軽やかに
スキップするように
春がやって来る

足跡を残さず
粉雪を蹴散らし
ヒラリと舞い降りて

きらめきを振り撒いて
薄紅色を撒き散らし
柔らかな陽の光を伴って
テレビが言っていたけれど

PINKの花の咲き誇る情景は珍しいらしい

雨期と乾期と二つじゃなくて

僕らの黄金の国には四季がある

それはとても素晴らしいらしい
...
車に轢かれて数メートル飛ばされる

身体が宙に浮いて、アスファルトに叩きつけられるまでに

時がモーションをかける

記憶の走馬灯、セダンの前を、目の前を、走り抜ける

大事なあの人に ...
東京に住むいじらしい区民や市民

どんな玄関でどんなリビング

カーテンやペットや冷蔵庫

こどもたちの部屋

帰り道の外灯

季節の花が咲き誇る

宙に圧倒的な銀河が

...
海や川は幸せだ
何処かへと注ぎ込むことができる
水溜まりは悲しい
道に水溜まりがあると
足を止めて話しかけてしまう
そしてそこに
私の姿も映る

君を想う
形を無くしてしまった君を
...
はじめに
 我が国、日本が平和と考えている人が、一体何人いるでしょうか?その数は年々、減少していくでしょう。報道は8割を超えるほど、悪いニュースでもちきりなのです。
 勝手に、真剣に、平和について ...
風は荒れ狂うものさ 解かるだろう
やがて虚ろな静けさだけが残るって
風向きを変えることはできないし
目的地を変えることもしたくない
帆船ってやつは風頼みの上
腕に頼りもやめられないってこと
...
その言葉を発した瞬間

空はぐるんとひっくり返り
猫もぐるんと伸び丸まって
僕の世界は手のひら返し
みごとなまでに暗転した

まるで訳が分からない
口を滑らせてしまったという焦燥も ...
陽も落ちてしまえば

悲しくもなるでしょう

家路へと向かうリズム感は

若干ズレて歯痒さ残してる

それでもいいじゃない

進む一歩 一歩 は前へ 前へと

帰り待つ人たちが ...
私たちは離散的だけど、連続的だと思える瞬間が、あって、そういう瞬間を恋と呼びたい。
数学の世界を整数から有理数に、有理数から実数に拡張した人たちは、きっとその時、向こう側の誰かに恋をしていた。
○「ボケ老人」
ボケ老人は
ヤクザよりも
怖い!
何をするかわからないから

○「嫌われる」
シャカやキリストでさえも
嫌う人はいたのだ
僕が
嫌われないはずがない

○「威張 ...
季節は春
もう少しすれば
ダンボール無しでも
外で寝られるかも知れない
そう言った意味では
私の生活にも
春の兆しが見えている

桜の花の潔さが
自分の対極にあるとしても
この冬を ...
そして、あのキャンプ場で出会った
囲われた星空の、
子どもたちをぞろぞろと引き連れて
詩の匂い漂うコンクリートで囲われた
夜の無人の街を歩いていく。

「あすなき暗闇の」
キラ ...
手首茎からパラアリと広がる
指の先に光る マニキュアの花

染まる色なら 勿論 紅
エキスをくれない?

首を傾げて聞きかじった枝が
ボンタンの先にポタンと落ちる

滴るのは霰  ...
 そこにいるのは誰?
 森の入り口で僕は小さな叫びをあげた。
 昨夜からの雨の上がった朝だった。
 風そよぐ緑の中で気配は続いていた。

 君は僕の味方?それとも・・・。
  味方かど ...
はぐれはぐれて
この街までやって来た
この街は焼けただれた街
俺もまた焼けただれて
街とともに啼く

はぐれはぐれて
この仕事についた
この仕事は汚染された仕事
俺はもともと汚染 ...
都会とは違い
田舎の夜景は控え目

ぽつぽつと光が散らばって
賑やかさはなくて
静かに営みを映し出す

田舎の夜景には
田舎の夜景の良さがある
真夜中になればなるほど
明かりが減っ ...
   いつもいつも

   いまもいまも

   ずっとずっと

   

   会いたい、会いたい、会いたい・・・



   卒業式の季節が来ると、
   思 ...
灰色に枯れかけた景色を
あるいてったさきを

(記憶のおくのほうで化石になってくれていた はやあしのおと)

どうしたって ぜったい壊れちゃうんだけど
あったかい秘密基地がほしくってさ
...
息が詰まるほどに
追い立てられて

こなしても
こなしても
次から次へと
矢継ぎ早に
いきつくしまもなく
立て続けに
押し寄せられる要求に

天を仰ぎ見るのは
逃げ道を探してい ...
そのみえすぎる目で満開の桜の花の下をみて
ひとがみてはいけないものさえみたくせに

あなたったら全然気づかないんだから鈍感でもう
待ちくたびれてあたしとっくに腐っちゃったのよでも
きらきらと ...
気がつけば部屋の中に
砂が入り込んでいる
どんなに固く扉を閉めても
少しずつ床に積もっていく
朝に目覚めれば枕の上にも
細かい砂が散らばっている

(いったい何だっていうのよ!)

...
今回の奇跡はここまでです。お疲れ様でした。
あなたとあの人との出会いが奇跡でなかったという訳ではありません。
あなたが生まれたことが奇跡でないという訳ではありません。
残念ながら、奇跡にも終わり ...
愛も自尊心も信仰心もいらない。
ただ海をみつめていたい。
自称詩人バカをぶつ切りにして
大量の塩と共に
かめで1ヶ月熟成発酵させると
得たいの知れないものが
大量に染みだして来るので
その上澄み液だけを掬って
鍋で24時間煮込む
すると水分が飛 ...
驢馬の群れを率いて仏壇街道を行くと
息が弾んで来て
その息が良かった
驢馬を連れてのモンスターハントは
あまりうまくいかない
ライバルのハンターたちが
とってもモダンで
私を上回るやり方 ...
トイレで詩集を読んでいると
にゅるんと、出てきた

これはいい、便秘知ラズだ

お尻を丁寧に拭き、パンツとズボンを上げたあと
家中にある、たった四冊の詩集をかき集めて
トイレに並べる
...
米粒たちが 踊る街
クリスマスソングが
もうそろそろ 響き始めても
良い頃だよねと 笑う

嗤われるのでは ない
あくまでも 主人公は 口角なのだ
広角レンズを 目一杯に構えて
シ ...
さがしものはいつでも
くだものの皮の中にある
とでもいうように慎重にむいている

生きているかのように
こわごわあつかっている
こわれもののように

うつむくのに
これほどつごうのよ ...
それは気の迷いだろうどっちかというと
と書き込みたい気持ちを抑えて眺める
空が青くて明るすぎるので私はすっかり腹を立て
こども部屋の真ん中に黒のクレヨンで魔法陣を書く

逆さの五芒星の真ん中 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
春が来る坂本瞳子自由詩2*18/3/24 22:57
それだよそれTAT自由詩218/3/24 22:27
夢でよかったが、現実は痛かった暁い夕日自由詩5*18/3/24 22:12
銀河ペペロ自由詩218/3/24 21:41
誰にも奪えないもの狩心自由詩318/3/24 21:12
未来は平和でならなければならない1暁い夕日散文(批評...2*18/3/24 19:55
散髪客ただのみきや自由詩5*18/3/24 19:51
平行線アザラシ自由詩3*18/3/24 15:51
よるのせいとは言わないけれどムウ自由詩218/3/24 15:45
水宮うみ自由詩2*18/3/24 14:26
独り言39集 zenyam...自由詩118/3/24 13:53
水虫ジュク夫「桜」花形新次自由詩118/3/24 11:29
夜が明け、朝は来るから。(僕の、桶狭間)秋葉竹自由詩318/3/24 9:30
紅葉花藤鈴呼自由詩018/3/24 8:54
そこにいるのは。ヒヤシンス自由詩8*18/3/24 6:56
はぐれはぐれて葉leaf自由詩318/3/24 6:20
田舎の夜景夏川ゆう自由詩518/3/24 5:21
3月が来るとさがらみずは自由詩118/3/24 2:56
さようなら秘密基地田中修子自由詩11+*18/3/24 1:10
息をつく坂本瞳子自由詩3*18/3/24 0:20
桜の樹の下では佐々宝砂自由詩6*18/3/23 23:16
もとこ自由詩10+18/3/23 23:12
奇跡水宮うみ自由詩2*18/3/23 21:11
自由詩4*18/3/23 20:45
伝統の技法花形新次自由詩118/3/23 19:49
収入間村長自由詩5*18/3/23 12:08
詩集だけ残った高林 光自由詩318/3/23 10:16
炭水化物パレード藤鈴呼自由詩1*18/3/23 9:24
くだものの村朧月自由詩318/3/23 9:16
木の芽どきのソネット佐々宝砂自由詩318/3/23 9:08

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