木は
いつもじっと立っている
暑い日も
寒い日も
木は
いつもじっと立っている
風の日も
雨の日も
木は
大地にしっかり根を張り
いつも天へ向かって伸びていく
地球の重力に反しな ...
月あかりを覆いかくして
いっせいにはためく
葉影のひとつひとつ
はためきのひとつひとつが
たったひとつの音で滅する
みもふたもない音楽を
おくりつらねているから
風のひとつひとつ
月あ ...
ねむらない
夜を、つむぐ指
薄く
するどい鱗のような

きらめきばかり
零れる

ふれあわない
他人を
みすかすための
口びる
たおれる
花の
はかなさを
とうとば ...
カタツムリ

鳥に喰われるカタツムリ

殻をわられて内臓チョロリ

鳥に空まで運ばれて

雲のうえまでのぼっていく


うつくしい山の見える丘に

手を広げYの字で立つ

...
土曜日にsと会った
代々木公園の 酷く寒い道を 土曜日に
彼と歩いた 道を 何も考えずに でも
僕は 生きるということを考えながら


憂鬱な時は流れる ぬかるみのない 地面を 
公 ...
  1 ある青年

この強力なバーナーから騰がる炎の熱を蓄えた
おおきな{ルビ布袋=ふたい}で空にのぼるのだ
「トーキョーだかニッポンだか知りませんが
ぼくには十世紀まえの遺跡です」
点在 ...
緑の宙に貼り付いた羽
暗い曇をくぐる曇
二番目の指で涙をこすり
終わらぬ宴の後を追う


くちびるとねじれ
溶け合う朝と みずいろの水
ひるがえる ひるがえる
火と灰 ...
アタシに初めて薔薇が咲いたのは
十二歳の冬の日だった
ひとつ、ふたつとこぼれ落ちる
目が痛くなるような赤い薔薇
そのことをママに告げると
彼女は「やあねぇ」と眉をひそめた
それは悪い魔女の ...
アタシは夏が嫌いだった
生まれた朝を思い出すから
アタシは冬が嫌いだった
自死する夜が思い浮かぶから

長い闇から解放されて
自由を謳歌している声が
アタシの脳を撹拌するから
彼らを不 ...
ただ座っているだけで
自分が自分に
さまざまなことを
教えてくれる
強くなるためには
自分の弱さを
具体的に知るところから
始めなければいけない
賢くなるためには
自分の愚かさを
具体的に知るところから
始めなければいけない
美しくなるためには
自分 ...
単純で簡単で短いものばかり食して、
分かり易いものばかり食して、
馬鹿の一つ覚えの様に「シンプルイズザベスト」とか言って
面倒臭がって忍耐強さがなくて表面ばっかりで、
自分ばっかりで
目の前 ...
六、七十年生きてきて
小学二年生の感想文並の
自称詩しか書けないことに
内心忸怩たる思いがある
しかし、そんな時は
バカちゃんの自称詩を
読み返している

バカちゃん「牛」

丁寧 ...
辛い人生を送って来た
家族もいない
友達もいない
猫も食べてしまった
でも私には
自称詩がある
才能が0だって
努力しなくたって
どっからか見つけてきた
フレーズをちょこちょこっと
...
  白い
  四辺形が
  かなしくさせる

  街と
  食糧と熱と
  あなたが……
  ぼくを かなしくさせる

  光は 言葉ではなく
  雲になって
  あなた ...
  {ルビ金=かな}ざるを日にかざし
  台所の女は ほほえんでいる
  苔色の直方体のなかで
  いつでもない時間が
  積まれていく
  赤い車の
  座席で 
  わたしたちは
  部分的に
  毀れた

  雪がふり
  たばこを吸い
  腿にふれ
  窓をぬぐい
  寒かった
午前二時ポチはお庭で冬の月


凩や白熱灯の昭和かな


新幹線小春を乗せて金沢へ


真夜中のサンタの仕事母子家庭


おひさまは猫日和なり年の暮


ポチ遊ぶ冬の銀河 ...
彼女がその上半身に密着していたセーターを脱ぎ始めたら
火花のように星星が流れ出てしまった
彼女がその束ねていた黒髪の水門を解いたら
波のように夜が溢れ出してしまった
冷たい風が窓を叩く
ため息は白く浮かぶ
毛布に包まったまま
凍える身体を温める

外はスノードームの世界
直にこの家を覆い尽くす
少しだけ眠くなってきた
あとは只身を委ねるのみ

...
そのころ
あなたは在って
あなたは無く
茫漠と
靄につつまれて
あなたは


生への渇望と死への誘いが拮抗する最中
やわらかな被膜すらまだなく
渦巻く闇の限りない張力と
己が中心 ...
風が吹く

カーテンが膨らむ

紅茶を飲む

ミトコンドリアが寄生する

夢を見る

白くて普通な生活が

遠いエネルギーでうごきだす


車に乗るまえ木々がざわめく
...
虎がくすくす笑って居るので
児童に英語をうまく教えられない
私の心は二兎を追って
天空へと翔けて行く
鳩が中々飛び立たないので
やはり英語をうまく教えられない
私は仕事の面接を二本予約して ...
契約を結んでいく人々の群れに
時計の針は刻々と告げる
その日一日歩いていく泥濘の深さを
法は空を舞う繊細な鳥のよう
大地に降り立つことなく空想を奏でている
この日本という原始的な帝国 ...
簡単に呟けるくらいがいい
指先一つで誰でも気軽に

考え過ぎないくらいがいい
直接話すのと同じ感覚で

盛ってしまうくらいがいい
大袈裟な方が盛り上がれる

責任を取るのは自分なんだ ...
今年68歳だ
もうベテラン無職と言っていい

小学2年生のときに
初めて自称詩を書いて
ママンに誉められた
「ジュク夫ちゃん、あなたの自称詩は
何というか、こう・・・とても
勢いがある ...
旦那の居ない夜 酒を酌み交わす
相手は自分の頭脳と心と身体と精神

五人に誤認 両手に華を携えて走る
へべれけの道

その先に 千鳥足でしか渡れぬ橋がある
踏み出してみるかい?
渡 ...
成功したいではなく
失敗したくない世の中だと
学者が語っている

勝つためではなく
失敗しないために努力したと
勝者が語っている

練習したくないが
失敗したくないと
ヤンキーが語 ...
ヘビを見ると
どうしてこんなに
怖いのだろうか
僕の心の深淵に
ヘビを怖がるなにかがある
逃げるヘビは
まだいいが
トグロをまいて向かってくるヘビは
大恐怖だ!
ヘビは
生きていて ...
君に誘われて
始めることにした交換日記

続ける自信はないけれど

何を書けばいいのかな
悩んでしまいすらすら書けない

君は好きみたいで
楽しんで書いている
その勢いに飲み込まれ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
木の沈黙zenyam...自由詩118/2/5 9:17
funeralかとり自由詩5*18/2/5 0:46
架空デトリタスむぎのようこ自由詩318/2/5 0:21
カタツムリ、空へ、吉岡ペペロ自由詩118/2/4 23:46
夕方の待ち合わせ番田 自由詩318/2/4 21:16
気球「ま」の字自由詩9*18/2/4 21:08
夜へ 喉へ木立 悟自由詩818/2/4 19:06
フラワー・オブ・ロマンスもとこ自由詩11*18/2/4 17:36
彷徨自由詩8*18/2/4 17:32
座禅のすすめzenyam...自由詩3*18/2/4 13:15
強くなるためには自由詩118/2/4 13:12
お前狩心自由詩118/2/4 13:00
水虫ジュク夫「自称詩人列伝 バカちゃん」花形新次自由詩018/2/4 10:12
水虫ジュク夫「自称詩人列伝 ペペロンチーノ里帆」自由詩018/2/4 7:53
四辺形草野春心自由詩118/2/4 0:45
ざる自由詩218/2/4 0:36
赤い車自由詩418/2/4 0:34
「小春を乗せて金沢へ」 七句もっぷ俳句118/2/3 22:29
セーター本田憲嵩自由詩518/2/3 20:42
メーデー1486 1...自由詩318/2/3 19:39
うつろな姫ただのみきや自由詩5*18/2/3 18:12
ミトコンドリアが夢を見る吉岡ペペロ自由詩218/2/3 17:50
山に逃避間村長自由詩8*18/2/3 16:44
労働の闇葉leaf自由詩418/2/3 11:42
いいね!1486 1...自由詩418/2/3 11:10
水虫ジュク夫「キンタマ王子清輔」花形新次自由詩2*18/2/3 10:18
エーデルワイス藤鈴呼自由詩3*18/2/3 9:59
燃えない失敗イオン自由詩5*18/2/3 9:58
ヘビーな話zenyam...自由詩118/2/3 8:07
交換日記夏川ゆう自由詩418/2/3 5:04

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加筆訂正:
うつろな姫/ただのみきや[18/2/4 19:22]
何か所かすっきりさせるため小訂正しました。
トランキライザー/じおんぐ[18/2/3 22:19]
加筆しました
3.57sec.