とろけそうな地の色に
流れ出す血の色が 映えている
生え際の隙間から
飛び出した 白い眼も
焼いた魚のように
静かになる夜
痺れるのは これが
電気ウナギだからだよ
...
早朝の森で思いがけず、たった今闇を超えてきたばかりの光と出会った。
昨晩の雨で緑はいっそう鮮やかに輝き、濃い匂いが辺り一面漂っていた。
貴方の散歩道を熟知していた私は先回りをしていつもの ...
ほんの少しの願望に疲れを感じる昼下がり。
九月の雨は遠く憂いを含んでいる。
彷徨う人は彷徨い、佇む人は佇み。
寂しがり屋の誰かの心は僕を郷愁に誘う。
非日常の中に日常を見つけ ...
夏から秋に変わる頃
自動販売機も
温かいものに変わり始める
冷たい飲み物よりも
温かい飲み物が欲しくなる
寒さは増すばかり
深まる秋に対応する身体
すぐに冬が来る
寒い時間 ...
鏡を割る時
狂った時計が刻を打つ
紅く灯る火と光
揺れて揺れて 気怠い顔を照らす
忘れたはずの 愛に 囚われの心が騒ぐ
生きたい 生きていたい
紅い眼の私は 誰に癒され ...
駆けてゆく夜を
つまさきで蹴りあげた
一秒コンマで
加速するみたいに
エスケープ
するりと脱げて
もう
わずらわしいこともなく
褪せるばかり
かしづくまえに
ほどけおちる花束
...
残念ながらよこしまな動物に産まれました
いつでも笑っています
それから二十一年後
よこしまな動物を産みました流されて
白妙の砂浜で涙しました
夜の引き出しに傷を隠して
白いシーツに突っ伏し ...
あの頃島に響くアーハ
エムティーヴイとあの頃
エムティー馬とは何だ?
テイエムを冠した馬なら
ぽたたあと垂れていたよね
彼は統合失調症で
私は統合失調症では
ありません
彼は悩んで ...
静かに激しく揺れる夜の詩人よ
なぜこんなにも闇を否定するのか
私の中の
この何かが
凍りつくこともゆるさずに
『九月四日。まるっと』
(作詩 ハァモニィベル / 原作 渚鳥)
この机の足下に
私の工作用の材料が入ったカゴが一個 ある。
それは 一人の人間の訪れ ...
静かだなあ
今夜はなんとも静かだ
昨夜からの疼痛が
今は嘘のように収まって
気持ちも
まぁるく落ち着いて
こうして詩の言葉を綴る自分が居る
ちらっと記憶の奥を覗いてみたり
火照る身体を ...
情報のタネローン
part1はこちら
http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=217908
このスレッドのテーマは詩と散文を作る手段全般につ ...
卵はいつも滑らかな曲線
尖った部分はどこにもない
こんな風になれたらいいな
つるんとした透明感
誰にも理解されなくていい
脇役主役なんでもこなして
お値段お手頃
蒸してつるりん茶碗蒸 ...
自称詩が
他人に与える幸福度は
-5000ブータンと言われている
ちなみに
1ブータンは
かなり大きめの鼻くそや耳くそが
やっと取れたことに相当する
-5000ブータンは
頭の ...
気が付くと
ぼくの鼓動が
人の半分しか
ハーモニーを
奏でることが
出来ないと知った朝
カーテンを開けると
いつもより大きい
青ざめた太陽が
ぼくの瞳に
情け容赦なく
次々と突き ...
皆、何故詩を書いているのですか?
ただ純粋に書きたいから?
書かずにはいられないからですか?
それほど言葉があふれてくるのですか?
趣味で書いているのでしょうか?
書くことでは救われないと思 ...
無駄な時間と言う方は、私が詩を書く幸福を知らない
それを対価に幸福と捨てるものがある
人生は、全てがそのような交換の連続だ
「何を持っているかよりも
何を考えているかである
人生の豊かさは
脳の中にある」
90年代佐々木は消えた
全米が泣いた
00年代も
佐々木はいなかった
ニューヨークの秋
人でも殺したか?
下北沢で見たって?
逃げてるんだろ?
囁きを探せ
街から消えた
...
もうだめだと思った時
神がおりたった恍惚体験
周りを取り囲んだ
救いはこれなんだ
神の限りない愛
受け止めて周りの人々への還元
隣人に愛はかえせるだろうか
つまらない言葉ではなく
ハレ ...
23区の水が飲みたい
悩みながら見つけた答えはそれだった
自分の幸せは自分でつくろうと働きかけたものにしか訪れない
眼前の世界は、責任の配分で出来上がっている
全てに枝分かれした答えが潜み、全てに責任とリスクが内在し ...
花柄のキャミソールの下の
薄い胸の底で
彼女は
どんな痛みも光に変える
その声はまるで
強い雨の中を上昇していく一羽の水鳥
国際空港に次々着陸する旅客機が
サーチライトの光を放ち
暴 ...
夜の公園、移動手段
水から上がったばかりの濡れた髪が
いつもより黒く輝いて
僕はその光りを好ましく思った
かつてその人が指輪を投げた
対岸までの長い距離
指輪が不要になるとは
何か ...
穏やかに見える日常
でも、本当は嘘で塗り固められている
いつも浮かべるのは作り笑いで
溜息と共に嘘泣きをする
怒りをカモフラージュして
危ういバランスの平和
感情を麻痺させる薬は
死 ...
秋晴れに君を想うは遠い夏指先残る君のぬくもり
吹き抜ける草原の風耳澄まし彼方に君の声が聴こえる
この皮膚の何処かに夏を探したく外した指輪白き面影
君の身に刻みたくても刻めない募る想い ...
駅員さんを怒鳴る社長さんは
今ではしわくちゃの
お母さんの子供で
昔はハナ水を
黄色のトレーナーで拭いていたんだって。
そのうち ミサイルで死んじゃうんだって。
ダンボールで眠 ...
公園には裸体がある
川のせせらぎの裸体に
虫の鳴き声の裸体
私もまた人間の裸形となって
身体中から言葉をこぼしていく
仕事の息継ぎのように
溺れまいとしてとった休暇
ここには社会がな ...
浮気の証拠を見つけたの
愛情の欠片さえ残っていないから
悲しくもなく
悔しくもなく
ああ、またかって思っただけで
責めることもなく
追求する気にもなれない
何人の女を泣かせてきたの? ...
大歓喜せよ
単なる歓喜ではまるで足りない
そうだ
パッパッパッパッ、パッパッパッパッ、パッパッパッパッ、パアッーパアッー、
大歓喜せよ
浅い息
あぶら汗
目を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夕陽を眺めると
藤鈴呼
自由詩
1*
17/9/23 8:17
朝の幻想
ヒヤシンス
自由詩
5*
17/9/23 7:34
九月の雨
〃
自由詩
5*
17/9/23 6:15
温かい飲み物
夏川ゆう
自由詩
1
17/9/23 5:31
紅い誘い
kino12...
自由詩
1
17/9/23 1:05
COSMOS
むぎのようこ
自由詩
8
17/9/23 0:20
青い鳥居
tem874...
自由詩
3*
17/9/22 22:15
魔法
〃
自由詩
2*
17/9/22 21:41
『蝋燭』
ハァモニィベ...
自由詩
3*
17/9/22 21:41
『九月四日。まるっと』
〃
自由詩
3*
17/9/22 21:38
ありがとう
ひだかたけし
自由詩
16*
17/9/22 21:25
詩と散文を作る手段全般についての情報と意見交換 part2+ ...
会議室
17/9/22 21:19
卵、おいしいよね
無限上昇のカ...
自由詩
1
17/9/22 21:10
幸福度
花形新次
自由詩
0
17/9/22 20:52
デスリミット
寒雪
自由詩
0
17/9/22 19:51
何故あなたは詩を書くのか?
会議室
17/9/22 17:42
考える余地のある幸福 選択出来ることの自由さ
水菜
自由詩
1
17/9/22 9:17
人生の豊かさ
ホカチャン
自由詩
0*
17/9/22 6:29
囁きを探せ
tem874...
自由詩
0
17/9/22 6:07
神さまありがとう
みっちー
自由詩
1
17/9/22 4:43
望郷
もっぷ
自由詩
2
17/9/22 3:52
力 信じたものに対して言い訳をしない
水菜
自由詩
1
17/9/21 23:55
花柄
カワグチタケ...
自由詩
2
17/9/21 23:25
水玉
〃
自由詩
1
17/9/21 23:25
副作用
無限上昇のカ...
自由詩
0
17/9/21 22:46
君と夏
あおい満月
短歌
2
17/9/21 20:52
仲間たち。
端沢 紫琴
自由詩
0
17/9/21 20:08
東ヶ丘公園
葉leaf
自由詩
3
17/9/21 15:20
心は死んでいる
無限上昇のカ...
自由詩
0
17/9/21 14:47
大歓喜行進曲
吉岡ペペロ
自由詩
5
17/9/21 11:05
1207
1208
1209
1210
1211
1212
1213
1214
1215
1216
1217
1218
1219
1220
1221
1222
1223
1224
1225
1226
1227
1228
1229
1230
1231
1232
1233
1234
1235
1236
1237
1238
1239
1240
1241
1242
1243
1244
1245
1246
1247
加筆訂正:
魔法
/
tem8744
[17/9/22 22:34]
分けました
3.93sec.