灯台回転光
遠くを見ています
見えない人に
私はここですと
夜中に見つけて下さい
灯台回転光
星たちよりも
ずっと正確
気まぐれに
流れいく事もないから
少しずつで ...
今日がその日なら
靴はそろえて
笑い顔で笑い泣き顔で泣く人の
歯に挟まった敗者の長い髪の毛を
結びつけた中身のない御守り袋が
まだ乾かない粘土の心臓をまさぐる赤ん坊の手だ
無 ...
静寂に満ちた神聖な森の気配
その圧倒的な深い森に包まれた時
今の私たちが忘れかけていた
大切な記憶が蘇ってくる
ずっとずっと昔から
人は森と共に生きてきた
私たち一人一人はこの森に生き ...
日常の勝負師は
滑稽だろう
まるで冷たい海
非情だ
常に勝負にこだわり
負ける事を恐れ
楽しめない
勝つってなんだ
つまらない
逆に惨めになる
滑稽になる
負けに甘ん ...
詩が鳥にならないので途方にくれています。羽ばたかないのです。目的地があるわけではないけれど、もう魚は泳いだのだから鳥にだって飛んでほしいのです。その次には兎に草を食んでほしいのだけれど、そこまでで一カ ...
すれ違うバスに手挙げる運転手その手袋に染み付いた夏
図鑑開けばマツヨイグサの花の上カミキリムシが交尾したまま
くねくねとうるさい耳に触れながらオレンジ色の雲を見ていた
浜道の路肩にタ ...
大地は緑に覆われ
色とりどりの花が咲き乱れる
夜になれば満点の星空
これが私たちの地球
ネオンライトに飾られた
季節と時間を忘れた街
騒音にも無関心な人々
何気なく見ている風景
失 ...
口から出任せの
良いです、良いですを連呼して
「今まで生きて来た中で一番幸せです」
という岩崎恭子チックな勘違いを
相手に抱かせている自称詩人どもは
とんでもない極悪人なので
多分地獄に堕 ...
ママはとても年老いて
たった1人で暮らしてる
毎日 電話をかけてきて
言いたいことだけ言っては切ってしまう
私の言うことなんて
これっぽっちも耳に入っていないから
ちぐはぐな会話
マ ...
はがされたばかりの空が、海が。詩へんをついばんだカモメのくちばしを読めばことばはなく、この街は。木洩れた庭先に女の子が水やりをする、ひかりに水をあげているの、と首を傾げる。チグハグなあいがまっ ...
知らない季節に
知らない人とすれ違う
のっぺらぼうの街を
毎日、行ったり来たり
そのうちに
私には顔が無くなって
泣くこともできない
ぽつぽつと
仕事に行ったり来たり
そのうちに
...
ビー玉とは不思議なものである。人工的なもののはずなのに、オーロラのような、雪のような、星のような、魂のような、そんな雰囲気を漂わせている。
ビー玉は、ロマンチックで、霊的で、生きていくうえで ...
不思議の森を歩く
ぼくの世界は既視感でみたされ
ぼくの記憶は整理されてたたずむ
ぼくの未来は予感され
ぼくの狂気はひた隠しにされて
ぼくの愛は調整され
ぼくの調理器は壊れている ...
秋なのに夏のような暑さだ
この日の朝は
異国で迎える朝に似ていた
この次元にいる哀しみ
過去のこと
環境のこと
身体のこと
だからこそ感じる歓び
...
気持ちがわからない
というのは
愛情が
足りないからである
愛犬家は
飼い犬の気持ちが
手に取るように
わかる
米作り名人は
稲の気持ちが
手に取るように
わかる
...
その水は空気みたいにさらさらとしていて
ボクの喉の渇きを潤さなかった
でもその水はボクには不可欠で
まるでキミのようだった
山の上の方から水は湧き出していた
キミは高いところからいつもボ ...
全ての想念をさっさと放棄して
全てのやり残しをさっさと諦めて
ぼんやり朦朧と夜陰に沈んだ
とき
夢も無く記憶の奥の眠り底
宇宙の調和に入っていける
のはなぜだろう?
(目覚めるなり
...
時々自分が
この次元に
生きてることに驚く
想像もしなかった未来に
自分が存在してる
あの頃見つけた
暗号は解けたか?
答えよりもっと前に
問いを忘れた
人の思考 ...
無限のフィールドに
ゴーストを飛ばして
戦ってる若者たち
コンビニで立ち読みしながら
あるいは駅で電車を待ちながら
無表情な彼らは
特徴のないただの通行人
肉体とは
完 ...
共感されがたい物の
領域に入っていく
狭い空間に
足を滑らせていく
だけど
なんという居心地の良さ
リアルを忘れる遊具は危険
まるで
断崖から
スローモーションで ...
この哀しみは
量子や光子いっぽ手前の
自然物の哀しみです
この場合
自然物には合成物もふくみます
この次元にからめとられた
あらゆる存在の哀しみだからです
観 ...
冬は嫌いなのに夏のドラゴンは飛び去ってしまった
いつものように「さよなら」も言わず
いつの間にか空は高くなり
入道雲も姿を消して
来年まで夏のドラゴンは戻ってこない
(来年まで私、生きて ...
臓器移植のために
作られ育てられた
子供たちは
学校で自称詩を書くように
奨められた
良い自称詩を書けば
マダムが
自称詩集を出してくれるという
噂だった
そして自称詩集を
出して ...
カチコチカチコチ
時計の音
カチコチカチコチ
私は男で
カチコチカチコチ
遠くで眠れないあなたは女で
カチコチカチコチ
カチコチカチコチ
時限爆弾を探す警察官たち
三条京阪の駅に
...
夜のまぶたは
だんだんに重くなる
(誰かの優しい手で撫でられているから)
歯磨きのミントの香りもなくして
完全にこの世界が閉じられて
安らかな眠りを得るまで
安らかな死というものを
ふと ...
ピカッと光って
パッと弾けて
浮いたり沈んだり
風呂ん中でこいた屁のようなもん
ギュッと掴んだ
指のスキマを抜けていく
ピカッと光って
パッと弾けて
浮いたり沈んだり
うつつの夢 ...
光溢れる喧騒の昼を
病だらけのわたくしが
いつまで堪え乗り切れるのか
それはまるで分からない
只 今は待ち望むのみ
宇宙に魂が調和する
あの現の余韻の懐かしい時を
夜の暗闇と静けさに ...
薬で構成された私という存在が
自分でも疎ましいと感じてしまう日々
生きているのが申し訳なく感じて
人生を楽しむことも出来ない
感情はいつもフラットで
ルーチンワークを黙々とこなす
私が ...
クサリで繋がれた恐ろしい怪物
そいつは
今か今かと解き放たれる時を待つ
とても暴力的で誰も許さない
優しさも無く あるのは憎しみ
破滅をいくことを好み
他を破滅させる
...
真っ暗な闇夜を泳ぐテレビ音眠れずにいる乱れた心
温泉地湯けむり空へ広がって香りも広がり町中賑わう
新聞に書かれた記事を読むだけでイメージ出来る日本の技術
図書館に本が沢山集まって置く ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
灯台回転光
おっぱでちゅ...
自由詩
5
17/10/11 22:55
今日がその日なら
ただのみきや
自由詩
7*
17/10/11 21:31
古の森にて
忍野水香
自由詩
4
17/10/11 21:27
負けてしまえ
星丘涙
自由詩
2*
17/10/11 21:16
のっぺらぼうの街/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
1*
17/10/11 21:02
藪 より
沼谷香澄
短歌
1
17/10/11 19:39
私たちの地球
無限上昇のカ...
自由詩
2
17/10/11 19:06
極悪人
花形新次
自由詩
0
17/10/11 18:39
ママからの電話
無限上昇のカ...
自由詩
2
17/10/11 16:39
のっぺらぼうの街
かんな
自由詩
4*
17/10/11 14:17
〃
小原あき
自由詩
10*
17/10/11 12:48
ビー玉
水宮うみ
散文(批評...
6*
17/10/11 12:32
不思議の森を歩く
梅昆布茶
自由詩
14
17/10/11 12:14
Solitude
吉岡ペペロ
自由詩
5
17/10/11 10:32
愛情
ホカチャン
自由詩
1
17/10/11 9:46
青春です。
そらの とこ
自由詩
1
17/10/11 3:35
午前2時過ぎのおはよう
ひだかたけし
自由詩
5
17/10/11 2:24
モールス
ガト
自由詩
3*
17/10/11 1:43
HUNTER
〃
自由詩
3*
17/10/11 1:30
S-9
〃
自由詩
6*
17/10/11 1:21
片方の道
吉岡ペペロ
自由詩
5
17/10/11 0:46
夏のドラゴン
無限上昇のカ...
自由詩
4
17/10/10 23:42
私に話さないで
花形新次
自由詩
0
17/10/10 23:26
時計
tem874...
自由詩
1*
17/10/10 21:55
出航
そらの珊瑚
自由詩
18*
17/10/10 20:49
Romance the over
アタマナクス
自由詩
0
17/10/10 19:39
真昼サヴァイヴ形象宇宙
ひだかたけし
自由詩
6
17/10/10 17:26
自分が嫌いで
無限上昇のカ...
自由詩
3
17/10/10 14:57
化け物
kino12...
自由詩
1
17/10/10 11:48
図書館
夏川ゆう
短歌
0
17/10/10 5:17
1198
1199
1200
1201
1202
1203
1204
1205
1206
1207
1208
1209
1210
1211
1212
1213
1214
1215
1216
1217
1218
1219
1220
1221
1222
1223
1224
1225
1226
1227
1228
1229
1230
1231
1232
1233
1234
1235
1236
1237
1238
5.4sec.