行間のしろいまぶたが
きんいろに開かれてゆくことがある、としたら
白百合を青い糸で綴じたのは余計な悪戯だったでしょう
木の陰に残された小人の足跡
そこにも宇宙にも
数え切れないほどの静寂 ...
針ひとつ氷の辺に立ちつくす
夕暮れに黒の交わる底翳かな
ひたひたと夢の終わりに生える藤
凍る夜と凍らぬ月の影ふたつ
断崖は枯 ...
ぼんやりと希望の光が眩しくて
何度か眼を逸らしたので
まるで世界が悪夢のようで。
一生があまりにもなごり惜しくて
むかしから闘う虎になりたくて。
ほんの一瞬 明るい未来 ...
雨粒の一つ一つが水の惑星として多くの生命を宿している
ちょうど今日のような日に
水は忍び寄る 音楽に紛れて
耳の奥の貝を発芽させるために
アンモナイトが石の生を得るずっと前
いい陽気の朝 ...
あなたの居場所はありますか
目覚めた時 居場所は正しいですか
出かけるまでの居場所はどこですか
電車での居場所はどこですか
隅に隠れていませんか
隠れる必 ...
人口はどんどん減っていくのに
コンビニとコインランドリーは
増えていく
家族が多いと洗濯も大変だろうけれど
僕は下着まであんなところで
洗おうとは思わない
だれがどんなものを洗っているか
...
よく見ればわかるように正常
この世は意外とまともな人が多い
俺がエレクト お前の奴隷
ジーンズの膨らみ
100円玉のポッケ
ねだる
植木鉢に甘いタレを隠して ...
制作進行は死なない。
制作進行は死なない。
徹夜明け
仮眠を取る前に先輩が一言。
「素材の上がりが出ないなら、家まで行って
呼び鈴を鳴らしても良いから。」
制作進行は死なない。
...
まぶしいのは
ずっと目を閉じていたから
そこは優しい闇に似た架空世界で
行こうとさえ思えば深海にも
宇宙にも
過去にだって行けた
あのスカートはどこにしまっただろう
青い水玉模様
...
口角を上げると
今がたとえ 悲しい瞬間であっても
脳が 楽しかった時の気分を思い出してくれる
と聞いた時から
出来るだけ 笑顔でいたいなって
思うように なりました
ただ ...
道ばたに咲いていたのかも知れなかった
ずっとずっとずっと前から
細くて狭い道は車一台が通るのがやっとだった
下手をしたら車輪が道から外れて土手下の畑に落ちてしまいそうな道
一ヶ所誰かが植えた可 ...
昨日今日
雨 以外空から降るものはない
雨の嫌な匂いが
眼から耳から口から 体中の皮膚から容赦なくしみこんでくる
雨が降る度にそんな風に感じるのは
何も私だけじゃないだろう
車のハンド ...
夕方まではたらいた疲れをそのままに心くたびれ。
僕は水曜日には、限定されたみそっかすになる。
幽霊ではなく、枯れ尾花でもない。
たとえば足はあるが、雲の上では、ふわふわで。
...
出窓に飾った写真がいつか
色をなくして匂いだけ残る
サッカーボールと一緒に映る
仲間たちとはもう肩を組めずに
時が流れてお別れの夜だ
言葉を探そうすると人は
いつもより目線が高くな ...
魔法はいつか醒めるもの
それも残酷なタイミングで
少女時代の楽しいお茶会
永遠に続くはずだったのに
甘いお菓子たちの余韻が
不意に舌先から消え失せて
一緒に王子様の噂をしていた
乙女 ...
TOKIOをクビになった
山口元メンバーの今後について考えたい
私としては
FUKUSHYMAという
ボランティアグループを結成して
一所懸命頑張っている姿を
隠し撮りした体で
ワイ ...
神妙に 生きてる 風が
死んでる ガラス戸を
ノックする・・・・
ただ それだけで
七色の四次元は
生かされてゆく
ちょっと塞ぎこんでしまいそうな時に
思い出すのは
眠る場所があって 食べるものがあって
大切な存在があることは しあわせだ ということです
しあわせって しあわせな瞬間には
実感 ...
踊り場が泣いている夜、わたしは旅に出た。
この夜空に浮かぶ星々を、
わたしたちと呼ぶことにしよう。
プラネタリウムみたいに綺麗な世界が、わたしに酸素を送ってくれる。
○「ふるさと」
ふるさとは
豊かな自然というけれど
鳥獣とばあちゃんばかり
都会の満員電車がまた懐かしくなる
○「かみつく人」
かみつく人には
近づかないことです
背中を見せないこ ...
元気であれば
いい
たとえ遠くにいても
心はつながっているから
いろいろあっても
元気で暮らしていれば
また笑い合える日も
ある
土曜日の何の予定も入ってない物足りなさが風のように来る
住宅の展示場には夢がある理想の家が目の前にある
高台に作られた団地景色いい朝の陽射しや夜景が綺麗
開花した桜の話題耳にする日本 ...
ねぇ、おとうさん
なんで 戦争反対をするの / 次世代のこどもたちが徴兵されるからだ / なんで そんなふうに思うの / 新聞を、読んだからだ、たくさんの人にあって活動していたからだ / なんで ...
「会いたい・会いたい。」と
願い続けていたら
神様の元に声が届いたらしい。
やっと見つけた笑顔を眺めたら
視界も霞んで
動く事が出来なくなった。
ひとりの人生はおもい秘密を背負って、
険しい坂道を、歩いて登っていくものさ。
だからその途中で立ち止まって、大声で
叫びを木霊にしてみたいな。
いいえ、私も、木霊だよ、って ...
演歌の男女デュエット歌手である
デビュー曲
「ふたりのクレーコート」からパッとせず
ずっとキャバレー回りをしていたが
15枚目のシングル
「男と女のマッチポイント」が
有線で火がつき
...
項垂れる
久しぶりに
脱力して
やる気はすべて消え失せた
蛻の殻と化したこの身体を
支えてくれるのは大地のみ
雨に打たれ
風に吹き付けられ
人様に踏みつけられようとも
微動だにせず
...
血が欲しい。
海岸沿い。捨てられている。
骨が折れた蝙蝠傘の山。
法治国家に放置されたトラック。
覗き込むと。助手席の下に金塊。
無人駅のトイレで断末魔。走る。
取引相手に報復 ...
タイトでスリムなロックも好きだ
小口切りでほろほろとしたねぎのような
軋轢がないように
段差もないように
僕たちはいつも童話を読んでいる
革命を夢みることもなく
ただの日常 ...
歯医者で名前を呼ばれるくらいの
スピードで人は死んでるらしい。
赤ん坊は泣きじゃくる。
声が枯れる恐ろしさ知らないのね。
砂を集めても宇宙にはなれないらしい。
君の夢の中で僕 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
虚構
渚鳥
自由詩
12*
18/5/10 0:23
冬と喪心
木立 悟
俳句
2
18/5/9 23:43
至純の。
秋葉竹
自由詩
2
18/5/9 22:30
完全体のためのプロト
ただのみきや
自由詩
5*
18/5/9 19:49
居場所
佐白光
自由詩
3*
18/5/9 17:05
コインランドリー
zenyam...
自由詩
1
18/5/9 16:56
20180509_work0000@poetry
Naúl
自由詩
1
18/5/9 16:40
制作進行行進曲PART2
梓ゆい
自由詩
2*
18/5/9 12:09
燕よ
そらの珊瑚
自由詩
14
18/5/9 10:12
笑いジワ
藤鈴呼
自由詩
1*
18/5/9 9:03
花は
こたきひろし
自由詩
3
18/5/9 7:58
雨
〃
自由詩
2
18/5/9 7:08
猫耳。
秋葉竹
自由詩
2
18/5/8 23:12
生命
ミナト 螢
自由詩
2
18/5/8 21:37
リアルの国のアリス
もとこ
自由詩
19*
18/5/8 21:30
私は心配している
花形新次
自由詩
0
18/5/8 20:58
梅 色 月
信天翁
自由詩
3
18/5/8 16:21
これからも
藤鈴呼
自由詩
2*
18/5/8 9:55
わたしたち
水宮うみ
自由詩
3*
18/5/8 7:05
独り言47集
zenyam...
自由詩
0
18/5/8 6:19
元気であれば
〃
自由詩
0
18/5/8 5:51
夜景
夏川ゆう
短歌
0
18/5/8 5:07
滲む記憶
田中修子
自由詩
8*
18/5/8 2:59
想いが届いた日
梓ゆい
自由詩
1
18/5/8 0:32
いいえ、私も、木霊だよ
秋葉竹
自由詩
2
18/5/8 0:11
大坂なおみとダニエル太郎
花形新次
自由詩
0
18/5/7 23:55
力ない眠り
坂本瞳子
自由詩
3*
18/5/7 23:33
しゅうちゃくえき、恵みの雨
狩心
自由詩
0
18/5/7 19:53
僕たちはいつも童話を読んでいる
梅昆布茶
自由詩
4
18/5/7 18:52
海の向こう
藤沢
自由詩
1
18/5/7 17:58
1185
1186
1187
1188
1189
1190
1191
1192
1193
1194
1195
1196
1197
1198
1199
1200
1201
1202
1203
1204
1205
1206
1207
1208
1209
1210
1211
1212
1213
1214
1215
1216
1217
1218
1219
1220
1221
1222
1223
1224
1225
4.01sec.