の周りに集う影たちが
一瞬にして 立ち止まる
...
その夜店のトウモロコシは
あたたかくって
なんどか塗った醤油の香りが
香ばしくって
チープなくせに割高な値段設定は、
その夜の特別なお祭りの熱気代も
込み込みなんだよね?
...
静かな日曜日だった
私は雨を見つめていた
雨は何一つ語ることなく、地面に降り注ぎ
そして何も主張することなどなかった
私と雨は窓を挟み、内と外に居た
それぞれが語るわけでなく
心と心を ...
虚無から生まれる露草の空
瑠璃に混じる雀鯛
長方形に切り取られた夜の夢
海に浮かぶ星は
――まるで金平糖のようだ
――ああ、そうだな
「またこの場所で逢おう」
彼は仏教徒で釈迦に仕えている、例えイエスキリストが私を信じなければ地獄に落ちると言っても、彼はイエスキリストを信じることはないだろう。イエスキリストが彼のもとに来て服従させようとしたら、彼は怒声を上げ ...
白い光があなたの耳を透かしている
あなたの血管が浮かび上がる
透けた肉は赤く
あなたの心臓はいま動いている
あ、また、つい、なんて凝視しては
なんでもないよと手を握る、握り返す
あたた ...
人身事故
線路に人が飛び込んだ
電車が遅れる
文句を垂れる人々
わざわざこんな所で死ななくともと
でも違うんだ、それは違うんだ
ここで死のうなんて、きっと思っちゃいなかったんだ
...
なんとなしに毎日忙しくて
毎日が満たされているような気がするとき
詩が生まれない
ペンを握って紙に向かうことがない
詩が生まれない
疲れているとき
なんとなく浮かんできた言葉が ...
永年勤続 祝い旅行に 花疲れ
ハムスター わたしのツレだよ 麗らかに
インコちゃん ハムスターとも 春来たる
息子がね 結婚しようかって 春の風
そうなんだ 見れたらいいね あれやこれ
...
ウンコがあると蝿が湧く
しかし、蝿は自然発生する訳ではない
ウンコを目指して何処からか
やって来るのだ
そんなことは当たり前だと思うかも知れない
では、自称詩人はどうだろう?
あな ...
満開の桜のように笑う人
春なのに花見に行けない春なのに
八重桜これでもかって咲いている
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
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日付
独り言42集
zenyam...
自由詩
3*
18/3/29 6:03
Specter
暁い夕日
自由詩
6*
18/3/28 23:23
水槽
春日線香
自由詩
15
18/3/28 22:40
ブラックライトの儚さに
藤鈴呼
自由詩
1*
18/3/28 22:19
核兵器飛んでくるとかこないとかそれより僕のiPhoneがない
北大路京介
短歌
4
18/3/28 21:13
何回も生まれ変わって出逢いたい君がマグロで僕がシャリとか
〃
短歌
2
18/3/28 21:13
大阪のおばちゃんになると決めたから四次元ポッケに無限の飴ちゃ ...
〃
短歌
2
18/3/28 21:13
春の頬に落書き
ただのみきや
自由詩
5+*
18/3/28 20:50
相対性
〃
自由詩
11*
18/3/28 20:37
想春譜
腰国改修
自由詩
4*
18/3/28 20:37
団らん
朧月
自由詩
6
18/3/28 20:10
戦争や平和
腰国改修
散文(批評...
1*
18/3/28 19:46
祈った
間村長
自由詩
3
18/3/28 18:43
三月(詩+イラスト)
ふるる
自由詩
1+*
18/3/28 17:02
20180328_work0000@poetry
Naúl
自由詩
0
18/3/28 11:48
着飾ることは主にならない
狩心
自由詩
4
18/3/28 11:40
川の流れのように
zenyam...
自由詩
2
18/3/28 8:53
人間だから
こたきひろし
自由詩
3
18/3/28 8:04
限界集落
zenyam...
自由詩
1*
18/3/28 7:04
ツリーの魅力
藤鈴呼
自由詩
0
18/3/28 6:38
花火大会の夜
秋葉竹
自由詩
4
18/3/28 6:29
雨
山人
自由詩
6+*
18/3/28 5:43
夜の海
古具をふね
自由詩
1
18/3/27 23:57
同じ
moote
自由詩
1
18/3/27 23:32
桜の季節
青の群れ
自由詩
7
18/3/27 23:14
生きる希望は死
愛燦
自由詩
2
18/3/27 22:41
詩が生まれるとき
〃
自由詩
1
18/3/27 22:39
焔俳句 5 永年勤続 十句
鵜飼千代子
俳句
7*
18/3/27 22:14
蝿と自称詩人
花形新次
自由詩
2
18/3/27 20:45
春の人
水宮うみ
川柳
1*
18/3/27 19:55
1206
1207
1208
1209
1210
1211
1212
1213
1214
1215
1216
1217
1218
1219
1220
1221
1222
1223
1224
1225
1226
1227
1228
1229
1230
1231
1232
1233
1234
1235
1236
1237
1238
1239
1240
1241
1242
1243
1244
1245
1246
3.5sec.